古本で買った日経ビジネス2009年9月19日号の政権交代後の予測記事。
【主要25業種激変する業界地図】
「笑」の業界
観光・・・レジャー施設、さらに追い風。高速無料化、平日の集客に期待。
陸運・・・高速道路利用料、大幅に軽減。燃料経費の削減効果も。
自動車・・・暫定税率撤廃がプラス材料。エコカー減税の継続が焦点に。
環境・・・工場のCO2削減で改修需要。オフィスの省エネにも注目。
新エネルギー・・・電力の買取制度拡充。太陽光関連市場で「特需」も。
農業・・・農協弱体化なら、直接取引拡大。自給率向上への流通改革も。
教育・・・通信教育から学習塾へシフト。学習指導要領の改定も追い風。
中小企業・・・法人税引き下げで経営改善。適正な利益へ「いじめ防止」も。
育児&玩具・・・「1人500万円市場」の争奪戦。写真、服、用品など子育てセールも。
ネット・・・「ネット選挙運動」が解禁へ。献金支援など新たなモデルに。
介護&福祉・・・入所待ちや老老介護解消へ。施設と人手を大幅に拡充。
医療&医薬品・・・医療の産業化が加速しそう。新薬の承認なども迅速化。
「泣」の業界
不動産・・・両手取引禁止なら売上高半減?既存住宅に光、新築は逆風に。
建設・・・公共工事の節約が大打撃に。「アニメの殿堂」などやり玉。
金融・・・消費者庁のあり方見直し。消費者金融の逆風、一段と。
ETC・・・大ブーム一転、無用の長物にも。高速無料化で特需に冷や水。
鉄道&航空・・・高速道路無料化、利用大幅減の懸念。JAL再建の行方に影響も。
コンビニ・・・FC法制定なら本部の負担増。24時間営業も批判の恐れ。
酒&たばこ・・・「健康」を名目に増税も視野。JT、事業の大改革迫られる。
人材派遣・・・派遣規制の強化で大打撃。事業継続が困難になる業者も。
IT・・・官公庁のIT市場に打撃の恐れ。電子政府高層の進捗に遅れも。
通信&放送・・・規制緩和が進み市場淘汰へ。電波の入札、資金繰り悪化も。
電力・・・CO2の削減圧力が強まる。スマートグリッドで構造転換。
石油・・・「脱石油」への流れが加速。暫定税率など効果は期待できず。