和ロリ娘とエッチがしたいです

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1Trader@Live!
( ><)したいよ
2Trader@Live!:2007/01/27(土) 10:14:27.38 ID:QymAJkr6
( ><)そうだね
3Trader@Live!:2007/01/27(土) 10:27:47.93 ID:Pkh32r0E
通報しましまぬ
4Trader@Live!:2007/01/27(土) 17:19:08.46 ID:jif9I8W4
スレ移動した以上コテはいらんな。

とりあえずポンドスレ>>70へのレス。
読まないかもしれないけど別に構わない。


税金対策のために含み益を越年させるためのそれを除いて、
買いスワップと売りスワップの差分を支払い、証拠金を圧迫する両建ては
損益と資金効率の観点からは百害あって一利無しだが、
自分の見通しが間違っていたことを認め、損失を確定することの痛みから
目をそらせるという心理的な効果があるため全くの無意味というわけではなく、
相場で利益を上げることよりも「自らが正しくある」ことを優先する人々が好んで使用する。
5Trader@Live!:2007/01/27(土) 17:25:04.67 ID:jif9I8W4
このまま独り言スレとして使わせてもらおう。
6Trader@Live!:2007/01/27(土) 17:42:03.09 ID:jif9I8W4
どうせそのうち削除されるスレだから、それまで好き勝手に使わせてもらうか。

ちなみにポンドスレ79の
>そのスレは荒らしもいたが、人は集まってるよ。そりゃ自演かもしれんし、バーチャかもしれん。
>が、彼はポジをリアルタイムにほぼ全部公開、その都度建てた理由を書いてた
>それに上から目線じゃ無かった
>理論と実践、それが彼の人気につながっていったかな
についてだが、そもそも人気なんかいらんし、人が集まることを求めたりもしない。
(てかそういうのが嫌だからコテをつけるのも個別スレを立てるもの嫌がっていたのに、
書いてる内容で特定されてそれが邪魔だって言われるんじゃたまらんが、まあそれはいいや)
ただ単に、誰かが読むかもしれないと思い、書きたいことを書くだけ。
誰も読まずに消えていっても、それはそれで構わない。


手始めに、市況1の銘柄診断スレに投下した長文を一つ。
まず一つ目。市況1のスレなので株用の文章になっているが基本的には為替でも変わらない。
7Trader@Live!:2007/01/27(土) 17:42:45.71 ID:jif9I8W4
----以下転載----

まず、このスレに診断を依頼してくる全ての人に問いたい。
「あなたは何のためにその診断を依頼するのか?」と。

もしその答えが
「勇気をもらうため」
「買った(売った)ほうがいいかどうか教えてもらうため」
であるならば、あなたが買おう(売ろう)としている株が何であれ、答えは一つしかない。

「絶対に買って(売って)はいけない」
(既に保持している株であれば「即座に手仕舞いしなさい」)

これだけだ。


相場においてポジションを取るということは、
「自らの資金をリスクに晒し、リターンを期待する」ことであり、それはすなわち、
自らの感情を「このポジションで利益を上げられるかもしれない」という"欲"と
「このポジションで損失を出すことになるかもしれない」という"恐怖"との狭間に投げ出すことである。
それが買いであれ売りであれ、株であれ為替であれ先物であれ、
ポジションを取ったその瞬間、ポジションを持っている間中、
"欲"を覚えない人間、 "恐怖"を感じない人間は存在しない。
そして、相場で利益を上げられるか、それとも損失を出すかは、
この"欲と恐怖"(正確には「"欲と恐怖"を飼いならせるか否か」)にかかっている。


例えば、買った株が買値よりも下がっている時にその株をさっさと損切りせず、
「株価はきっと戻る」と信じて持ちつづけた結果、いたずらに損失を拡大させ、
追証で首が回らなくなり、大きな借金を抱えた男(ありふれた話だ)がいたとする。
彼をそうさせたものは何か。
それは「待っていればこのポジションで利益を出せるかもしれない」という"欲"と、
「このポジションで出した損失を確定する」ことに対する"恐怖"である。

例えば、買った株が含み益を持ち始め、「しめしめこれで○○万円の儲けだ」と思っていたら、
その株が急落して結局買った値段と同じところで売る羽目になった男(これもありふれた話だ)がいたとする。
彼をそうさせたものは何か。
それは「このポジションでもっと儲けられるかもしれない」という"欲"と、
「利益を確定した後に株価がもっと上がって儲けそこなうかもしれない」という"恐怖"である。

例えば、買った株が含み益を持ち始め、「しめしめこれで○○万円の儲けだ」と思って利益を確定したら、
その後株価が何倍も跳ね上がって地団駄を踏んだ男(これも良くある話である)男がいたとする。
彼をそうさせたものは何か。
それは「このポジションで得た利益を確実なものにしたい」という"欲"と、
「時間が経てば株価が下がって今手にしている利益を失うかもしれない」という"恐怖"である。
8Trader@Live!:2007/01/27(土) 17:43:06.77 ID:jif9I8W4
相場にはこのような
「膨大な含み損を抱え破滅する」
「一度は手にした利益を失ってしまう」
「手に入れられたはずの利益をみすみす逃してしまう」
男が大勢(それはもう数え切れないほど)いる。その一方で、
「そのまま放置しておけば膨大なものになった損失を早めに切り捨てて小さく留め」
「一度手にした利益を(全部とはいわないまでもある程度は)しっかりと確保し」
「大きな利益を手に入れられるチャンスを(全てではなくともいくつかは)確実にものにする」
トレーダーや投資家も(星の数ほどとは言わないがそれなりに大勢)いる。
前者と後者を分けるものは何か。
相場の分析力? ではない。トレーダーとしてはからっきしの優秀なアナリストは山ほどいる。
運? でもない。一度や二度ならともかく、何年にもわたって運だけで生き残ることは出来ない。

「彼らトレーダーや投資家は一般人ではない。使えるツールや情報量が違う。特別な存在なのだ」
と言う人もいるかもしれないが、それも違う。
相場で利益を上げるトレーダーや投資家は、何も特別な技術や自分だけの情報源を持っているわけではない。
(中には持っている人もいるのかもしれないが、殆どはそうではないはずだ)
彼らは一般人が入手できるのと同じファンダメンタルズの情報を手に入れ、
一般人が見られるのと同じチャートを見、一般人が使えるのと同じテクニカル指標を使っている。
「情報は同じでも見方が違うのさ」
「ツールは同じでも使い方が独特なんだろ」
と思うかもしれない。だがそれも違う。成功したトレーダーや投資家のインタビューや著作を見れば、
彼らの言うことが極めて当たり前であることに、あまりに当たり前すぎることに驚くだろう。

成功するトレーダー/投資家と、損失を重ね相場の肥やしとなる「男」を分けるものは、
才能(分析力)でも運でもなく、技術や情報やそれらの使い方でもない。
では何か。
損をする「男」と利益を上げるトレーダー/投資家を分けるものはただ一つ、
「前者は"欲と恐怖"で行動し、後者はそうしなかった」
これだけである。

ここで
「ちょっと待て。さっきお前は『"欲と恐怖"を感じない人間はいない』と言った。
 なのに今、成功するトレーダー/投資家は"欲と恐怖"では行動しないと言う。
 それは矛盾ではないのか」
と思った人がいるだろう。
その疑問は正しい。トレーダーも投資家も、人間である以上、
ポジションを持った時の"欲と恐怖"からは逃れられない。
その点に関しては、彼らと前述の「男」との違いは何一つとしてない。
違うのは、「男」がその"欲と恐怖"に基づいて行動したのに対して、
トレーダー/投資家はそうしなかった、言い換えれば、トレーダー/投資家には
"欲と恐怖"以上の「そのポジションを取る(あるいは手仕舞う)」強い理由があったのに対して、
件の「男」にはそれが無かった。ただそれだけである。

成功するトレーダー/投資家は、ポジションを取り、手仕舞いをするためのルール(理由)を必ず持っている。
それがファンダメンタルズに基づくものなのかテクニカルなものか、自身の相場観を用いた裁量トレードなのか
完全にコンピュータ化されたシステムなのか、そんなことはどうでもいい。
大事なのは、彼らは何らかの形で「私はこのポジションを取る/手仕舞う」と決めるための
ルール(理由)を持っており、そのルール(理由)を信じ、そのルール(理由)に従うことによって、
ポジションを取った時の"欲と恐怖"によって引き起こされる不適切な行動と、
その結果としての損失を防いでいるということだ。
9Trader@Live!:2007/01/27(土) 17:43:24.35 ID:jif9I8W4
ここで冒頭の文をもう一度見て欲しい。私は
「あなたは何のためにその診断を依頼するのか?」
と訊いた。この文は次のように言い換えることができる。
「あなたは何故この株を買おうと(このポジションを持とうと)思ったのか?」

もし、「何のために診断を依頼するのか?」という問いに対する返答が
「勇気をもらうため」「買った(売った)ほうがいいかどうか教えてもらうため」
であるならば、それは
「あなたは何故この株を買おうと(このポジションを持とうと)思ったのか?」
に対する返答(=自分がそのポジションを取る理由)が
「誰かが買った(売った)方がいいって言ってたから」
であることを意味する。

何度も言っているように、それが何の株であれ、買いであれ売りであれ、
ポジションを取った瞬間、確実にあなたは"欲と恐怖"に襲われ、
ポジションを持っている間、その"欲と恐怖"はあなたにこう囁き続ける。
「このまま持っていたら利益を失うぞ」
「このまま持っていればもっと儲かるぞ」
「今は損だけどこのまま持っていればそのうち利益になるぞ」
「今手仕舞ったら損が確定するぞ。お前が間違ったことを認めることになるぞ」
(不思議なことに、"欲と恐怖"が「このまま持っていたらもっと損失が拡大するぞ」と囁くことは滅多になく、
 大抵の場合、損失が最大になったその瞬間にのみ囁かれる)

もしあなたが相場で利益を上げたいのであれば、決してこの囁きに従ってはならない。
常に自分の感情をコントロールし、"欲と恐怖"を退けなくてはならない。
しかしながら、この囁きは非常に魅惑的であり、これに抵抗するのは極めて難しい。
感情に屈することは、それを退けることよりも遥かに楽なのだ。何の備えもせず、
何の手立ても打たずに"欲と恐怖"に打ち勝つことは、よほどの幸運に恵まれない限り不可能だ。

相場における"欲と恐怖"を退け、感情に屈せず、理性を保った人間として適切な行動を取るには、
そのための武器が必要である。そして、その武器こそが、他ならぬ
「ポジションを取る(手仕舞う)ための強い理由」
(「ポジションを取る(手仕舞う)ルール」)
である。
繰り返すが、その「理由」がテクニカルであるかファンダメンタルであるか、
それとも直感であるかなんてことはどうでもいい。
どんな種類のものであれ、自分の中にある
「かくかくしかじか(例えば、ファンダメンタルな強気材料が有る、
 チャートパターンが上昇の形を作った、テクニカル指標が買いを指示した、etc.)だから、
 私はこのポジションを持つ」
という強い理由。
その理由が無くなった(例えばファンダメンタルな事情が悪化した、
チャートパターンが反転の形を作った、テクニカル指標が売りのシグナルを出した、etc.)時に
ポジションを手仕舞う強い理由。
この「強い理由」なくして、目まぐるしく動く価格にあわせ
「今買え」「今売れ」「今手仕舞え」「今は手仕舞うな」と執拗に囁いてくる
"欲と恐怖"を退けることは出来ない。
10Trader@Live!:2007/01/27(土) 17:43:43.01 ID:jif9I8W4
もう一度あなたに問う。

「あなたは何故この株を買おうと(このポジションを持とうと)思ったのか?」

加えて問う。

「その理由が『誰かが買ったほうがいいって言ってたから』であった場合、
 あなたは"欲と恐怖"を退け、適切な行動を取ることができると思うか?」

結論から言おう。
自らの内から発した、自分自身を充分に納得させられるだけの根拠を持たない、
誰かに与えられた理由で"欲と恐怖"を退けることは不可能だ。
「そんなことは無い。私は○○さんのアドバイスで利益を上げることができた」
と言う人はいるだろう。もちろん、その事実を否定するつもりはない。
だがそれは、「そのアドバイスを理解し、心から納得して自分のものとしていた」、
すなわちアドバイスの内容が自分自身の「強い理由」になっていたか、さもなければただの偶然だ。
一度や二度ならともかく、何年にもわたり、時には損失(永遠に勝ちつづける取引はありえない)を出しながら、
なおかつ他人を信じ続け、それだけを根拠に"欲と恐怖"を退けることなど、
たとえその「他人」がバフェットやリバモアであっても、できはしないのである。
(市販のトレードシステムの類や、誰かが売り出す"必勝法"なるものが役に立たない理由の一端はここにある。
どれほど優れたシステムや手法であっても、それを自分自身のものとして信じられない限り、
効力を発揮することは無いのである。)

"欲と恐怖"に打ち勝ち、相場で利益を上げるために必要な行動を取る。
それを可能にするのはテクニカルでもファンダメンタルでも相場観でもシステムでもない。
(と同時に、それらの全てでもある)
それを可能にするのはただ一つ。
「自分の頭で考え、自分で納得した、自分だけの理由」
のみである。


三たびあなたに問う。

「あなたは何のためにその診断を依頼するのか?」
「あなたは何故この株を買おうと(このポジションを持とうと)思ったのか?」


診断を依頼する前に、ポジションを取る前に、自分の胸に手を当て、この問いを良く考えて欲しい。
もし、診断結果によって買うか売るかを決めようとしているのであれば、
そのポジションを取る明確で強力な理由が見つからないのであれば、
診断の結果がどうであろうと、誰が何を言おうと、答えは一つである。
「そのポジションは取るべきでない」
診断結果を気にせず、単に「自分以外の意見もちょっと聞いてみるか」と思い、
その結果と自分の考えとを照らし合わせて、賛同するにしろしないにしろ、
自分自身で結論を出せるのであれば、診断(これも繰り返しになるが、
この"診断"とは、このスレにおける、私の「診断もどき」のことではない。
"自分以外のすべての人の意見"の比喩としての"診断"である。)を聞いてみるのもいいだろう。
逆説的な物言いになるが、診断(他人の意見)を必要としない人だけが、
診断(他人の意見)を利用できるのである。
11Trader@Live!:2007/01/27(土) 17:44:00.50 ID:jif9I8W4
ここは2ちゃんねるで、私はどこの誰とも知れない馬の骨である。
また、私のやる「診断」なるものは、特に優れたものでもなんでもない。
良くあるテクニカル指標の使い方を型どおりになぞっただけの代物である。
その「診断」を本気で信じ込む人などいるはずが無い。当たり前だ。
だから、本来こんな話をする必要は無い。機械的に「診断」しつづけていればいい。それは分かっている。

しかしながら、同時に私は知っている。
金が絡んだ時、特に「利益の可能性」を目にした時、人がどれほど強く「何か」に縋ろうとするかを。
その「何か」がどんなにあやふやなものであっても、怪しげなものであっても、
それには目を瞑り、どれほど熱烈に利益を得るための根拠に祭り上げようとするかを、私は知っている。
もしかしたら、"欲"にかられてしまった誰かが、便所の落書きに等しい私の「診断」を根拠として、
大事な資金をリスクに晒すかもしれない。

勘違いしないで欲しいのは、誰かが自分の「診断」を根拠として資金をリスクに晒すこと、
それ自体を心配しているのではない、ということである。それは自己責任だ。
私が心配しているのは、ただ単に
「自分自身の内にある強い理由以外のものを根拠としてポジションを持つことは、
 金を溝に捨てる行為に等しい」
ということを知っていることによるもの、つまり、私のものであるとないとに関わらず、
「他人の判断」を根拠としてポジションを持った人の、バラ色とは言えない未来、それだけである。


あなたに問う。

「あなたは何のためにその診断を依頼するのか?」
「あなたは何故この株を買おうと(このポジションを持とうと)思ったのか?」
12Trader@Live!:2007/01/27(土) 17:49:09.75 ID:jif9I8W4
続いて2つ目。
13Trader@Live!:2007/01/27(土) 17:49:20.33 ID:jif9I8W4
「多分もっとも重要なことは、利が乗っているポジションは
できるだけそのままにしておいて、やられているポジションは
早く切るということじゃないかな。どちらも同じくらい大事だね。」
(マイケル・マーカス)


「僕がポジションを持つ場合、あらかじめどこで手じまうのか、
ストップ・ポイントを決めておくんだ。そうじゃないと眠れやしない。」
(ブルース・コフナー)


「常に最悪のケースとするポイントを決めておくべきだろう。
唯一の選択はそれより早く手じまうべきかどうかということだ。」
(リチャード・デニス)


「もし損の出ているポジションを持っていて不快なら、答えは簡単だ。
手じまうだけだ。いつでも相場に戻ってこれるのだから。」
(ポール・チューダー・ジョーンズ)


「最も重要なことは、利がのったポジションはできるかぎり長くもち続け、
うまくいかないポジションは素早く切るという方法を持つことだ」
(ゲーリー・ビールフェルド)


「良いトレードの要素とは、(1)に損切り、(2)に損切り、そして(3)に損切りだ。」
(エド・スィコータ)


(勤めていた企業の社長に、損を出しているポジションをどうすべきかの
アドバイスを求められ、「全部投げるべきです」と答えたにもかかわらず、
社長がポジションを保持し続けたことを受けて)
「この事件のあと、私は同僚に言った。
 『ボブ、我々は別の仕事場を見つけた方が良さそうだ』。
 『どうしてさ』と彼は尋ねてきた。
『地雷原の中にいることにやっと気づいたような男の下で働いているんだ。
 そして、彼のやっていることは、まるで目をつぶってその中を歩いている
 ようなものだ。彼は今思っているさ。地雷原の中を通り抜ける正しい方法は、
  目をつぶって真っ直ぐ歩くことだと』と私は答えた。
 一年もしないうちに、その社長は(中略)会社の資産を全てふっ飛ばした。」
(ラリー・ハイト)


「良いトレードとは、自分のアイディアを追い続けていく信念と
 間違いを認める柔軟性の間の微妙なバランスで成り立っているのです。」
(マイケル・スタインハルト)
14Trader@Live!:2007/01/27(土) 17:49:35.62 ID:jif9I8W4
「進んで損切りできないのなら、株はやめた方がいいな。
 ブレーキのない車を運転するのかね。」
(ウィリアム・オニール)


「損切りは早い方がいい」
(デビット・ライアン)


「損切りを覚えなさい。金儲けで最も重要なことは
 手に余るほどの損を決して出さないことだ。」
(マーティ・シュワルツ)


「それが大きなファンダメンタルの変化であれば、
 ファースト・ロスはベスト・ロスだ。」
(ジェームス・B・ロジャースJr.)


「損切りを早くすること。
 (中略)ほとんどのトレーダーはそれ以上損が大きくならないことを願いながら、
 損の出ているポジションを余りにも長く持ち過ぎる。」
(マーク・ワインスタイン)


「失敗したトレーダーのほとんどは自惚れており、間違ったことを認めることができない。
 (中略)また、損を心配しすぎるあまり失敗をする人もいる。
 (中略)私は損を恐れない。トレーダーが損を恐れ始めたら、それで終わりだ。」
(ブライアン・ゲルバー)


(損が出たらどうしますか、という質問に対して)
「損切りします。」
(トム・ボールドウィン)


「もしポジションが悪ければ問題だ。すぐに手じまうべきだね。」
(トニー・サリバ)
15Trader@Live!:2007/01/27(土) 17:49:50.80 ID:jif9I8W4
上に挙げたのは、ジャック・D・シュワッガー『マーケットの魔術師』に出てくる
トレーダー達の、損切りに対する意見である。

『マーケットの魔術師』には、16人のトレーダーが登場する。
彼らが活躍する市場は株式、通貨、先物と様々であり、
そのトレードのスタイルも株の長期保持を前提とした投資的なものから
デイトレードまで千差万別、使用しているテクニックもバラバラである。

ここで質問。
そんな多彩なスタイルを持つ16人のトレーダーの中で、
「損を出しているポジションは、どんな状態になってもずっと持ち続け、
 相場が回復するのを待つべきだ」
という意見を持っているトレーダーは何人いるか?

半分の8人?それとも4人?もしかしたら2人?
全部外れ。答えは「0人」だ。
驚異的なパフォーマンスを叩き出し、誰もがトップトレーダーと認める彼らのうち、
「損切りをすべきでない」と考えている人は1人もいないのである。
(厳密に言えば、マイケル・スタインハルトやジェームス・B・ロジャースJrのように、
 自らのファンダメンタルな見通しが正しいと確信できている限り、
 ポジションが少々悪化しても保持し続けるトレーダーもいるが、
 そんな彼らでさえ、自分が間違ったと思った時はすぐに手じまうべきだと言っている)

あなたはこう思うかもしれない。
「それは単に著者がそういうタイプのトレーダーを集めただけだろう」
そうかもしれない。シュワッガー自身が進んで損切りを行うタイプだから、
(意識的にか無意識のうちにかは知らないが)同じ考えを持つトレーダーを
集めてしまった可能性はある。

では、その可能性を認めた上で、あなたに一つお願いがある。
そのお願いとは次のようなものだ。
「『損の出ているポジションは損切らずに保持し続け、相場の回復を待つべきだ』
 という考えを持っていて、5年間連続して年に20%以上のリターンを出しているトレーダーを
 10人挙げてください」
『マーケットの魔術師』に出てくるトレーダーが年に数十パーセント以上、
時に3桁のリターンを、何年も、人によっては10年20年とあげていることを考えれば、
「20%で5年」というのは非常に甘い条件だが、それでも、あなたがもしこの条件を
クリアしたトレーダーを10人探して来られるのなら、私は喜んで
「相場で利益をあげるために、必ずしも損切りは必要でない」
という意見に鞍替えしよう。
16Trader@Live!:2007/01/27(土) 17:50:03.51 ID:jif9I8W4
未来予測はトレーダーにとっては敵である。相場がこの先どう動くかは誰にも分からない。
トレーダーに出来ることは、わずかばかりの「確率的な優位さ」に賭けることだけであり、
それは未来予測とは本質的に異なるものだ。
したがって、私は通常未来予測はしないが、「予測」が未来において確実に実現することが
分かっている場合に限って、その禁を破ることがある。
そして今がその時だ。

その「予測」とは何か。

それは
「未来永劫にわたって、私が
 『相場で利益をあげるために、必ずしも損切りは必要でない』
 という意見に鞍替えすることはない」
言い換えれば
「『損切りをせずに、5年間連続して年20%のリターンを出せるトレーダー』
 を10人見つけることはできない(そもそも、損切りをせずに5年相場で生き残れる
 トレーダーを見つけることすら困難である)」
ということだ。


繰り返す。
「『損切りをせずに、5年連続で年20%のリターンを出せるトレーダー』
 を10人見つけることが出来れば、私はただちに
 『相場で利益をあげるために、必ずしも損切りは必要でない』
 という意見に鞍替えするが、私はそれが実現しないことを知っている。」



今、あなたはポジションを持っている。
そのポジションはあなたの見通しとは逆の動きをし、現時点で含み損を抱えている。
あなたはそのポジションが回復して欲しいと願っているが、
回復するという強い確信は持っていない。

ここであなたに問う。
「そのポジションをどうする?」
17Trader@Live!:2007/01/27(土) 17:50:29.17 ID:jif9I8W4
この質問に対して、即座に
「損切りする」
と答えられなかったならば、あなたは相場に近寄るべきでない。
なぜなら、あなたのその躊躇は、ポジションが回復するという強い確信によるものではなく、
「もしかしたらポジションが回復するかもしれない」という"欲"によるものだからだ。

相場があなたの"欲"に従って動いてくれるのであれば、それでいい。
しかしながら、もちろん、当たり前に、当たり前すぎてわざわざ言う必要も無いほどだが、
相場はあなたの"欲と恐怖"とは関係なく動く。実のところ、殆どの場合においては、
群集心理の働きによって相場は"欲と恐怖"によって望む方向とは逆に動く。
そして、その動きがあなたを破滅させない範囲で止まるという保証は、
これもまた当たり前だが、全く無い。



もう一つ質問をしよう。

「通貨の帝王」ビル・リップシュッツは、ドイツマルクに対するの米ドルの売りポジションで
9000万ドルの含み損を抱えた時、買戻しのための流動性を確保するために
開場を待った東京市場でやや回復の兆しが見えたので、ヨーロッパ市場が開くまで
待って買戻しを行い、損失を1800万ドルに留めることが出来た。

質問はこうだ。
「この話を読んで、あなたは何を思った?」


もし
「ほら見ろ、損切りしない方がいい結果を生むこともあるじゃないか」
と思ったのであれば、やはりあなたは相場に近寄るべきでない。

勘違いしてはいけないのは、
リップシュッツは"損失を最小限にとどめた"のであって、
決して利益を上げるために損切りを待ったわけではないということである。
東京市場が開場した時、リップシュッツには
「短期的に(その日のうちは)米ドルの価格が戻ってくる」
という強い確信があった。そして、同時に、
「長期的には米ドルの価格は上昇する可能性が高い」
という推定に基づき、リスクを限定しなければいけないことも知っていた。
だからこそ、ヨーロッパ市場を待って"損切りする"ことができたのである。
リップシュッツにとって問題だったのは「いつ損切りするか」だけであって、
「損切りをするかしないか」は問題ではなかった。
ここを勘違いしてはいけない。

もしこの時リップシュッツが「待っていればもっと回復するかもしれない」という
"欲"に捕らわれて損切りをしなければどうなったか。
そう、損切りをする最高のタイミングを逃し、致命的な損失を抱え、
ビル・リップシュッツの名前が相場史に残ることは無かっただろう。
(もちろん、リップシュッツは損切りをした。そして今、彼の名前は
 世界最高のトレーダーの一人として相場史に刻まれている)
18Trader@Live!:2007/01/27(土) 17:50:46.39 ID:jif9I8W4
ひょっとしたら、あなたはまだ納得しないかもしれない。
「でもそれはたまたまじゃないの。もしかしたらリップシュッツが損切りした後
 ドルはまだ下がったかもしれないじゃないか」
それはその通り。米ドルはもしかしたら下がったかもしれない。
もしかしたら、あなたが今持っていて、損を出しているポジションも、
そのうち回復してくれるかもしれない。
だが、そこであなたに訊きたい。

「損切りをした後ドルが下がったからどうだというんだ?」

損切ったポジションがその後どれだけ回復しようが、
あなたの資金は全くダメージを受けない。
それどころか、再び上がると思ったところでもう一度ポジションを取り直せば、
利益を上げることさえ出来る。
損切りをしたところで、その後の利益の可能性が無くなるわけでは全く無いのである。

一方、もし損切りをしないで、損失が拡大する可能性を残せばどうなるか。
もしかしたら今回は、その可能性が実現せず、ポジションが回復するかもしれない。
もしかしたら次回は、その可能性が実現せず、ポジションが回復するかもしれない。
もしあなたが真に強運であれば、しばらくはその可能性が実現せず、
ポジションが回復してくれるかもしれない。

しかし、その運はいつか必ず尽きる。
損切りをしなかったポジションがあなたの資金に深刻なダメージを与える日が必ずやってくる。
それがいつかは分からないが、トレードを続けている限り、いつか必ず
ダメージが臨界点を越え、あなたがトレードを続けられなくなる日がやってくる。
(厳密に言えば、リスク管理をしっかりしてあれば致命傷にはならないが、
"欲"に捕らわれて損切りを行わない者がリスクを管理できる可能性は、殆どない。)


しつこいのは分かっているが、繰り返す。
「損切りをすることによって、利益の可能性は閉ざされない」
「損切りをしなければ、いつか必ず致命的なダメージを負う」



今、あなたはポジションを持っている。
そのポジションはあなたの見通しとは逆の動きをし、現時点で含み損を抱えている。
あなたはそのポジションが回復して欲しいと願っているが、
回復するという強い確信は持っていない。

あなたに問う。
「そのポジションをどうする?」
19Trader@Live!:2007/01/27(土) 17:54:10.93 ID:jif9I8W4
3つ目。これも株仕様だけどやっぱり為替でも同じ。
20Trader@Live!:2007/01/27(土) 17:54:29.40 ID:jif9I8W4
(1月の日銀政策金利決定会合の直前、
 「もしも金利上げ無し → 不動産株、証券株以外暴落となった場合、どうする?」
 という質問を受けて)

どうもこうも無い。
損切りのラインにかかれば問答無用で損切る、かからなければそのまま。それだけである。
(テクニカルは基本的に値動きそのものを判断材料とするものなので、
 暴落によって「自分がその株を持つテクニカルな理由」が崩れれば
 損切りラインにかかっていなくても手仕舞いすることはあり得る。
 しかしいずれにしても「損切らない」という選択肢はあり得ない)

もちろん大暴落が起きてストップ安の連続となれば、
想定していた価格で損切りできないこともありうるが、
「損切りができなくてその株が紙くずになっても一文無しにはならない」
ように購入数を管理することで最悪の事態は回避できる。(空売りならば暴落→暴騰、購入→売却)
何よりも大事なことは、損切りすらできない可能性を織り込むことは
「損切りが出来なくても大丈夫なようにポジションのサイズを制限する」
理由にはなっても、
「損切りをしない」
理由にはなり得ないということである。
(問「暴落してからまた上がり出したらどうするんだ?」
 答「買いなおせばいい」)
21Trader@Live!:2007/01/27(土) 17:54:42.55 ID:jif9I8W4
さて、損切りの話をすると必ずと言っていいほど
「バフェットは損切りをしなかったじゃないか。
 だから必ずしも損切りはしなくていいんじゃないの。」
という人が出てくるが、この認識は2つの決定的な間違いを含んでおり、
多くの人はさらに致命的な1つの間違いを抱えている。

決定的な間違いの一つ目は
「バフェットは損切りをする」
ということである。
確かにバフェットは「価格による損切り」はしなかった。
しかし、自身のファンダメンタルな見通しに基づく「その株を保持する理由」が失われた時には、
その時の価格が買値より上であろうと下であろうと、躊躇せずにその株を手放した。
これまで「価格による損切り」を例にとってきたのは、多くのトレーダーにとって
「取ったポジションが自分の思う方向と反対に動いている」という事実そのものが
そのポジションを保持する理由の消失となる(ウィリアム・オニール曰く「全ての株はだめな株だ。
上がらない株を持っておく理由は無い」)からに過ぎず、
「損切り」の本質は「ポジションを保持する理由(それがテクニカルなものであれ
ファンダメンタルなものであれ価格であれ直感であれ)が消失した時には、
そのポジションが含み損を抱えていても問答無用で手仕舞う」
ということなのだ。その意味において、多くのトレーダーが価格による損切り(利確)を行うのも、
バフェットがファンダメンタルな理由によって株を手放すのも、同じことである。
すなわち、バフェットは損切りをする。

二つ目の間違いは
「バフェットは価格による損切りはしなかったが、
 だからといってリスクを管理しなかったわけではない」
ということである。
いくら自らのファンダメンタルな見通しに自信があったとしても、
ある日突然何らかの事情でその会社が倒産してしまうことはあり得ない話ではなく、
バフェットの長い取引歴において、持っている株が紙くず同然になってしまったこともあったはずだ。
にも関わらずバフェットが成功できたのはなぜかと問えば、答えは一つしかない。
「一つ(あるいは少数)の会社の株に資金の全てを投入するような真似はしなかったから」
むしろ、価格による損切りを行わない以上、他のどのトレーダーや投資家よりも
遥かに慎重に厳密に「万が一その株が紙くず同然になった時のリスク」を見積り、
それが自らの資産に対して致命的なダメージを与えないよう厳格に管理していたはずである。
そうでない(何らかの形でのリスク管理を行わない)限り、長期間にわたり相場で生き残ることはできない。
ところが、多くの人は「バフェットも価格による損切りを行わなかったから」と言って、
自らの資金の半分、時には全部、時には数倍ものリスクを平然と放置する。
(さらに付け加えれば、大抵の場合、ポジションが抱えるリスクが大きくなればなるほど、
「このポジションで勝たなくてはならない」という執着が増して
 損失を確定することを躊躇い、リスクを放置する傾向が強まる)
私には、その行為は「目隠しをして断崖絶壁の端を歩いている」のと同じに見える。
目隠しをして(未来のことは誰にも分からない)断崖絶壁を歩く(相場を張る)のなら、
手すりのある場所を歩く(ストップオーダーを設ける)か、
断崖の端から離れた場所を歩く(価格が崩れても安全な資金的余裕を取る)かしない限り、
早晩崖から落ちる(資金を失い退場する)ことになるのは目に見えている。
22Trader@Live!:2007/01/27(土) 17:55:01.09 ID:jif9I8W4
そして、多くの人が抱えている"さらに致命的な1つの間違い"は、
「殆どの人はバフェットではない」
ということである。
バフェットは自らのファンダメンタルな見通しに基づいた「その株(ポジション)を保持する理由」が
維持されている限り、価格がいくら上がろうが、またいくら下がろうが
動じることなくポジションを保持し続けた。
ところが、損切りが出来ない人の殆どは、自分が持ったポジションの価格の上下に一喜一憂し、
値動きが順調であれば天にも昇ったような気分になり、
値動きがちょっとでも反対の方向に動きだせばこの世の終わりのような気分になり、
そしてポジションが損失を出し始めるとバフェットになる。

