【KRW】ウォンを看取るスレその398【涙の黒蝋燭】

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■英タイムズ紙、「韓国外為危機は『黒い9月』」と報道
イギリスの日刊紙タイムズが、韓国は外為危機によって「黒い9月」に向かっていると1日報道した。
タイムズ紙は、韓国がアメリカの国策住宅モーゲージ会社であるファニーメイとフレディーマックへの
過度な投資と政府の外為危機管理の失敗によって憂慮が深まっている、と分析した。同紙は、韓国
政府のファニーメイ・フレディーマック及びアメリカ関連債券への投資が約 500億ドルにのぼる流動性
危機を呼んだ、と説明した。
複数のアナリストは、韓国には外為危機を阻止するために必要な弾薬がもはや残っていないと見て
いる。成果なく虚しく終わった「為替防衛戦争」によって、今年7月ひと月だけで韓国政府が失った金
は200億ドルに達するというのだ。
為替をもとの水準に戻そうとする韓国政府の努力は、高いエネルギー価格とインフレーションのため
特段の成果をおさめられぬまま頓挫している状態だ。為替当局の介入努力も、先月為替が7%ポイ
ント以上下落するのを阻止できなかった。ウォンは現在は44ヶ月連続で少しずつ下落している状態で、
CLSA証券は、「韓国にはこれ以上ゲームを続ける能力が無い」との分析を示した。しかも状況は一層
悪化しており、今月満期を迎える債券額だけで67億ドルにのぼると分析した。
現在、韓国の外貨準備高は2470億ドルで、IMFが勧める外貨準備高のマジノ線である3200億ドルを
相当下回っている。同紙は、韓国の外貨準備高の大部分は政府債ではなくアメリカのモーゲージ債
である点が最大の問題だとして、アメリカのモーゲージ会社の状況次第では韓国は外部からの衝撃
に一層敏感に変わるであろうとの見通しを示した。<後略> ▽ソース:ソウル新聞(韓国語)(2008/09/01 17:00)