FXプライムの2.5万円コースとくりっく365の比較
【1枚建てるのに必要な証拠金(必要証拠金)】
FXプライムなら2.5万円。
くりっく365はペアによって異なるので、ここでは変数xとする。ところが、くりっく365は建てる時と決済する時の両方向で必要証拠金を用意する必要があるので、実際には2xとなる。
【建玉の上限】
市況環境、自分のトレード技術、判断、取引ソフトの優劣は同じであるから、利益の計算をするときそれらを省略することができる。
つまり利益は、同じ証拠金で建てることのできる枚数の上限に比例する。資金効率と表現することもできる。
必要証拠金の比率(FXプライム:くりっく365)を逆にしたものが、資金効率の比となる。従って、
FXプライムが2x
くりっく365が2.5
【実際の利益率】
FXプライムは店頭扱いになるので累進課税が適用される。ここでは最高50%とする。
くりっく365は一律20%。
すると利益率は、
FXプライムが0.5
くりっく365が0.8
【利益】
計算式は、建玉上限×利益率、つまり
FXプライム:2x×0.5
くりっく365:2.5×0.8
【くりっく365が有利となる分岐点を計算する】
FXプライム<くりっく365
2x×0.5<2.5×0.8
x<2
くりっく365の必要証拠金が1万円台のペアなら、くりっく365がお得。
くりっく365の必要証拠金が2万円以上のペアならFXプライム2.5万円コースがお得。
(上記計算式では、くりっく365の場合にかかる片道210円の手数料を考慮していないので、分岐点は必要証拠金2万円より下になる。店頭FXにかかる税率は累進制なので、年間の利益総額が小さい人にとっては、分岐点が2万円よりずっと小さくなる。)
【くりっく365で取り引きしたほうが良いペア】
ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、スイス円、カナダ円、NZ円、ポーランド円、NZD/USD
上記以外のペアをくりっく365で取り引きしている人は、直ちに決済して店頭FXで取り引きするのが断然お得。
例えばポンドルなら、FXプライムで取り引きした方が、くりっく365より2.25倍も多く稼げる(税引き後)。