「ファンダメンタルな見通しに基づく理由でポジションを持ち、価格による損切りをしない」
これ自体は決して悪いことではない。
ポジションサイズを管理し、リスクを限定できるのであれば、極めて有効な戦略の一つである。
ただし、もしその戦略を取るのであれば、価格を見てはいけない。
見たとしても、決して心を動かしてはいけない。。
自らのファンダメンタルな見通しに基づく「ポジションを保持する理由」に変化が無い限り、
価格がどうであろうが、いくら上がろうがいくら下がろうが、
頑としてポジションを保持し続けなくてはいけない。
その価格が倍になろうが3倍になろうが10倍になろうが、反対売買による差益を考えてはいけない。
(バフェットが真に偉大である理由は、銘柄を見抜く眼力よりもむしろここにある。
 繰り返しになるが、彼は「株価が下がっても手放さなかった」のではなく、
 「株価が上がっても下がっても手放さなかった」のである)

仮にあなたが
「私はファンダメンタルな見通しに基づいてポジションを持ち、価格による損切りはしない」
と言ったとする。
私は決してそれを否定しない。ただ、こう問うだけだ。
「たとえ株価が10倍、100倍、1000倍になって、含み益が何百万、何千万、何億と膨れ上がっても、
 全く気にしないでいることができますか?」

この問いに対して、充分な自信を持って「できる」と答えられるのであれば、
よろしい、あなたはバフェットだ。
リスクの管理さえ忘れなければ、間違いなく相場で大成功を収められる。
だがもし、この問いに対してほんの僅かにでも「できるかな?」と思ったのであれば、
あるいは「できない」と思ったのであれば、
あなたが自らの大事な資金を守るための選択肢は2つしかない。
「価格による損切りを行う」(もちろん、その価格をどこに置くかは、
資金の量、ポジションサイズ、自らの見通しに基づいてその都度決める必要がある)か、
さもなくば「相場に近寄らない」。これだけだ。
23Trader@Live!:2007/01/27(土) 17:55:15.32 ID:jif9I8W4
ここまで何度か長々と駄文を書き散らしてきたが、
実のところ、初めから最後まで同じことしか言ってないことに気付いた人もいるのではないかと思う。

"自らの内から発し、自分自身を充分に納得させられる
「ポジションを保持する明確で強力な理由」が見つからないのであれば
そのポジションを保持するべきでない。
そして、相場で利益を上げるためには、常にこの「理由」を自分自身に問いかけ続けなければならない"

これだけだ。

この問いかけがポジションを取ろうとする時に発せられれば、「エントリーするか否か」の理由となり、
この問いかけが含み益を持ったポジションに対して発せられれば、「利益を確定するか否か」の理由となり、
この問いかけが含み損を抱えたポジションに対して発せられれば、「損切りするか否か」の理由となる。
違うのは問いかけのタイミングだけで、その根本にあるものは全て同じである。
(ことさらに「損切り」をクローズアップしてきたのは、それが相場で利益を上げるために必要な
 もう一つの、そして最大の柱である"リスク管理"と切り離せないものだからだ)

何度も、何度も言ってきたが、その「理由」の種類(テクニカルなのかファンダメンタルなのか
直感なのかそれとも他の何かなのか)はどうでもいい。
その「理由」が妥当かどうかもどうでもいい。
(極言すれば、自分自身を充分に納得させられさえすれば、
その「理由」が"今日は晴れたから"でも全く構わない)
大事なのは、ポジションを取る時、取らない時、ポジションを手仕舞う時、手仕舞わない時、
どんな時でも常に「同じ理由」に基づいて判断し行動すること。
その「同じ理由」に対して強い確信を持っていること。それだけである。
ファンダメンタルな見通しに基づいてエントリーしたのであれば、
同じファンダメンタルな見通しに基づいてのみ手仕舞いをする。
テクニカルな見通しに基づいてエントリーしたのであれば、
同じテクニカルな見通しに基づいてのみ手仕舞いをする。
直感に基づいてエントリーしたのであれば、同じ直感に基づいてのみ手仕舞いをする。
決して、時と場合によって異なる「理由」を使ってはいけない。
それがどれほど説得力があるように見えても、
エントリー時と別の種類の「理由」に基づいて手仕舞いするのは、
前のトレードと別の種類の「理由」に基づいてエントリーするのは、
単に「このポジションで儲けたい」「このポジションを手仕舞いたい(手仕舞いたくない)」
という"欲と恐怖"に踊らされ、後付けで理由を探しているに過ぎない。
「理由の一貫性」を保つことに比べれば、
個々の「理由」の種類やその妥当性など殆ど何の意味も持たないのである。
24Trader@Live!:2007/01/27(土) 17:55:54.68 ID:jif9I8W4
そしてこの「理由の一貫性」を保つためにも、ポジションを取る「理由」は、
すべからく"自らの内から発し、自分自身を充分に納得させられる"ものでなくてはならない。
他人から与えられた理由、それを自分のものとして咀嚼していない理由では、
一貫性を保つことは不可能であり、ポジションを持っている間中、
一見甘美な囁き(「今利益を確定してしまえば楽になるぞ」「今損失を確定しなければそのうち回復するぞ」)
を発してくる"欲と恐怖"を退けることはできない。
それほどに"欲と恐怖"、なかんづく"欲"が人を惑わす力は強いのだ。
「相場を張る人々のうち、長期的に利益を上げている人は20%もいない」
この冷厳たる事実を軽んじてはいけない。
"欲と恐怖"を飼いならし、理性的に行動するための「強い理由」、
常にそれに基づいて首尾一貫した行動を取るための「強い理由」、
この「強い理由」無くして、あなたが相場で利益を上げることは不可能だ。

だから、あなたは常に自らに問わねばならない。
「私は何故この株を買おうと思っている(この株を保持している)のか?」
と。



以上が、私が言いたいことの全てである。
最後に、リンダ・ブラッドフォード・ラシュキのこの言葉を引こう。
「トレーダーは自分で仕事をし、自分のプランを持ち、自分で決断する、ということを忘れないで。
 トレードがうまくいってないとき、それを知るためには、自分で行動し、
 自分で考えていなくてはならないのです。
 もしあるポジションについてだれかの意見を聞いてみたいと思うときがあったら、
 それはそのポジションを手仕舞う、という明白な暗示なのです」(『新マーケットの魔術師』より)


そして、あなたに問う。
「あなたは何のためにその診断を依頼するのか?」
「あなたは何故そのポジションを保持しようと思った(保持している)のか?」






追記。「理由の一貫性」についての補足。

1.この「一貫性」とは、決してファンダメンタルならファンダメンタルだけ、
 テクニカルならテクニカルだけを使えという意味ではない。
 それらを複合させた理由を使ってもいいし、他の何かを付け加えてもいいし、
 エントリーはファンダメンタルで手仕舞いはテクニカル、でも別に構わない。
 大事なのは、エントリーしてからそのポジションを手仕舞うまでは、
 決してあらかじめ決めておいた「理由」を変えないこと。それだけである。

2.「前のトレードと別の種類の「理由」に基づいてエントリーしてはいけない」というのも、
 決して「一度決めた理由を変えてはいけない」という意味ではない。
 むしろ、その「理由」が自分に合ってるかどうか、
 自分を充分に納得させられるものであるかどうかの検証は、継続的に行う必要がある。
 ただしそれは、夜中あるいは週末の、マーケットが閉まっている時に(理想的には、
 ポジションを全く持っていない状態で)行うべきものであり、
 トレードの最中に、前もって決めておいた「理由」に従わなくていい、ということではない。
25Trader@Live!:2007/01/27(土) 17:56:51.73 ID:jif9I8W4
以上。
26Trader@Live!:2007/01/27(土) 18:03:24.41 ID:jif9I8W4
ついでだから時間足以下のポン円の展望も書いとくか。


10分足ではMACDヒストグラムが強気の乖離を見せた後に安値を切り上げ上昇気配。
238.5(Ask)に逆指値のLで待ち構えておきたい形。ストップ238。
ただし、時間足以上での見通しが不透明なため、深追いはせず、
10分足で高値の更新に失敗したら即手仕舞い、くらいのつもりがいいかもしれない。


1分足では分からない。
一応高値更新気味、安値切り上げではあるけれど、
全体的に動きの範囲が狭いため判断材料に乏しい。
27Trader@Live!:2007/01/27(土) 18:49:25.60 ID:jif9I8W4
さらについでに、ポンドスレ82の

>3日前の241.08なんとかしてくれよー

に、「なんとかできるのは自分しかいないし、その"なんとか"の中身も一つしかない」
なんて埒も無い感想をつけてみたり。
要するに
「即刻損切るか、せめて236.5にストップを置くべきだ」
という話だが、まあこれも独り言。
28Trader@Live!:2007/01/27(土) 19:02:44.02 ID:jif9I8W4
ちなみに、「即刻損切るべきだ」と言うと(ちなみに、損を抱えたポジションをどうすればいい?という質問に対しては
これか「○○にストップを置いて待つ」以外の答えはあり得ない)、脊髄反射で
「じゃあもう上がらないんだな?」
という反応を示す人がよくいるが、そういうことではない。
当たり前だが相場がこれからどう動くか、なんてことは誰にも分からない。
上がるかもしれないし、下がるかもしれない。


これから上がるという確信、あるいは上がるだろうという見込みに対してそれなりの自信があるのなら、
別段損切る必要は無い。そのまま持っていればいい。(ただし、原則的に「リスクを限定する=ストップを置く」必要はある)
ただ、そういう確信、自信に基づいてポジションを保持しているのであれば、
そもそも「どうすればいい?」といった迷いは抱かないということは認識しておかなければならない。

損を抱えたポジションがどうなるかについて、自分なりに納得できる見通しが無いのに
そのポジションを保持しているのは、単に「これから戻ってくれるかもしれない」という願望、
「戻って欲しい」という欲に踊らされているだけであり、もちろん相場はそんな願望や欲とは無関係に動く。
その動きが「損失を大きくする方向」でないとは、誰にも断言できない。


だから、>>24の後段、リンダ・ラシュキの言葉にあるように
「もしあるポジションについてだれかの意見を聞いてみたいと思うときがあったら、
 それはそのポジションを手仕舞う、という明白な暗示」
なのであり、「どうしようか?」という質問に対しては
「即刻手仕舞いをする」か「手仕舞いするポイントを決めて、ストップを置く」以外の答えは返しようが無いのである。
29Trader@Live!:2007/01/27(土) 19:16:31.12 ID:jif9I8W4
こう言うと
「でも見通しどおりに動かないことだってあるじゃないか」
という反応が返ってくることも多い。

それはその通り。だが、そういう時のためにストップを入れているのであり、
相場の先行きに対して見通しを持つ重要性は、勝率を上げるとか、可能性に賭けるとかいう話とは
全く別の話である。

では、相場の先行きに対して見通しを持つ意味は何か。それは
「見通しが怪しくなったら手仕舞いをするため」だ。

ポジションが含み益を抱えていようと損失を出していようと、
自分がそのポジションを持った理由、そのポジションが自分の思う通りの方向へ動いていく
可能性が高いと考えられる理由(これがすなわち「相場の先行きに対する見通し」である)が成立している限りは、
ポジションを閉じる必要は無い。
だが、その見通しが崩れたのであれば、その時のポジションの状態がどうであれ、即座に閉じる必要がある。

ポジションを持つ時には、この「見通し」、言い換えれば「ポジションを持ち、そして閉じるための理由」が
必要不可欠であり、その見通し無しでポジションを取ることは、理性的な行動を放棄し、
欲と恐怖に踊らされることを自ら受け入れたも同然の行為である。
30Trader@Live!:2007/01/27(土) 23:48:18.69 ID:jif9I8W4
というところで主な通貨ペアの現時点での見通し。タイムスケールは日足以上。
ちなみに、
「上昇トレンド」=安値高値の切り上がり
「下降トレンド」=安値高値の切り下がり
の意味。


・ドル円
週足では顕著な上昇トレンドを見せているが、「高値更新+MACDヒストグラムダブルトップ」の
軽い弱気の乖離を形成しそうな気配もある。
判断は来週の動き(ここから大きく上昇するか、持ち合いあるいは下落するか)次第。要注目。
いずれにせよ、価格がEMA22を大きく上回っている状態では、数日以上のスイングでLポジションを取るのは躊躇われる。
日足でMACDヒストグラム弱気の乖離から急下落、その後ダブルトップを形成しそうな気配もあるため、
現時点では120.00にSの逆指値、ストップ121.7で待ち構える手か。
○は実際に取っている、あるいはエントリーの逆指値を構えているペア。但し、だからといって自信があるというわけではなく、
単に資金管理(全部のポジションで取れるリスクの合計と、各ポジションの相関性を低く保つための分散)の問題。


・ユロ円
週足では長期の安定した上昇基調から少し大きめの下落後反発、高値更新の後下げ戻して十字陰線つけ。
MACDヒストグラムは特筆すべき事項無し。クロス円全般に言えることだが、
価格がEMA22を大きく上回っているのでLポジションは取りづらい。
日足ではMACDヒストグラム弱気の乖離から高値を更新しつつ、MACDヒストグラムもダブルトップ気味の高値更新。
要するに「なんとなく弱気な感じはするけど結局のところ何がなんだか分からない」状態。
というわけで基本的にノーポジ推奨。敢えてポジションを取るなら
4時間足での上方ブレイクアウトを狙って157.5にLの逆指値、ストップ155.5で待ち構える手か。


・羊円
週足では「高値更新+MACDヒストグラムダブルトップ」の軽い弱気の乖離から高値更新後少し大きな下落。
性急な判断はできないがこのボラティリティの増加は、安定した上昇トレンドが一旦崩れる可能性を示唆するため
(ちなみに、この傾向はドル円・カナ円を除くクロス円ペア全体について言える)、LSどちらにしても慎重に構えておきたい局面。
ここでもEMA22との絡みで中長期のLポジションは取りづらい。
日足では急下落から若干の下げ止まり気配を見せているところ。
4時間足で安値更新失敗+MACDヒストグラムGC気配を見せているため、
ここから反発上昇となる可能性はそれなりに高いと考えられるが、前述のボラティリティの増加を考慮すると判断が難しいところ。
ここもノーポジ推奨気味だが、基本的には週足での上昇トレンドを考慮して、
反発上昇を想定して94.3にLの逆指値、ストップ93.5で待ち構える手か。


○ユロドル
週足ではMACDヒストグラム弱気の乖離から高値安値を共に切り下げ、価格がEMA22の近くにある。
日足では下降トレンドを継続しつつ、反発上昇から下落しだして3日目。
1.305にストップを置いてのSポジション推奨。てかこのポジションは1.292のS逆指値が発動して既に持っている。
日足チャートパターンで安値の更新に失敗した時点で手仕舞い。


・ポンドル
週足ではMACDヒストグラム弱気の乖離からダブルトップ形成気配。
日足では軽く高値を更新しつつMACDヒストグラム弱気の乖離、その後下落。
1.995にストップを置いてのSポジション推奨だが、4時間足で若干下げ止まり気配(MACDヒストグラムに軽い強気の乖離)を
見せていることもあり、日足チャートでの押し目を待った方がいいかもしれない。


○キウイドル
週足ではMACDヒストグラムに軽い弱気の乖離を見せた後ダブルトップ形成気配。
日足ではMACDヒストグラム弱気の乖離から高値更新失敗の後下落気配。
4時間足での下方ブレイクアウトを狙って0.6915にSの逆指値、ストップ0.705で待ち構え中。
31Trader@Live!:2007/01/27(土) 23:52:53.33 ID:jif9I8W4
テクニカル的には、ドルストレートの通貨ペアが、
ことごとく週足のMACDヒストグラムで弱気の乖離をたたき出しており、
近いうちに少し長めのドル高局面がやってくる可能性を示唆している。

クロス円ペアについても、ドルストレートほどではないが
MACDヒストグラムがやや弱気のシグナルを出しており、
EMA22からの上方への乖離も考慮すると、
これも近いうちに調整局面となる可能性が考えられる。


だからといって今すぐSポジションを取るわけではないが(あくまでも日足で「高値の切り下がり」が見えてからだ)、
もし自分がLポジションを持っていたら、手仕舞いを考えつつ展開に注意しておきたい状況、
出来ればストップをある程度(日足チャートパターンでの直近安値)まで引き上げておきたい状況ではある。
32Trader@Live!:2007/01/28(日) 00:07:01.97 ID:4h0yY//1
その他注目している通貨ペアはカナ円、ランド円あたり。

カナ円は年末の100円割れから、比較的大きな振幅ながら着実に高値安値を切り上げており、
103.5を踏み上げた後調整下落、102から再び反発気配。
4時間足でのブレイクアウトを狙って103.2にLの逆指値、ストップ102.0で待ち構え。

ランド円は日足でダブルトップを形成した後下落。
ここからの下落が16.2を割り込むかどうかと、
次の反転上昇が17.2を越えていくかどうかに注目。
どちらかが成立しなかった場合、週足レベルでの調整下落局面となる可能性あり。
33Trader@Live!:2007/01/28(日) 06:25:15.63 ID:rUIZJTti
FX初めて1年目なんだっけ?
もともと株やってたとか経済に関心があったとかあるの?
まったくの素人だったならどんな感じで勉強したか聞かせて欲しい
34Trader@Live!:2007/01/28(日) 09:31:12.51 ID:4h0yY//1
>>33
全くの素人。
株にも経済にも興味もなければ関わりもなし。
資産運用でもしてみるかと思い立ち、スワップ金利目的でFXを選び、
あれこれ調べているうちにトレードそのものに興味を持ったというところ。


勉強は、まず過去の時系列データを使っての機械的なバックテスト。
(例えば「10日移動平均線が上向きの状態で、ある日の0時に買いを入れたとして、
 リミット200pips、ストップ100pipsとすると勝率とリターンはいくらになるか」とか)、
続いて各種サイトを見て回って戦術と戦略の検討。
(ここで「損切りが必須であること」と、「1回の取引で取れるリスクを限定すること」を知り)、
その後『魔術師たちの心理学』と『マーケットの魔術師』『新マーケットの魔術師』を読んで、
同時に実戦での間違い(ポジションサイズオーバー、恣意的なエントリーと不適切な手仕舞いの数々)を経て、
上に書いたような「"欲と恐怖"の抑制」の重要性(欲でポジションを取ると殆どが碌な結果を生まず、また
マーケットに恐怖を覚え、24時間そのことが頭から離れないような取引でまともな行動を取れることは殆ど無いということ)と、
「リスク管理」の大事さ(逆マーティンゲール戦略に基づき、損切りを確実に執行して1回の取引でのリスクを低く抑えておけば、
少々馬鹿なポジション取りと手仕舞いをしても、資金に与えるダメージはごく僅かであり、実際、年明けから早まったクロス円Sで
10連敗しているが、年初の資金からの減少は1割未満でしかなく、原資からはまだまだプラス)を痛感し、現在に至る。


テクニカル面はもっぱらエルダー『投資苑』からの受け売り。
複数のタイムスケールを使ったスクリーニングと、トレイリング逆指値を用いたエントリーに関しては、
実際のトレードにおけるエントリーと手仕舞いをルールを作るのに大いに参考になった。
古典的チャートパターンとEMAとMACDを使っているのは、一言で言ってしまえば「たまたま」。
(もちろん古典的チャートパターンにおける「高値安値の更新、または更新失敗」をエントリーのシグナルとして使うのも、
 SMAよりEMAの方がいいと思うのも、オシレーターではなくトレンドフォロー型指標であるMACDを使うのも
 全てそれなりの理由はあるが、相場で利益を上げるのに、そこ[何のツールを使うか]は本質的にどうでもいい)
35Trader@Live!:2007/01/28(日) 09:41:29.72 ID:4h0yY//1
>>30-32のようなテクニカル的展望は、
現時点で「エントリーのトレイリング逆指値を発動させる条件が成立しているかどうか」を判断する手段であると同時に、
「その展望通りに相場が動く可能性はどれくらいなのか、動かなかった場合はどういう動きをするのか」のパターンを蓄積し、
「どういう条件でエントリーをし、どういう条件で手仕舞いをした時に損失(利益)を出したのか。
 その損失(利益)は合理的に軽減(増加)することが出来なかったのか」を検討し、
必要があればエントリーと手仕舞いのルールを調整するための材料集め、言わば「現在進行形の勉強」でもある。
36Trader@Live!:2007/01/28(日) 10:04:07.56 ID:4h0yY//1
補足。

>>34
>[何のツールを使うか]は本質的にどうでもいい
と書いたが、これは
「ツール同士の優劣比較に意味は無い」
ということであって、決して
「ツールを適当に選んでもいい」
という意味ではない。

むしろ、自分の志向するトレードのスタイル、相場に費やせる時間、自分の性格、期待するリターン等の条件を考慮して
「自分に合ったやり方」「その効果を十分に信頼することのできるツール」を持つことは、決定的に重要だと考える。
37Trader@Live!:2007/01/28(日) 10:12:00.72 ID:4h0yY//1
なお。寝て起きてクロス円ペア(ドル円、カナ円除く)の展望を考えていたら、
「ここからさらに下落し、そのまま日足単位での下降トレンド突入」の可能性も有りうるように思えてきた。


マイルールではエントリー条件が成立してないのでエントリーはせず、
たとえここからナイアガラが起こったとしてもそれは不可抗力だが、
今後の展望とその対策という意味では、
現時点での日足(4時間足)直近安値の下にSの逆指値で待ち構えておくと少し面白いかもしれない
(例えば、ユロ円なら155.5にSの逆指値、ストップ157.5)
38Trader@Live!:2007/01/28(日) 10:16:51.31 ID:4h0yY//1
個人的な予想(これは純粋に「予想」だ)としては、現在円高スレでよく言われているように、
流動性が増し、至るところにオプションバリアが張り巡らされている現在、
いきなりナイアガラが起こる可能性は低いのではないか、とも見ている。


ただし、だからといって
「未来永劫にわたって急激な動きはありえない」
というわけではなく、一度勢いが突き出せば(パニック状態での投売りあるいは買い戻しが始まれば)
流動性もオプションバリアも関係なく、とんでもないボラティリティで動くことは十分ありえる話だと思う。
少なくとも、過去にそれがあった以上、「有りうるもの」として対策を立てておく(ストップを置いておく)必要はあるだろう。
39Trader@Live!:2007/01/28(日) 22:49:32.23 ID:1WPLcBSa
( ><)したいよ
40Trader@Live!:2007/01/28(日) 22:58:25.87 ID:OlDBHRRh
はらへった。
41Trader@Live!:2007/01/29(月) 01:07:42.81 ID:FsT4Q+5h
・ドル円の展望(タイムスケール時間足以下)
時間足では上昇から対称トライアングルを描きつつ頂点へ。
MACDはシグナルラインとのクロス近辺で横ばい。
上下いずれにいってもおかしくない状況。
10分足では上昇基調維持も上げの行き脚が若干鈍り、MACDヒストグラムに弱気の乖離。
4時間足では121.7あたりで跳ね返されている形となっていることからも
121.2にSの逆指値、ストップ121.65で待ち構えてみたいところ。
あるいは弱気のシグナルを覆して上に上がる形が出来ることを想定して
121.7にLの逆指値、ストップ121.2で待ち構える手だが、これ以上の上昇余地を考えると
Lポジを取るのは少々躊躇われる。
42あぼーん:あぼーん
あぼーん
43Trader@Live!:2007/01/29(月) 08:48:06.39 ID:qYJBgqHi
仕事を始める前に。


今週のポン円は下跳ねからのスタート。1分足、10分足で若干上値が重い展開。
8:50に指標があるのでそれを待ってからの方が安全だが、仮に今ポジを取るとすれば、
超攻撃的に行くなら237.8(Bid)にSの逆指値。ストップ238.35(Ask)。1分足で安値更新に失敗したら手仕舞い。
気持ちディフェンシブに行くなら237.5(Bid)にSの逆指値。ストップ238.4(Ask)。10分足で安値更新に失敗したら手仕舞い。

いずれにしても指標後の動きには注目。
1.指標が良くて大きく上跳ねor指標が悪くてスルー→Sエントリー取り消しを頭に入れて様子見、あるいはL。
2.指標が良くてスルーor指標が悪くて下跳ね→おそらくエントリーの逆指値に引っかかる
下跳ねでエントリした直後に238.2あたりまで戻す時は要注意。早めの手仕舞いを心がける。



より長いタイムスケールでの反発を想定してLするなら、238.45(Ask)に逆指値を置いて待ち構えるか、
指標後の動きを確認して(ケース1だといい)成り行きでエントリー。
ストップは攻撃的に行くなら237.5(Bid)、ディフェンシブに行くなら236。
44Trader@Live!:2007/01/29(月) 09:04:17.95 ID:qYJBgqHi
とか言ってる間に指標が来たのでそれについても少し。

1分足で見ると指標(やや悪いか?)を受けて大きく上跳ねしている。
これは少なくとも、今後数十分程度のタイムスケールでは買い圧力が優勢である可能性を示唆し、
あと1時間くらいは少なくとも大きく下がってはこないのではないかと推測される。
ひとまず237.8Sの逆指値については、取り下げるほどではないものの気持ち慎重に構えたい。
(もちろんこれは「現時点での推測」であり、10分20分経った時の状況を受けて
 その都度考え直す必要がある。)

10分足では前回高値である238.3どまり。
ここから1〜2時間で大きく上げていけばまた話は別だが、現時点ではスルーの可能性が若干高い。
これは今後数時間程度のタイムスケールでの買い圧力が、圧倒的に優勢ではないという可能性を示唆し、
237.5Sの逆指値については、見通しに変化なしということでそのまま維持してもいいということになる。



いかん9時過ぎた。
45Trader@Live!:2007/01/29(月) 11:53:54.57 ID:qYJBgqHi
11:50時点の展望、の前に9時時点の展望からの推移。

9時時点での展望(10分足ベース)は
>これは今後数時間程度のタイムスケールでの買い圧力が、圧倒的に優勢ではないという可能性
を見込み、237.5にSの逆指値、238.4にストップを置いていたが、
その後、圧倒的でこそないものの買い圧力はは優勢を保ち、当初のストップ予定である238.4を上回った。
この時点で10分足の上昇トレンド(高値安値の切り上がり)が確認され、
このタイムスケールでのSは時期尚早であると判断される。(当然ながら、1分足でのS逆指値はもっと早い段階で撤回される)
したがって次に「10分足で高値更新に失敗する(あるいはしそうになる)」まではエントリーを取り下げ。



今後の展望としては、10分足でのSエントリーの条件が崩れた(上昇トレンドが確認された)ので、
当面(少なくとも数時間程度)は上がる可能性が高いと見る。
よって、現時点でSを狙うのであれば、より上位のタイムスケールである時間足を基準に考えなければならない。
時間足ではMACDヒストグラムが弱気の乖離を見せた後に高値更新気配を見せている状況であり、
Sエントリーの逆指値を構える条件は成立しているので、237.5(Bid)にSの逆指値、ストップを239.4に置いて待ち構える。
このまま上がって239.4を超えた場合は、時間足での上昇トレンドが確認されたことになるので一旦この逆指値は撤回される。



さっきからSの話しかしていないが、別に「下がる」と予想しているわけではない。

「ある時点でLポジションを取るべきか、Sポジションを取るべきか」は、結局想定しているタイムスケールでのトレンドによるのであり、
今のポン円の状況(日足以上で明確に上昇トレンド、4時間足と時間足で高値更新失敗気配、10分足以下で上昇トレンド)で、
数時間〜数日程度のタイムスケールを想定してでポジションを取るなら、
LよりSの方が若干割りがいいと判断しているに過ぎない。

別に現時点でLのエントリーをしても一向に構わない。
ただし、それをするならば、数時間以内に決着をつけるつもりでのスキャルか、あるいは数日以上のスイングのどちらかを想定し、
それぞれに適したストップの位置(スキャルなら238.0、スイングなら236)と、
手仕舞いの条件(スキャルなら「10分足で高値更新に失敗した時」、スイングなら「日足で高値更新に失敗した時」)を
定める必要がある、というだけの話。
46Trader@Live!:2007/01/29(月) 12:00:25.69 ID:qYJBgqHi
>>45訂正

×時間足ではMACDヒストグラムが弱気の乖離を見せた後に高値更新気配を見せている状況
○時間足ではMACDヒストグラムが弱気の乖離を見せた後に高値更新失敗の気配を見せている状況
47Trader@Live!:2007/01/29(月) 13:49:30.47 ID:fPbHEsM7
このスレ(£スレから移動した>>4の発言スレ)
同じようなロリ娘スレに埋もれて分かりにくいw
次スレあるようなら何か分かりやすいスレタイ付けて欲しい
48Trader@Live!:2007/01/29(月) 18:25:04.15 ID:SSoNKS2w
それっぽいスレタイだと負けてヤケクソになった荒らしがくるような気がする。
市況2ではロリスレはみんな近寄らないから無駄にレスを消費せずにこの人の話が聞けるような…
 
まぁ独り言ですが…
49Trader@Live!:2007/01/29(月) 18:50:40.15 ID:KOE4+GRZ
>>47
いや、次スレ(あるのか?)は「和ロリ娘とエッチがしたいです2」にしよう。
別段隠れる気はないんだけど、こういうスレタイだからこそ
適当に喋りちらせるという側面もあるのでw

例え状況とレスの内容と文体から完全に特定されるのであっても、
コテを名乗るのと、それに相当する状況になる(個別認識可能なスレタイをつける)のは
やっぱり気が進まない。


>>48
独り言というならこっちも独り言、
別にスレが荒れようが何しようが一向に構わない、好きなように喋るだけ。
(なので、気が向いたら疑問なり反論なり独り言なり適当に書き込んでもらえれば。
こっちも適当に反応するかもしれないし、しないかもしれない)
だけど、とりあえずそれっぽいスレタイは勘弁。




それはさておき18:00時点でのポン円の状況と展望。
>>45(11:50時点)では
>当面(少なくとも数時間程度)は上がる可能性が高いと見る。
と書いたが、とりあえずここまで10分足での上昇基調は崩れておらず、
再度のSエントリーはまだ時期尚早との判断。
注目はやはり15時過ぎの値動き。239.2まで一気に上昇したものの、
即座に元の水準まで押し戻されている。
これは買い圧力と売り圧力がほぼ拮抗していると見ることができ、
「10分足のタイムスケールでは、買い圧力が圧倒的に優勢ではない」という
午前中の見通しと一致する。
したがって、「半日〜数日程度のスイングなら、時間足・4時間足で
明確に高値を更新するまではSの方が割がいい」という方針に変更は無く、
引き続き237.5(Bid)にSの逆指値、ストップを239.4に置いて待ち構える。
(ちなみに、これはあくまでも「もし自分がポジをとるならどうするか」という話であって、
 実際には4時間足以上のタイムスケールでエントリーと手仕舞いを考えるので、
 現時点では「様子見すべし」という判断に基づきノーポジ&逆指値エントリー未発動。)

10分足がレンジ形成気配を見せているので短いタイムスケールではLSともにポジりにくい状況。
あえてというなら10分足での高値更新失敗>安値更新を見込んで
238.3にSの逆指値、ストップを239に置いて待ち構える手か。
50Trader@Live!:2007/01/29(月) 20:04:54.10 ID:KOE4+GRZ
ドル円は相変わらず難しい。

何が難しいといって、「高値安値の切り上がり/切り下がり」をエントリーするかしないかの
判断基準としているのに、10分足ではそれが殆ど見当たらず、
時間足でも25日に120.2まで下がってからはほぼ一方的に踏み上げてきて、
SにしろLにしろ現時点では手の出しようが無いからである。

もっとも、難しいのはエントリーすることを前提とするから難しいのであって、
「分からなければ静観」の原則に従えば難しいことなど何も無い。放っておけばいい。
トレンドの判断についても同じ。別に難しいことはない。
「ここまで一方的に踏み上げてきている」=「上昇基調強い」
それだけである。通常なら押し目を待ってLしたい状況。
ただ、ここから一気に123円まで上がったりしない限り、
時間足でのMACDヒストグラムが弱気の乖離を形成するのは確実そうなのと、
「12月の頭からかれこれ一ヶ月上がりっぱなし→いざ調整に入ると少し長引くかもしれない」
という理由で、Lポジを取るのも躊躇われる。
(しつこいようだが、これはあくまでも「仮にポジを取るとしても躊躇してしまう状況」ということで、
 実際にはチャートを見て数分で「分からん。静観。下がってきたらSか押し目を待ってL」と
 結論付けて他の通貨ペアを見にいくだけである)

