円高?円安?part3446♪どうせ選挙じゃ何も

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NY外為市場=ドルが対ユーロで年初来安値、世界経済の楽観的見方強まる 9月9日 7時30分

[ニューヨーク 8日 ロイター] ニューヨーク外為市場では、ドルがユーロに対して年初来安値を付けた。夏季休暇が終わり出来高が
回復するなか、良好な世界経済見通しを背景にトレーダーがドルを売った。 アナリストは、市場の流動性が高まるなか、ドルは季節的
な要因による下落を再開する可能性がある、との見方を示した。ドルは最近の短い期間、好調な経済指標を材料に上昇していた。
不透明感が強まる際に資金の逃避先とみなされるドルは、投資家のリスク志向が高まると下落する傾向がある。 国連貿易開発会議
(UNCTAD)が7日発表した報告により、世界の準備通貨としてのドルの地位に新たな懸念が浮上したことや、国債買い入れ資金を調
達するための紙幣の印刷に中国が懸念を表明したこともドルを圧迫した。 フォレックス・ドットコムの通貨ストラテジスト、ジェイコブ・ウ
ビナ氏は「国連報告や中国当局者の見方など、複数のニュースでドルは売られた」と述べた。 ユーロ/ドル EUR= は2008年12月
以来の高値となる1.4535ドルを付けた。ニューヨーク市場での終盤の取引では1.2%高の1.4508ドル。 主要6通貨に対する
ICEフューチャーズUS(旧NY商品取引所)ドル指数 .DXY は一時、08年9月以来の安値となる77.047を付けた。終盤は0.9%安の
77.3064。  英紙テレグラフが週末に報じたところによると、国債の買い入れ資金を調達するために紙幣を増発する米連邦準備理
事会(FRB)の政策に対し、中国が懸念を表明した。この政策がドルの大幅下落を引き起こし、中国に外貨準備政策の再設計を迫る
可能性があるためという。 中国全国人民代表大会(全人代)常務委員会の元副委員長、成思危氏の発言として伝えた。 先のウビナ
氏は「こうしたことは全てドルにとってマイナス要因で、数カ月先にドルが幾分下落している可能性があることを気付かせるものだ」と述
べた。 HSBCはリサーチノートで「(夏季の取引が終了し)市場参加者が増え、流動性が高まると、理論上、最近のユーロ/ドルの
上昇が継続する可能性が高まる」と指摘した。 HSBCによると、ユーロの次の上値目標は1.4720ドル。これを上回れば、ほぼ1年
ぶりの高値まで上昇する可能性があるという。 ポンド/ドル GBP= は7月の英鉱工業生産指数の予想を上回る上昇を背景に、2週間
ぶりの高値となる1.6587ドルを付けた。終盤は0.9%高の1.6488ドルで推移している。