【FXビギナー専門】初心者はここで訊け!Part8

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454Trader@Live!
統合失調症
発病率は全人口の約1%程度と推計されている。
思春期から青年期(20歳代)に発症することが多く、小児期の発症や老年期での発症もみられる。
男性と比較して女性は平均発症年齢が遅く、閉経後にも小さな発症のピークがある。
455Trader@Live!:2011/12/13(火) 21:36:43.45 ID:TRA4LSwQ
生涯発病率は約0.85% (120人に1人)であり、まれな病気ではない。
米国では生涯罹患率は約1%で、年間発症率は10万人当たり11人とされる。
性差によって発病率は変わらない。
アメリカで行われた調査では日照量の多い地域と土壌中のセレン濃度の多いところでは極めて珍しく、
それら低い地域では有病率の比較で相対リスクが高いとの結果が報告されている。
456Trader@Live!:2011/12/13(火) 21:39:23.65 ID:TRA4LSwQ
ドーパミン仮説
中脳辺縁系におけるドーパミンの過剰が、幻覚や妄想といった陽性症状に関与しているという仮説。
実際にドーパミンD2受容体遮断作用をもつ抗精神病薬が陽性症状に有効であるため提唱された。
457Trader@Live!:2011/12/13(火) 21:41:51.40 ID:TRA4LSwQ
経過
経過中に自殺を図る患者もいる。特に患者が喫煙者の場合、自殺企図の危険は有意に高くなる。
陽性症状が強い時期に、幻聴から逃れたり妄想のために自殺をする患者もいるが、
陰性症状しか見られない段階でも思考の短絡化(健康な人の適切な思考でなく、例えば、
会社を辞めればすむ問題なのに究極の選択である自殺を考えるように順序建てて物事を考えられない。
優先順位がつけられない)によって少しの不安でも耐えられずに自殺してしまうこともある。
458Trader@Live!:2011/12/13(火) 21:43:31.33 ID:TRA4LSwQ
予後
統合失調症の予後については、「進行性経過を取り、ほとんどが人格の荒廃状態に至る」
というイメージないし偏見が今日もなお残っているが、これは事実に反している。
459Trader@Live!:2011/12/13(火) 21:45:02.64 ID:TRA4LSwQ
科学的な長期予後調査によれば、統合失調症の長期予後は極めて多様であることが明らかとなっている。
おおむね、約3割の患者が元の生活能力を回復し、約5割の患者が軽度の残遺症状を持ちつつも生活能力が
若干低下する程度に安定し、約2割の患者は中等度から重度の残遺症状を残し生活に支障をきたすとされている。
過去(特に薬物療法がなかった時代)に比べ、全体的に予後はかなり向上しているといわれている。
460Trader@Live!:2011/12/13(火) 22:00:34.73 ID:TRA4LSwQ
引きこもり
厚生労働省では次のように定義している。
「仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、
6ヶ月以上続けて自宅にひきこもっている状態」
時々は買い物などで外出することもあるという場合も
「ひきこもり」に含める
461Trader@Live!:2011/12/13(火) 22:02:33.29 ID:TRA4LSwQ
統計的概況
厚生労働省の調査結果では、ひきこもりを経験した者は1.2%、
現在20歳代の者では2.4%が一度はひきこもりを経験。男性に約4倍多い。
高学歴家庭では、約20人に1人がひきこもりを経験。
家庭が経済的に困窮していたかどうかはひきこもりと関係なし
男性に多い
20-29歳の者に経験者が多い(しかし40歳代の事例もみられる)
高学歴の家庭に多い。
462Trader@Live!:2011/12/13(火) 22:04:26.57 ID:TRA4LSwQ
厚生労働省の調査研究班が、ひきこもり支援にあたる専門機関の職員などに向けた
「ひきこもりの評価・支援に関するガイドライン」をとりまとめた。
全国5カ所の精神保健福祉センターにおいて、ひきこもりの相談に訪れた当事者184人
(16歳〜35歳)を対象に精神科診断を行なったもの。 調査結果によると、
なんらかの精神障害を有していると診断されたのは149人。分類不可とされた1名をのぞき、
【1】統合失調症などを有し、薬物療法を必要とする群(49人)
【2】広汎性発達障害など、生活・就労支援が必要となる群(48人)
【3】パーソナリティ障害など、心理療法的支援が必要となる群(51人)という、3つに分類された。
463Trader@Live!:2011/12/13(火) 22:05:53.81 ID:TRA4LSwQ
同じく厚生労働省の調査結果では、56%のひきこもり経験者がこれまでに精神障害を経験していた。
しかし精神障害の経験なしの者も44%あった。ひきこもりと同時期の精神障害の発症は多くない。
精神障害が合併しやすいが、ひきこもり=精神障害の一症状ではなさそう。
464Trader@Live!:2011/12/13(火) 22:08:24.12 ID:TRA4LSwQ
生活習慣
内閣府「若者の意識に関する調査(ひきこもりに関する実態調査)」によると、
ふだん自宅にいるときによくしていることを聞いたところ、ひきこもり群とひきこもり親和群は、
「本を読む」や「インターネット」、「あてはまるものがない」が多く、
「家事・育児をする」が少なかった。また、ひきこもり群は、「ラジオを聴く」や「新聞を読む」が多く、
「テレビを見る」は比較的少なかった。
465Trader@Live!:2011/12/13(火) 22:10:40.57 ID:TRA4LSwQ
例えば、東京都が2008年、国がニートと定義する15〜34歳の男女に絞って
無作為抽出した大規模な調査結果をみても、
「自室からほとんど出ない」「自分の趣味に関する用事のときだけ外出する」
などの引きこもり状態の人が、都内に少なくとも2万5千人以上いると推計。
「引きこもり予備軍」を含めると、その合計は、都内で約20万人に上る計算だ。
466Trader@Live!:2011/12/13(火) 22:12:18.67 ID:TRA4LSwQ
内閣府が2010年、全国15歳以上39歳以下の者に絞って無作為抽出した3,287人
(有効回収数)に対する調査結果をみても、引きこもり群:35〜39歳:23.7%、
30〜34歳:22.0%と引きこもりが高年齢化している。
467Trader@Live!:2011/12/13(火) 22:15:32.66 ID:TRA4LSwQ
ドーパミン
ドーパミンは、中枢神経系に存在する神経伝達物質で、
アドレナリン、ノルアドレナリンの前駆体でもある。
運動調節、ホルモン調節、快の感情、意欲、学習などに関わる。
セロトニン、ノルアドレナリン、アドレナリン、ヒスタミン、ドーパミン
を総称してモノアミン神経伝達物質と呼ぶ。またドーパミンは、
ノルアドレナリン、アドレナリンと共にカテコール基をもつためカテコールアミン
とも総称される。
468Trader@Live!:2011/12/13(火) 22:17:40.82 ID:TRA4LSwQ
統合失調症の陽性症状(幻覚・妄想など)は基底核や中脳辺縁系ニューロンの
ドーパミン過剰によって生じるという仮説がある。この仮説に基づき薬物療法で
一定の成果を収めてきているが、一方で陰性症状には効果が無く、根本的病因
としては仮説の域を出ていない。覚醒剤はドーパミン作動性に作用するため、
中毒症状は統合失調症に類似する。強迫性障害、トゥレット障害、
注意欠陥多動性障害(ADHD)においてもドーパミン機能の異常が示唆されている。