【護衛艦衝突・炎上】韓国コンテナ船のミス原因、船長を書類送検へ
2009.11.9 13:53
関門海峡で先月起きた海上自衛隊護衛艦くらまと韓国籍コンテナ船カリナ・スターの衝突事故で、
門司海上保安部は9日までに、コンテナ船側の操船ミスが事故の原因として、
業務上過失往来危険容疑でコンテナ船の船長(44)を書類送検する方針を固めた。
同保安部の調べでは、船長は10月27日午後7時56分ごろ、
前方を航行中の貨物船を追い越そうとして接近しすぎ、
衝突を避けようと急に左かじを切ったことで、対向航路の護衛艦と衝突した疑いが持たれている。
コンテナ船は今月6日に韓国に向けて北九州市の門司港を出港したが、乗組員は日本に残っており、
同保安部が事情聴取を続けている。
一方、護衛艦くらまは9日午前、事故後に停泊していた門司港から母港の佐世保港(長崎県佐世保市)
に帰着。今後、海自事故調査委員会が1週間余りかけて被害状況などをあらためて調査した後、
損壊が激しい船首部を修理する予定。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/091109/dst0911091357010-n1.htm