もっとも、これだけ強力な買い圧力があるということは、ここから一気に上抜けする可能性もあるので、
上方へのブレイクアウトから一気に上昇していくのを狙って
10分足ベースなら122.3(Ask)にLの逆指値、ストップ121.75(Bid)で、
時間足ベースなら同じく122.3(Ask)にLの逆指値、ストップ121.3で待ち構えておくのも面白いかもしれない。
手仕舞いはそれぞれ「10分足/時間足で高値更新に失敗した後、陰線で安値を切り下げたら」。
51Trader@Live!:2007/01/29(月) 20:52:49.53 ID:KOE4+GRZ
20時過ぎのポン円の上下は、言ってみれば15時過ぎの値動きの反対で、
「一旦大きく下げるも、即座に元の位置まで押し戻された」
つまりここでも買い圧力と売り圧力が拮抗していることを示唆している。

>>49
>あえてというなら10分足での高値更新失敗>安値更新を見込んで
>238.3にSの逆指値、ストップを239に置いて待ち構える手か。
を実行していたとしたら、ぎりぎりで引っかからなかったといったところか。
仮にもう少し下まで下がって逆指値に引っかかっていたとしよう。
往々にして、その後すぐ元の水準まで押し戻されたことで
「やめときゃ良かった」と思うことになるが、
実のところこれは良くも悪くも無い。単に
「一旦押し下げられて238.3を踏み下げ、そこから元の位置に戻った」という事実があるだけだ。
(そこで一気に239あたりまで戻していればそれは不安材料だが、その時はストップにかかっている。
というか、そうやって「自分のポジションが逆行する可能性が高い状態になったら、
素早く手仕舞いする」ためにストップを置いているのである。)

「元の位置に戻った=拮抗している」なのだから、
今のところは楽観する要素もないが、特別悲観する要素も無い。
(そもそも、一時的とはいえ10分足での前回安値を下回る238.3まで押し下げてきたという事実は、
 背後にそれだけの売り圧力が、少なくとも買い圧力と拮抗できるくらいはあるという意味でもある。
 もし買い圧力が圧倒的に強ければ、そもそもここまで下がってこない。
 当然ながら買い圧力についても同じことが言え、とにかくどう考えても「拮抗している、分からん」という結論になる)


…と言ってる間に再び下げてきている。
1分足で見れば「前回安値を試しにいっている」状況であり、
ここで238.3を割り込むようだとしばらく下げる可能性が高い。
ここでポジるなら238.3にSの逆指値を置いて…って既に置いてるのかw
52Trader@Live!:2007/01/29(月) 21:07:07.15 ID:KOE4+GRZ
とりあえず今日はこんなとこで。次は明朝以降。


どうでもいいことだが、実際の取引で4時間足以上のタイムスケールで
エントリーと手仕舞いを判断しているのは、このように
「平日は数時間〜半日程度PCに触れない(チャートが見られない)状態になることも結構ある」
のが理由である。
4時間足が視覚的にアピールしてくるチャートパターンを描くには、
最低でも2日か3日(48時〜72時間)程度は必要になってくるので、
半日〜1日くらいチャートが見られなくてもさして困ることはない。
(問「その間に非常事態が起きて急変したらどうするんだ?」答「ストップにかかるだけだ」)

当たり前の話だが、これが10分足だと、最低でも2時間置きくらいにはチャートを見て、
その都度エントリーや手仕舞い、ストップトレイルなどの判断を下さなければならず、
時間的余裕が足りなくなるのに加え、間違いなく精神的余裕も奪っていくことになる。

つまり、今日ダラダラと書いてきたような、時間足以下のタイムスケールでの展望は、
あくまでも「トレーニング」、言ってみれば「遊び」である。
(もっとも、遊びだからといっていい加減なのかというと必ずしもそうではなく、
 基本的な考え方は全く変わらない。単に適用するタイムスケールが短くなっただけである)
53Trader@Live!:2007/01/30(火) 08:26:16.89 ID:J47zcU+J
現時点(8:00時点)でのポン円の時間足、4時間足チャートを見て
「239で跳ね返されている。下落は近い」と見るか
「239に何度もアタックしている。上昇は近い」と見るか。


正解はもちろん「分からない」である。


「239を明確に突破できるほど買い圧力が優勢ではないが、
 一方で高値を切り下げられるほど売り圧力が強くもない」
(ただし、徐々に安値が切り上げられ、上向きのトライアングルを描いているので、
 若干買い優勢の可能性が高い)
というのが現在の状況であって、
「跳ね返されているから上が強い」と見るのも、「アタックしているから上は崩れる」と見るのも、
「下/上に行って欲しい」という願望によるバイアスがかかったものであるのに変わりは無い。


というわけで10分足以下のタイムスケール(デイトレ相当)ではノーポジ。
僅かながら買い優勢っぽいので、あえてポジを取るなら成行でエントリーか239.2にLの逆指値、
ストップ238.3といったところか。
時間足・4時間足ベースなら、まだ239で天井を形成して下落していく可能性があるので、
引き続き237.5(Bid)にSの逆指値、ストップを239.4に置いて待ち構える。
日足チャートでの前回高値241.5を越えるまではS狙いを継続。越えたら撤回。
54Trader@Live!:2007/01/30(火) 08:51:23.95 ID:J47zcU+J
補足。

現在攻防を繰り広げている239が鉄壁のレジスタンスなのか、
単に無駄な抵抗をしているだけなのか、現時点では分からない。
後になってチャートを見て、
ここから下落していれば「鉄壁だった」
突き破って上昇していれば「無駄な抵抗だった」
ということになる。


こう言うと、
「後から分かったって意味が無いだろ!」
という声が聞こえてきそうだが、その通り、後から分かったって意味は無い。
しかしながら…実はここからが重要なところで、多くの人が誤解しているところでもあるが、
実のところ、「相場で利益を上げるために大事なことは何か」という観点からは、
「後から分かったって意味が無い」のではなく、
「そもそも予想すること自体に意味が無い」のである。

「お前散々予想とポジ推奨しておいてそれはないだろ!」
と思うかもしれないが、ここまでダラダラと書いてきたのは決して「相場の予想」でも「ポジ推奨」でもない。
単に"過去の例から行くと、こういう形になった時は次にこうなるケースが多かった"という状況を受けて、
そうなった時に利益が出るポジションを取り、そうならなかった時のためにストップを置く、それだけのことで、
これは"チャートパターンがこういう形になったから次はこうなるはずだ"という予測に基づいて
ポジションを取ることとは似て非なるものである。

非常に分かりにくいこと分かりにくく言ってるのは分かっているが、これ本当。
55Trader@Live!:2007/01/30(火) 09:26:41.71 ID:J47zcU+J
具体例を挙げると少しは分かりやすいかもしれない。


「239は鉄壁だ!」と言って、今すぐSポジを取り、
ストップを置かず、ただ下がることを待ち望む。
これは「予想に基づいたポジション取り」である。

「239はそろそろ破れる!」と言って、今すぐLポジを取り、
ストップを置かず、ただ上がることを待ち望む。
これも「予想に基づいたポジション取り」である。

「ここから下がっていけば、239は鉄壁だったということになるし、
 下がっていかなければそうでなかったということになる」と言ってSポジを取り、
「そうでなかった」場合のために239の少し上にストップを置く。
これは「予想に基づいたポジション取り」ではない。

「ここから上がっていけば、239は無駄な抵抗だったということになるし、
 上がっていかなければそうでなかったということになる」と言ってLポジを取り、
「そうでなかった」場合のために238.5の少し下にストップを置く。
これも「予想に基づいたポジション取り」ではない。



ストップを置きさえすれば「予想に基づいたポジション取り」ではないのかというと、
必ずしもそうとは限らない(それについては、タイムスケールに応じて「ストップをどこに置くか」が関係してくる)が、
少なくとも、ストップを置かないポジション取りは全て「予想に基づいたポジション取り」である。
#「レバ1倍なら大丈夫」と言う人もいるが、これもまた"今後数年というタイムスケールで
#金利差が逆転することはなく、いざ金利差が逆転してスワップがマイナスになった場合でも、
#損益分岐点以上のレートでポジションを閉じることができる"という予想に基づいたポジション取り
#であることには変わりない。
#(もちろん、この予想が殆ど「間違いない」と言えるくらい実現可能性が高いのは事実だが、
#それでも予想には変わりない)

うん、やっぱり分かりにくいがまあいいや。
56Trader@Live!:2007/01/30(火) 12:02:46.91 ID:5VqQUjgy
初心者の私にはありがたいお言葉の数々拝読させていただきました。
感謝。

もし、このお言葉が間違っていたことが後から分かっても意味がない。
それでもいいと思うから是非続けていただきたいです。
57Trader@Live!:2007/01/30(火) 12:40:10.98 ID:J47zcU+J
>>56
初心者というならこっちも投資経験1年未満の初心者。
もちろん自分では、自分の考え方とそれに基づいたトレードのルールが
それなりに妥当であると思うからこそそれを使っているのだけれも、
それが間違ってないという保証は無く、間違っていれば随時修正をかけていく必要がある。


ここで問題になるのが"ルールが妥当なのか間違っているのかをどうやって判断するのか"である。
自分で自分の考え(ルール)を、ましてや現時点でそれが妥当だと思っているものを検証するのは
極めて難しいのが普通だ…が、幸いなことに、投資に関しては殆ど完璧とも言える
「ルールが妥当がどうかを判定する指標」がある。それは何かというと、

「ルール通りにやって、口座残高が増えていればそれは妥当であり、
 減っていればそれは間違っている」

ということだ。
自分の考え(ルール)が妥当なものならば、その通りにやれば長期的には必ず資金は増えていく。
もし資金が減っているとすれば、それはルールを守らなかったか、ルールが妥当でないか、
あるいはその両方である。

相場で利益を上げるために最も重要なことは、相場の先行きを予想することでも、
ファンダメンタルの分析をすることでも、テクニカル指標の勉強をすることでもなく、
(もちろん、これらもそれなりに重要ではあるが、それ以上に)
「ルールを作ること」
「ルールに従うこと」
「ルールが間違っていた時に、修正して立て直すことが出来るよう、資金の余裕を常に保っておくこと
 (常にリスクを限定し、5回や10回負けても資金が致命的なダメージを負わないようにすること)」
である…少なくとも現時点ではそう考えている。


言うまでもなく、この考え方そのものが間違っている可能性はある。
だがそれを思い悩んでも仕方ない。
それが間違っているかどうかを決めることが出来るのは、自分でも他の誰かでもなく、
「一月後、一年後の口座残高」
だけなのだから。
#具体的に「ルールが妥当でなく、口座残高が減っていく時に、どこで見直しをかけるか」については、
#月初めの口座残高を100%として、そこから確定損益で10%のドローダウンがあれば、
#翌月まで取引を禁止して、取引記録を見直して
#「ルール通りにやったか、やったとすればルールの何がまずかったか」を検証することにしている。
58Trader@Live!:2007/01/30(火) 12:47:15.18 ID:J47zcU+J
そんな与太はさておき、12:30時点でのポン円の状況と展望。

朝と変わりなし。
相変わらず時間足でわずかながら安値を切り上げているので、
しばらくの間(とりあえず夜まで)は上を目指す可能性の方が若干高いと見るが、結局分からない。
ここから想定されるポジは合、10分足以下のタイムスケールではややL寄りの見送り。
時間足ベースでは、これも朝に引き続き
Sなら237.5(Bid)にエントリーの逆指値、ストップを239.4、
Lなら239.2(Ask)にエントリーの逆指値、ストップ238.3、
といったところか。
59Trader@Live!:2007/01/30(火) 13:01:07.26 ID:J47zcU+J
ポン円の話ばっかりというのもなんなので、現在の保有ポジについて。

現時点で保有しているポジは
・ドルスイL1.2057。
  日足での安値更新失敗から、4時間足の下降トレンド>安値高値切り上げにてエントリー。
  ストップ1.21。日足チャートで前回高値に届かず、4時間足で高値安値双方の
  切り下げが見られたら手仕舞い。
・ユロドルS1.292(実質的にドルスイLの買い増しと同じ)
  日足での高値更新失敗から、4時間足の上昇トレンド>安値高値切り下げにてエントリー。
  ストップ1.305。日足チャートで前回安値に届かず、4時間足で高値安値双方の
  切り下げが見られたら手仕舞い。
・カナ円L103.2
  日足での安値更新失敗から、4時間足の下降トレンド>安値高値切り上げにてエントリー。
  ストップ102.0。日足チャートで前回安値に届かず、4時間足で高値安値双方の
  切り下げが見られたら手仕舞い。

ストップのレートと上昇/下降以外、全部同じことしか言ってないが、
同じルールに基づいてエントリーし、同じルールに基づいて手仕舞いするので、
そうなってしまうのは仕方ない。
60Trader@Live!:2007/01/30(火) 13:03:01.14 ID:J47zcU+J
>>59のユロドル訂正
×日足チャートで前回安値に届かず、4時間足で高値安値双方の
×切り下げが見られたら手仕舞い。
×日足チャートで前回安値に届かず、4時間足で高値安値双方の
×切り上げが見られたら手仕舞い。
61Trader@Live!:2007/01/30(火) 13:22:08.51 ID:J47zcU+J
なんか今見直したらカナ円も前回安値と前回高値間違えてる。
ま、いいや。個別のポジに大した意味はない。
62Trader@Live!:2007/01/30(火) 17:00:01.80 ID:J47zcU+J
ちょっと見ないうちにポン円(他クロス円)がえらい事にw


取り急ぎ16:54時点での展望とポジ取り。

1分足では240をつけた後もう一度高値を試しにいっている局面。
ポジを取るなら239.75にSの逆指値、ストップ240.1。

10分足ではここから下落してくるのを待って、
それが239前後の持ち合いゾーンまで届かなければロング。
短時間で293まで落ちてきたり、全く調整なしで一気に上昇していった場合は見送り。

ここから短時間で(1時間〜数時間以内くらい)293前後まで下げ戻さなければ、
時間足でも上昇トレンドが確認されたことになるので237.5のS逆指値を一旦撤回。
下げ戻ってきた場合はスパイク発生ということで、S逆指値のオーダーを保持しつつ、
内心で反転下落の見通しを少し強めることになる。

4時間足以上ではこのまま上昇していって241.5を超えるまでは状況に変化なし。
63Trader@Live!:2007/01/30(火) 17:03:25.79 ID:J47zcU+J
でまあ、ちょっと順番が前後してしまったけど、一つ転載。

>ポンド円 テクニカルポイント

>ポンド円は24日の急落の動きを挟んで23日の高値241.50レベルから25日の安値236.30レベルへと
>約6円の大幅な下落相場を演じた(大波)。
>その後の戻りも強く26日には下落幅の50%戻し238.90レベルを回復した。
>しかし50%戻しはテクニカル的には強いレジスタンス水準となり26日夜半には237.50レベルへと反落。
>236.30から239.00(小波)の50%戻しが237.65でこのエリアがサポートされ、下値の堅さを確認。
>現在はさらに(大波)の31.8%戻し238.30がサポートとなっている。
>上値は239.20レベルで2回跳ね返されており、本日の239円台乗せが3度目の上値トライとなるか
>ロンドン市場にかけての注目ポイント。


この文章のポイントは、フィボナッチ数を使ってること…ではなく、
>現在はさらに(大波)の31.8%戻し238.30がサポートとなっている。
>上値は239.20レベルで2回跳ね返されており、本日の239円台乗せが3度目の上値トライとなるか
つまり、239.2をレジスタンス、238.3をサポートと見立てている点。
これは昨日から何回か言ってきた、10分足ベースでのエントリー逆指値とストップの位置に相当する。

で、何が言いたいのかというと、自分の読みの的確さ…では断じてなく、
「古典的チャートパターンに基づくサポート、レジスタンス、トレンドラインは、
 誰が見ても大体同じようになる」
という当たり前の事実が再確認された、ということである。
さらに言えば、これは別に古典的チャートパターンに限ったことではない。
各種テクニカル指標もまた、同じ状況では大体同じようなシグナルを出す。
#トレンドフォロー系指標であるMACDやADXと、オシレーター系指標であるストキャスティクス・RSIなどで
#同時に異なるシグナルを出すように見えることもあるが、それは単に、
#相手取るタイムスケールが異なる指標を無理やり同じタイムスケールで見ているからに過ぎない。
#各指標のパラメータが一般的なもの(例えばMACDなら12-26-9)であれば、多くの場合、
#日足のオシレーターが「買われすぎ/売られすぎ」のシグナルを出している時、
#4時間足あるいは時間足のMACDやADXは弱気/強気の乖離を形成している)


んで、結局何が言いたいのかというと、さっきからしつこく言ってるこれ↓。
「相場で利益を上げるために最も大事なのは、
 相場を予想することでもファンダメンタルの分析をすることでも
 テクニカル指標を勉強することでもない」
具体的には、
「チャートなんか誰が読んでも大体同じ読み方になるのに、それでも勝つ奴と負ける奴がいる。
 つまり"チャートの読み方"なんてものは相場での勝ち負けに殆ど影響を与えない。
 そんなことより、ルール作ってそれを守って、多少負けても死なないように守りを固める方が100倍大事」
ということ。


自分の性格やトレードのスタイルに合った何らかのツールを見つけ、
その意味するところや特徴を理解することは大いに重要だが、
「ファンダかテクニカルか」「MACDかストキャスティクスか」といった議論には何の意味もない。
大事なのは、ファンダメンタルであれテクニカルであれ占いであれ(実際問題、占いでエントリーしても勝つ方法はある)、
あるツールが有効であることを信じ、しかしながら盲目的に信じ込むことはせず(勝率100%の方法はありえない)、
そのツールを使って、時に損失を出しながらもトータルで利益を上げられるトレードのスタイルを作り上げていくこと、
その「自分に合ったツール」を見つけるために、ファンダメンタルなりテクニカルなり占いなりを知ること。
それだけではないかと思う。
64Trader@Live!:2007/01/30(火) 18:00:28.12 ID:J47zcU+J
ついでに>>56へもう一言。

239が鉄壁か無駄な抵抗か(結局後者だったわけだが)は確かに
「後から分かっても意味がない」けれども、
ここで俺が飛ばしている与太が間違いだったと後で分かることは決して無意味ではなく、
むしろ、現時点で様々に抱えているはずの、けれどもまだ見出せてない考え方の誤りや歪みを見つけ、
正し、安定して利益を上げるためにやらなければいけないことを知るために、
「間違いだったと後で分かる」ことは決定的に重要でさえある。

だから、やるべきことは、
「暫定的に今のやり方、考え方が正しいものとしてしばらく(それに忠実に)やってみる。
 ただし、後で間違いだったと分かった時に、手遅れ(資金が全部なくなって退場)に
 ならないように、常にリスクを限定する」
基本的にはこれだけだと思う。
65Trader@Live!:2007/01/30(火) 18:03:18.11 ID:J47zcU+J
>>64の補足。細切れでアレだけど勘弁。


>暫定的に今のやり方、考え方が正しいものとしてしばらく(それに忠実に)やってみる。
の「今のやり方」とは、当たり前ながら、ここで飛ばしてる与太のことではなく、
一般論としての「自分に合った(と考えられる)やり方」のこと。
6656:2007/01/30(火) 19:01:46.85 ID:5VqQUjgy
勉強になります。
ルールを作るにはどうしたら良いか、どんな本を読んで何を参考にしたら
良いかを模索しようとしていた所なので、すごく参考になるドキュメント
をリアルタイムで見られて嬉しいです。

アラシや茶々を入れる人が多いですが、そんな人が来ても続けて欲しいです。
(先の一文はそんな人を牽制しようと思って加えたものです)

もっと話を伺う上で反応があった方がよければ時々書き込みさせていただきます。
(自分がどうダメかくらいですが)
67Trader@Live!:2007/01/30(火) 19:14:45.90 ID:J47zcU+J
今日のポン円は、マイテクニカル的には非常に興味深い動きをしている。

16時過ぎに、それまで持ち合い状況にあった239前後から上方にブレイクアウトして240まで上がった後、
3時間くらいして239.3前後(19時現在)まで落ちてきたということは、
時間足のタイムスケール(半日〜数日程度)では、
「買い方の勢力が圧倒的というわけではないものの、やや優勢である」可能性を示唆する。

現時点では、1分足で大きく下げた後小反発という局面であり、超短期的には
「ここから次に下値を探りに行き、それが239.3を大きく割り込んで239前後まで戻すかどうか」
がポイントとなる。
ここで跳ね返されれば、10分足で安値が切り上がり、今後数時間程度上昇基調となる可能性が高い。
一気に割り込めば、再び239前後で持ち合いになるか、下落基調となる可能性が高い。
要注目(てか、チャートはいつだって要注目だ)



>>66
こんなんで参考になるならそれは望外の幸い。ちなみに、
>ルールを作るにはどうしたら良いか、どんな本を読んで何を参考にしたら良いか
についてだが、>>34で挙げた
パン・K・タープ『魔術師たちの心理学』
ジャック・D・シュワッガー『マーケットの魔術師』『新マーケットの魔術師』
アレキサンダー・エルダー『投資苑』 (いずれもパンローリング)
は掛け値無しの良書なので、機会があれば読んでみるといい。
(パンローリングの回し者みたいだが、まあそういうことにしておいてもいいw
これらが読む価値のある本であることは間違いないから。
ここに書いてあることは、言ってみれば全部これらの本からの引き写しでしかない)

独り言と強がってはいるものの(まあ、あながち強がりだけではないけれども)、
読んでもらえればそれはやっぱり嬉しいので、反応は大歓迎。
別段「自分のスレ」ではない(だからこのスレタイがいい)し、
異論反論オブジェクション独り言、気が向けば誰でも何でも書いてもらえれば、
反応する…かもしれない。しないかもしれないw
68Trader@Live!:2007/01/30(火) 19:53:36.65 ID:J47zcU+J
>>67をちょっと訂正。

>ここで跳ね返されれば、10分足で安値が切り上がり、今後数時間程度上昇基調となる可能性が高い
と書いて、とりあえず239.2で跳ね返されて上昇している現状では、
先の「買い方の勢力が圧倒的というわけではないものの、やや優勢である」可能性も考慮して、
「今後数時間程度上昇基調となる可能性が高い」という判断は変わりないものの、
先ほどの上昇>下落によって、時間足でMACDヒストグラムが弱気の乖離を形成しているのと、
この下落によって、次に10分足での直近高値を更新した時に、やはりMACDヒストグラムが
弱気の乖離を形成する可能性が高くなっていることを考えに入れると、
(MACDヒストグラムが弱気の乖離を形成するとは、
 「直前の買い圧力は強く,価格を前回の高値より上に押し上げたけれども、
 買い圧力そのものの強まり方(言ってみれば、上昇の加速度)」は前回より鈍っている」
ことを意味し、近くトレンドが反転する可能性を示唆する)
無邪気に「上昇!」とは言ってられないかもしれない。

これを受けて、現時点でポジを取るとすれば、時間足ベースで
238.3(Bid)にSの逆指値、ストップは安全策なら240.2(Ask)、多少攻撃的に行くなら239.3といったところか。
ここから一気に上昇していく可能性(もちろん、その可能性はそれなり以上にある)を考えて、
10分足での上方ブレイクアウトとなる239.75(Ask)にLの逆指値、ストップ239.15(Bid)で
待ち構えるのも面白いかもしれない。
69Trader@Live!:2007/01/30(火) 19:59:04.75 ID:J47zcU+J
さらに追加。
S狙いでオフェンシブに行くなら、10分足での下方ブレイクアウトとなる
239.15(Bid)に逆指値、ストップ239.75(Ask)、
つまり>>68のL逆指値の全く反対で待ち構えるのも悪くないかもしれない。


「ある時点でLポジションを狙うべきか、Sポジションを狙うべきかは、割とどうでもいい」
というのがピタリと当てはまりそうな状況だ。
70Trader@Live!:2007/01/30(火) 22:01:24.09 ID:5VqQUjgy
>>67
多謝。アマゾーンで早速注文してみます。
71Trader@Live!:2007/01/31(水) 08:10:15.95 ID:6tirWAUI
寝ている間に風雲急を告げた(というほどでもないか)のはオセアニア、特にキウイ。
キウイ円キウイドル共に急落。
>>30から待ち構えていたキウイドルS0.6915の逆指値が執行されてエントリー。
ストップを予定通り0.705(Ask)に置く。
日足チャートで前回安値(現時点では0.683)を更新できず、4時間足で高値安値双方の
切り上げが見られたら手仕舞い。


ついでに、ユロ円が日足での高値更新失敗気配(158まで上昇したところで
時間足のMACDヒストグラムに弱気の乖離発生)を見せているので、
時間足・4時間足での下方ブレイクアウトとなる157.2(Bid)にSの逆指値、ストップ158.3(Ask)で待ち構え。
ここから高値が更新されればストップを引き上げ(それに合わせて枚数減)、
さらに日足の前回高値158.6〜7を踏み越えていけば、エントリー取り下げ。


キウイが突出していたが、昨晩は全体的にクロス円ペアが軟調な動きを見せ、
特に、1/24に96.4をつけてから下落し、その後殆ど戻しきれないまま
時間足で高値安値の切り下がりを見せた羊円が、Sを誘う形になっている。
狙うなら時間足・4時間足での下方ブレイクアウトとなる93.6(Bid)にSの逆指値、ストップ94.5(Ask)で待ち構える手。
(リアルの取引でもエントリーの逆指値を発動させてよさそうな状況だが、
 「日足での逆行(4時間足での上昇トレンド)が確認されてない」のと、
 「既に4つのポジションを持ち、さらにユロ円のエントリー逆指値を発動させたことで、
  "ポジション全部を合わせた最大許容リスク"が上限近くに達している」ので、羊円Sは見送り)
72Trader@Live!:2007/01/31(水) 08:37:21.90 ID:6tirWAUI
そしてポン円。

4時間足以上では状況に変化無し。
237.5(Bid)にSの逆指値、ストップ240.5(Ask)で待ち構える形。

時間足では、結局昨日午後の上昇分を全部吐き出して、
再び238.3〜239.2あたりで持ち合い気配。
「買い圧力が圧倒的ではないもののやや優勢か、売り買い互角」といった状況。
ポジを取るとすれば、238.3(Bid)にSの逆指値を構え、昨晩の下落で引っかかってエントリーしているところ。
ストップはストップは安全策なら240.2(Ask)、多少攻撃的に行くなら239.3(Ask)。


この仮想ポン円S238.3だが、時間足で見ると見事な底Sをしてしまったように見え、
「なんで俺がポジると逆行くんorz」の典型例をなしているが、実はこれはごくごく当たり前の話であって、
ブレイクアウトを狙ってエントリーする以上、エントリー直後の一時的な逆行は殆ど必然である。
(問「それが一時的なものじゃなくて、さらに逆行していったらどうするんだ?」答「ストップにかかるだけだ」)

マーケットにおいて分かりやすいトレンドが発生している期間は、全体のおよそ15%に過ぎず、
残りの85%はこれといったトレンドのないレンジ相場である。
これは、10回エントリーすれば、そのうち8〜9回はいわゆる「行って来い」の最中であることを意味する。
そして、ブレイクアウト(前回高値/安値の更新、あるいはサポート・レジスタンスのブレイク)狙いのエントリーは、
基本的に「行った行った」状態になった後にエントリーするものなので、
10回エントリーすれば8回か9回は「戻った戻った」になるのは当然である。
「ブレイクしたあと爆上げ/爆下げ」なんてのは、10回に1回か2回しかない。確率的に言って、無い。

「ではなぜブレイクアウトでポジるのか。押し目を待ってエントリーすればいいじゃないか」
と思うだろうが、それはそれで
「戻らなかった場合(往々にして、それは大きなトレンドとなることがある)の機会を逃す可能性がある」
という問題があり、結局のところブレイクアウトを狙うのも、押し目を待つのも一長一短、
両方のいいとこ取りをすることは基本的に出来ず(タイムスケールの違いを利用することで
それに近いことが可能にはなる)、出来るのは
「ブレイクアウトでエントリーし、一時的な逆行は不可抗力として受け入れる」か、
「押し目を狙い、エントリーの機会を逃す可能性を不可抗力として受け入れる」か、
のどちらかしかないのである。


結論:「押し目待ちに押し目無し」は間違っている。正しくは、
    「押し目は待っていれば必ず来る(来なければエントリーしないだけ)」
    「押し目を待たなければ押し目はいらない(その代わり一時的な逆行は見込んでおく)」
    のどちらかである。
73Trader@Live!:2007/01/31(水) 09:10:22.31 ID:6tirWAUI
「押し目待ちに押し目無し」が何故間違っているかについての補足。

押し目を待つということは、「エントリー後の逆行状態を出来るだけ少なくしよう」と目論んでいることである。
そういう考えを持った人が、「押し目待ちに押し目無し」と言ってブレイクアウトでエントリーした場合、
果たして、10回のうち8回か9回はやってくる「エントリー直後の逆行状態」に耐えられるだろうか。

もちろん耐えられるはずもなく、大抵はちょっとした逆行で慌てふためいて損切りすることになる。
(そして、ブレイクアウトの後の逆行は多くの場合"一時的"なものなので、損切りした後に再び
 ポジションの方向へと動き出すことになる)
2ちゃんでも良く見受けられる
「早すぎる損切りで損してばっかり。俺が損切ったとこが底/天井になるorz」
というぼやきの大半が、この「一時的な逆行での狼狽売り/買い戻し」である。
(そして、多くの人が、「自分が損をしているのは不適切な損切りをしているからだ」とは考えず、
 「自分が損をしているのは、損切りすることが間違っているからだ」と考え、
 ストップを置かずにエントリーし、致命的な逆行を喰らって大きなダメージを受けることになる)


つまり、押し目に関する警句は、こうでなくてはならない。

「押し目を待つなら徹底的に待て」
「待たないなら多少の逆行に慌てるな」
「いずれにしてもストップは置け」
74Trader@Live!:2007/01/31(水) 09:46:36.98 ID:6tirWAUI
>>73にさらに補足

>「早すぎる損切りで損してばっかり。俺が損切ったとこが底/天井になるorz」
>というぼやきの大半が、この「一時的な逆行での狼狽売り/買い戻し」である。

という部分に対して、
「俺は前もってストップを置いてるにも関わらず、狩られてばっかりだが」
とった反論が予想されるが、これについての再反論は簡単である。

「それはストップがタイトすぎるから」
正確には、
「そのタイムスケールで想定される逆行の幅と、ストップの位置が見合っていないから」
に過ぎない。



>>72のポン円を例に取ろう。

4時間足以上のタイムスケールでのエントリーとして想定したのは
>237.5(Bid)にSの逆指値、ストップ240.5(Ask)
時間足では
>238.3(Bid)にSの逆指値を構え、昨晩の下落で引っかかってエントリーしているところ。
>ストップは安全策なら240.2(Ask)、多少攻撃的に行くなら239.3(Ask)。

ストップの位置はどちらも「そのタイムスケールのチャートにおける前回高値」である。
(時間足での239.3(Ask)は、昨日20:00頃の上昇をスパイクとみなし、
 ストップをレジスタンスの上限より少し上に設定した場合)

「ブレイクアウトで買う以上、一時的な逆行はやむを得ないが、
 自分の想定した方向にトレンドが発生していれば、前回の高値を更新することは殆ど無い。
 逆に言えば、前回の高値を更新すれば、想定が間違っていた可能性が高い」
と考えれば、必然的にストップはこの位置になる。

「時間足でのブレイクアウトで238.3Sをポジっておいて、ストップを238.5に置く。」
「4時間足でのブレイクアウトで237.5Sをポジっておいて、ストップを239に置く。」
これでは辻褄が合わない。これらは単に「損したくない。出来るだけ損を減らしたい」という、
後ろ向きの"欲"に踊らされているだけである。
そして当たり前ながら、相場はそんな"欲"とは無関係に動き、
10回のうち8回か9回は該当する「行って来い」で当たり前に損切ることになり、
「早すぎる損切りで損してばっかり」と愚痴をこぼすことになる。
本当は「損切りが早すぎる」のではなく、「欲に駆られて狭すぎるストップを設定した」だけなのに。


ところで、ここでは「妥当なストップの位置」の根拠として「チャート上での直近高値/安値」を使っているが、
これは別に何を根拠にしても(それが自分で納得できるものでさえあれば)構わない。
ATRを使ったボラティリティストップでもいいし、移動平均線ベースでもいいし、固定幅のストップを使ってもいい。
唯一の、そして絶対の制約は「ストップにかかった時の損失額を総資金の一定割合以下に抑えること」だけであり、
これはポジションのサイズを減らすことで対応可能なので、実際にはそれが問題となることはありえない
(問題になるとすれば、それは「ポジションのサイズが大きすぎる」か、「そもそもエントリーすべきでない」ということだ)。

