【GBP】ポンドはどうする？part1837【£】

日本がディフオルトになるというのは遠い未来ではなくやはり２０２０年前というのは予想できる

国家のディフオルトには決まりがあるわけではなくいくら借金が増えようと国家として生きていけるのかも知れない
逆に市場が日本は終わったとそれを決め付けてしまうこともある

あの自民党政権というか財務省は日本がディフオルトを回避させる為に最後の賭けに出た
それがプライマリバランスの達成だ
日本という国を生き返させる為の絶対条件であったプライマリバランスの達成
これには国民も一定の評価をして小泉政権を支持した
しかし世界の経済状況は日本の意思を見事に砕いてしまった
そして国民も将来の子孫のことより今日の自分の食い扶持をよこせと政府に迫った

社会保障費の削減は最も必要なことだった
少子高齢化が進む日本の人口構造を元気で活力をがあるものにするためには早く老人に逝ってもらうしかない
いわゆる婆捨て山政策が必要だった
しかし国民はこれにＮＯをつきつけて民主党政権を作り上げた

この時点でもはや日本にプライマリバランスの実現の芽は消えた

これからはどんどんと借金がかさみいつかやってくるx-dayにおびえながら生きていくしかなくなった
日本の金融資産の８０％以上を保有する５０歳以上の老人たちは将来の不安のためにその金融資産
を消費に回そうとはしない
そして少子高齢化の加速が重なる
ｘ−ｄａｙがやってくることを悟った老人は次々と日本の金融機関に預けてあった金を対外資産投資に振り向け
はじめた
これを最も感じ取っているのは日本の金融機関だろう
定期預金などを外債投資などに振り向ける老人が急増し更にそれが加速している
しかし実際に対外投資されているものなら安心だが中にはETFに化けているものもある
これは実際のマネーは海外に回らずただ指数のみを使ったダミー投資だ
これらは日本の金融機関が破綻したら被害を受けてしまうものもある
手数料が安くて有利ということに騙されては危ない
これは利息分だけはカウントされているが実際のマネーが海外に渡らず国債の購入に回されているのである
いわゆるデリバティブ商品なのである
だから実際の外国商品の購入額に比べて対外投資額が圧倒的に低くなっている

いずれにしろ日本の公的債務９００兆円をカバーするには国民の資産が必要なのでありこの額は更に増えて行く
単純に計算すれば現在国民の保有する１３００兆円といわれる金融資産のうち８００兆円は国の借金の受け手になっている
と言ってもいい

既に日本の経常収支に占める利子収入は毎月１兆円近くになり貿易黒字を遥かに上回っている
これは対外投資がどれだけ大きくなったかを示している
しかし逆に見ればあれだけ金利が高い外国投資に対しての利息が１年で１０兆円しかないということはまだまだ多くの
マネーが日本に残っているということだ

日本政府を信じて疑わない老人までもが日本は危ないとマネーを脱出させる流れにでもなれば一気に日本は
ディフオルトへと転げ落ちて行く

これがいつ起きるかは誰も知らないが気がついたら転げ落ちていることになりその時は手遅れになる
そのサインか景気回復なき金利の上昇だ

金利が上がれば外からマネーが入ってきたり戻ってくると思うだろうがレバトレであるのだから実際のマネー
は入らず円の価値そして預貯金の価値が減って行く

気がついたらハイパーインフレに突入して資産価値はパーになっていたなんていうことになり見事に日本人の個人
資産を国家の借金の棒引きに使われることになる

x-dayは日本最後の日であると同時に日本再生がスタートする日になるのだろう

これから円売りで儲けるだろうFXファンの人もそのｘ−ｄａｙまで円を持ち続けることなくさっさと世界共通のマネーである
ｇｏｌｄに換えておくことをお勧めする


ヒットアンドアウエイで決してノアの箱船に乗り遅れるな