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世界経済危機はアジア製造業の危機、韓国銀行報告書 2月17日11時4分配信 YONHAP NEWS
【ソウル17日聯合ニュース】世界経済の危機に、とりわけ韓国をはじめとするアジア諸国の製造業が
危機に面していると指摘された。製造業の萎縮はサービス業をはじめ他分野にもマイナスの
影響を及ぼす上、雇用にも直接的な打撃を与えるため、経済全般にとってショックとなる。
韓国銀行が17日に発表した報告書「グローバル製造業萎縮現況と示唆点」によると、
世界の製造業生産は世界の国内総生産(GDP)と同様の勢いで成長を続けてきたが、
昨年下半期以降はGDPよりも急激に下落している。製造業生産の萎縮は全世界で見られるが、
なかでもこれまで好調だったアジア諸国で、昨年第4四半期から顕著となっている。
産業生産の推移を見ると、
米国は昨年10月がマイナス4.2%、11月マイナス5.9%、12月がマイナス7.8%と、比較的緩やかな下降曲線を描いた。一方、
台湾はマイナス12.6%、マイナス28.3%、マイナス32.4%と深刻な数値を記録した。
日本はマイナス7.1%、マイナス16.6%、マイナス20.6%となっている。
韓国もマイナス2.3%、マイナス14.0%、マイナス18.6%と、急速に悪化した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090217-00000017-yonh-kr