大事なのは、
「ここまで逆行した時は、問答無用で損切る」というラインを設定すること、
それを設定した根拠が、自分自身を十分に納得させられるものであること。
この二つである。
75Trader@Live!:2007/01/31(水) 09:51:46.87 ID:bZ8W1OMI
おはようございます。
ここがポジポジ闘病生活の糧となりそうです。
今晩(朝方)はFOMC政策金利発表ですが、このようなイベントリスクについて
どのようにお考えか少し触れてもらえるとありがたいです。
76Trader@Live!:2007/01/31(水) 09:56:04.99 ID:6tirWAUI
>>75
イベントリスクに限らず、ありとあらゆるリスクは、結局のところ
「予想を大きく超えた値動き」に集約される。

したがって、イベントがあったとしても
「これ以上は行かないだろう」という地点にストップを置いておくことと、
「これ以上は行かないだろう」という想定を広めに見積もっておくことで、
リスクを回避、最悪の場合でもストップによって限定することが出来る。


基本的には、イベントによる突発的な値動きは、
想定するタイムスケールが長くなればなるほど相対的に小さくなるので、
「スキャルやデイなら要注意」
「短中期スイングなら気をつける」
「長期トレンドフォローなら殆ど気にしなくてもいい」
ということになる。
77Trader@Live!:2007/01/31(水) 10:03:44.77 ID:6tirWAUI
日足以上のタイムスケールであればイベントリスクは殆ど考えなくていいので、
個人的には、「そのイベントによる値動きがどのようなものだったか」の方が重要。
良く言われる
「悪指標スルーは買い」「良指標スルーは売り」
という奴。

イベントで申し分ない結果が出たにも関わらず、マーケットがそれに反応して大きく上昇しない場合、
それは背後に強い売り圧力がある可能性を示唆する。
結果が悪くて大きく下落しない場合はその逆で、買い圧力の存在を示唆する。
このような「現象と値動きの乖離」は、いつもとは言わないが、多くの場合
絶好のトレードチャンスを提供する…って『マーケットの魔術師』で誰かが言ってたような気が。
78Trader@Live!:2007/01/31(水) 10:50:58.08 ID:6tirWAUI
休憩中(サボりとも言う)。


警句と言えば、「押し目待ちに〜」は完全に間違った警句だが、他にもう一つ
"それ自体は間違っているわけではないが、往々にして間違った使われ方をされるもの"
がある。


ここで問題。
1.その警句は何か。
2.何故「それ自体は間違ってない」のか
3.「間違った使われ方」とはどのようなものか。

解答は…1については今日の夕方以降。2と3は当分保留。
なぜなら、これは「相場で利益を上げられるか上げられないか」を
決定的に左右するものの一つに関係してくることであり、
2と3を自分で考え、答えを出すことが出来れば、
それは確実に「後々の大きなリターンの可能性(それもかなり高いもの)」に繋がるから。
79Trader@Live!:2007/01/31(水) 12:34:23.38 ID:6tirWAUI
12:30時点でのポン円の展望。

時間足以上では基本的に変化無し。
ただし、ここしばらく、持ち合い状況でありながら安値が切り上げられる傾向にあったのが、
今朝7:00辺りを境に切り下げられるようになっており、
今まで時間足ベースのタイムスケール(半日〜数日程度)では「圧倒的ではないながらも買い優勢」だった
買い圧力と売り圧力の関係が逆転しつつある可能性を示唆する。
短中期でLポジションを取った(具体的には、今月の前半以降、230以上でポジった)人は
少し注意しておきたい(ストップを、日足の直近安値である236に引き上げておくとか)状況。

仮想238.3Sはそのままホールド。
時間足ベースで考えるなら、午前中の238.9を直近高値と見なして、
ストップを239(Ask)まで引き上げてもいいかもしれない。


余談。
展望を書く時に必ずと言っていいほど、呆れるほどに頻出する「可能性を示唆する」という表現だが、
テクニカル指標を含むありとあらゆる「解釈」は、全て今後の可能性を示唆するに留まるものであり、
どれほどその解釈に自信があっても「絶対こうなる」「間違いなくこうなる」とは決して言えない以上、
こうとしか書きようが無いから仕方ない。これは当たり前の話であって、仮にこういう表現に対し
「それでどうなるの?」とか「結局何も分からないのか」 と言われたとしても、
「分からん」「その通り」としか答えようが無い。
ついでに言えば、そのように「相場の先行きを予想できる」と思っている限り、
相場で利益を上げることはまず不可能である。)
80Trader@Live!:2007/01/31(水) 12:45:13.77 ID:6tirWAUI
もっとも、全体的にはまだまだ売り買い拮抗状態。
ここから反発して239を超えていけばまた少し買い優勢ということだし、
逆に238.2を踏み下げていけば少し売り優勢というだけの話。


何度も言ってるように、それを予想することに意味は無い。単に
「ここから反発して239を超えていけば買い優勢だから、ストップを239に置いておこう」(S持ちの場合)
「ここからさらに下がって238.2を踏み下げれば売り優勢だから、ストップを238.2に置いておこう」(L持ちの場合)
「ここから半日程度で238.3を割れずに反発してきたら、いまいち売り圧力が強くないということに
 なるから、そうなったら手仕舞いしてしまおう」(S持ちの場合)
「ここから半日程度で239を超えられず下がってきたら、いまいち買い圧力が強くないということに
 なるから、そうなったら手仕舞いしてしまおう」(L持ちの場合)
というように、想定するタイムスケールの動きを見て、
自分を納得させられる根拠に基づき、リスクを軽減し利益を確保できるように"対応"する。
ただそれだけである。
81Trader@Live!:2007/01/31(水) 13:02:04.08 ID:6tirWAUI
>>74
"タイムスケールとマッチしないタイトすぎるストップを置き、それを狩られて即反転して
 「早すぎる損切りで損してばっかり。俺が損切ったとこが底/天井になるorz」とぼやく"

の典型例を一つ紹介。


-----以下転載----

493 名前:ちんぽ っぽ(*‘ω‘ *) ◆TinPOntins [] 投稿日:2007/01/31(水) 12:36:16.95 ID:5mupNyAg
ユロ円損ギリ完了・・

501 名前:ちんぽ っぽ(*‘ω‘ *) ◆TinPOntins [] 投稿日:2007/01/31(水) 12:40:06.16 ID:5mupNyAg
あああああああまただ
また損ギリ早すぎた
ファック

503 名前:ちんぽ っぽ(*‘ω‘ *) ◆TinPOntins [] 投稿日:2007/01/31(水) 12:41:05.09 ID:5mupNyAg
あああああああああああ
やっぱ底が強かったんだ
ファックファックファッキンファックミー

-----転載終了------

12:36時点でのユロ円のレートはだいたい157.55あたり。
ここで損切ったということは、10時台から11時台、
おそらく11時過ぎに157.65辺りでポジションを取ったのではないかと推測される。
この場合、10分足でも時間足でも、直近安値は157.4前後となる。
損切りラインを157.55に置くのは「一時的な逆行で狩ってくれ」と言ってるのと殆ど同様である。
(おそらく、移動平均線を使ってもボラティリティを使っても、「妥当なストップの位置」は
 あまり変わらないはずである)

ちなみに、ここからユロ円はさらに下がるかもしれず、
その場合「やっぱりここで損切って良かったじゃないか」と思うかもしれないが、
それはまさしく結果論に過ぎず、
「タイムスケールにマッチしないストップを置いている」、
「損切りラインの設定が、自分を十分に納得させられるものでない」
という事実は、たかだか数十pipsの損失を軽減することよりも、遥かに深刻な問題である。
82Trader@Live!:2007/01/31(水) 13:28:56.79 ID:6tirWAUI
補記。

>>81の例は、文面から推測するに、ストップオーダーによる損切りではなく
成行での手決済だが、本質的には変わらない。

「ここまで来たから損切りする」と決めるのも
「ここまで来たら損切りする」と決めてストップを置くのも
結局同じことである…が、実はこれは正しくない。

正しくはこうだ。

"ポジションを持った状態で「ここまで来たから損切りする」と決めるのも、
 ポジションを持った状態で「ここまで来たら損切りする」と決めてストップを置くのも
 結局同じことだが、
 ポジションを持ってない状態で「ここまで来たら損切りする」と決めてストップを置くのは
 上の2つとは少々異なる事が多い。"



ここでも一つ問題。
(ちなみに、問題と言っても、別に解答を要求しているわけではない。
 気が向いたら適当に考えてもらえれば)

「ノーポジ最強」という言葉があり、これは一般に
「相場の先行きが不透明だったり、荒れてたり、自信が持てないする時などは、
 ポジションを持たず静観しているのが一番」
という意味で使われており、それはそれで間違いではないが、
実はこの意味とは別に、もっと大事なところで、「ノーポジが最強」と言える理由がある。
その理由とは何か。


これも解答はしばらく保留。
ヒント:上述の"正しくはこうだ"に深く関る。
83Trader@Live!:2007/01/31(水) 14:24:19.26 ID:96KRuyrX
なんだよ、ココは。
俺の好みのスレタイだったから覗いたのに
異様に濃い内容でがっかりした
84Trader@Live!:2007/01/31(水) 15:50:54.07 ID:6tirWAUI
>>83
お褒めに預かり恐縮至極。
お礼に各種ロリスレのURLを。


黒ロリ娘とエッチがしたいです
http://live25.2ch.net/test/read.cgi/livemarket2/1169345965/
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http://live25.2ch.net/test/read.cgi/livemarket2/1169993499/
85Trader@Live!:2007/01/31(水) 16:19:55.05 ID:6tirWAUI
さて、16時頃のクロス円の下落で、ユロ円のS逆指値157.2が発動してエントリー。
予定通りストップを158.3に置く。(ここでもブレイクアウト後の反発が起きていることに注意)
日足の前回安値(現時点では155.5)を更新できず、4時間足で高値安値の切り上げが見られたら手仕舞い。


ポン円もほぼ同じ動きをしている。
238.5〜239の持ち合いから下にブレイクアウトし。237.9まで下げた後反発。
昨日夕方の上昇→下落と同じように、ここから数時間〜半日のスパンで
この反発が238.6〜7まで戻っていけば、引き続き「拮抗状態」、
そこまで戻しきれず、再び下をうかがう、あるいは下方にブレイクする展開になれば、
「売り圧力が優勢」ということになる。
超短期的には237.9からの反発を見込んで、238.3(Ask)にLの逆指値、
ストップ237.9で待ち構える手(1分足で高値更新に失敗したら)も無くは無いが、
時間足で明確に高値安値の切り下げが確認されている今、Lはあまりポジりたくない。
日足以上のタイムスケールでの上昇トレンド継続を見込んでLするなら、ストップは依然236。
ただし、この下落で4時間足が高値更新失敗の形と作っているので、
短中期スイングでもLをするのはやや躊躇われる状況。


全体的にS寄りの流れになってきている感じ。
逆に言えば、これだけS寄りの流れを覆して上昇していけば、
それは「シグナルを覆すだけの強力な買い圧力」の存在を示唆することになり、
その場合はドテンL(具体的には、240.5(Ask)にLの逆指値)を考えることになる。
86Trader@Live!:2007/01/31(水) 17:06:00.78 ID:6tirWAUI
クロス円全般についての現況と今後の展望。


時間足以下では、今のところ反発上昇の予兆は一切無し。
4時間足でも、軒並み持ち合いを下方にブレイクアウトか直近安値を更新、
MACDがDC間近かDC直後。

日足以上の上昇トレンドはまだ崩れてないので(ポン円、ユロ円あたりはかなり怪しいが)、
押し目と見てLポジションを取るのはもちろんありだが、
個人的には「日足の前回安値に届かず下げ止まり、4時間足で高値安値を切り上げ」
が確認できるまでは、Lポジを取る気にはなれない。
(これは、オシレーターを使って積極的に底を狙いに行き、"妥当なタイトストップ"を入れて
高いリターン倍率を狙いに行く手法を否定するわけでは決してない。
単に「自分ではやらない」というだけのことである)
87Trader@Live!:2007/01/31(水) 17:53:18.21 ID:6tirWAUI
17:40時点。

ポン円は237を割り込みさらに下落中。1分足、10分足、時間足、4時間足ともに
反発の兆し(高値安値の切り上がり、あるいはMACDヒストグラム強気の乖離)無し。

239前後の持ち合いから、こんな短時間で、4時間足ベースでのS逆指値を
置いた(つもりの)237.5を割り込むとは思ってもみなかったのと、
そこを割り込んでからの下落の勢いを考えると、この売り圧力優勢状態は
もうしばらく(当面あと半日〜1日程度)続く可能性が高いと見る。


この状況を受けてのポジション取りは…無しw
というか、この状況になった時にポジションを取ることになるように、
逆指値のエントリーオーダーを出す(そして、この状況から再び相場が
逆行し始めた時のためにストップオーダーを出す)のである。
「ポジションを取るべき状況になったら、自動的にポジションを取る。
 その状況が出来上がるまでは、決してポジションを取らない」
これを厳密に執行できるメリットに比べれば、ストップが少々広くなることなどどうでもいい。


…と言ってる間に1分足でようやく価格が反発。
ここから「下げ戻し>236.7まで届かず反発上昇」の展開になれば、
とりあえずそれが初めての「反発の兆し」となる。
以降、10分足、1時間足、4時間足、日足…と「反発の兆し」が連鎖していくか、
それともどこかで途切れて再び下落していくか、要注目(だからいつだってチャートは「要注目」w)。
88Trader@Live!:2007/01/31(水) 18:09:58.65 ID:6tirWAUI
そうそう、一応>>78の問題1の答え。

問1:相場に関して、
   "それ自体は間違っているわけではないが、往々にして間違った使われ方をされる"
  警句があるが、その警句は何か

答:「利食い千人力」



問2.何故「それ自体は間違ってない」のか
問3.「間違った使われ方」とはどのようなものか。

の解答は>>78で書いた通り保留。
ま、気が向いたらちょっと考えてみると面白いかもしれない。繰り返しになるが、
"2と3を自分で考え、答えを出すことが出来れば、
 それは確実に「後々の大きなリターンの可能性(それもかなり高いもの)」に繋がる"
ので。
89Trader@Live!:2007/01/31(水) 19:45:34.11 ID:6tirWAUI
19:37時点。


1分足に続き10分足でも上昇トレンド(高値安値の切り上がり)を確認。
後だしになるが、Lを狙うなら237.3(Ask)に逆指値、ストップ236.7で待ち構える形。
もっとも、何度か言っているように、時間足・4時間足で下降トレンドが見えてる状況では
10分足のタイムスケールでのLはあまり気が進まない。

今後のポイントは、時間足のタイムスケール(今晩〜明日午前中)までにどこまで上げ戻せるか。
239まで戻せれば、やはり売り買い拮抗状態。
そこまでいかずに反転すれば、売り優勢。
ここからSポジションを新規に狙うなら、時間足で反落し始めてから236.7にSの逆指値、
ストップは「その時の時間足での直近高値」に置いて待ち構えるか、
10分足での直近安値を追いかけて、エントリーの逆指値を引き上げていくといったところか。
4時間足以上のタイムスケールでは、236.5にSの逆指値、ストップ240.5。



今日はここまで。
90Trader@Live!:2007/02/01(木) 02:17:08.89 ID:DELDbGPK
乙です。
NZD/JPY 85.0S、EUR/USD 1.2903Lをそれぞれ微益で
利食いしたワタシは間違った「利食い千人力」使い方の典型。
ノーアイデアに近い形でポジったので後悔はしてませんが、
対極を見れるようになりたいです。
91Trader@Live!:2007/02/01(木) 08:06:00.01 ID:XeSRnAyu
口調が乱暴なのは「そういう書き癖だから」なので勘弁。
mixiならですます調だけど、まあ2ちゃんだしw

>>90
>ノーアイデアに近い形でポジった
のなら、手仕舞いもノーアイデアになるのはある意味当たり前の話で、
そこに「価格目標」以外の根拠を持ち込むのは難しいのではないかと思う。
したがって、この場合の問題は「微益で利食いした」ことそのものではなく、
「ノーアイデアに近い形でポジった」こと、それ自体にある。

>対極を見れるようになりたい
に関しても、必ずしもそれが必要というわけではなく、重要なのは
「自分のトレードのスタイルにとって、長いスパンで考える必要があるかどうか」だけ。
(長期トレンドフォローなら週足チャートを見るのは当たり前だけど、
 デイやスキャルで週足を見ても仕方ない)

とにかく、常に
「自分が何故そのポジションを取ったらか」
「自分が何故そのポジションを手仕舞ったか」
を意識し、記録し、検証すること。
それはチャートを読むことよりも、ファンダを学ぶことよりも、遥かに大事なことだと思う。




寝ている間にドルが売られて、Sをポジっているユロドルがストップ近くの1.303まで上昇。
当然ながら「そういうこともある」のが相場なので、それ自体はどうでもいい。
これ以上上がればストップにかかって損切り、それだけである。
考えるべきは「ここまでの展開の中で、ストップを引き下げるべき状況があったかどうか」だけ。
で、それはあった。
27日に、日足の直近安値である1.285を更新できず、その後1.297まで上げ戻して再び反転したタイミングで、
「次に4時間足で安値の更新に失敗し、再び上がってきた場合」を想定して
ストップを1.298(Ask)まで引き上げる。ルールに則ればそうあるべきだった。
ただし、この辺は「直近高値と直近安値をどこと見るか」に主観的な判断が入ってくる
チャートパターンを利用したテクニカルではある程度不可抗力でもあるので、それほどは気にしない。
(ストップを引き上げたり、自己裁量で勝手に手仕舞ったりしたのなら大問題だが、そうではない)
「次からは"日足チャートで直近高値/安値を更新できず、陽線/陰線で高値/安値を切り上げ/切り下げた時は、
 次に4時間足が反転(陽線/陰線で高値/安値を切り上げ/切り下げ)するのを待って、ストップを引き上げ/引き下げる"」
というルールを付け加えるだけである。

キウイドル、ユロ円は状況に変化無し。
ユロ円はここから上昇してくる可能性も充分にあり、その場合
「エントリーの逆指値を引き上げる時の"4時間足での直近安値更新"の判断がやや性急だった」
ということになる。
カナ円も微妙な動きを見せているが、ストップの引き上げしろが無いので放置w
92Trader@Live!:2007/02/01(木) 08:21:24.96 ID:XeSRnAyu
トレンドフォローの基本的な考え方は
「損をしているポジションは素早く閉じ、
 利益を上げているポジションは出来るだけ長く引っ張る」
であるが、ここから
「トレンドフォローを志向する限り、原則的に損失が先行する」
という結論が導かれる。

定量的に検証したわけではないので当てにはならないが、
日足のタイムスケールであれば数週間、週足のタイムスケールであれば数ヶ月くらいは、
「ひたすら損切りしてばっかり」という期間が続く可能性がある。

多くの人(少し前までの自分も含む)はそこで
「ここまでの損を取り返さないといけない」
と思い、その時点で上手く行っているポジションを閉じ、利益を確定してしまい、
トレンドフォローにおける最も重要な「大きく取れるところで大きく取る」ための芽を摘み取り、
長期的な利益を自ら損なうことになる。
『新マーケットの魔術師』でウィリアム・エックハートはこう言った。
「素人が大きな負けを抱えて無一文になる間に、プロは小さい利益によって無一文になるんだ」
この言葉は、リスクを限定しない勝負の危険さと、利益を性急に確定してしまうことの不利を、
極めて的確に表現している。

>>78の問3の答えを言ってしまったような気がするが、まあ>>90で正解が出てることだしいいかw
93Trader@Live!:2007/02/01(木) 12:40:58.08 ID:gqSJYkIw
12:00時点。
ポン円の日足チャートが
「高値更新失敗+安値切り下げ」の下降トレンドを描こうとしている点に注目したい。
日足チャートがこの形を作るのは、最も甘く見積もっても昨年7月、
明確に同様の形を描いたと言えるところを探せば、昨年2月以来、約1年ぶりである。

こう言うと、
「去年の2月はそこからまた上昇していっただろ」
と思う人もいるかもしれないが、その通り、ここからさらに上昇していく可能性は十分にある。
何度も言ってきたように、相場の先行きを予想することは誰にも出来ない。

ここで言いたいのは
「少なくとも、日足のタイムスケールでは、現時点で売り圧力が力を増しつつあると考えられる」
これともう一つ
「昨年の2月は週足で見ると長いトレーディングレンジの真っ只中だったが、
 今は"長期間にわたって上昇トレンドが継続した後"である」
さらに付け加えれば
「月足では価格がEMA22を大きく上回り、MACDヒストグラムが天井をつけて
 下落しだしている」
という"単なる事実"、それだけである。


というわけで、現時点でポジを取るなら
・時間足以下
仮想238.3Sを引き続きホールド。現時点では手仕舞いを考える必要なし。
昨晩からの持ち合いゾーン(237〜237.5)を当面のレジスタンスと考え、
ストップを283あたりまで引き下げても良い。
       
・4時間足
仮想237.5Sを引き続きホールド。ストップは引き続き240.5(Ask)。
ここから236を割り込めば当面手仕舞いを考える必要はなし。
逆にここから反発してきた場合は、状況を見てストップを引き下げるか手仕舞いする。

・日足
236.0(Bid)にSの逆指値、ストップ240.5(Ask)で待ち構える。

といったところか。
94Trader@Live!:2007/02/01(木) 12:52:10.49 ID:gqSJYkIw
現時点で採用しているトレードルールは日足での押し目を狙う形なので、
本来は「4時間足で、日足のトレンドと逆のトレンドが見られる」
ことが、エントリーのトレイリング逆指値を発動させる条件となり、
そういう意味で「4時間足での明確な高値安値の切り上げ」が見られていない
羊円は、厳密に言えばエントリー条件が成立していないことになるが、
ここが「チャートパターンを使った主観的判断」のいい加減なところで、
29日に4時間足で高値をつけてから約70時間が経過したので、
「買い方は高値を更新しようとがんばったが、押し戻せなかった」
と解釈し、93.3(Bid)にSの逆指値、ストップ94.6(Ask)で待ち構えることにした。

これが早まった判断であるかどうかは、相場が決めてくれる。
そして、これが早まった判断で、相場が逆に行ったとしても、
資金が受けるダメージはほんの僅か(全体の1%弱)である。
95Trader@Live!:2007/02/01(木) 16:29:57.41 ID:DELDbGPK
耳がITEEEeeeeeですが、ここを見てからポジポジ病が(一時的にせよ)
快方に向かっている気がします。(ご意見感謝)
仮想ポジで具体的に現行のチャートを見ながら話を聞けるのはイイ。
96Trader@Live!:2007/02/01(木) 17:55:39.22 ID:gqSJYkIw
>>95
ここで書き散らかしていることが何らかの形で誰かの役に立てば、
それは望外の幸い・・・と言いたいとこだが、実のところ、
2ちゃんのレスなんかで、いわゆる"ポジポジ病"を治すことなど
できないということは良く知っている。


エド・スィコータ曰く、
「人はみな。マーケットから自分の欲しいものを手に入れる」


自分を十分に納得させることのできる「強い理由」無しにポジションを取り、
"欲と恐怖"に突き動かされてポジションを閉じる(あるいは閉じない)のは、
相場で利益を上げるために百害あって一利なしであることは、
論理的にも、自らの経験から言っても、成功したトレーダー達の言葉から考えても間違いない。
そもそも、これは隠された秘奥義の類ではなく、
それなりの相場本を開けば、表現こそ違え、だいたい同じようなことが書いてある。
にも関わらず、衝動でポジションを取り、衝動でポジションを閉じる人がいるのはなぜか。
言い換えれば「ポジポジ病に罹患するかしないか」それを分けるものは何か。

その答えは、上のスィコータの言葉にある。つまり、
「ポジポジ病が治らない人は、マーケットで利益を上げることよりも、
 ポジションを取ることを求めている」
のだ。

ポジポジ病にかかった人は、口では「儲けたい」と言い、
意識の上では「自分は勝つためにやってる」と考えているかもしれないが、実際は
"利益を上げることよりも、ポジションを持った時の興奮を、
 そのポジションで「勝利」することによって得られる快感を得ることが大事だ。
 そのためになら損をすることも厭わない"
と思っているのである。
そうでない限り、論理的に考えて利益を損なう方向にしかならない
「ノーアイディアでのポジ取りと手仕舞い(あるいは手仕舞いの放棄)」
を選択するわけがない。
97Trader@Live!:2007/02/01(木) 17:56:31.95 ID:gqSJYkIw
改行が多すぎとしかられたのでレスを分ける。
↓続き


つまり、ポジポジ病を治す方法は一つしかない。
「相場で利益を上げたい」
と強く、強く思うこと。そして、
「それを実現するもしないも、全て"自分の選択、自分の行動"にかかっている」
と明確に認識すること。それだけだ。

相場でポジションを取るのは他の誰でもない、自分自身である。
損を出したポジションを取ったのは自分であり、
衝動的にポジションを取ったのも自分であり、
恐怖にかられてポジションを投げ出したのも自分であり、
欲にまみれて性急にポジションを閉じたのも自分であり、自分以外の誰でもない。

それをまるで自分以外の何かのせいであるかのように
"ポジポジ病"と表現している限りは、その「病気」が無くなることはないだろう。
なぜなら、その「病気」は自分が求めているものの現れであるのに、
そのことに気づいていないから。



だから、決して、2ちゃんの文章一つでポジポジ病が快方に向かったりはしない。
それを治せるのはただ自分だけ、「絶対に相場で利益を上げる」という
強い意志だけであることを、私は知っている。
(なんでそれを知っているかというと、自分も"ポジポジ病"患者だったからだ)
ただ、もしも誰かが"ポジポジ病"を治すことが出来たとして、
万が一、自分の書いたものがそのきっかけの一つにでもなれた
などということがあったのなら、それは本当に、望外の幸いである。
98Trader@Live!:2007/02/01(木) 18:15:59.22 ID:DELDbGPK
>"利益を上げることよりも、ポジションを持った時の興奮を、
> そのポジションで「勝利」することによって得られる快感を得ることが大事だ。
> そのためになら損をすることも厭わない"

耳がITTTeEEeEe。
病名はともかく、少なくとも症状を診断してもらった気分にはなれましたよ。
ノーアイデアというか、1時間足でヒゲが揃ったとか根拠が稚拙なことと、
長期トレンドの見方が分かっていないことが(結果)間違った利食いをする
要因になっていたのですが、少なくとも、そんな初心者を脱出するきっかけは
いただいております。(_ _)
99Trader@Live!:2007/02/01(木) 18:29:02.88 ID:HtqgvUCJ
俺のポジポジ病対策
・適当にポジるのは0.3枚迄にする。
・ストップ値は必ず指定する。

このルールだけは死ぬ気で守るべし。
以上。
100Trader@Live!:2007/02/01(木) 18:31:24.80 ID:gqSJYkIw
>>98
言わずもがなのことを言えば、
>根拠が稚拙
だったから
>間違った利食いをする
ことになったのではなく、あくまでも
「その根拠が自分を十分に納得させることが出来なかった」
から、不適切な手仕舞いをすることになったということは
覚えておいて損は無いと思う。

それを"稚拙"と感じたということは、
「根拠が自分を納得させるに足るものではなかった」
と気付いたということだが、そこから
「その根拠が悪かったんだ」
という風に展開していってしまうと、そうなると
「そもそもその根拠を選んだのは誰か」
という、根本的な問題を見落とすことになる。

長期トレンドの見方が分かる分からないが問題なのではなく、
"自分が志向するトレードに長期トレンドを見ることが必要かどうか"
"必要だとして、何をどうやって見るか"
これを自分で考え、自分で結論付けることが大事。

>>24で引用したリンダ・ラシュキの言葉をもう一度引く。
「トレーダーは自分で仕事をし、自分のプランを持ち、自分で決断する、ということを忘れないで。
 トレードがうまくいってないとき、それを知るためには、自分で行動し、
 自分で考えていなくてはならないのです。」
101Trader@Live!:2007/02/01(木) 18:59:11.24 ID:gqSJYkIw
ちなみに、
>仮想ポジで具体的に現行のチャートを見ながら話を聞けるのはイイ。
と言ってくれてるが、実はこれは仮想でないと意味が無い。
自分も含め、現に保持しているポジションについて、
全くバイアスがかかってない話をするのは不可能である。
つまり、現時点でポジションを持っている
・ユロドル、ドルスイ(きれいに逆相関なので同じとみなす)
・ユロ円
・羊円
・カナ円
・キウイドル
については、眉に唾して読んだ方がいいということだ。



てなところで現時点でのポン円の展望。

4時間足・時間足では236.5〜237.5で持ち合い状況ながら、
徐々に高値が切り下げられ下向きのトライアングルを描いており、
「売り方が若干優勢ではあるが、一気に押し下げられるほど圧倒的ではない」
という状況。仮想238.3S、237.5Sについては「とりあえず特に変化無し」。

10分足以下では
「レンジ。上も下も分からんけどセオリーで言えば
 下に行く可能性の方が若干高い」
としか言いようが無い。

>>93で書いたように、ここで236を明確に下抜けるかどうかによって、
今後の展開が左右される可能性があるので、
まあ決まり文句ではあるけれど、普段の2割増しくらいで「要注目」。
102Trader@Live!:2007/02/01(木) 19:07:51.94 ID:gqSJYkIw
書き忘れ。

仮想238.3S(時間足ベース)については、ここで跳ね返されて、
その後安値を試しに行って失敗したら手仕舞い。
安全策を取るなら、80pips程度は相場にくれてやるつもりで
237.5あたりまでストップを引き下げる手もあるか。

237.5Sはストップ240.5のまま待機。
103Trader@Live!:2007/02/01(木) 22:59:11.51 ID:b9p44Rbc
>101
確かにユロドル、ドルスイは逆相関になってる。
チャートがそうなっているのはわかるんですがなぜでしょ。
104Trader@Live!:2007/02/01(木) 23:25:45.83 ID:laxZGS/h
>>103
ユーロとスイスフランに高い相関があるから。
ファンダメンタル的な理由は知らない。部長にでも聞いてくれw


ポン円の状況は19:00時点と変化なし。
10分足でやや買い圧力が強くなったような動きも見えたが、
持ち合いをブレイクするほどではなく、せめぎあい状態続行中、僅かに売り優勢か。

いずれにしても、ここ数時間の動きは、1分足やTickを駆使して数pipsを抜こうとしている人以外にとっては
「全く動いてない」と言ってもいいくらいの膠着状態であり、そんな極限状態のスキャルをしている人は
当然ながら2ちゃんに書き込む余裕などあるわけもなく、じゃあここ数時間上がった下がった騒いでいるのは
ありゃ一体何なんだ、と言いたくなるわけだがまあそれは置いといて。

10分足以下のタイムスケールでは、現時点で取れるポジションは無し(あるいはLSどっちでもいい)。
Lなら237.8(Ask)にエントリーの逆指値、ストップ236.5(Bid)。Sならその逆。
ただし時間足以上のトレンドを考慮すればLはちょっと遠慮したいところ。
(しつこいようだが、「上がらない」と言いたいわけではない。「下がってきて膠着してて、上がる気配はまだない」ということ)

時間足で追撃Sを仕掛けるなら、この膠着状態を下にブレイクした236.3(Bid)にエントリーの逆指値。ストップ237.5(Ask)。
同時に、仮想238.3のストップも237.5に引き下げるとして、238.3Sでの確定利益が80pips、
一方、ここで仕掛ける236.3Sがストップにかかった時の損失が120pips。
つまり、追撃をかけるのであれば、万が一ストップにかかってもトータルで損にならずにすむように、
238.3Sの2/3以下のポジションサイズでエントリーすべし、ということになる。
トレンドには必ず寿命があり、下落が始まってから時間がたてばたつほど、
潜在的な利益の可能性が小さくなることを考えれば、これは当然の措置。
(買い増し・売り増しを行う際に、唯一ポジションサイズを拡大していい場面があるとすれば、それは
 「長く続いたトレーディングレンジを抜け出した直後の押し目」だけである。)
105Trader@Live!:2007/02/02(金) 00:27:17.96 ID:YdBZ5q8n
先ほどの指標時のドル売りにより、ユロドルSはストップ1.305にかかって損切り。
その後の動きを見ていると、この上昇がスパイクとなり、
いわゆる「天井でのストップ狩り」にあったことになる可能性も無くは無いが、それはそれで構わない。
大事なのは、「指標時の動きでストップに届いてしまうくらいまで近くに来ていた」こと、
それだけの買い圧力があったという事実であり、
下降トレンドが十分に強ければ、そもそもそんなところまで戻ってこないのだから、気にする必要は無い。

あえて言うなら「切りのいい数字は避けて、そこから少し離した方がいい」ということになるが、
前述のように、ストップの近くまで上がってくること自体が「トレンドが自分の想定した方向に無い」ということを
意味するのだから、大抵の場合、ストップを少々離したところで結果は変わらないはずである。
それよりも、.>>91で書いたように、
「行き足が怪しくなった時の具体的な対処法」を確立し、次からはそれを確実に執行することの方が重要だと考える。


