>>702金利動向についての記事が出ました。国債3年物とCD金利の逆転現象についてです。
▼長・短期金利逆転現象、景気低迷の信号弾?
[毎経2007-03-1917:14]
国内債券市場で長・短期金利の逆転現象が起きている。市場の実勢金利である国庫債金利
(3年物)は景気低迷の憂慮を反映して、年初には4.93%だったが先週は4.79%と0.14%ポイント
下落した。一方、3ヶ月譲渡性預金証書(CD)金利は先月15日からおよそ年間4.94%にとどまって
いる。(略)長・短期金利の逆転現象は、一般的に景気低迷を知らせる序曲と受け止められる。
西哲数大宇証券研究員は"未来の投資収益率を反映する指標である長期金利が落ちるという
のは、すなわち今後の企業受益率が落ちると解釈するのが通常だ。"と指摘した。
アメリカ市場では長・短期金利の逆転現象が7回発生して、6回は景気が低迷した。ところが、
最近は金利逆転=景気低迷とは言えなくなってきた。グリーンスパン連邦準備制度取締役会
(FRB)元議長はアメリカの金利逆転現象は大きな謎とした。去年6月から金利逆転が始まった
イギリスではまだ景気低迷兆しは見えない。長・短期金利の差が急速に減少しているドイツやEU
も同じだ。韓国では長・短期金利の逆転現象が進行しているがアメリカでは縮小している。サブ
プライム不良債権問題など国際金融市場不安の震源地となっているアメリカ市場では、短期債
金利が早い速度で落ちて景気が低迷しているにもかかわらず長・短期金利の逆転幅は縮小して
いる。(略)
市場関係者は"アメリカ市場では、FRBが景気低迷を心配して金利を引き下げると言う観測が
力を得て短期金利が下落しているが、韓国市場ではそうではない。不動産貸し出しの引き締めの
ため、金利下落圧力が小さい韓国市場では、金利動向に適切なサインを出せる状況にない"と
分析した。"韓国銀行が流動性管理を誤れば景気低迷を深刻化させる可能性がある"と心配した。
特に、最近韓国銀行の支払準備率管理がタイトな状況で、市銀が6%台の定期預金商品の特別
販売に出るなど市中資金確保に奔走している状況で、韓銀に人為的に高く維持されている短期
金利が貯蓄銀行などの第2金融圏にどのような影響を与えるか注目される。
ソース:
http://j2k.naver.com/j2k_frame.php/japanese/www.surenet.co.kr/bbs/news/news_view.php?cate=01&ppage=4&pnumber=1153492&pkeyfield=&pkey=&page_code=&p_nexturl=&pcode=&pcodename=&pgubn=