【GBP】ポンドはどうする?part1564【£】

このエントリーをはてなブックマークに追加
740Trader@Live!
180日以内にドル崩壊

 米国の投資家向けニュースレターであるハリー・シュルツ・レター
http://www.hsletter.com/ は、昨年の金融危機を正確に予測したとして金融分
析者から高く評価されている。同レターは最近の号で「米政府は、いくつかの
国の米国大使館に巨額のドル現金を送金し、その金で現地通貨をひそかに大量
購入させている。大使館が使う1年分の費用を、現地通貨建てで持たせている。
対象通貨には、英国ポンドは含まれていない。国務省の人々は、今後180日
以内に、何かが起きそうな予兆を感じている」と書いている。

http://www.globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=14446
Foreign Embassies Urged to Stockpile Local Currencies

 この話が意味するところは、国務省は今後半年以内に自国のドルが使いもの
にならなくなる事態になると感じ、ドルが急落しても各国駐在の米国大使館が
活動に困らないよう、1年分の現地通貨を備蓄させているということだ。英ポ
ンドが除外されているのは、米国と同時に英国の金融通貨も破綻すると国務省
が予測しているという意味である。

 国務省が予測するドル崩壊の背景について、ニュースレターは「米金融界の
状況は、危機は去ったとする当局のプロパガンダとは裏腹に、悪化の一途なの
で、米当局は近いうちに、次の危機発生とともに、強制的な何日間かの銀行休
業日を設け、その間に銀行界に対する大規模な国有化などを行う。同時に、金
地金の高騰を許容するなどしてドルの価値を切り下げ、米金融界とドルの体制
を新たなものに転換させる」と推測している。

 以前からこのニュースレターを高く評価している米マーケットウォッチのコ
ラムは「この話は、誇大妄想にしか聞こえないが、昨秋の金融崩壊も(事前に
は、崩壊予測は多くの人には誇大妄想と揶揄されていたにもかかわらず)実際
に起きた」と書いている。

http://www.marketwatch.com/story/schultz-paints-bleak-picture-of-future
Latest Schultz Shock: a 'bank holiday'