そして、「日足の前回高値である1.33を踏み越えるまではS狙い」の原則に従い、
再度4時間足での下方ブレイクアウトとなる1.292にSの逆指値オーダー、ストップを暫定的に1.306に置いて待ち構える。
106Trader@Live!:2007/02/02(金) 06:48:39.48 ID:YdBZ5q8n
ポン円は夜のうちに237.8まで上げ戻し、10分足で237.2〜237.のレンジ形成中。
昨日一日ずっと優勢だった売り圧力がやや息切れし、買い方が少し息を吹き返したような状況。


仮想238.3Sのストップを237.5まで引き下げていた場合、ここで決済されている。

ここで問題(というかなんというか)。
「ストップを237.5まで引き下げたのは適切だったか否か?」
「適切だった、あるいは不適切だったと思うなら、その理由は何か?」


これについては出来ればいろんな人(というほどの人数がここを見ているとも思えないが、言葉の綾として)
の考えを聞いてみたいので、出来たら回答(「解答」ではない)を書き込んでもらえるとありがたい。
ちなみに、前もって言っておけば、この問題(?)に「正解」は無い。
107Trader@Live!:2007/02/02(金) 07:32:36.32 ID:YdBZ5q8n
現時点でのポン円の展望。


日足では、高値更新に失敗し、安値を試しにいってる「かもしれない」ところ。
昨日のうちに一気に236を下にブレイクしていれば
>>93で書いたように昨年2月(7月)以来の下降トレンドを形成していたことになるが、
ここで下げ渋ったことにより、3日前の240.5が「日足の前回高値」ではなく
「調整下落局面での一時的な反発」でしかない可能性が浮上してくる
その場合、この237前後が当面のサポートとなり、再び日足の前回高値241.5を試しに行くケースが想定される。
(これは、トレンドが定かでない時期にはよくありがちな動きであり、ここ数日のユロドルの動きもこんな感じ)
ポジションを取るなら引き続き260(Bid)にSの逆指値、ストップ240.5(Ask)。
あるいは238.0(Ask)にLの逆指値、ストップ260(Bid)で待ち構える形。


日足での見通しがやや強気寄りになっているのは、4時間足で
「ダブルボトム+MACDヒストグラム強気の乖離」を形成していることが原因である。
したがって、4時間足ベースの仮想237.5Sは撤退を考えるタイミング。
ここから再び安値を試しに行き、失敗して反転してきたケースを想定し、
ストップを238(Ask)あたりまで引き上げておきたい。


日足、4時間足での見通しが強気寄りになってきたということは、
時間足以下ではやや買い方の勢力が強まっているということで、
実際時間足のMACDヒストグラムもかなり明確な強気の乖離を叩きだしているところなので、
「今こそ買い時!」と思ってしまう状況だが、実のところまだ4時間足でも日足でも
前回高値が切り下げられている状況には変わりないので、「全面的にL推奨!」とまでは行かない。
(ただし、タイトストップを置き、高いリターン倍率を狙いに行くなら、
 時間足のタイムスケールでは今が絶好の仕掛け時である。
 「ある局面でLポジを取るべきかSポジを取るべきか静観すべきか」は、想定するタイムスケールと、
 リスクに対するリターンの割合と、勝率との兼ね合い、それら全てを総合的に考えた
 「自らのトレードスタイル」によって決まるのである)
自分がLポジを取るとしたら、238.0(Ask)にエントリーの逆指値、ストップは当面236.5で
エントリーしたら時間足の直近安値まで引き上げ、で待ち構える手か。
上位時間軸の見通しが不透明になりつつあるので、基本的にはあまりポジりたくない局面。


10分足なら237.2〜237.9のレンジブレイクを想定して
237.2(Bid)にSの逆指値、ストップ237.9(Ask)で待ち構え。あるいはその反対でL。
下から上がってきて対称トライアングルを描いていることと、時間足で強気材料が出ていることを考えるとややL寄り。
108Trader@Live!:2007/02/02(金) 07:49:31.26 ID:YdBZ5q8n
その他保有ポジ(保有予定ポジ)の現況。

・羊円Sは状況に変化無し。
・ユロ円Sは4時間足でやや反発の気配。ここから安値を試しに行き、
 失敗して反転してくればストップを引き下げ。
・キウイドルSは日足での前回安値を更新したので、当分そのまま。
・カナ円Lは相変わらず行き足が怪しく、何らかの手(といっても「ストップ引き上げ」以外にできることは無い)を打ちたい
 ところだが、4時間足以上では依然ストップの引き上げしろが無いのでやっぱり放置w
・ユロドルSは1.292にSの逆指値、ストップ1.306を置いて待ち構え中。EMA22よりも下になる1.298までは
 エントリーの逆指値引き上げてもいいかもしれないが、現時点ではルールがそうなっていないのでやってはいけない。
 あくまでも4時間足で次の安値が見られるか、月末にルールを改定してから。
109Trader@Live!:2007/02/02(金) 09:10:47.45 ID:/x5bPlHM
乙です。
>>106ですが、レバによって答えが変わってくるのかなとか思いました。
チャートの見方は知らないことが多いのでコメントできませんが…。
自分なら午前1時、前日午前0時台の1時間足の髭の上20〜30pip
ということで238.05とかにストップを置いておいたような気がします。
110Trader@Live!:2007/02/02(金) 09:24:48.33 ID:yaO7xR3c
>>106
問題が出てるので答えますw
ストップの引き下げは俺もそうする。
理由は昨日のピボットラインがその辺りにあるから。
誤差を考慮してもう少し上にするから、俺の方が損した事になるけど。

ちなみに、今日は237.4辺りで買い戦略。
111Trader@Live!:2007/02/02(金) 09:30:40.98 ID:OGg6nkYv
>>106
先生、おはよう。
> 「ストップを237.5まで引き下げたのは適切だったか否か?」

俺の場合、一週間限定のスイング玉という前提。
236.5のサポートラインが頑丈そうなので、且つ
反発の雰囲気も常に感じられるので、何度目かの236.5で
跳ね返った時点で、237lowにストップ入れなおし。
マイナススワップでかいので早めに処分
112Trader@Live!:2007/02/02(金) 21:21:35.78 ID:MnkHsCfA
>>104
聞いたまま離れてしまってすみません
むずかしそうですな。
113Trader@Live!:2007/02/02(金) 21:59:24.94 ID:t5TlwHVk
少なくとも3人はこのスレを見ている可能性が高い(私のジエンでないという証拠は無いw)ことが判明。
予想より反応が多かったのは嬉しい驚き。
ところで、私は断じて「先生」などではない。これは謙遜でもなんでもなく単なる事実、
"相場に関して誰かに何かを教えることが出来るのは、ただ自分自身だけ、
「絶対に相場で利益を上げる」という自分自身の強い意志だけ"
であることから必然的に導かれる、当たり前の事実に過ぎない。


>>106の回答に関しては、「さすがに皆さん良くわかってらっしゃる」の一言。
言うまでもなく、答えは
「(適切かどうか)んなこた知らんわボケ。人それぞれじゃ」
「(理由は何か)んなもん知るかボケ。てめえが適切だと思えば適切で、そう思わんかったら不適切じゃ馬鹿」
しか有り得ない。
考えるべきは、「ストップを237.5まで引き下げたのが適切だったかどうか」ではなく、
「仮に自分が238.3Sを持っていたとして、その状況においてどうするか(ストップを維持するか引き下げるか)」
それと「その結果引き下げたストップにかかって決済したり、維持したストップまで上げ戻して
決済することになっても納得できるかどうか」である。

そういう意味で、
「午前0時台の1時間足の髭の上20〜30pipということで238.05」は
>>109がその結果238.05のストップにかかって決済することになっても納得している限りにおいて絶対的に正しく、
「理由は昨日のピボットラインがその辺りにあるから237.5の少し上」は
>>110がその結果237.5の少し上のストップにかかって決済することになっても納得している限りにおいて絶対的に正しく、
「236.5のサポートラインが頑丈そうなので、反発の雰囲気も常に感じられるので、何度目かの236.5で跳ね返った時点で237low」は
>>111がここからポン円が漠下げすることになっても納得している限りにおいて絶対的に正しく、
「持ち合いゾーンを当面のレジスタンスと見なして237.5」は、
私が237.5のストップにかかって決済することになっても納得している限りにおいて絶対的に正しい。


それを踏まえた上で、蛇足ながら「もし自分だったらどうするか」を付け加えれば、その回答は
"237.5のストップでは納得しない。だから引き下げない"となる。
時間足をベースにエントリーした以上、時間足での上昇トレンド(安値更新の失敗)が想定できるまでは
決して今朝の時点でストップを引き下げることはない。
引き下げるタイミングは今日の夕方、236.5から安値を切り上げて238近くまで上げ戻し、
そこから下げ渋っている状況を確認してからである。そこで238.0まで引き下げ、その後の上げで決済する。

これは一見すると「237.5に引き下げるより不利な状況での決済」、つまり"失敗"に思えるかもしれない。
だがそうではない。237にストップを引き下げるということは、
「その時点での含み益を確定する代わりに、それ以上の利益を得る可能性を狭める」ということであり、
237.5ではなく238で手仕舞いすることになるリスクは、237.5〜237.9あたりまで反発した後に再び下がりだし、
それ以上の利益をえる可能性を追うための対価である。

「現時点での含み益をリスクに晒さずに、それ以上の利益を得ることはできない」とは、『魔術師』シリーズに出てくる
トレーダーの一人(誰だったかは忘れた)の言葉だが、ストップをその時点での価格に引き寄せるかどうかの判断は、
結局のところ「ストップを引き上げることによって減少するリスク」と、「その時点以上のリターンを得る可能性」とを図りにかけ、
ストップを動かすことで減少するリスクが、その後のリターンの可能性を上回っていると思えば動かし、
そう思わなければそのまま維持する、それだけのことである。
そして、昨晩の時点での私は、その時点でストップを引き下げることで減少するリスクよりも、
その時点以上のリターンを得る可能性の方が上回っているという判断を下した、ということだ。
何度も言うように、その判断自体の是非はどうでもいい。
大事なのは、
「その判断に納得していること」
「その判断の根拠を信頼していること」
「その判断通りに相場が動かないことは当然有りうると理解していること」
この三つだけである。
114Trader@Live!:2007/02/02(金) 22:24:47.67 ID:t5TlwHVk
現時点でのポン円の展望・・・の前に、ちょうど現在保持しているユロ円Sが
「ストップを引き下げるかどうか」というポイントにさしかかっている。


>>108で(時間にして今朝の8時)
>4時間足でやや反発の気配。ここから安値を試しに行き、
>失敗して反転してくればストップを引き下げ
と書いたが、その後157.3まで上げ戻し、157.1まで押し返すも再び157.7まで上昇し、
現時点でそこからまた下げてきている状況。
時間足で下げトレンド(高値更新失敗から安値更新)が見られるか、4時間足で陰線の高値安値切り下げが見られれば、
「日足で安値更新に失敗した後反発、4時間足で高値をつけた」状況が出来上がり、
ストップを158.3から157.8(Ask)まで引き下げる。
もちろん、ここから殆ど下げ戻すことなく、一気に上に行く可能性もあるが、別にそれは構わない。
単に初期ストップである158.3で損切るだけのことである。
(初期ストップで損切った時の損失が、あらかじめ「全資金の1%以内」になるようポジションサイズを制限しているので、
 そこで損切ることは初めから許容範囲内。>>13で引用したリチャード・デニスの言葉
 「常に最悪のケースとするポイントを決めておくべきだろう。
 唯一の選択はそれより早く手じまうべきかどうかということだ。」
 における"最悪のケース"が、すなわち"初期ストップによる損切り"であり、
 その"最悪のケース"が許容範囲内である以上、恐れるものは何も無い)

同様のことが羊円にも言える。
ユロ円と同じ条件で、ストップを94.6から93.8(Ask)へ引き下げる。
このまま一気に94.6まで上がったら、そこで損切る。


でまあ、ストップを引き下げる条件が成立し、その結果157.8あるいは93.8のストップで損切ったとして、その後どうするか。
もちろん、「ユロ円は158.6を明確に踏み越えるまではS狙い」の原則に従い
156.5(Bid)にSの逆指値、ストップ158.3(Ask)で、
「羊円は96.5を明確に踏み越えるまではS狙い」の原則に従い
93.0(Bid)にSの逆指値、ストップ94.1(Ask)で、再度待ち構えるのである。

"損切りした時の損失額は、全資金の1%以内までとする"というルールを設けている理由の一つが、この
「一度や二度損切りすることになっても、全体的な見通しが変わらない限り、繰り返し仕掛け続けるため」である。
115Trader@Live!:2007/02/02(金) 23:01:29.99 ID:t5TlwHVk
>>114に追記。
ユロ円と羊円に関しては、現在の値動きを見る限り、
>>91の「エントリーの逆指値を引き上げる時の"4時間足での直近安値更新"の判断がやや性急だった(ユロ円)」
>>94の「早まった判断である」
に該当する可能性が高まったため、今後の展開によっては、
エントリーの逆指値を引き上げるタイミングをもう少しシビアにする必要がある。



で、ポン円の展望。


4時間足ベースの仮想237.5Sは、ストップ引き下げを考えるべき時期。
上のユロ円、羊円と全く同じく(これはつまり、現在の値動きが円主導である可能性を示唆する)条件で、
240.5に置いてあるストップをその時の高値(238.5〜239くらいか)まで引き下げる。
4時間足チャートは「ダブルボトム+MACDヒストグラム強気の乖離」を形成しており、
ここから数日〜一週間程度は上がる可能性が高いが、そこで240.0を超えられない場合、下げ寄りになる可能性がある。
というわけで、ここでポジションを取るなら、もう数時間様子を見て下げ戻すのを確認してから
238.6(Ask)にLの逆指値、ストップ237.2(Bid)で待ち構える(このまま一気に上に行った場合は見送り)のがセオリー、Sならその逆。
こういう状況から一気に下に行く可能性はあまり高くないが、もし現時点での強気のシグナルを覆して下に行けば、
それは背後に強力な売り圧力がある可能性を示唆するため、Sで待ち構えておくのは少し面白いかもしれない。


・・・とまあ4時間足ではすっかり強気寄りになってしまっているが、実は時間足での行き足が少々怪しい。
「高値更新+MACDヒストグラムダブルトップ」の軽い弱気の乖離を形成しているだけなら大したことはないが、
先ほどの指標後の乱高下と、その結果長い上髭を描く(つまり、乱高下しつつ少しずつ下に押された)可能性も加えると、
若干弱含みの見通しになる。(もちろん、ここからまた大きく上がっていけば話は別)
ポジションを取る場合、攻撃的に行くなら238.0(Bid)にSの逆指値、ストップ238.7(Ask)で待ち構えるか、
下げ戻しを待ってのLといったところか。手仕舞いはそれぞれ時間足での安値/高値更新に失敗した時。


10分足でもMACDヒストグラムが軽い弱気の乖離。時間足と同様238.0(Bid)にSの逆指値、
ストップ238.7(Ask)で待ち構える手か。手仕舞いは10分足での安値更新失敗。
このタイムスケールだと微妙に荒れ気味なので、基本的には静観したいところ。





なんて書いてるうちにカナ円L103.2が102.0で損切りのお知らせ。
「最初の逆指値エントリーの設定がタイトすぎ、結果として性急なエントリーになった」という教訓を得て、
これもまた、ユロドル(やユロ円や羊円)と同様に、102.8(Ask)にエントリーの逆指値、ストップ101.8(Bid、暫定)で再度待ち構える。
101を割り込むまではしつこく仕掛ける。すっぽんのように。
116Trader@Live!:2007/02/02(金) 23:58:14.23 ID:t5TlwHVk
ところで、>>113ではストップを価格に引き寄せることについて
>「ストップを引き上げることによって減少するリスク」と、「その時点以上のリターンを得る可能性」とを図りにかけ、
>ストップを動かすことで減少するリスクが、その後のリターンの可能性を上回っていると思えば動かし、
>そう思わなければそのまま維持する

と書いたが、実はこれは正確でない。
なぜかと言うと、現に今ユロドルやカナ円でやっているように
「ストップにかかって決済した後、もう一度仕掛けなおす」
ことが可能である以上、いくらストップを引き上げても「その時点以上のリターンを得る可能性」は
殆ど減らないからである。この"リターンの可能性"を失うことを恐れるのは、本質的に
「損切りした地点が底で、そこから上がっていったらどうする」と言って
ストップを置かない行為と同じである。

では、なぜ昨晩の時点で、「237.5にストップを引き下げない」と決めたのか。
引き下げたストップにかかって決済されたら、もう一度仕掛けなおせばいいではないか。

これに対する答えは「手仕舞いの理由付け」である。
具体的には、時間足ベースのチャートパターンを根拠にエントリーと手仕舞いを考える以上、
最低でも6時間、基本的には半日程度様子を見ないと、自分を十分に納得させられるだけの
チャートパターンを描くだけの時間が無いということ、
したがって、昨晩の時点で237.5までストップを引き下げる行為は、
時間足というタイムスケールにおける「手仕舞いの根拠」無しに手仕舞いのラインを決めることを意味し、
それは「いついかなる時でも、明確で強力な"理由"によってエントリーし、手仕舞いすべし」という、
他の何よりも優先されるべき原則に反する。

時間足のチャートパターンを根拠にエントリーした以上は、
(初めから他の種類のストップを併用して無い限り)時間足のチャートパターンのみに基づいて手仕舞いする。
そして、昨晩の時点では、そのチャートパターンができていなかった。
(持ち合いのレンジがレジスタンスとして認識される条件は、「そのレンジを下方にブレイクすること」であり、
持ち合い状況の最中に判断することは禁じられている)
それが、昨晩の時点で「ストップを237.5まで引き下げない」と決めた理由であり、
何度も言ってきたように、その理由(判断の根拠)が適切かどうかよりも、
その理由が"ある"ことそのものの方が、何倍も何十倍も重要である。
117Trader@Live!:2007/02/03(土) 00:12:22.24 ID:XdWJvVKq
ここまで書いたものを読み返してみると、
明らかに今晩の書き込みはテンションがおかしい。
言葉が上滑りしていて、語調が不自然に強い。


この原因は明らかで、
「ユロドルとカナ円を損切ったから」
「ユロ円と羊円の見通しが怪しくなってきたから」
要するに、ポジションを持った時の"欲と恐怖"の影響を排除できてないということだ。

いくらもっともらしいことを書いていても、いざ自分がポジションを持てば
その値動きに動揺し、利益が上がれば嬉しくなり、損失を出せば落ち込む。
それは基本的に仕方ない。私はトム・バッソでもなければタートルズの一員でもなく、
ただのトレーダー、それも投資経験一年未満の新米トレーダーに過ぎないのだ。

だから、ここに書いてあることは、全て「自分への戒め」である。

理屈で考えてそうしなければ利益を上げることが出来ないこと、
それなのにいざ自分で実行しようとしてもなかなか出来ないこと、
それを「やれ」「ちゃんとやれ」「何が何でもやれ」と自分に言い聞かせ、
ポジションを持った時の"欲と恐怖"に屈しないように鞭を入れる。
その意味において、ここで書き散らかしている駄弁は完全に「独り言」であり、
ただ自分だけのために書いている、まさに「チラシの裏」でしかない。
118Trader@Live!:2007/02/03(土) 00:41:28.29 ID:XdWJvVKq
とか言ってる間にユロ円が下がってて、少し、いやかなりホッとしているのだから現金なものである。
「バーチャと同じように、"欲と恐怖"に惑わされずリアルの取引が出来る」ようになるまではまだまだ遠い。
とりあえず、時間足で直前の持ち合いゾーンを下に抜けたので、
4時間足での陰線高値安値切り下げと同等と見なし、ストップを158.3から157.9(Ask)へ引き下げ。
現時点ではこれ以上手の打ち用が無し。

羊円はこれといった動きが無いので様子見。
ユロドルは引き続き1.292(Bid)にSの逆指値、ストップ1.307(Ask)で待ち構えつつ、
4時間足で陽線高値安値切り上げが確認されればエントリーの逆指値をトレイル。



ポン円の仮想237.5Sは、ストップを240.5から238.9(Ask)に引き下げるタイミングを計る。
別に今でも構わないが、できれば時間足での陰線高値安値切り下げを確認してからにしたいところ。
ここからの新規エントリー、時間足については>>115と同様238.0(Bid)にSの逆指値、
ストップは高値が>>115の時点より更新されたので238.9(Ask)。

10分足以下で仕掛けるならば、238.2(Bid)にSの逆指値、ストップ238.9(Ask)あたりが
少し面白いかもしれない。
119Trader@Live!:2007/02/03(土) 01:31:19.73 ID:XdWJvVKq
今日は、というか今週はここまで。
今週の教訓:「逆指値には少しだけ余裕を持たせろ」


日曜辺りに、ポン円の週足・月足ベースの見通しでもやりますか。
それまでに「自分の見通し」でも書いておいてもらえるとなかなか面白いかもしれない。
何度も言ってるように、「見通しが当たるか外れるか」はどうでもよく
(長期的に見て、トレンドフォローに属するエントリーの勝率はおよそ40%程度、
 つまり見通しは当たるより外れることが多い)
ここから上がるか下がるかを予想することに全く意味は無いが。

 だ か ら こ そ 

欲と願望によるバイアスのかかってない意見の交換、
「自らが正しいこと」を認めたい、認めてもらいたいがための不毛な論争(「ロンガーvsショーター」とか)を抜きにした
単なる「見通し」を提示し合うことが出来るはずである。
ま、無いなら無いで構わない。単に自分の見通しを書き散らすだけw


寝る。
120Trader@Live!:2007/02/03(土) 07:42:22.44 ID:XdWJvVKq
寝て起きてチャートを見直し。

カナ円Lのエントリーは、最終的に「特に問題なし」の判断。
やや微妙な動きだったとは言え、4時間足で高値安値双方の切り下がりを確認した後、
その時点での高値の上に置いた逆指値でのエントリー。
その後いったん103.5近くまで行ったことも考慮すると、
「4時間足での上方ブレイクアウトでエントリー」というルールを恣意的に歪めたり、
欲にかられてLの逆指値を過剰に低く設定したわけではない。
したがって、その後損切りすることになったのは「単に相場が見通し通りに動かなかっただけ」つまり不可抗力。
あえて教訓を付け加えるとすれば、
「トレンドが不明確になり、乱高下している時は、エントリーの逆指値にいつもよりも幅を持たせること」
くらい。

ここでカナ円の4時間足チャートをもう一度じっくり見直せば、
現時点での直近高値が102.8ではなく103.2だということが分かるので、
(今は注文が通らないので実際にやるのは明日の晩になるが)エントリーの逆指値を103.3(Ask)へ引き上げ。
ついでに昨晩の上昇を受けて、エントリー待ち構え中のユロドルのストップを1.307(Ask)に引き上げ。
ここでの教訓は
「ポジションを閉じたら、次のエントリーは一晩寝て頭を冷やして考え直してから決めろ」
といったところか。
121Trader@Live!:2007/02/03(土) 08:40:49.01 ID:XdWJvVKq
ポン円は結局239には届かず折り返し。


日足・4時間足で見ると、「ダブルボトム+高値切り下げ」でやや下向きのトライアングルを描きつつあり、
このタイムスケールでは僅かながら売り圧力が優勢である可能性を示唆する。
現時点で新規にポジションを取るなら、236.0(Bid)にSの逆指値、ストップ239.0(Ask)で待ち構える形。
これは仮想237.5Sのストップ引き下げとも対応し、ここから4時間足で安値を試しに行き、
236.2を更新できずに跳ね返ってくれば、成り行きでの手仕舞いを考えてもいい局面。
(トレイリングストップしか使ってないのは、その「成り行きで手仕舞いをする」という判断の基準が固まっていないからである)
L狙いならその反対。日足以上のトレンドを考慮すれば、セオリーから言えばこっちだが、
このタイムスケールになると、週足以上の見通しとも無縁ではいられないので、若干腰が引けるところ。


時間足・10分足では>>115の238.0S逆指値が発動してエントリーしている形。ストップは238.9(Ask)。
今はお決まりの「ブレイクアウトでのエントリー直後の逆行状態」、
ここでの上げ戻しがそれほど強くないのはそこそこ心強い材料だが、
もちろんこれは、昨日19:00時点と現時点とで今後の展望における強気/弱気の見通しのバランスが変化しているように、
来週月曜日以降の動きによっていくらでも変わりうる。
相場を「予想」することに意味は無いが、刻一刻と変わる状況によって見通しを修正し「対応」していくことには大きな意味がある。
(余談だが、この、要求される対応の早さと、それに応じることのできる時間的余裕によって、「自分に合ったタイムスケール」が決まる)

とりあえず現時点で想定される「対応」は以下の通り。
10分足でレンジを形成している238.0〜238.3辺りを
・上に抜ければ、基本的には238.9で損切ることを想定しつつ、運良く反発下落局面がきたらストップを引き下げ。
・下に抜ければ、ここを当面のレジスタンスと見なしてストップを238.3(Ask)まで引き下げる手もあり。
 (下に抜けた時のストップ引き下げは10分足ベースの場合のみ。時間足では238.9を維持)
122Trader@Live!:2007/02/03(土) 13:44:14.05 ID:XdWJvVKq
一つだけ書き忘れていたことがあった。

>>109
>レバによって答えが変わってくる
だが、これは原則的に「相場で利益を上げるために、やってはいけないこと」の一つである。


ここで>>109に(対してだけではないけど、とりあえず代表ということで)問題。

1.なぜ「やってはいけない」のか
2.なぜ「原則的に」なのか

1の方は散々書き散らかしていることで、>>81あたりを参照すればすぐ分かるのではないかと思う。
2の方はちょっと分かりにくい。ヒントを挙げておけば
「最初のストップを決める時はレバも関係してくるが、決して"レバによってストップが決まる"のではない」
「ストップをトレイルする時にレバ(ポジションサイズ)を考慮するのは厳禁」
の二つ。まあいつものようち、もし気が向いたら考えてみると、後々いいことがあるかもしれない。
123Trader@Live!:2007/02/04(日) 02:07:11.67 ID:+Pj5qyeV
>>122
コメントありがとうございます。
チト酔っぱらってるので、明日の夜にでもまた来ます。(_ _)
124 ◆LmM/w38ERE :2007/02/04(日) 17:44:53.92 ID:UgnwTM7q
なんかこのスレだけ真面目な話題だね。
125Trader@Live!:2007/02/04(日) 18:32:07.41 ID:/eex/iOp
とりあえず、単に書きたいことを書き散らしているだけのことに
礼を言われる筋合いは全く無いので、それはやめてもらいたい。ぜひとも。



で、月足・週足ベースのポン円の展望。
と言っても前にポンドスレで書いた時と基本的に状況は変わってない。


月足では2000年の安値から上昇基調を堅持し、昨年の春に200円前後での持ち合い状況を抜け出してから急上昇。
EMA22もEMA10も大きく上回る「行った行った」状態で1998年の高値を僅かながら更新。
弱気材料は特に無いので、長期的に見て(数年以上のタイムスケール)ポン円が上昇基調である可能性はそれなりに高い。
この状況を受けて、月足ベース(最低でも数年以上のタイムスケール)における現時点でのポジション取りは、
「上昇基調が崩れてない以上Lポジション狙いで行くべきだが、比較的長く続いた大ブレイクアウトの直後なので静観」
といったところ。


週足でも上昇基調を堅持しており、「高値更新+MACDヒストグラムダブルトップ」の
軽い弱気の乖離を見せているのと、年末からボラティリティが増加していること以外は、
それほどの弱気材料は見当たらないが、月足が「行った行った」状態であることを加味すると、
"近いうちに長め(1ヶ月〜数ヶ月程度)の調整局面が来る可能性"と、同時に
"その前にもう一上げある可能性"は考慮しておいた方が良さそうである。
この状況下でのポジション取りは、攻撃的に行くなら
「ここ数週間の安値の下方ブレイクアウトになる235〜236にSの逆指値、ストップ242で待ち構え」
ディフェンシブに行くなら
「週足での直近安値227.5にSの逆指値、ストップは暫定的に242、エントリーしたらその時点での週足の直近高値」
といったところか。
日足での弱気のシグナルを覆してのもう一上げを狙ってLするなら、242にエントリーの逆指値、ストップ235で待ち構え。




ところで、「金利差があるからクロス円は上がり続ける」といった論調を時折見かけるが、
過去のチャートと政策金利の推移を重ねてみれば、それがいかに無意味かつ危険な考えかは一瞬で分かる。
(しつこいようだが、「クロス円が下がる」と言いたいわけではない。
 「過去、金利差と関係なく相場が動いたことがある」という単なる事実の提示である。)
金利差とキャリートレードが為替相場に一定の影響を与えるのは間違いないと思うが、とりあえず現時点で私に言えるのは、
「金利差がある限り、長期的に見て円が弱含みである可能性は高い。
 したがって、ここから調整下落があったとしても、ポン円が150円まで下がる可能性は高くないと考えられる」
くらいである(ちなみに、これは月足におけるテクニカルな見通しとほぼ一致する)

いずれにしても、例によって例のごとく、ファンダメンタルだろうがテクニカルだろうが
相場を「予想」することに全く意味は無い。
やるべきことは、
「○○だから(○○の中身はなんでもいい)、今後はこうなる可能性の方が高いと考えられる」と、
自分を十分に納得させる根拠に基づいて、その見通し通りに相場が動いた時に利益が出るようにポジションを取り、
見通しどおりに相場が動かなかった時のためにストップを置き、
今後の相場の動きを見ながら、その都度"ポジションを持った理由"に基づいて「対応」していく。
毎度毎度同じことを言ってていい加減読み飽きてると思うが、結局のところ出来ることはそれだけなのだし、
それが出来ない限り利益は得られないのだから。仕方ない。
126Trader@Live!:2007/02/04(日) 18:59:46.83 ID:/eex/iOp
もう殆どの人は分かってると思うけど、一応>>78の問2・問3の答え。



"それ自体は間違っているわけではないが、往々にして間違った使われ方をされる"
相場に関する警句に「利食い千人力」があるが、

問2.何故「それ自体は間違ってない」のか
問3.「間違った使われ方」とはどのようなものか。


まず3から。
「利食い千人力」は殆どの場合、自分がポジションを取り、手仕舞いをするための「強い理由」とは無関係に、
単に「その時点での利益を失う可能性が怖いからとにかくポジションを閉じる」ための口実に使われるが、
>>113で書いたように、含み益をリスクに晒さずに、それ以上の利益を得ることは出来ないのであって、
ポジションを保持する「強い理由」が成立しなくなったわけでもないのに、
「利食い千人力」と唱えて性急な利食いを行うことは、明らかに間違っている。

続いて2の方。
しかしながら、含み益は確定させて始めて利益になるのであって、それまでは"利益の可能性"でしかないのもまた事実であり、
ポジションを保持する「強い理由」が成立しなくなった時(すなわち、ポジションを閉じる「強い理由」が発生した時)には、
すみやかにポジションを閉じなければならない。そこでいたずらに「まだ上がるかも」という"欲"に駆られて
ポジションを閉じずにいるのは、「下がってくるかも」という"恐怖"に駆られて性急にポジションを閉じることの裏返しでしかない。
この場合においては、「利食い千人力」は文句なしに正しい。


というわけで、「利食い千人力」は
"それ自体が間違っているわけではないが、往々にして間違った使われ方をされる"ことになる。
結局のところ、大事なのはここでもやはり
"自らの内から発し、自らを十分に納得させることが出来る「強い理由」を持つ"ことと
"その「強い理由」に基づいてのみポジションを取り、ポジションを閉じる"こと、それだけである。
127Trader@Live!:2007/02/04(日) 20:11:56.19 ID:/eex/iOp
なお、カナ円103.3Lの逆指値エントリーはひとまず取り下げ。
理由は主に「MACDヒストグラムとEMAが見られ、4時間足・日足・週足を100バー以上見られるチャート」が使える状況になく、
その状況において月足と週足のチャートを見て、先行きの見通しが立てられなかったこと。
つまり、「ポジションを取るための"強い理由"に不安が残る」ため。
128Trader@Live!:2007/02/05(月) 00:12:07.16 ID:GptlrqzR
余談。マーティンゲール戦略の馬鹿馬鹿しさについて。


率直に言って、なぜ世の中の人々がマーティンゲール戦略ないしその亜種(負けた時に賭け金を増やしていく賭け方)を
取るのか全く理解できない。「リスク対リターン」という観点からすると、マーティンゲール戦略は明らかに最低に近い方法である。
(ちなみに最低の方法は何かというと、もちろん「一度に資金の全部を賭けること」である)

