世界最大の為替ヘッジファンドの来年相場予想
2010年12月 7日(火)14:56
世界最大の為替ヘッジファンド、FXコンセプツのジョン・テイラー会長
兼最高投資責任者の12月6日、通信会社系のコンファレンスでの発言です。
・欧州の債務危機に関して欧州が行ったことは十分でない。欧州にはユーロボンド
(国を跨った共同発行の債券)が必要だ。アイルランドやギリシャに融資はできない。
(両国への支援は)両国の債務を拡大させているだけで、債務の返済はますます
困難になっている。アイルランドの次に救済を求めるのはポルトガルとなる可能性
があり、その次はスペインとなる恐れもあると述べた。これによりユーロは来年までにドルと等価水準になるだろう。
ttp://www.gaitamesk.com/blog/review/2010/12/20101207145633.html ユーロ、1−3月末までに1.45ドルに上昇する公算−ドイツ銀が予想
12月16日(ブルームバーグ):ユーロは来年1−3月(第1四半期)末までに
1ユーロ=1.45ドルまで上昇する可能性がある、とドイツ銀行が予想した。
高債務を抱えたユーロ圏周辺国をめぐる懸念が和らぐ見込みであることを理由に挙げた。
同行の為替ストラテジスト、ヘンリック・グルベリ氏(ロンドン在勤)は
「株式相場と金利に合わせてユーロ・ドル相場の再調整が行われないのは、
周辺国への懸念が続いているためだ」と指摘。「こうした懸念は向こう数四半期で
後退するとみられ、それはユーロ・ドルにも反映されるだろう。従ってユーロの
対ドルでの上昇傾向を予想する」と述べた。
同行はユーロが1−3月期に上昇した後、4−6月(第2四半期)末までに
1ユーロ=1.40ドル、年末までには1.30ドルまで下げると予想している。
ttp://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=apVwDgLU9Kmc