ハルヒのFX Part17

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172朝比奈みくる ◆MIKURU.9QM

            ,. -―/ ̄ ̄ ̄ ̄    、
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.        iW  /    、 、    ヽ   ヽ   ヽヽi
        〃  /   i  ! 、ヽ 、   ヽヽ_  , 、i ハ
       {    !!  l  ! x斗z‐ぃ   !´i `ヽl {ハ|       この手のバイアスについては
       i   !|   '、 レ´≫、 \\ i朮ミ、 , ! }       行動ファイナンスで研究はされていますが
.       ‘.   | il   l Kl イr¬ミ、   !ぃハ / //        現段階では、なお発展途上です
        、 ヽ!、   l | 〃n {      らレク ィ ヘ
           i   ヽ〉、 い 代h'_」    ヽ  ィ、ヽ ヽ       相場に参加するのが人間である以上
           |ヽ i 弋 トトヽ      ┌ f / \i |       完成されることの無い学問なのかもしれませんね
           i ∨   ハ  \    `´∠ゝ   `く
        ノ 〃  , ∧   ヽ 7 `ヽヽ\   、丶      だからといって、研究する価値が無い
       /  /, -=≪   ぃ   V ム   い 、    , i      とは思いませんが
    ,     〃⌒ヽ ヽ  、、   、ヽ∧ || ハ l   l |
  / /   / ⌒ヽ \\ `\  ヽヽム !|{ iハ  ル!、
 〃∨    ,   、  \\\  ヽ  ! i l ぃ∨{ jル'、  ヽ
 { /     {   \ ヽ\\\ ', ノソ、 | ノ ノム.!   ヽ  }
  ,     {       '  \\ヽjヘヽ`|' //  ゙,    j ノ
  !     }        ∨ 丶  、 ヽi//  |

行動ファイナンスの代表的な概念

(1)損失回避バイアスとプロスペクト理論
損失拡大時に損切りできず大穴に賭けてしまう心理。
損切りできない心理をS字型効用関数、大穴に賭けてしまう心理を確率ウエイト関数で表現する。
ある損失額(基準点;reference point)を超えるとリスク回避型からリスク選好型に変わる。

(2)代表性バイアスとベイズの定理
良いことが続けて起こるとまた良いことが起きると期待する心理。
ベイズの定理等で表現。
地価が上昇し続けると次第に土地神話が形成される現象はこれに相当。

(3)近視眼的行動と時間非整合割引率
将来のことより現在の関心事を重視してしまう心理。時間選好性。
近視眼的な行動が選択されることの説明に使われる。

(4)投資家の群集行動および自信過剰
人が購入した物を欲しくなる心理。
株価がファンダメンタルと乖離して上昇することの説明に使われる。
バブル末期に未経験者までが株を買う現象はこれに相当。