それがなぜか、本家マーティンゲール(1回負ける毎に賭け金を倍にしていく方法)を例にとって説明する。


100万円の資金を持ち、勝率50%、勝てば賭け金の1倍のリターンがある
(つまり、長期的に見れば損も得もしない)ゲームをするとしよう。
賭け金の最低額は1000円(0.1%)、上限は無しとする。
この場合、1回につき10000円を賭け続けていれば、資金は100万前後を行ったり来たりするだけで、
よほど神がかり的な運の悪さを持ってない限り(具体的には、100連敗しない限り)破綻することはない。


さて、勝率50%のゲームで、5連敗する確率はどの程度あるかというと、1/2^5=1/32、約3.5%である。
つまり、このゲームを100回やれば、そのうち3回程度は5連続で負ける可能性が高い。
(実際、ためしにコイン投げでもしてみれば、表か裏が5回続くことなど珍しくもないのはすぐ分かる)
ここで、とりあえず10000円を賭けて負け、マーティンゲール戦略を開始したとすると、
次に賭ける額は2万円、以下4万円、8万円、16万円と増えていく。
5連敗した時の合計の損失額は31万円、仮に連敗が始まった時の資金が当初の100万から
変わってなかったとして、残りは69万円である。
そしてその次のゲームにおける掛け金は32万円になり、ここで負けると次の賭け金64万に対して
残り資金は37万となり、マーティンゲール戦略は破綻する。
これがマーティンゲール戦略の第一の弱点「倍々で増えていく賭け金が、少しの連敗ですぐに資金を食い潰す」であり、
基本的に、この一点だけを取ってもマーティンゲール戦略を採用すべきでない理由としては十分である。


もしかしたら、
「でも6回目に勝てばいいじゃないか」
と思うかもしれない。確かに6回目に勝てば破綻はしないが、この考え方には大きな問題が二つある。
そしてそれが、マーティンゲール戦略を採用すべきでない第二と第三の理由である。

一つは、「6回目に勝てる確率もまた50%でしかない」ということ。
それまで何連敗していようと、次のゲームで勝てる確率はいつだって1/2、2回に1回は負ける。
ここで上述の「5連敗する確率」をもう一度見て欲しい。勝率50%のゲームで5連敗する確率は1/32、
100回ゲームをやれば2回か3回は5連敗し、マーティンゲール戦略で賭けていれば
「次のゲームに負けたらおしまい」という状況を迎える可能性が極めて高いということだ。
"2回に1回は負けるゲームで、負けたらおしまいという状況を2回か3回連続で潜り抜けなければいけない"
これを「妥当なリスク」と思うことが出来るだろうが。
少なくとも私にはできない。

それでも、「勝てばいいだろ勝てば」と思うかもしれない。
だがちょっと待って欲しい。立ち止まって次のことを良く考えて欲しい。それは
「運良く6回目のゲームで勝てたとして、その時に手に入るリターンは一体どれだけなのか」ということだ。
6回目のゲームに勝ってもらえる金額は賭け金と同額の32万。
それまでの損失との差し引きで考えれば、+1万でしかない。
「負けたらおしまい」という大きなリスクを背負って、「2回に1回は負ける」という厳しい状況を潜り抜け、
それで手に入れるものはというと1万円(原資に対する1%)の利益。
これを「リスクに見合ったリターン」と思うことが出来るだろうか。
出来るというならそれを否定はしないが、少なくとも私にはできない。
129Trader@Live!:2007/02/05(月) 00:26:50.18 ID:GptlrqzR
それでもまだ、「利益が出ればいい」と思う人がいるかもしれない。その人には次の質問をしよう

「OK、6回目は買ち、利益が出た。それはいいとしよう。では、次のゲームでいくら賭ければいいのか?」

これがマーティンゲール戦略を採用すべきでない3つ目の理由
「原理的に、賭け金を増やすことが極めて困難だから」である。

6回目のゲームに勝ち、100万が101万になり、次のゲームに賭けられる金額はいくらか。
マーティンゲール戦略に基づいている限り、ここで賭け金を増やすことはまず出来ない
もちろん増やしたければ増やせばいい。2万でも4万でも8万でも。
だがそれは「次に負けたら後が無い」という状況を自ら増やしていることでもあり、
現実問題として、1/16の確率で起きる「4連敗」を考えずにはいられないだろう。
つまり、結局ここでは「1万円」しか賭けられない。
そしてこれは、リターンがもっと有利なゲームをやって、資金が増えていたとしても同じことで、
マーティンゲール戦略に基づく限り、仮に資金が倍になっても、最初の賭け金を倍にすれば、
最初の条件と同じように「5連敗したら後が無い」のである。
(ついでに言えば、賭け金を相対的に小さく、例えば当初の半分にしたとしても、それは
 「これ以上負けたら後が無い」という状況になるまでたった1回の猶予を与えるに過ぎない)




勝率50%、リターン1倍の「長期的には損も得もしないゲーム」で、100万円を持って
毎回10000円を賭け続ければ、まず間違いなく破綻することはなく、損もしなければ得もしない。
一方、同じゲームで10000円を起点にマーティンゲール戦略を用いれば、
100回のうち2回か3回程度「これ以上負けたら破綻する」という状況に陥り、それを潜り抜けて得られるものは10000円。

仮に勝率が同じでリターンが2倍だったとして、150万円まで資金が増えたとして、
毎回150000円を賭け続ければ、まず間違いなく破綻することはなく、その後も着実に資金は増えていく。
一方、同じゲームで15000円を起点にマーティンゲール戦略を用いれば、
100回のうち2回か3回程度「これ以上負けたら破綻する」という状況に陥り、それを潜り抜けて得られるものは15000円。


質問
「あなたはこのゲームでマーティンゲール戦略を採用しますか?」
130Trader@Live!:2007/02/05(月) 00:27:42.14 ID:GptlrqzR
>>129
訂正
×毎回150000円を賭け続ければ、まず間違いなく破綻することはなく、その後も着実に資金は増えていく。
○毎回15000円を賭け続ければ、まず間違いなく破綻することはなく、その後も着実に資金は増えていく。

大事なところを間違えてしまった。
131Trader@Live!:2007/02/05(月) 00:45:50.34 ID:GptlrqzR
>>129の最終段はさらに間違ってるので全面訂正。
慌てて書くといかんな。



仮に勝率が同じでリターンが2倍だったとして、150万円まで資金が増えたとして、
毎回15000円を賭け続ければ、まず間違いなく破綻することはなく、その後も着実に資金は増えていく。
一方、同じゲームで15000円を起点にマーティンゲール戦略を用いれば、
100回のうち2回か3回程度「これ以上負けたら破綻する」という状況に陥り、それを潜り抜けて得られるものは約50万円。
(運良く50万を手に入れて資金が200万になっても、20000円を起点にマーティンゲール戦略を用いれば
 100回のうち2回か3回程度「これ以上負けたら破綻する」という状況に陥り以下略)

質問
「あなたはこのゲームでマーティンゲール戦略を採用しますか?」
132Trader@Live!:2007/02/05(月) 06:58:44.06 ID:GptlrqzR
希少。


ところで、マーティンゲール戦略を採用すべきでないということは、すなわち
「ナンピンはしてはいけない(厳密に言えば、「いついかなる場合でも絶対に買い下がり/売り上がりをしてはいけない」
というわけではないが、それをしてもいい条件は極めて限られており、殆どのナンピンはその条件を満たさずに行われている)」
ということである。


もちろん、「ナンピンするかしないかは個人のスタイルによる」と嘯くのは勝手だが、
だからといって、それが原則的に間違いでないと主張することは出来ない。

・ナンピンがマーティンゲール戦略(負けている時に賭け金を増やす戦略)に該当しないこと
・マーティンゲール戦略がリスク対リターンの観点から有効であること
を示すか(前もって言っておけば、これは不可能である)、あるいは
・「自分のスタイル」におけるナンピンが、上述の"それをしてもいい条件"を満たしていること
を示さない限り、決してナンピンを正当化することは出来ない。


繰り返すが、決して「ナンピンをするな」と言いたいわけではない。
単に、「ナンピンは基本的にマーティンゲール戦略に該当し、マーティンゲール戦略は
利益を上げる目的には極めて不適切な方法である」という事実の提示、それだけである。
133Trader@Live!:2007/02/05(月) 07:10:35.20 ID:GptlrqzR
これだけじゃ分かりにくすぎるので、>>132の「ナンピンをしてもいい条件」を箇条書きにしておく。


1.初めにそのポジションを取った時と同じ「理由」に基づいて、現在の逆行が一時的なものである可能性が高いと判断できること。
2.上と同じ「理由」に基づいて、損切りラインを既に設定してあること。
3.ナンピンした後、損切りにかかった時の損失が、"初めにそのポジションを取った時点での"許容できる最大のリスク"を超えないこと。
 (つまり、初めにポジションを取る時には、「ここまでなら損しても構わないけどとりあえず余裕を持って
 ポジションをサイズを小さくしておこう」という決断が下されていなければならない)

1〜3が「全て」成立しない限り、ナンピンをしてはならない。
134Trader@Live!:2007/02/05(月) 10:20:01.35 ID:YtTCrRGX
乙です。
ちょっと勝っている初心者ほどナンピンしたくなる気がしますね。
ナンピン怖い。私はナンピンしないルールを自分に課してやって
ます。(理由はとにかく死なないようにするため)
135Trader@Live!:2007/02/05(月) 12:47:53.04 ID:wfZ7G3kA
>>134
今まではっきりとは言ってこなかったけど、
>とにかく死なないようにする
ことが、相場で利益を上げるための基本にして奥義とさえ言える
最重要事項であることは、まあそもそも言うまでもないくらい当たり前の話であり、
"マーティンゲール戦略を採用してはいけない理由"も煎じ詰めればそこにたどり着く。
(逆に言えば、資金を全部失っても構わないのであれば、マーティンゲールだろうが
ナンピンだろうが好きなだけ、自分のやりたいようにやればいいのであって、
そういう意味においては「そんなもん人それぞれだろ」というのは間違っていない。
損をしたい人は損をする。それだけのことである)



羊円が4時間足で続落し始めたので、ここから93.1を割り込めずに反転してきた場合を想定して
Sポジのストップを94.6から94.0に引き下げ。ユロドルSの時の
「切りのいい数字はできれば避けた方がいい」という教訓に従えば、
94.1か2にしておいた方がいいのかもしれないが、ストップを94.0に置く理由が、
「直近高値を更新する位置まで来ればもっと上に行く可能性が高い」である以上、
少々離しても同じ結果になると想定しているわけで、この状況においては、
「どこまで離せばいいのか」について、自分を納得させられる"理由"が無い。
だったら初めから94.6のままにしておいて方がよっぽどマシである。
というわけで94.0とする。

問:ここから反発して天井ストップ狩りにあったらどうするか。
答:93.0にSの逆指値、ストップ94.1で再度待ちかまえる。
136Trader@Live!:2007/02/05(月) 13:04:47.50 ID:wfZ7G3kA
12:40時点でのポン円の展望。

時間足では238前後の持ち合いを下に抜けてから大きめの下落後、若干下げ止まり気配。
10分足でMACDヒストグラムに強気の乖離が見られるので、
午後には若干上げ戻してくる可能性が高いと見る。

今日のうちに239あたりまで上げ戻せば当分はレンジあるいは上昇基調、
逆に236を割り込むようだと下落基調が強い可能性が高い。

現時点でのポジション取りはこうなる。

・4時間足ベース
仮想237.5Sについては引き続きストップ239(Ask)でホールド。
ここから236.5を試しに行って、割り込めずに反転してくれば手仕舞いの方向。
追撃Sを打つなら、236(Bid)にSの逆指値。ストップ239(Ask)。

・時間足ベース
仮想238.0Sは引き続きホールド。今朝までの持ち合いゾーンをレジスタンスと見なし、
ストップを238.3(Ask)に引き下げても良いが、自分ならそうはしない。
ここから反転上昇>再下落の形になり、直近の安値を更新できなければ
ストップ引き下げあるいは手仕舞いの方向。追撃は現時点では不可。

・10分足ベース
仮想238.0Sは手仕舞いを考えるタイミング。
現時点では237.65(Ask)にストップを引き下げ(この時点で利益が確定)、
30分ほど様子を見て、10分足で続落したらさらに237.5(Ask)まで引き下げ。
237.1を割り込めずに反発してくれば手仕舞いの方向。追撃はもちろん不可。
137Trader@Live!:2007/02/05(月) 13:21:00.92 ID:wfZ7G3kA
追記。

Sポジションの手仕舞いのタイミング(ストップを置いている位置)は、裏を返せば
「そのタイムスケールにおいて、Lポジションを取ってもいいタイミング」
でもある。これもしつこく言ってるように、
「自分を十分に納得させられる明確で強力な理由がある限り、
 ある局面でLポジションを取るかSポジションを取るかは割とどうでもいい」のである。
現状、時間足や10分足タイムスケールで仮想Lポジションを取らないのは、単に
「より上位の時間軸である4時間足で高値が切り下がっている(可能性が高い)から」
に過ぎない。
138Trader@Live!:2007/02/05(月) 18:27:20.37 ID:b9ke35Wg
18:00時点のポン円の展望。


12時過ぎの段階で
>10分足でMACDヒストグラムに強気の乖離が見られるので、
>午後には若干上げ戻してくる可能性が高いと見る。
と書き、もちろんまだまだここから上げ戻してくる可能性は十分にあるのだが、
10分足で見ると、一旦237.4まで上げてから反落し、
安値を切り上げられずにじりじりと押し下げられ、
「"MACDヒストグラムで強気の乖離"という強いシグナルを
 一時的にとはいえ無効にしてしまう程の強力な売り圧力」
が存在する可能性を示唆しているのが微妙に気になるところ。
Lポジションを持っていたら注意した状況。


もっとも、気になる事態が起きたからといって何がどうなるわけでもない。
基本的には昼過ぎと同じく、
「時間足では下げトレンド維持。下げ止まり気配に注意」
「10分足ではMACDヒストグラムに強気の乖離、反転に注意」
という状況に変わりは無い。
せいぜい、昼の時点で「手仕舞いを考えるタイミング」だった
10分足ベースでの仮想238.0Sについての見通しが、
若干弱気寄りになる程度である。


・・・と言ってる間にちょっと大き目の下落。
ここから時間を置かず、237〜237.2辺りまで押し戻されればこれは単なるスパイクであり、
売り買いの勢力拮抗、あるいは買い圧力が僅かに優勢である可能性が高いが、
10分足ベースで言うとここから数時間、時間足ベースだと今晩〜明日の午前中くらいにかけて
押し戻せない場合は、上述の「シグナルを無効にする強力な売り圧力が存在する可能性」を
補強する形になり、見通しが若干弱気寄りになる。


とりあえず仮想Sポジは基本的に昼と同じ。239あるいは237.5にストップを置いて待ち。
ただし、10分足では237を割り込んだことにより下降トレンドが確認され、
手仕舞うべき条件の成立が少し遠のいたので、再び(とりあえず2時間程度は)静観モード。

今日はここまで。
139Trader@Live!:2007/02/06(火) 08:39:43.02 ID:Yr225F/s
寝てる間にユロドルの逆指値1.292Sが刺さってエントリー。
予定通りストップを1.307(Ask)に置く、というかIFDONE注文でエントリーと同時に置かれている。
現在は例によって例のごとく「ブレイクアウト後の逆行状態」、
1.30台前半までの上げ戻しならとりあえず気にすることは無い。
当面のポイントは、そこから安値を試しに行き、4時間足での前回安値1.287を割り込めるかどうか。
割り込めずに反転してくれば手仕舞いを考えるタイミング、
ストップをその時点での4時間足直近高値まで引き下げ。

ユロ円S、羊円S、キウイドルSについては現状のままホールド。
羊円がここから上昇してくる可能性はそれなりに高いので、
94.0に引き下げたストップにかかって決済するケースを想定しておく。




8:00時点でのポン円の展望。

夕方までの弱含みの展開から、深夜になって急下落、
4時間足・日足チャート上での重要なポイントである236を割り込み、
売り圧力優勢の状況が、徐々に長いタイムスケールへと拡大している
(すなわち、長いタイムスケールでのトレンドが転換する)可能性を示唆する。

日足以上のタイムスケールにおける中長期スイングでLポジションを持っていたとすれば、
昨日の時点でストップを236においていたので、そこで決済された形になる。
この時点で当面はL狙いを封印。近々においてLポジを取るとすれば、
「現状における弱気のチャートパターンを覆して、再び241.5を踏み越えていった時」だけである。
(しつこいようだが、というかしつこいが、これもまた「ここからポン円は下がる」と言いたいわけではない。
古典的チャートパターンを元に考えると、日足のタイムスケール(数週間〜1ヶ月程度)では
下がる可能性の方が高いと思うので、私はLポジションを取らない」と言ってるだけである。
そして、こと相場において、「下がる」と「下がるかもしれない」との間には、決定的な違いがある)


4時間足の仮想237.5Sは含み益が乗ってホッと一息ついているところ。
時間足の仮想238.0Sは予想以上に含み益が拡大して少し嬉しい驚き。
10分足の仮想238.0Sは、反転手仕舞いを想定していたのに逆に行ってかなり嬉しい驚き。
とりあえずポジションに対して相場が順行している時は特にできることはないので、
それぞれストップを239(Ask、4時間足・時間足)、236.2(Ask、10分足)に置いて待ち。
今朝になって、再び「10分足でMACDヒストグラムが強気の乖離を示すも、さらに安値切り下げ」の気配を
見せているので、もしかしたら今日もしばらくは弱含みの展開になるかもしれず、Lポジは取りにくい状況。
140Trader@Live!:2007/02/06(火) 12:33:00.14 ID:Yr225F/s
12:20時点でのポン円の展望。

午前中は255.5〜260でレンジ形成気配。
10分足1時間足では、現時点で特に強気の材料は無く、
セオリーでいけばここから下に行く可能性の方が若干高い。
ただし、今日から明日にかけての動き次第では、4時間足で
「安値更新+MACDヒストグラムダブルボトム」の軽い強気の乖離が
形成される可能性があり、その場合は今週末から来週にかけて
少々大きめの反発上昇がある可能性を考えることになる。
時間足で若干微妙ながらMACDヒストグラム強気の乖離を形成しているので、
ここからの反発上昇を想定して10分足での上方ブレイクアウトとなる235.9(Ask)に
Lの逆指値、ストップはオフェンシブなら235.5(Bid)、ディフェンシブなら235.2(Bid)
で待ち構えるのも少し面白いかもしれない。
ただし上位時間軸が下げ基調なので深追いはせず、10分足で高値更新に
失敗したら手仕舞い。

仮想Sポジについては、いずれも朝と変わりなし。
141Trader@Live!:2007/02/06(火) 12:33:35.50 ID:Yr225F/s
余談。システムトレードについて。


言うまでもなく、"ポジションを取るための強い理由を持ち、その理由に基づくルールを遵守する"という観点からは、
「システムか裁量か」といった議論はまったく無意味である。
それは単なるツールの問題、それも「テクニカルかファンダメンタルか」といった、
ポジションを取る理由とルールそのものに関わってくる"(自分にとっては)それなりに意味のあるツール"よりも
さらに重要度の低い、ただのインタフェースの問題でしかない。

システムトレードで勝っている人は、"システムだから"勝っているのではない。
システムの原理、そのシステムで使われている"ポジションを取り、手仕舞いするための理由"を十分に理解し、納得し、
時に損失を出してもシステムの有効性を疑わず、システムの指示を厳密に執行し(あるいは執行させ)ているから
勝てるのである。

裁量トレードで負けている人は、"裁量だから"負けているのではない。
自らの裁量の原理、すなわち自分が"ポジションを取り、手仕舞いするための理由"をそもそも持っていないか、
持っていたとしてもそれに納得していないか、その"理由"以外の何か(欲と恐怖)に基づいて
ポジションを取りポジションを閉じているか、このうちのどれか、あるいは複数に該当しているから
負けるのである。


とはいえ、確かにシステムトレードには一定の利点がある。
テクニカルやファンダメンタルな指標を利用する際に必要とされる相当量の計算力に加え、
主観を排除し、裁量トレードに多かれ少なかれ含まれる"判断のブレ"をなくすことによって、
裁量トレードにおいて常に大きな問題として立ちはだかってくる
"「自分の判断で勝利した、自分の力でより大きな勝利を得た」と思いたがる欲求"
の影響を軽減できるのは、大きなメリットと言える。
システムトレードそのものには、何の問題もない。
自らの"ポジションを取り、手仕舞いするための強い理由"が定量化でき、
アルゴリズムに組み込めるものであれば、手間を省き、精度を上げ、"欲と恐怖"の影響を減らすためにも、
可能な限りシステム化した方がいい。
(ちなみに、現在私がシステムトレードを使用していない理由が、この「定量化」に関する問題である。
 チャートパターンを認識し、複数の時間軸におけるパターンを対比させて見通しを立てる方法では
 どうしても"主観的な判断"のウェイトが重くなり、それを定量的に定義するのはなかなか難しい。)
142Trader@Live!:2007/02/06(火) 12:34:07.92 ID:Yr225F/s
しかしながら、多くの「自分が勝てないのはシステムが無いからだ。システムトレードにすれば勝てるはずだ」
という考えを抱く人々は、システムトレードについて大きく誤解しており、実のところ、
その誤解こそが、その種の人々がシステムトレードを用いても(また用いなくても)上手くいかない最大の理由である。
ではその誤解とは何か。それは、

「システムトレードにすれば、システムが"ポジションを取り、手仕舞いするための理由"を見つけてくれると思っている」

というものだ。

これは順番がまるっきり逆だ。
"自らの内から発し、自らを十分に納得させることが出来る、ポジションを取り、閉じるための「強い理由」"が先にあって、
それをシステム化するからこそ、システムの指示を厳密に忠実に執行できるのであり、
「システムが指示したこと」そのものを根拠にしてポジションを取り、閉じるのでは、
「○○さんが買え(売れ)って言ってたから買う(売る)」「雑誌で今が買い時(売り時)って言ってたから買う(売る)」のと何も変わらない。
そして、その出所が知人であるとメディアであるとシステムであるとに関わらず、自らの内から発したものでない借り物の「理由」で、
ポジションを取った時の"欲と恐怖"のプレッシャーをはねのけ、理性的な行動を取ることは殆どの場合不可能である。
「システムが言ったから」という理由でポジションを取り、ポジションを閉じていれば、
システムの指示に従って順調に利益を上げているうちは良くても、早晩やってくる「負けが続く局面」で
システムをいじりだすか、システムの指示を無視しだし、システムトレードの絶対の制約にして最大のメリットでもある
「システムの指示を厳密に執行する(しやすい)こと」を投げ捨ててしまう(だからといって、システムに代わるだけの「強い理由」を
持っているわけでもないので、その結果いたずらに損失だけが増えていく)のは目に見えている。
これが、「システムにすれば勝てる」と思う人々が、システムで勝てない(システムでなくても勝てない)理由である。

「使用する指標をストキャからRSIにしたら勝率が2%上がった」
「EMAのパラメータを10日から20日にしたら利益率が1%上がった」
「ストップとリミットの幅を変えたらドローダウンが3%減少した」
多くの人は、"システムを作る"ために↑のようなことが重要だと考えている。
これらが全く重要でないとは言わない。ひとたび方針が定まった後、
パラメータを調整して利益の最大化を図るのは当然のことだし、必要なことでもある。
だが真に重要なのは、「MACDかRSIか」「EMAは10か22か」「ストップは20pipsか40pipsか」ではなく
「テクニカル指標の意味するところと特性を理解し、自らのトレードの考え方とタイムスケールに適した
 指標を選択し(これには「使わない」という選択も含む)、それが定量化できるかどうかを検証すること」
「指標のパラメータを変更することによって"何が変わるのか"を理解し、
 自らのトレードの考え方とタイムスケールに適したパラメータを選択すること」
「自らのトレードの考え方とタイムスケールに基づいて、"ここまで動いたら問答無用で手仕舞いをする"という
 ラインを設定し、そのラインで決済した時の損失(リスク)を限定すること」
すなわち、指標の種類やパラメータやストップ幅に先立つ、「自らのトレードの在り方」であり、
それを抜きにしていたずらに細部に手を入れるのは、
「自分が勝てないのは自分のせいだ」という当たり前の事実から目を背け、
自分以外の何か(この場合はそれが「システム」ということになる)に責任を転嫁しているに過ぎない。
143Trader@Live!:2007/02/06(火) 12:34:47.72 ID:Yr225F/s
ちなみに、これは何も「システム化することに本質的な意味は無い」なんてことを言いたいわけではない。
世の中には「システムトレードに向いた(裁量トレードに向かない)性格の人」が多くいるし、
「システムトレードに向いた(裁量トレードに向かない)手法」もいくらでもある。
その意味において、「システムトレードでは勝てるのに、裁量トレードでは勝てない」というケースは十分有りうる。
だがそれは、「裁量トレードで勝てない人が、システムトレードにすれば勝てる」ということを意味するわけではない。

"原則的には、裁量で勝てなければ、システムでも勝てない(システムで勝てるのなら、それと同じことを裁量でやれば勝てる)"。

システムトレードを志すならば、このことは常に忘れないでおく必要があるだろう。
144Trader@Live!:2007/02/06(火) 18:30:46.21 ID:Yr225F/s
18:20のポン円。


午後に入って10分足での安値切り上げから反発上昇。
10分足ベースの仮想238.0Sは、今朝の時点で置いたストップ236.2に
かかって決済されたことになり、ひとまず様子見モード。
時間足での下降トレンドはまだ崩れていないので、
次に10分足で高値更新に失敗したら再度Sのエントリー。
ひとまず現時点では、235.5(Bid)にSの逆指値、ストップ236.7(Ask)で待ち構え。
以下10分足で高値が更新されたら、チャートパターンでの安値を追って
エントリーの逆指値を引き上げていく。
また、このタイムスケールでは>>140のL逆指値235.9が発動してエントリーしている形。
当面はストップを235.5(Bid)に置いて、Sのエントリー逆指値の上方トレイルと
歩調を合わせてストップを引き上げていく。


時間足ベースの仮想238.0S、4時間足ベースの仮想237.5Sは変化無し。
双方とも238を超えてくるまでは特別にやることも考えることも無い。
時間足の方は次の高値が確認されたらストップを引き下げることを想定しておく。
145Trader@Live!:2007/02/06(火) 18:57:21.20 ID:Yr225F/s
一応リアルのポジトークも。


・ユロ円S、羊円Sは状況に変化無し。
 ここからストップまで上昇してきたら損切って仕掛けなおすだけ。
・キウイドルSは「日足で安値を更新した後、4時間足で安値の切り上げ」が確認され
 売り増し条件が成立したので、ひとまず0.677(Bid)にSの逆指値、ストップ0.688(Ask)で待ち構え。
 高値が更新され、その後4時間足で新高値が確認されたらエントリーの逆指値とストップをそれぞれ引き上げ。
・何か忘れてるような気がしたと思ったら、ユロドルSをポジったことを半分忘れかけていた。
 (これはいい兆候で、ポジっていることを(一時的に)忘れることが出来ないポジションは、
 基本的に荷が重すぎるということである。むしろ「そういえばポジってたっけ」くらいで丁度いい)
 状況は朝と同じく、4時間足での次の下値探り待ち。


現時点で、クロス円Sが対欧州と対オセアニアで1つずつ、
ドルストレートSが同じく対欧州と対オセアニアで1つずつあるので、
ポン円SやポンドルS、キウイ円SやオジドルSなどをポジるのは
「円高ドル(北米)高、欧州安オセアニア安」という同じアイディアでのポジション取りとなり、
リスク管理上好ましくない。
したがって、ここから他のポジションを取るとすれば、
・欧州クロス(ポンスイ、ユロスイ、ユロポンなど)
・北米クロス(ドルカナ)
といったところか。
短期的にはポンスイSなんかが若干狙い目に見えなくもないが、
週足で見るとレンジを抜け出して急上昇したばかりなので自重。
むしろ押し目を待ってLを狙いたいところか。
ユロポンSは「日足安値更新からの4時間足上昇トレンド」の形が出来ており、
ルールに従い1/31の4時間足安値0.6590(Bid)にSの逆指値、ストップ0.6655(Ask)で
待ち構えても良かったが、そこまで目が届いてなかった。
(現時点でのレートが逆指値と同じ水準にあるため、ここで成行エントリーしてもいいのだが、
 今は「ルール構築と遵守」が最優先事項なので、やはり見送り)
ユロスイは先月末に日足で強烈なMACDヒストグラム弱気の乖離をたたき出してから急下落。
ここから4時間足で反発しだせば、日足での高値更新失敗を想定してのエントリー条件が成立し、
トレイリング逆指値が発動する。
ドルカナは検討不足につき現時点では見送り。
とりあえず週足が底打ちからの反発気配を見せているのでL狙いということになるか。
146Trader@Live!:2007/02/06(火) 19:07:02.74 ID:Yr225F/s
そうこう言ってるうちにポン円が(10分足ベースでは)急上昇。
10分足チャートパターンで安値が確認され、高値が更新されたので
先ほどの仮想235.9Lのストップを236.15(Bid)まで引き上げ。この時点で利益確定。
ここからは、10分足のMACDヒストグラムが弱気の乖離を作りそうな気配も漂ってきているので、
展開を注意深く見守り、10分足で高値の更新に失敗したら手仕舞いの方向で。


今日はここまで。
147Trader@Live!:2007/02/06(火) 19:25:05.17 ID:Yr225F/s
書き忘れ。

当然ながら、>>146の仮想235.9Lのストップ引き上げと同じタイミングで
10分足ベースのS逆指値を236.15(Bid)、ストップを236.95(Ask)に引き上げる。
148Trader@Live!:2007/02/07(水) 07:55:00.90 ID:eqEHCsiZ
昨晩のポン円は237.4まで上げ戻して反転。
7:30時点で236.7前後の持ち合い状況。
10分足ベースの仮想235.9Lのストップをストップを236.5(Bid)まで
引き上げておきたいところ。時間足のMACDヒストグラムは依然強気であり、
午前中から午後にかけてもう一上げあるかもしれないので、
10分足ベースでのSエントリーの逆指値は236.2(Bid)までとし、
ストップだけを237.5(Ask)に引き上げる。
(この結果、エントリーのレートとストップとの幅が>>146の80pipsから
120pipsに広がるので、実際にポジションを取るのであれば
ポジションのサイズを2/3に縮小し、リスクを一定以下に保つ)
10分足ベースで攻撃的に行くなら、現時点での持ち合いを下に抜けたケースを
想定し、236.4(Bid)にS逆指値、ストップ236.9(Ask)も面白いかもしれない。


時間足・4時間足では下降トレンドが崩れていないので、
S押し目と見て売り増しを検討するタイミング。
時間足ベースなら236.15(Bid)にSの逆指値、ストップ237.5(Ask)、
4時間足ベースなら235.2(Bid)にSの逆指値、ストップ237.5(Ask)で待ち構え。

仮想238.0S(時間足ベース)、237.5S(4時間足ベース)は、
235.5を割り込むか、届かずに反発してきたらストップを237.5(Ask)へ引き下げる。
149Trader@Live!:2007/02/07(水) 08:02:54.71 ID:eqEHCsiZ
リアルポジ。

>>145から変化なし。
150Trader@Live!:2007/02/07(水) 12:19:01.07 ID:TKW5BgoS
( ><)したいよ
151Trader@Live!:2007/02/07(水) 12:42:47.16 ID:eqEHCsiZ
12:00のポン円。


4時間足以上では変化無し。時間足でも持合い中。
10分足ではMACDヒストグラム弱気の乖離から236.4〜236.9でレンジを形成と、
午前中は見事なまでの売り買い拮抗、ここから上に行っても下に行ってもおかしくない状態。
4時間足のタイムスケールにおける下降トレンドを考慮すれば若干売り優勢かも、という程度。
(一般的に、下位時間軸におけるナローレンジでの持ち合い状況は
上位時間軸のトレンドが継続する可能性が高いことを示唆する)

10分足ベースでの仮想235.9Lは、朝の時点で引き上げたストップ236.5にかかって決済された形。
一方、Sエントリーの逆指値236.2(Bid)は、午前中の下落を当面の安値と見なして236.35(Bid)まで引き上げ。
"攻撃的に行くなら"ということで236.4(Bid)にSエントリーの逆指値を置いていた場合は、
「業者によっては約定して、たった今236.9(Ask)のストップで損切り」といったところか。
攻撃的に行くと損切りが増える(そのかわり1回当たりのリスク対リターン比が大きくなる)のは当たり前。


時間足ベースでも、午前中の下落を当面の底と見なして仮想追撃Sのエントリー逆指値を236.3(Bid)に引き上げ、
同時にここからそのまま上昇してくるケースを想定して仮想238.0Sのストップを237.5(Ask)に引き下げる。

4時間足ベースの仮想237.5はストップ239(Ask)で待ち。
ストップを237.5に引き下げたくなる展開だが、4時間足チャートでは
まだ237.5が「当面の天井」と見なせる状況に無いので、
最低でも4時間足で陰線での高値安値切り下げが見られるまでは239で維持。
152Trader@Live!:2007/02/07(水) 12:46:28.84 ID:eqEHCsiZ
余談。期待値とポジションサイズについて。


