【KRW】ウォンを看取るスレ1231【マジ損分の恥】
最後
現に、このところの我が国をはじめ、欧米や中国の株式状況を見ていると、まるで金融危機が底打ちしたかのような急激な上昇相場が続いている。7000円割れした日経平均は9000円を超えてきている。
実体経済が世界恐慌に入ろうとしていることを考えると、まさにきちがい相場である。しかし、いったんこうした上げ相場が始まると、先物取引で売っていた投資家が、慌てて買い戻す動きが始まるから、
この時期にしては驚くほどの上げ相場が展開されるかもしれない。
もしかすると、その動きは5月から6月にかけても続き、現在8000ドルほどのダウ相場は9000ドルを超え10,000ドル近くまで戻し、日経平均も10,000円を上回るかもしれない。しかし、
それもせいぜい6月一杯のこと、7月に入れば間違いなく下げに転じ、夏の終わりまでには虚構相場で上げた分、一気に下げて7000ドルを割り込み、底なしの沼に落ちていくことになるはずである。
夏場頃には、企業業績の落ち込みが一段とはっきりしてきて、アメリカの失業率もおそらく10%台に乗ってくるに違いない。さらに、GMやクライスラーの倒産やAIGや住宅公社の国有化がはっきりしてくればそれは、
火に油となり、昨年の秋やこの春の下げ相場を上回る売り一色の相場が始まることになるのではないかと思われる。