書こうかと思ったがやめた。
『魔術師たちの心理学』に全部書いてあるのでそちらを参照。

これは別に出し惜しみしているわけではない。
確かに、この"期待値とポジションサイズ"は、"ポジションを取り、閉じるための「強い理由」"と並ぶ、
相場で利益を上げるための最も重要な要素の一つ、それどころか、莫大な利益をもたらす源泉ですら有り得るが、
その中身はというと、論理(統計)的に考えてごくごく当たり前のことでしかなく、
それを実行するのに特別なツールや技術が必要とされるわけでもない。
そもそも、市販されている書籍(『魔術師たちの心理学』)に書かれていることなのだから、
ここで隠したりお茶を濁したりする意味は全く無いし、そのつもりもない。


書かない理由は二つあって、一つは、"単に面倒だから"である。
"ポジションを取り、、閉じるための「強い理由」が必要不可欠であるという考え方"及び
"古典的チャートパターンとEMA・MACDを用いたトレンドフォロー志向のトレードスタイル"については、
それを作り上げるための材料を様々なところから貰っているとはいえ、それらの材料のうち何を選択し、
どう組み合わせ、最終的にどのようなものに仕上げていくかに関しては、
一応自分で考え、自分で作り上げた(作り上げつつある)と言ってもよく、
ある程度は「オリジナル」を主張してもばちは当たらないと思えるものである。
(というか、オリジナルであるかどうかはさておき、それを自分自身のものとして強く信じることが出来ない限り、
 どれほど筋の通った考え方であろうと洗練されたスタイルであろうと、何の役にも立たない)
しかしながら、期待値とポジションサイズに関しては、オリジナルなものは何も無く、
単に『魔術師たちの心理学』に書かれていることの丸写しにしかならないことが分かりきっている。
いくら好きで駄文を垂れ流しているとはいえ、コピペ(それも「わざわざ手で書き写さなくてはならないコピペ」)に
労力を費やすのは馬鹿馬鹿しい。
153Trader@Live!:2007/02/07(水) 12:46:58.73 ID:eqEHCsiZ
もう一つの理由は、"書いても書かなくても結果は同じだから"。
たとえば、「損切りを行い、リスクを限定すること」「マーティンゲール戦略を採用しない(原則的にナンピンはしない)こと」などは、
"論理的に考えて、相場で利益を上げるためには必ずやらなければならないこと"である。
少なくとも、それをやらないことによるメリットは何も無く、一方でデメリットは山ほどある。
にも関わらず、「損切りは必要」「ナンピンは(殆どの場合)百害あって一利なし」と言うと、
「バフェットは損切りしなかった」「低レバなら大丈夫」「人それぞれ、スタイルによる」など、意識的にか無意識にかは知らないが、
問題を"相場で利益を上げるために有効か否か"ではなく"破産するか否か"にすりかえたり、
あるいはごくごく僅かな例外(バフェット。なおバフェットと損切りに関しては>>21-22を参照)を持ち出したり、
最後には「別に利益を上げなくてもいい(人それぞれ、とはそういうことだ)」とまで言って、
必死で「損切りしないこと」「ナンピンすること」を正当化しようとする反応が後を絶たない。

前にも言ったように、私は別に「損切りしろ」「ナンピンするな」と言いたいわけではなく、
「損切りをしないのは損」「ナンピンは損」という、当たり前の事実を提示しているだけである。
(念のため言っておけば、だからといって「損切りをすれば勝てる」「ナンピンしなければ勝てる」ということではない。
 単に「損切りしないよりはした方がいい」「ナンピンはしないほうがいい」だけのこと)
利益を上げるために損切りをし、ナンピンをしないことを選ぶか、
利益を犠牲にしてでも「現在のポジションで勝つこと」(損切りをしないこともナンピンも、動機はこれである)を優先するか、
それは確かに「人それぞれ」、好きなようにすればいい。
そして、ある人が「利益」を選ぶか、それとも「"一時的な勝利"という快楽」を選ぶかは、
極めて根本的なその人の性格や嗜好に関わってくるものであり、ちょっとやそっとのことでは変わらない、
少なくとも2ちゃんのレスなんかでは全く変わらない(その程度で変わるのであれば、遅かれ早かれ自分で気付く)ことを私は知っている。
それは「期待値とポジションサイズ」に関しても全く同じことで、文句のつけようが無く正しいにも関わらず、
分かる人は言わなくても分かる(少なくとも『魔術師たちの心理学』を読めば分かる)し、分からない人はいくら言っても分からない。
いくら好きで駄文を垂れ流しているとはいえ、無駄に終わることが明白なものに
労力を費やすのは馬鹿馬鹿しい。
154Trader@Live!:2007/02/07(水) 12:47:23.68 ID:eqEHCsiZ
以上の理由で、書かないことにした。
もっとも、何も書かないのもアレなのと、実のところ、断片的にではあるが既に書いてきたことでもあるので、
さわりだけを軽く書いておく。興味がある人は原典(『魔術師たちの〜』)に当たってみるといい。
(まるっきりパンローリングの回し者だが、そういうことにしておいても全く構わないw
 『魔術師たちの心理学』に、相場で利益を上げるために最も重要なことが書かれているという事実は変わらないのだから。
 ただし、翻訳はお世辞にもいいとは言えず、読みにくいのは確かに読みにくい)


「いいトレードとは、"回数を重ねた時の利益が損失を上回っていること"が条件であり、ただそれだけが重要である。
 それは勝率と、1回の勝ちトレードでの平均利益、1回の負けトレードでの平均損失によって決まる
 (この、勝率と1回当たりの平均利益・損失によって定まる数字が"期待値"である)」
#たとえば、50pipsのリミットとストップを設けてトレードを行うのであれば、
#(手数料とスプレッドを考慮しないとしても)50%以上の勝率が無ければ、長期的には必ず損失を出す。
#一方で、ストップ50pipsでリミットを特に設けず、1回の勝ちトレードでの平均利益が500pipsであれば、
#たとえ勝率10%でも、長期的には必ず利益が出る(もちろん、大きなドローダウンは覚悟しなければならないし、
#利益が出るまで続けられるように、取引1回当たりのポジションサイズは小さくする必要がある)。

「期待値が正であれば、破産する(トレードを続けていけない状態になる)ことが無い限り、必ず利益をあげられる」
#正の期待値(統計的な優位さ)を味方につけるためには、"十分な試行回数を重ねる"ことが絶対条件であり、
#回数を重ねる過程においてのドローダウン、たとえば一般的なトレンドフォロー型のトレードにおける勝率(35〜40%程度)で言えば
#20連敗程度は「有り得るもの」として考えなければならない。この場合、一つのポジションで
#全資金の5%以上のリスク(損切りした時の損失額)を取るのは少々危険である。
#「逆マーティンゲール戦略を採用すべき(マーティンゲール戦略を採用すべからざる)理由」もここにある。
155Trader@Live!:2007/02/07(水) 13:40:07.71 ID:m3ie9jAK
>>150
もっと話を聞きたいので、お願いですからそっとしておいて下さい。
せめてsageでお願いします。(_ _)
156Trader@Live!:2007/02/07(水) 13:45:12.91 ID:vv/8uvJf
>>155同意
クソスレに華有り
157Trader@Live!:2007/02/07(水) 18:27:28.07 ID:eqEHCsiZ
前にも言ったけど、別にスレが上がろうが下がろうが荒れようが荒れまいが、それはどうでもいい。
スクリプト荒らしが来て読みにくいと思ったら透明あぼんするだけ。
議論が始まったら話に割り込むか傍観するかするだけ。
突っ込みや反論が来れば答えたり答えなかったりするだけ。
スレが埋まったら別のロリスレを乗っ取るか、「和ロリ娘とエッチがしたいです2」を立てるだけ。
書かなくなるのは「書くことが無くなった時」のみ(実はそろそろネタ切れ気味)だが、
為替相場がなくならない限り、少なくとも仮想ポジトークのネタはなくならない。
(仮想ポジトークは自分のためのトレーニングでもあるので、当分やめる理由は無い)


>もっと話を聞きたい
と言ってもらえるのは大変有難いが、それを理由に「書かなきゃいけない」と思うことはないし、
逆に「話を聞いてもらえないなら書かない」と思うこともない。
書きたければ書くし、書きたくなければ書かない、それだけのこと。
>>117でも言ったように、ここで書いていることは全て、原則として「自分のための独り言」なのだ。
(もちろん、衆目にさらす以上「他人が読んでもそれなりに意味があるかもしれない」と
 自分で思える程度には配慮するが、それはまた別の話)

だから、スレが上がろうが下がろうが、荒れようが荒れまいが、基本的には何も変わらない。
変わるとすれば、スレの中身とは関係なく、単に
「自分以外のレスが増えた(くどいようだがレスの内容は関係ない。質問でも意見でも世間話でもAAでも、
何でも構わないのは上で書いた通り。引っかかるところがあれば勝手に反応し、無ければスルーするだけ)」
という状況になった時だけである。そうなれば、気分的にだいぶ書きやすくなる。
(これがコテやそれっぽいスレタイを忌避する理由の一端でもある。ちなみに、「自分のレスの割合が減ればそれでいい」
のであって、「人が増えた方がいい」とは微妙に違う、とは一応言っておく。念のために付け加えると、
「増えるのが嫌だ」というわけでもなく、要するにどうでもいい。というか市況2では相場の話以外は全部どうでもいい)
もっとも、ならないならならないで、仮想ポジトレを続けるだけなので別に問題は無いが。



つまり、もし幸いにもこんな駄弁を聞きたいと思ってもらえるのであれば、
一つだけ注文をさせてもらいたいということだ。

「できれば、なんか書いてくれ(内容不問)」
158Trader@Live!:2007/02/07(水) 18:46:21.25 ID:eqEHCsiZ
18:30のポン円。

午後に入って237.5まで上昇。ストップを引き下げた仮想238Sはここで決済されている。
ストップ引き下げのタイミングが中途半端だった可能性があるので要検討。
(「上位時間軸である4時間足で下降トレンドが確認された場合は、以降ストップトレイルを
 4時間足基準で行う」あるいは「時間足でMACDヒストグラムの乖離が見られれば
 ストップを引き下げる」といったルールを追加する)
なお、この上昇で時間足MACDヒストグラムに弱気の乖離が見られるのと、
10分足でもMACDヒストグラム弱気の乖離から振幅の大きいレンジを形成しており、
ここが当面の天井である可能性を示唆している。


この状況でのポジ取りは、

時間足ベースでは引き続きS逆指値236.3(Bid)で待ち構え。ストップを237.7(Ask)に引き上げ。
攻撃的に行くならエントリーの逆指値を237(Bid)まで引き上げるのも面白いかもしれない。

10分足ベースではSの逆指値を237.2(Bid)、ストップ237.7(Ask)に置いて待ち構え。

4時間足の仮想237.5Sは変わらずストップ239(Ask)で待ち。
明日から明後日にかけて下値を試しに行くのを待って、
237.7(Ask)までストップを引き下げることを考えておく。
159Trader@Live!:2007/02/07(水) 18:56:26.38 ID:eqEHCsiZ
リアルポジ。

・羊円Sは天井ストップ狩りにあいそうな気配が濃厚に漂ってきたので、
 S逆指値93.0(Bid)、ストップ94.1(Ask、暫定)で再度待ち構えることを想定しておく。
 教訓:「だから押し目を待つなら徹底的に待て」
 といったところだろうか。まあそれも含めて一応想定の範囲内。
・ユロ円S、ユロドルS、キウイドルSは朝と変わりなし。
160Trader@Live!:2007/02/07(水) 19:16:20.89 ID:eqEHCsiZ
今日はここまで。
161Trader@Live!:2007/02/07(水) 21:30:47.39 ID:m3ie9jAK
じゃあ、全然成長していないボクのポジでも晒します。
(ピンポイントで質問してもその内容が的外れになることが多いと思うので)
FX歴3ヶ月。40万円スタート、現在30万円。原資回復を目指してはいるが成長の
努力が足りず、「やめることが最高の投資」みたいな状態です。

G7の発言・声明を警戒しての円高気配を見て$円ショートするも1$/120円
下アタックの失敗と米要人の一言でストップを刈られる。
それまで10000単位(原資30万円)でちびちびやっていたが連敗続きでヤケに
なり、120.55で30000買い。ストップは119.95。昨日の時点では見事な天井ロング
だった。反転して益が出ているがいつもの負けパターンに消沈。スワップ3倍
なので利喰いをがまん中(現在120.67)。ここから上がるのか下がるのか全く
わからないが一度120.00を割るとしてもG7直後と当てずっぽう予想でホールド。

羊円はショートポジを保有していたが93.10が硬いと見て利確。93.60で前日の高値
とヒゲが揃ったぽいのを見てショートで再エントリー。ストップは3日の高値より
少し上の93.95。羊円は、オーストラリアの干ばつなどの話と、G7での円安批判が出る
とふんでのショートだが、続伸して虫の息。

目先の目標
G7開催直前までにポジを(できればプラスで)全部閉じて円安攻撃発言を待ち、ロングで
再エントリー。

目先の問題
$円の微益を確定すべきか田舎。羊はあきらめムード。
162Trader@Live!:2007/02/08(木) 07:43:05.43 ID:qDodQL2F
リアルポジから。

・羊円Sはストップ94.0で損切り。93.0(Bid)にS逆指値、ストップ94.1(Ask)で再度待ち構え。
 日足の直近高値96.4を踏み越えるまではS狙いの方針に変わりなし。
 後からチャートを見直してみて、ストップの引き下げタイミング及びその位置に問題は無かったものの、
 今後の展開次第ではユロ円に続いて2回連続で「天井(に近いところでの)ストップ狩り」にあった可能性があるので、
 「切りのいい数字にストップを置かない(「避ける」ではなく「置かない」)」、あるいは
 「日足タイムスケールでのトレーディングレンジが予想される(高値安値の更新がちぐはぐ、
  あるいはダブルトップ+ダブルボトム)場合は適用するタイムスケールを一段下げる」
  とっいったルールの追加を考慮する必要があるかもしれない。ひとまず検討課題とする。

・ユロ円は157.2まで上昇。現時点では特にやるべきことは無く、
 4時間足で下値を探りにいって、155を割り込めずに安値更新に失敗すれば手仕舞いの方向。
 なお、ここから4時間足で高値の切り下がりが見られれば、変則的ながら
 「日足安値更新後4時間足で上昇トレンド、その後反転気配」と
 売り増しの条件が成立するので、156.5(Bid)にS逆指値、ストップ157.4(Ask)での
 待ち構えと、売り増しエントリーと同時にストップを157.4へ引き下げることも
 想定しておく。

・ユロドルSも前回の持ち合いゾーン近くの1.302まで上がってきて、
 しばらくは日足ベースでレンジ相場あるいは上昇基調となる可能性を示唆している。
 これも4時間足での下値探り待ち。
 ちなみに、ユロ円もそうだが、ここから「ろくに下値を探りに行かず、一気に上昇する」
 という可能性はもちろんあるわけで、それを考えていないわけではない。
 ただ、そうなった場合に出来ることは「現在のストップで損切る」のみであり、
 現在のストップで損切った時の損失額(リスク)が想定範囲内である限り、
 これ以上考えても何も始まらないから考えないだけである。

・キウイドルSは高値0.688を更新。売り増し分のストップを0.689(Ask)まで引き上げ、
 ストップにかかった時のリスクが許容範囲を超えるのでポジションサイズを削減。
163Trader@Live!:2007/02/08(木) 07:59:51.49 ID:qDodQL2F
7:30のポン円。


4時間足以上では状況に変化無し。というか、仮想237.5の現時点でのストップである
239(Ask)を超えない限りは、反発上昇は「S押し目」と見なすことになるので、
236.3(Bid)にS逆指値、ストップ238.2(Ask)で売り増しを待ち構えてもいい状況。

昨晩の
>なお、この上昇で時間足MACDヒストグラムに弱気の乖離が見られるのと、
>10分足でもMACDヒストグラム弱気の乖離から振幅の大きいレンジを形成しており、
>ここが当面の天井である可能性を示唆している。
については、実際はもう少し上昇余地があって238を超えたわけだが、
このように"想定と違う動きをした時に無駄なエントリーを避ける"ために
「逆指値での待ち構えエントリー」を使っているわけだが、
これまでのところまずまず機能していると言えそうである。
(もちろん、同じタイミングで成行きエントリーをし、ストップをタイトに置く方法もある。
 これはどちらがいい悪いという話ではなく、殆ど趣味嗜好レベルの話)

時間足のMACDヒストグラムが弱気の乖離を形成した後、振幅の大きいレンジ形成気配なので、
時間足のタイムスケールでLポジを持っていたとしたらやや注意信号。
ストップを引き上げるか、引き上げるタイミングをはかりたいところ。
Sを狙うなら237.4(Bid)に逆指値のエントリーオーダー、ストップ238.2(Ask)で待ち構え。
10分足ベースでも同じエントリー、同じストップになる。


ちょっと面白い手は、週足ではいまだ上昇トレンドが崩れてないことを考慮し、
ここが日足での当面の底になる可能性を想定して、日足での上方ブレイクアウトとなる
239.0(Ask)にエントリーの逆指値、ストップ235(Bid)でのL待ち構え。
164Trader@Live!:2007/02/08(木) 08:01:22.94 ID:qDodQL2F
ちょっと時間がないのでとりあえずここまで、次は今晩。
>>161への反応(勝手に反応するだけなので「返事」ではない)もその時。
165Trader@Live!:2007/02/08(木) 10:00:32.95 ID:UIv5cPxj
>>161ポジは$円120.65で昨晩のうちに利食い。理由はG7前にノーポジに
なっておきたかったから。あと、120.5を3枚は自分的にポジションが
大きいと思っていたので、身軽になりたかったから。

羊は刈られてしまったけど、$円とほぼ相殺(スワポ込み)になったので
満足。

って下らないマイポジ言いっぱなしジャーマンすみません。
166Trader@Live!:2007/02/08(木) 15:32:45.75 ID:CSvyy33C
167Trader@Live!:2007/02/08(木) 22:06:54.71 ID:2qxIyKLi
21:00過ぎのポン円。


日足では状況に変化無し。241.5を超えてくるまではレンジあるいは下げトレンドへの転換を想定。

4時間足では僅かながら前回高値を更新、レンジあるいは上げ基調である可能性を示唆している。
仮想237.5Sはストップ239(Ask)にかかっていてもおかしくない状況で、かからなかったのはただの偶然。
といっても、4時間足ベースのポジション取りは4時間足のタイムスケールでトレンドが発生することを想定してのもので、
レンジ相場で成績が悪くなるのは当たり前なので、仮にストップにかかっていたとしても気にすることはない。
レンジ相場対策は別の枠組みで考えるべきもの(例えば>>162で書いたように、「レンジが予想される時は
適用するタイムスケールを一段下げる」とか)であり、4時間足タイムスケールにおけるルールを
無闇に変更していいというものではないのである。
ひとまず、ストップにかからなかったことにほっとしながら、ここからの下げで235.5を割り込めなかったら手仕舞いを考える。

時間足では昨晩のMACDヒストグラム弱気の乖離を覆して上昇し、そこからの上げの強さが
「弱気のシグナルを無効にするほどの強い買い圧力」の存在を後追いで証明した形だが、
238.9まで上げたところでMACDヒストグラムがトリプル弱気の乖離を形成しており、
さすがにここが当面の天井となる可能性を示唆している(昨日から「天井かもしれない」「天井かもしれない」と言って
外し続けているわけだが、まあ見通しとはそういうものである。基本的に半分は外れる)。

10分足では動きが不規則で分からない。


とまあ、ここまでが21:00直前の見通し。
そこからBOE政策金利発表を迎え、"利上げ>暴騰"なんて展開になれば、4時間足での見通しがさらに強気寄りになり、
日足以上のタイムスケールでの見通しも若干変更するところだったが、結果としては"据え置き>下落"だったので、
上記の見通し(時間足以上)はひとまずそのまま維持。
#ところで、「市場が利上げ無しを織り込んでいたかいなかったか」が気になる人もいるだろうが、
#テクニカル的にはそれは基本的にどうでもよく、単に「指標が出た後下がった」という事実があり、
#ここから今日明日にかけて238.5前後まで押し戻されなければ、時間足のタイムスケールでは
#若干売り圧力が優勢である可能性を示唆しているというだけの話である。


この状況を受けてのポジ取りは

4時間足ベースでは上で書いたようにレンジ相場が予想されるので、気分的にはあまりポジりたくないところだが、
(実際、リアルでポジションを取るのであれば、チャンスを逃す可能性を承知で静観するか、時間足ベースに切り替えるところ)
あえて取るなら幾分攻撃的に237.4(Bid)にSの逆指値、ストップ239(Ask)で待ち構え。
(ちなみに、「あまりポジりたくない」とは、あくまでも"自分のルールに外れる形になるから"であり、
 この237.4Sがまずいポジション取りだと言いたいわけではない。
 むしろ、リスクが小さく大きなリターンが期待できる、なかなか割のいいポジション取りだと思う)

時間足ベースでは、攻撃的に行くなら238.0(Bid)にSの逆指値・・・と言いたいところだが、
これは指標後の急下落を受けての後だしなので無かったことにし、
ややディフェンシブに4時間足と同じ237.4(Bid)にS逆指値、ストップ239(Ask)で待ち構え。
例によって時間足での安値更新失敗で手仕舞い。

10分足ベースでは、時間足で下落基調となるケースを想定して、ここから反発上昇>下落の展開になったら
その時の10分足直近安値にS逆指値、ストップ直近高値で待ち構える手か。
168Trader@Live!:2007/02/08(木) 22:35:14.36 ID:2qxIyKLi
リアルポジ。


・羊円は94.0(Ask)でSポジを手仕舞いしてからその後も上げ基調で、当初ストップの94.6(Ask)まで届き、
 「94まで来たらその後も上げる可能性が高い」という見通しが確認された形。
 >>162の「切りのいい数字にストップを置かない」というルールを追加するかどうかについて、
 とりあえずあまり関係ないかもしれないことを示唆する材料が一つ加わった。
 これについては引き続き検討。
 再度のSエントリーに関しては、ひとまず4時間足での午前中の下ひげを当面の安値と見なし、
 93.55(Bis)のエントリーの逆指値、ストップ94.7(Ask)にそれぞれ引き上げ。

・ユロ円も現在のストップ157.9(Ask)のすぐ近くまで上昇し、4時間足のタイムスケールで
 レンジ相場となる可能性を示唆しているので、>>162で考えていた売り増しについては一旦撤回。
 ポン円と同様、4時間足でのレンジ形成を想定するのであれば、タイムスケールを時間足に落として
 手仕舞いを考えてもいいところだが、
  1..「あくまで4時間足のタイムスケールでのルールを適用した場合にどうなるか」の実例を集めるという目的がある
  2.現時点で「トレーディングレンジを想定した時の適用タイムスケールの変更」がルールとして明文化されてない
 の理由によって、あくまでも手仕舞いは4時間足チャートに基づいて行い、
 その結果として157.9のストップで決済することとなっても構わないものとする。

・キウイドルは4時間足での高値更新から下落。ひとまず、現時点で待ち構えている売り増し分の
 ストップオーダーを0.689(Ask)へ引き上げ。ここから再び4時間足で反発上昇(陽線での高値安値切り上げ)
 が見られれば、Sエントリーの逆指値を4時間足での直近安値まで引き上げる。

・ユロドルは1.303まで上昇した後反転。これもユロ円と同様に4時間足で若干のレンジ形成気配が漂ってきているが、
 ユロ円と同じ理由によってあくまでも4時間足ベースでの手仕舞いを想定。
 ここから4時間足での前回安値1.291を割り込めずに反転してきたら、ストップを1.304(Ask)まで引き下げる。

・ドルスイが非常に微妙ながら「日足高値更新失敗の後、4時間足で高値更新失敗」となりそうな感じ。
 ここで高値更新に失敗して下がってくれば、手仕舞いを想定してLポジのストップ引き上げ。
 ここで高値を更新すれば、直近の安値を日足の押し目と見なしてLポジのストップ引き上げ。
 いずれにしてもストップ引き上げ条件が成立するので、ストップを1.237(Bid)まで引き上げる。
 
>>145
 >ここから4時間足で反発しだせば、日足での高値更新失敗を想定してのエントリー条件が成立し、
 >トレイリング逆指値が発動する。
 と書いて、Sのエントリーを考えていたユロスイが、想定どおり反発上昇しだしたのはいいのだが、
 これが足場となる押し目を一切作らないまま日足の前回高値を更新しそうな勢いw
 振幅の広いレンジ相場となる可能性を考え、時間足ベースでの仮想ポジ取り(現時点ではルールにないので
 実際には出来ない)を想定しながら今後の成り行きを見守りたい。
169Trader@Live!:2007/02/08(木) 22:58:31.70 ID:2qxIyKLi
と言ってるうちにユロ円Sがストップにかかって決済。
「158.6を超えるまではS狙い」の方針に変わりは無いが、現時点では
エントリーの手がかりとなる「上昇中の押し目」が無いので、それが出来るまでひとまず静観。
(問「ここからいきなり急下落していった場合どうする?」答「押し目を待つ」)




>>161>>165への反応。


ポジションを取り、手仕舞いをするためには、
"自らの内から発し、自らを十分に納得させる、自分だけの「強い理由」"
が必要だということを前提とすれば、
それがたとえジム・ロジャースやジョージ・ソロスのものであっても、
「他人のポジトーク」は本質的にくだらないものである。もちろん私のもくだらない。

しかしながらその一方で、同じ前提に立った時、
「自分自身のポジトーク」ほど、自分にとって大事なものは無いのも事実である。


というわけで、ちょっと気になるのは、>>165
>下らない
が「マイポジ」にかかっているのか「言いっぱなし」にかかっているのか、どっちなのか、ということだ。

「言いっぱなし」にかかっているのであれば、当たり前ながら全く気にする必要は無い。
他人にとって全く無意味(最大限良くても"少しは参考になる"程度でしかない)なのは百も承知、
それでも、自分のポジションを記録し、ポジションを取った理由、閉じた理由を省みるのは、
少なくとも自分にとっては大いに意味のあることなのだから。
ついでに個人的なことを言えば、「誰がどのポジションを取っているか」には全く興味ないが、
「誰がどういう理由でそのポジションを取っている(あるいは閉じた)のか」には大いに興味があるので、
それはいくらでも読みたい。

ただ、もしこの「くだらない」が「マイポジ」にかかっているのであれば、
それは「自分が取ったポジションに、その手仕舞いに納得していない」ということを意味し、
大きな問題である可能性がある。
何度も何度もしつこく言ってきたように、ポジションを取り、手仕舞いをすることに
心から納得することが出来ない限り、相場で利益を上げることは出来ない(と私は思っている)し、
心から納得したポジション取り・手仕舞いであれば、少なくとも自分にとっては「くだらない」ものではないはずだ。


果たして、この「くだらない」は一体どちらにかかっているのだろうか。
170Trader@Live!:2007/02/08(木) 23:12:13.83 ID:2qxIyKLi
それはそれとして、>>161のポジをもし自分が取っていたとしたら、
こういうところを気にするかな、というところをリストアップしてみた。
まあちょっとしたお遊びなので、軽く読み流してもらえれば。


○ドル円S
・「G7の発言・声明を警戒しての円高気配を見て」ポジションを取ったのであれば、
 当然その円高気配が消えた時に手仕舞いすることになるが、
 何をもって「円高気配が消えた」と判断するのか。
・その判断をする際に想定するタイムスケールはどのくらいか、1日か、数日か、それとも1週間以上なのか。
・想定したタイムスケールと、設定したストップの位置は釣り合っているか。
 極端にタイトすぎるストップにしていないか。

○ドル円L120.55
・3枚でストップ119.55だと、ストップにかかった時の損切り額が18000円となり、
 総資産の6%をリスクに晒すことになるが、それは大きすぎるのではないか。
 (これは>>165に「3枚は自分的にポジションが大きいと思っていた」と同じこと)
・ストップを119.95に置いた理由は何か。
・いつ手仕舞いするのか。何がどうなったら手仕舞いするのか。

○羊円S
・いつ手仕舞いするのあk。何がどうなったら手仕舞いするのか。
・その理由はポジションを取った時の「93.60で前日の高値とヒゲが揃った」と相応しているのか。
・ストップを93.95に置いた理由である「3日の高値より少し上」は、エントリーの理由と相応しているのか。
・ファンダメンタルな理由でエントリーする場合、どうやって「その理由が価格に反映された」と判断し、
 何をもって「その理由が継続している(失われた)」と判断するのか。


この全てに明確な答えを出せない限りは、「ポジションを取ってはいけない」という結論にしかならない。
(もちろんこれは「自分のルールでは取らないことになっている」というだけの話であり、
「そんなポジションを取るな」とか「そのポジションはだめだ」なんてことを言いたいわけでは決して無い)
171Trader@Live!:2007/02/09(金) 00:24:16.42 ID:PCL4ns1V
>>168から若干の変更。

・羊円が高値をさらに更新したので待ち構えのストップオーダーを94.7(Ask)から94.8(Ask)に引き上げ。
・ユロ円はひとまず昨日の157前後での持ち合いゾーンを4時間足のタイムスケールにおける
 当面のサポートと見なして、下方ブレイクとなる156.8(Bid)にSの逆指値、ストップ158(Ask)で待ち構え。
 このまま158.6を踏み越ていったら取り下げ。
・トレーディングレンジ対策としては、タイムスケールを下げる他にプロフィットリトレイスメントストップを
 使う手も有効かもしれないので、週末にそれも含めて検討する。
172Trader@Live!:2007/02/09(金) 00:30:44.64 ID:yEpWg4Pu
”くだらない”、は「言いっぱなしであるところの」マイポジであって、その理由を
文中から汲んでもらうとするならば”謝っている”という部分。
別に自分が損しても誰も怒らないけど、参考にもならない書き込みしかできず、
ここを見ている数人の人にそう思ったから。(含み損ポジで他人に謝る理由はないし)

>>170の回答書いてまた来ます。ノシ
orzな内容ですが・・・。
173Trader@Live!:2007/02/09(金) 07:04:46.24 ID:PCL4ns1V
6:30のポン円。


昨晩はその後もじりじりと下げて270を割り込み。
ここで10分足のMACDヒストグラムに強気の乖離が発生、
時間足MACDヒストグラムが上昇に転じ、
数時間〜半日程度の反発上昇局面となる可能性を示唆している。


この状況を受けてのポジション取りは


4時間足ベースの仮想237.4S(一応昨日の時点で237.5Sはストップにかかって損切りし、
昨晩あらためてエントリーしたものとする)は、239(Ask)にストップを置いて様子見。
レンジ相場を想定すると、ここから反転してくる可能性を考えてストップを引き下げたくなるところであり、
プロフィットリトレイスメントの考えに基づけば、実際スワップ抜きでの損益分岐点となる237.4(Ask)あたりまで
ストップを引き下げる手は確かに有効である。これはリアルの方での今後の検討課題とする。

時間足ベースでも仮想237.4Sでエントリーしている形。
現時点での対応は4時間足の場合と同じ。

10分足ではここからLS双方が想定できる状況。
Sなら現在の持ち合い状況の下方ブレイクアウトとなる236.9(Bid)にエントリーの逆指値、ストップ237.2(Ask、暫定)
Lならもうしばらく様子を見て、10分足チャートパターンでの高値が確認されてからエントリーの逆指値、
ストップ236.9(Bid)で待ち構える手か。



>>172
それならやはり何も気にすることはない。
他人のポジトークが「何の役にも立たない」のは当たり前の話で、
一方、どんなポジトークであれ、何らかの形で「そのポジを取った(閉じた)理由」を書いてあるものが
「参考にならない」ということは有りえないのだから。

あと>>170は別に質問ではなく、あくまでも「自分だったらこう考える」という話でしかない。
考えるべきは「>>170の回答」ではなく、「ポジションを取る時、閉じる時に、何を自問自答すべきか」である。
(回答そのものには興味があるので、ぜひとも読んでみたいところではあるがw)



とりあえずここまで。次は夜。
174Trader@Live!:2007/02/09(金) 22:02:54.17 ID:PhH2m3h2
21:30のポン円。


午前中から午後にかけて237.9まで上げ戻した後急落。
その後236.2〜237.1でレンジを形成しつつ、10分足で高値安値を切り上げ中。
時間足ではMACDヒストグラムに強気の乖離。
4時間足でのレンジ形成が想定されることも考えあわせて、
ここからさらに上げ戻してくる可能性がそれなりにあると見る。


とはいえ、4時間足ベースの仮想237.4Sのストップ引き下げ条件は(プロフィットリトレイスメントストップを使わないとして)
「4時間足チャートパターンで安値更新に失敗した時」のみであり、現時点では依然239(Ask)でストップを維持。
その結果239で決済する(レンジ相場が想定される以上、その可能性は決して低くはない)ことになっても構わない。
そのために、初期ストップにかかった時の損失が総資金のごくごく一部になるようにポジションのサイズを制限しているのだから。
こから上げ戻し→反落の展開になり、そこで現時点での安値236.2の更新に失敗したら、
その時の直近高値までストップを引き下げる。

時間足ベースの仮想237.4Sは、15時過ぎの下落がその時点での直近安値236.8を更新した時点でストップを238.0(Ask)へ引き下げ。
MACDヒストグラムが強気の乖離を示した時点で注意信号が点灯。
現時点では、ストップを237.1(Ask)まで引き下げるかどうかを考えるタイミング。
ここから236.2を踏み下げられないまま時間足で反転してくれば、手仕舞いを考えてストップ引き下げ。
ここから236.2を踏み下げれば、その時点で現在の持ち合いの高値を直近安値とみなしてストップ引き下げ。
いずれにしてもストップ引き下げ条件が成立するので、この時点でストップを237.1(Ask)で引き下げる。

10分足ベースではやはりポジションの想定がしにくい状況。
反転を見込んでLならば、237.1(Ask)にエントリーの逆指値、ストップ236.4(Bid)で待ち構え、
時間足での強気シグナルを覆しての下げ(この場合は大きな下落になる可能性がある)を想定してのSならその逆。
「どっちにするか、あるいはどっちもするかどっちもしないか」はお好みで、の世界。
175Trader@Live!:2007/02/09(金) 22:13:35.97 ID:PhH2m3h2
リアルポジは基本的に昨晩(>>168>>171)から変化無し。


ユロドルSはストップ1.307(Ask)での手仕舞いが濃厚になってきており、
このタイミングでせめて1.304あたりまでストップを引き下げたくなる欲求を覚えるが、
4時間足チャートパターンで「安値更新失敗」と言える状況(下位タイムスケールである時間足で下降トレンドが見られた後、
4時間足の直近安値である1.292を踏み下げられないまま、時間足での安値更新に失敗)になっていないため、
そのまま1.307(Ask)で維持。その結果1.307で決済することになっても構わない。


リアルと言っておきながら、時間足ベースのトレードの可能性を探るために仮想ポジを取るユロスイ。
時間足でMACDヒストグラムが弱気の乖離を示した後高値更新失敗気配につき、
1.6230(Bid)にSの逆指値、ストップ1.6280(Ask)で待ち構え。手仕舞いはもちろん「時間足で安値更新に失敗した時」。
176Trader@Live!:2007/02/10(土) 00:43:53.36 ID:BJQAh88J
0:00過ぎのポン円。


0時過ぎから上昇に勢いがついた形。ここからの(自分にとっての)ポイントは、
「時間足のタイムスケール(概ね半日〜1日)で直近高値237.9を踏み越えられるかどうか」
踏み越えていけば、さらに上昇して238.5〜239をうかがう展開になる可能性が高い。
(この場合は、4時間足で236〜240あたりのレンジ形成の見通しとも一致する)
一方237.9を踏み越えられないまま反転(10分足チャートパターンでの高値安値切り下げ)した場合は、
当面(とりあえず1日程度)のタイムスケールにおいて、237.9前後がレジスタンスゾーンとなる可能性が浮上してくる。
(この場合、4時間足でのレンジ形成がやや下寄り、あるいは再び下降トレンドになる可能性を考えることになる)


4時間足ベースの仮想237.4Sは依然ストップ239(Ask)でホールド。
ここから一気に238を踏み越えてくる場合は注意信号。適用タイムスケールを時間足に落として、
下落局面になったら高値を追ってストップを下にトレイルしていくことを考えておいた方がいいかもしれない。
237.9までで反転した場合は、引き続き次の下値探り待ち。


時間足ベースの仮想237.4Sはストップ237.1(Ask)で決済された形。
ここから再びポジを取るのであれば、ひとまず先ほどまでの持ち合いゾーンを当面のサポートと見なし、
その下方ブレイクアウトとなる236.4(Bid)にSの逆指値、ストップ237.3(Ask)で待ち構え、
時間足チャートパターンで高値安値が更新されていたら、その都度エントリーの逆指値とストップを引き上げる手か、
あるいはここからの上げ戻しを想定してその逆でLの待ち構え。
手仕舞いはそれぞれ「時間足で高値(L)/安値(S)の更新に失敗した時」。


10分足ベースでは、チャートパターンにおける次の安値が236.6以上で確認できれば、
その時点で237.3(Ask)にLの逆指値、ストップ「その時の直近安値」で待ち構えるか、成り行きでエントリーといったところか。



G7のサプライズは気にしない。スリッページ拡大による損失拡大の可能性はもちろんあるが、
基本的には「逆に行ってもストップで手仕舞いされるだけであり、最悪のケース(初期ストップでの損切り)は想定内」なので
別段何かを心配する必要はなく、週末は遊びにでも出かけていればいい。
(それでも心配なら、対処法は簡単だ。手仕舞いすればいい)

むしろ気にするべきは、「G7の結果がどう出て、それに対してマーケットがどう反応するか」であり、
"声明で円に言及されたにも関わらず、殆どクロス円が動かなかった"とか、逆に
"声明で円に言及されなかったにも関わらず、なぜかクロス円が大きく下がった"とか、
"声明で円に言及されなかったら、クロス円が暴騰した"とか、
「ファンダメンタルな要素のニュースとしてのインパクトと、マーケットの反応との乖離」
が無いかどうかを注意して見ておきたいところ。



今日はここまで。
177Trader@Live!:2007/02/10(土) 11:31:23.89 ID:oR8QnXe3
その後のポン円。


237.3辺りまでじわじわと押し上げてNYクローズ。見通し的には>>176から変化無し。
時間足ベースでのエントリー待ち構えは、S逆指値236.4(Bid)はそのままで、ストップだけを237.4(Ask)に引き上げ。
リアスでのポジション取りなら、ストップまでの幅が10%広がったこの時点で、ポジションサイズを10%減らさねばならない。
(それまで10枚でエントリーしていたのなら、9枚に減らす)

なお、週足チャートを見ている限りでは、今月から来月にかけてもう一上げ二上げする可能性は十分にあるので、
4時間足の仮想237.4Sについては、微妙に注意しておきたい。
といってもやれることは基本的に「条件が成立すればストップを引き下げる」ことだけなので、
注意したところで特になにが変わるわけでもないが。



リアルでの時間足ベース適用の可能性を探るための仮想ユロスイ1.623Sは、
例の「ブレイクアウト後の逆行」から再び下がって僅かながら安値を更新。
とりあえず現時点では特にやることは無し。



リアルポジでは

・羊円は4時間足が安値切り上げ気配。ここから4時間足で続伸(94.5〜6辺りを踏み越えるか、陽線での高値安値切り上げが続くか)すれば、
 これを当面の直近安値と見なし、94.1(Bid)までエントリーの逆指値を引き上げる。

・ユロ円も羊円と似た動きをしているが、157.5が当面の直近安値と見なせるほどはっきりとしたチャートパターンを描いていないので、
 いましばらくSのエントリー逆指値を156.8(Bid)で維持。ストップだけを158.3(Ask)まで引き上げる。

・キウイドルもユロ円同様動きが微妙なので、追加Sのエントリー逆指値は0.677(Bid)、ストップ0.689で維持。

・ユロドルは4時間足での安値切り上げ気配を見せており、いよいよ初期ストップでの損切りが濃厚になってきたが、
 >>175で書いた通りストップ引き下げの条件が成立していないのでそのままにしておき、
 レンジ気味の相場対策はあくまでも「トレードルール全体の見直しと修正」で行う。
178Trader@Live!:2007/02/10(土) 12:21:04.93 ID:oR8QnXe3
ちょっとした余談。ふたたびナンピンについて。


とりあえず手数料とスプレッドは考えない前提で、
何かの通貨ペアを10枚ポジり、そこから100pips逆行した時、10枚ナンピンしたとする(ありがちな話である)。

さて、ここで
「10枚ポジり、100pips逆行した時に10枚積み増す」のは、
「10枚ポジり、100pips逆行した時に一旦損切り、すかさず20枚ポジる」のと
同じである(繰り返すが手数料とスプレッドは考慮に入れないものとする)ことにお気づきだろうか。



前にも言ったが、私は別にナンピンをするなと言いたいわけでも、ナンピンが間違っていると言いたいわけでもない。
単に、「自分は臆病者だから、相場が自分の見通しと違う動きをしていると判断して損切った瞬間に、
ポジションサイズを拡大して再度エントリーするような勇気は持ち合わせていない」というだけのこと。
179Trader@Live!:2007/02/10(土) 13:19:03.52 ID:oR8QnXe3
さらにちょっとした余談、というかクイズ?


「市場は常に間違っている」という言葉がある。
一方で、「市場は常に正しい」という言葉がある。

一見この2つは両立しないようだが、実のところどちらも正しい。


問「なぜ「どちらも正しい」と言えるのか。
  どういう意味で、それぞれが「正しい」と言えるのか」


解答は後日。
それで思い出したが、>>82の"「ノーポジ最強」のもう一つの理由"の解答をそろそろ。明日か明後日あたりに。
(といっても、既にこのスレで解答は出ているのだが)

あと、>>122に対する>>123(だけじゃないけどとりあえず代表として)の反応と、
>>170に対する>>172の回答が気になるところ。
(返事をくれと言いたいわけではなく、あくまでも「気が向いたら書いてもらえると面白い」という話)
180Trader@Live!:2007/02/10(土) 21:43:08.49 ID:yAWDn5HG
保守
181Trader@Live!:2007/02/10(土) 22:09:05.22 ID:oR8QnXe3
>>180
保守乙。



リアルポジ。

キウイドルは日足で安値を更新した後反転上昇(4時間足で上昇トレンド確認)、
その後再び下値探り(4時間足で下降トレンド)の展開になっている。
ここから日足直近安値の0.677(Bid)を踏み下げ、売り増しのエントリーが発動した場合、
0.689(Ask)を日足直近高値と見なして元からあるSポジのストップをそこまで引き下げ。
一方、ここから0.677(Bid)を更新できずに上げ戻してくれば、Sポジの手仕舞いを想定して
やはり0.689(Ask)までストップを引き下げ。
どちらにしてもストップ引き下げの条件が成立するので、現時点でストップを0.689(Ask)まで引き下げる。

これは>>168のドルスイL、>>174の仮想ポン円S(時間足ベース)でのストップ引き上げ/引き下げと
同じ基準によるものであり、これらを踏まえて、ストップトレイルの条件でありながら、具体的に煮詰められていなかった
「日足チャートパターンでの直近安値/高値の更新」を
「日足で想定するトレンドと逆方向へのトレンド、あるいはトレーディングレンジが4時間足で確認された後、
 再び4時間足で日足の想定トレンドと同じ方向へのトレンドが発生した時」
と定義するものとする。
(トレーディングレンジの定義は、「高値更新と安値更新の不一致(高値が更新された後大きく下げて再び安値を更新した場合や、
安値更新に失敗した後の上げ戻しで前回高値に届かなかった場合、あるいはダブルトップ/ダブルボトムを形成した場合)」とする。
今後レンジ相場対策として時間足ベースでの取引を導入することがあれば、その場合の「トレーディングレンジ」の定義もこれを用いる)


なお、レンジ相場対策としての時間足ベースでの取引導入の素案は、とりあえず以下のようなものになる。
「日足で高値/安値の更新に失敗した場合、次にトレンド(高値安値双方の切り上がり/切り下がり)が確認されるまでは
 トレーディングレンジとなることを想定し、
 ・通常は4時間足チャートパターンを用いて行う"ブレイクアウトでのエントリー"を時間足チャートパターンで行う
 ・通常は4時間足トレンドで判定するストップ引き下げ条件を、"時間足チャートパターンでの直近安値/高値追い"とする
 とする。」

リアルでの取引でこれを導入するためには、ここから更に
「ポジションを取る方向をどうするか(LS両方を取るか、週足や月足トレンドの方向のみを取るか)」
「LS両方を取る場合、"手仕舞いと同時にドテンエントリー"とするかどうか(エントリーと手仕舞いの基準を一対一対応させるかどうか)」
「時間足チャートパターンでの安値/高値追いは、現在の生活において実行可能かどうか」
などを煮詰め、検証していく必要があり、とりあえず現時点ではユロスイの仮想ポジがその役割を担うことになる。
182Trader@Live!:2007/02/10(土) 23:13:39.89 ID:oR8QnXe3
よくよく考えると>>181のキウイドルSストップ引き下げは若干おかしい。

「日足安値更新から4時間足で上昇トレンド>4時間足で下降トレンド」の展開になれば、
それは売り増しエントリーの条件成立であり、ということはストップ引き下げは
エントリーの逆指値発動と同じタイミング(実際にはそれより後)でないといけないことになる。

つまり、この時点でのストップ引き下げ、エントリー逆指値維持は
1.ストップ引き下げのタイミングが早すぎる
2.エントリーの逆指値引き上げのタイミングが遅すぎる
のどちらかに該当することになる。おそらく1。
こういうことをすると、たいていは相場からしっぺ返しを食らうことになるわけで、
この場合は、「ここから急反発してストップにかかり、そこが天井だった」というケースが想定される。

まあやってしまったものは仕方ない。
一旦ストップを引き下げてしまった以上、再び上げることは許されないのでとりあえずこのままにしておき、
"ストップトレイルは売り増しのエントリー逆指値発動後"を徹底するか、
ストップトレイルと追加エントリーの条件を少し異なるものにするか、今後の検討課題とする。
183Trader@Live!:2007/02/11(日) 00:05:26.92 ID:Tw3rsL9r
G7は声明で円安について言及せずに閉幕。

問「この状況を受けてどうするか」答「どうもしない」
問「この状況を受けて相場をどう読むか」答「分からない」


>>176で書いたように、考えるべきことは
「G7の声明という、それなり以上に影響力の大きいニュースを受けて、マーケットがどう反応するか」
だけ。やるべきことは
「そのマーケットの反応への対応」
だけである。具体的には、それぞれのタイムスケールにおいて、

「ここから大きく上げていけば、買い圧力が強いと見て見通しを強気寄りに変更」
「ここから大きく下げていけば、売り圧力が強いと見て見通しを弱気寄りに変更」
「ここからあまり動かなければ、売り買い拮抗と見て現時点での見通しを維持」
「現在持ってるポジション(例えば仮想ポン円237.4S)に対してマーケットが大きく逆行すれば、ストップで損切り」

・・・要するに、普段と全く変わらない。というか、変われない。
そうでなくてはいけないのは良く知っているが、微妙につまらないような気がしなくもないw
184Trader@Live!:2007/02/11(日) 08:20:55.57 ID:oD3urby0
リアルポジ関連の月曜の予定。キウイドル、ユロスイ(仮想)は>>177>>181時点から変わりなし。


・日足で高値と安値の更新に不一致(安値を踏み下げた後、ダブルトップあるいは高値を上に更新する気配)を見せ、
 レンジ形成気配を見せているユロ円は、それが可能であれば時間足ベースに切り替えたいところだが、
 現時点ではルールがそうなっていないので実行せず、あくまでも4時間足でのブレイクアウトでのエントリーとし、
 その結果レンジ往復で損切りを繰り返す結果になるのは仕方ないものとするが、
 月曜に158.5を明確に踏み越えて行った場合は、Sエントリーの条件である「日足で高値更新に失敗」が成立しなくなるため、
 現時点で156.8(Bid)に置いてあるS逆指値を一旦取り下げ、今後の展開を見守ることになる。

・羊円も同様だが、こちらは日足の直近高値まで少し幅があるので、当面はS逆指値93.5(Bid)、ストップ94.8(Ask)で引き続き待ち構え。
 >>177では
 >ここから4時間足で続伸(94.5〜6辺りを踏み越えるか、陽線での高値安値切り上げが続くか)すれば、
 >これを当面の直近安値と見なし、94.1(Bid)までエントリーの逆指値を引き上げる。
 と書いたが、これは>>181-182のキウイドルSストップ引き下げと同様の「早まった逆指値引き寄せ」の可能性があるため、
 4時間足で次の高値が確認される(時間足で上昇トレンド>下降トレンドが見られる)までは93.5で維持するものとする。

・ユロドルは4時間足で上昇基調が強まっており、気分的には即座に手仕舞いしてしまいたいところだが、
 何度も言ったように「現時点ではルール上手仕舞いの条件が成立してない」以上なにも出来ない。
 (4時間足でのスパイクを無いものとして扱えば、ストップを1.307から1.305(Bid)まで引き下げることも
 考えられるが、これもまた現時点ではルールに無いのでひとまず留保。
 スパイクの取り扱いについては今後の検討課題とする)
185Trader@Live!:2007/02/11(日) 13:41:43.54 ID:oD3urby0
余談。両建てについて。
基本的には>>4で書いたことが殆ど全てなのだが、
具体例を踏まえて補足してみる。


例えば、資金100万円で、マネパでポン円を10枚(LでもSでもいい、購入レートもなんでもいい)保持しており、
先週の金曜の段階で、週末のG7による窓明けを懸念して、リスクをヘッジしたいと思ったとする。

マネパなのでポン円の証拠金は5万/枚、現在の買いスワップは+310、売りスワップは-320である。

○ケース1:リスクをヘッジするために、10枚を全部決済した場合
・今後の為替変動リスクはなくなる(レートがどうなっても関係ない)
・必要証拠金は0円
・ランニングコスト0。

○ケース2:リスクをヘッジするために、同じ枚数の両建てを行った場合
・今後の為替変動リスクはなくなる(レートがどうなっても関係ない)
・必要証拠金は100万円(業者によっては半分で済むが、いずれにしても0にはならない)
・ランニングコスト-100円/日


決済した場合、為替変動リスクをなくし、証拠金100万円を別の通貨ペアに振り分けることもでき、
日々の支払いは発生しないのに対し、
両建てした場合、為替変動リスクはなくなるが、証拠金の残額が無いから別の通貨ペアをポジることはできず、
1日100円の支払いが発生する。
どう考えても、決済した方が得である。

「両建てしておいて、相場がある程度まで動いたら片方を決済するという有効な方法があるじゃないか」
と言う意見を耳にすることもあるが、これは
「ノーポジにしておいて、相場がある程度まで動いたら再度エントリーする」
のと全く同じである。つまり、リスクをヘッジするという目的での両建ては、あらゆる点において手仕舞いに劣り、
その目的で両建てをすることには全く意味が無い。


資金運用(利益を上げるため)という観点から見て、両建てが意味を持つのは、
1.税金対策として、含み益を越年させるための両建てを行う場合
2.異なるタイムスケールにおけるポジション取りを併用していて、結果として一時的に両建てとなる場合
の2通りだけである。
それ以外の両建ては全て、
「ポジションに対する執着心(それが損失の確定による屈辱感への忌避感によるものなのか、
 利益を確定することを嫌がる"欲"によるものなのかは問わないが、大半は前者だろう)」
から発する自己満足でしかない。
(念のために言っておけば、その自己満足が持つ心理的な効果は決して否定しない。
 両建ての心理的な効果がトータルのパフォーマンス向上をもたらすのであれば、
 両建ての金銭てきなデメリットは「利益を上げるために必要なコスト」ということになり、
 そのコストを支払った方がいいかどうかは、それこそ「人それぞれ」、好きなようにすればいい。
 私がここで言ってるのは、
 「両建ては手仕舞いと比べて余計なコストがかかり、証拠金を圧迫するので、資金面では不利であり、
 心理的に効果があるからといって、資金面での不利が無くなるわけではない」
 という、単なる事実でしかない)
186Trader@Live!:2007/02/11(日) 17:51:53.29 ID:PvqEcRFl
なんちゅースレだ
タイトルに騙された
187Trader@Live!:2007/02/12(月) 10:35:08.50 ID:RrXfWs9S
>>184のその後

・ユロ円は日足直近高値更新につき、Sのエントリーオーダーを一旦取り下げ。
 次に「日足高値更新失敗後、4時間足でも高値更新失敗」の形が見られるまでは、
 ユロスイと同じく時間足ベースで仮想ポジを取る想定で、今後の展開を見守ることにする。
 現時点では、朝一の急上昇を受けて調整反落状態なので基本的に様子見。
 あえてポジションを取るなら159.0(Ask)にLの逆指値、ストップ158.5(Bid、暫定)といったところだろうが、
 時間足のMACDヒストグラムが軽い弱気の乖離を形成しそうな気配もある点に注意し、
 行き脚が鈍くなったら即座に手仕舞いするも想定しておく。(というか手仕舞いは常に想定されている)

・羊円も4時間足で直近高値を更新したので予定通りSエントリーの逆指値を94.1(Bid)に、ストップを95.1(Ask、暫定)に引き上げ。
 で、今チャートを見たら壮絶な行って来いになっているので、ストップを94.9(Ask)まで引き下げ。
 ここからさらに高値を更新したら、ストップ引き上げ&ポジションサイズ縮小。

・ユロドルは4時間足での安値更新に失敗したので、損切りを想定してストップを1.305(Ask)に引き下げ。
 日足、4時間足チャートを見直し、エントリーがルールに則っていたかどうかを確認したところ、
 ちゃんと時間足で下降トレンド>上昇トレンドとなり、4時間足で直近安値が確認されてから
 エントリーの逆指値を置いていたので、特に問題なし。
 損切りしたとしても、単に「4時間足で振幅の大きいレンジ相場になったらそういうこともある」だけのこと。
 そして1.291(Bid)でSの逆指値、ストップ1.304(Ask)で再度の待ち構えを想定しておく・・・というか、
 ストップを引き下げたことにより、「1ポジションの最大許容リスク」以内に収まる範囲で、追加オーダーを出すべき状況。
 気分的にはあまり追加はしたくないが、ルールがそうしろと命じる以上、仕方ない。

・キウイドルは時間足で上昇トレンドが確認できたので、4時間足での直近安値更新と見なし、
 売り増しのエントリー逆指値を0.6795(Bid)に引き上げ、ストップは引き続き0.689(Ask)で維持。

・ユロスイは依然変化なし。仮想1.623Sはストップ1.627(Ask)を維持したままホールド。
188Trader@Live!:2007/02/12(月) 11:01:39.04 ID:RrXfWs9S
10:30のポン円。


G7の結果を受けて、朝一から大きく上昇、時間足での直近高値である238.0を踏み越えた後小幅な調整。
現在では238前後での持ち合い状況。

各タイムスケールにおける今後の見通しとしては、
・10分足で下向きのトライアングルを形成しており、ここから数時間程度のタイムスケールでは
 売り圧力が若干優勢である可能性を示唆している。
・時間足では直近高値更新、MACDヒストグラムも強気のシグナルを出しており、
 1日〜数日程度のタイムスケールでは買い圧力が優勢である可能性を示唆している。
・4時間足ではレンジ形成気配ながら、直近では安値が切り上がっており、やや買い優勢となる可能性を示唆している。
 ここから数日で239を踏み越えてくるかどうかがポイント。
・日足は調整下落が235をサポートとして跳ね返された形。現時点のチャートパターン的には上昇トレンド継続の可能性が高く、
 ここから前回高値241.5を踏み越えていくかどうかがポイント。


この状況を受けてのポジション取りは

10分足ベースでは、ここからの調整下落局面を想定して、現在の持ち合い状況の下方ブレイクアウトとなる
237.8(Bid)にSの逆指値、ストップ238.4(Ask、暫定)で待ち構える手か、
あるいは時間足での強気の見通しを受けて、ここからさらに上げていく可能性を考え、その反対でLの待ち構え。
双方で待ち構えておいて、片方が発動したらもう一方を取り下げるというのも、なかなか面白いかもしれない。

時間足ベースでは、>>177で待ち構えていたSの逆指値を一旦取り下げ。
高値安値更新不一致(安値を踏み下げた後、高値を上に更新)と4時間足でのレンジ形成気配を受けて、
ここも10分足と同じくLS双方で構える手か。
Lであれば、ひとまず238.4(Ask)にエントリーの逆指値。ストップは金曜の持ち合いゾーンを当面のサポートと見なして237(Bid)か、
ディフェンシブにいくなら直近安値である236.5(Bid)。
Sであればその逆、237(Bid)か236.5(Bid)にエントリーの逆指値、ストップ238.4(Ask)で待ち構え。

4時間足ベースでは、仮想237.4Sに注意信号。
ここからさらに上がってきた場合はさっくりストップ239で損切りすることを想定しつつ、
運良く時間足で続落しだしたら、とりあえずストップを238辺りまで引き下げることを考えておく。
新規のポジション取りとしては、239(Ask)にLの逆指値、ストップ236(Bid)で待ち構える手か。
189Trader@Live!:2007/02/12(月) 11:34:02.95 ID:RrXfWs9S
なお、G7の結果を受けてのマーケットの反応は

10分足・・・大きく上昇
時間足・・・大きく上昇、直近高値踏み越え
4時間足・・・それなりに上昇、現時点ではまだ直近高値には届かず
日足・・・軽く上昇、現時点では大きな変化はなし



基本的にはロンドンやNYでの動きを見てみないとなんとも言えないが、現時点では
「4時間足や日足で目立った変化が出るほどのインパクトではなかったが、買いのセンチメントが発生した」
ということで、今後のクロス円の見通しとしてはやや強気に寄ることになる。
(それなのに、なぜクロス円Sのエントリーを待ち構えているのかというと、それはチャートが「そうしろ」と言うから仕方ないのであって、
 結局のところ自分の見通しと取るポジションとの間には、直接的には何の関係もなく、
 殆ど「リスク管理のルールと、エントリーのルールと、手仕舞いのルールによって指示された通りに動く為替ロボット」
 のノリである)
190Trader@Live!:2007/02/12(月) 11:55:16.08 ID:RrXfWs9S
余談。

>結局のところ自分の見通しと取るポジションとの間には、直接的には何の関係もなく、
>殆ど「リスク管理のルールと、エントリーのルールと、手仕舞いのルールによって指示された通りに動く為替ロボット」
>のノリである)
といっても、自分の見通しの関与する余地が全く無いわけではない。

例えば、先々週から先週にかけて、ユロドルS、ユロ円S、羊円Sのポジションをそれぞれ損切りし、
今またユロドルSの損切りが近づいているわけだが、
これらがいずれも、「初期ストップよりも条件のいいところでの損切り」となったことは、それなりに重要である。
(前回のユロドルSは、引き寄せるタイミングを逃して初期ストップでの損切りとなったが、
 ルール上「ストップ引き寄せ」に該当するタイミング自体はあった)

もし、これらのポジションと逆の方向に強いトレンドが発生しているとしたら、
その時はストップを引き寄せる間もなく、比較的短い期間で「初期ストップでの損切り」となっているはずである。
しかしながら、実際にはストップを引き寄せる余地があり、その事実が
「少なくとも、現時点では反対方向へのトレンドが急激に強まってはいない」
という見通しを生じることになる。

もちろん、その見通しと「再度のエントリー待ち構え」とは、直接的には何の関係も無く、
あくまでも"チャートが所定の形を作った時にエントリーするよう逆指値を置く"だけの話だが、
一旦損をした後さらに仕掛けることに対するためらいを抑え、
もう一度リスクを取るための、心理的な支え程度にはなる。
191Trader@Live!:2007/02/12(月) 12:29:38.74 ID:RrXfWs9S
さらに余談。>>82の"「ノーポジ最強」のもう一つの理由"の解答。


答えは>>101

現に保有しているポジションについて、「このポジションで利益を上げたい」という"欲"や
「このポジションで損をするかもしれない」という"恐怖"の影響を全く受けず、
ポジションを取ってない時と全く同じように考え、判断し、決断することが出来る人は、殆どいない。
(おそらく「全くいない」と言ってもさして過言ではないと思うが、広い世の中には
 それこそ為替ロボット並の超人的な自己抑制力を持った人がいるかもしれないので、一応留保しておく)
少なくとも私はそうではない。

したがって、現在保有しているポジションについて何らかの迷いが生じた場合、
最善の手は常に「一旦手仕舞いして、それから考える」ことである。
ポジションを解消し、"欲と恐怖"の影響が軽くなった状態で十分に考えた上で、
「やはりこのポジションは取るべきだ」という結論が出れば、あらためてポジションを取ればいい。
(もっとも、迷いが生じているということがすなわち「自分の中にポジションを持ちたくない理由が生まれている」
 ということなので、考え直して「やっぱりこのポジションをとろう」ということには殆どならない)

これが、「ポジションを持っていなければ何があっても損をすることが無い」という金銭的なメリットとは別に
「ノーポジ最強」と言える理由である。
192Trader@Live!:2007/02/12(月) 13:25:24.10 ID:RrXfWs9S
さて、レンジ相場を想定して、時間足ベースで仮想ポジを取るユロ円だが、
現時点ではポジションを取るための足がかりとなる「チャートパターンにおける明確な高値安値」に乏しく、
基本的には静観すべき状況。
(ちなみに、「足がかりとなる突出した高値安値に乏しい」ということは、比較的ボラティリティが小さく、
 一方向、この場合は上げ方向へのトレンドが継続する可能性が高いことを示唆する)

時間足では徐々に安値が切り上がり、上向きのトライアングルを形成しているので、
基本的には>>187と同じくLエントリーの逆指値159.0(Ask)、ストップ158.5(Bid)を維持。
ただし、時間足でも4時間足でもEMA22から大きく上に乖離した状況であり、
4時間足でレンジ形成の可能性を考えればここから下げてくることも想定しておく必要がある。
そういう意味では、「158.5(Bid)-159(Ask)でのLS双方待ち構え>片方が発動したらもう一方を取り下げ」も、
なかなか面白いかもしれない。
193Trader@Live!:2007/02/12(月) 19:43:21.48 ID:RrXfWs9S
19:00のポン円。


まず第一に、仮想だからといって適当に考えてはいけないという反省から。

>>188での仮想ポジ取り、まず10分足ベースの238.4Lがエントリー直後に急落で即ストップにかかっているのだが、
これは別に構わない。チャネルブレイクアウトでエントリーする以上、騙しのブレイクアウトにかかるのは不可抗力である。
「上位時間軸(この場合は時間足)でトレンドがしてからかなり時間がたったところで、さらに追撃するのは潜在的に利益が小さくなる」
という教訓を思い出して、LかSかの選択に"上位時間軸のトレンド"を盛り込むことを考えるだけである。

問題なのは時間足ベースの仮想238.4L。
もちろん、エントリーしてからすぐ下落していること自体は構わない。これはいつもの「エントリー直後の逆行状態」である。
問題なのは、時間足ベースでのエントリーなのに、時間足での上方ブレイクアウトとなる238.7(Ask)ではなく、
10分足と同じ238.4(Ask)に逆指値を置いたこと。
ストップが「時間足での下方ブレイクアウトとなる237(Bid)あるいは236.5(Ask)」であるなら、
当然エントリーは238.7(Ask)以上でなくてはならない。
繰り返すが、その後下落していることはどうでもいい。これが仮に238.7にエントリーの逆指値を置いていて、
その結果238.7で天井ロングのエントリーとなり、237なり236.5で損切ることになったとしても、何一つ問題は無い。
逆に言えば、仮にこの後ふたたび上昇基調になって、この238.4Lが利益を出したことになったとしても、
この「238.4に逆指値」は反省しなければならない。

そもそも、仮想だからといって、「LSどっちでもいいからどっちも構えとけ」的なことをしてはいけないということである。
そういう気の緩みは、すぐにリアルでの取引に波及し、損失という形で跳ね返ってくる。
というわけで、気を引き締めるために、今後時間足ベースでの仮想ポン円ポジは
「リアルでそのポジションを取るつもり」で考えるものとする。
また、時間足ベースでの仮想ポジ取りは、今後リアルでルール化するための試金石でもあるので、
通産の損益を記録し、その結果によってリアルで採用するかどうかを決めるものとする(pipsで表記)。



前置きが長くなったが、現時点でのポン円の展望。


10分足では下降トレンド継続中だが、MACDヒストグラムに軽い強気の乖離が形成されそうな気配もあり、
そろそろ一旦下げ止まる可能性を示唆している。もっとも、現時点では反転上昇の兆しとまではいかない。

時間足でも下落中。現時点では特に手がかりとなる動きは無く、とりあえず下げ止まりを待ってからの判断になるが、
「4時間足でトレーディングレンジを形成するかも」という見通しを合わせて考えれば、
235.5までには下げ止まって反転してくる可能性が高いのではなかろうか。

4時間足では午前中の上昇分をきっちり下げ戻し、このタイムスケールにおける売り買いの勢力が
拮抗している可能性を示唆する。(これは、レンジ形成の見通しとも一致している)
当面のポイントは236.5を割り込むかどうか。割り込まずに4時間足で反転してくれば、
やや買い圧力優勢の可能性が浮上してくる。


この状況を受けてのポジション取りは、
10分足・時間足では様子見。(>>187のSエントリーはしなかったものとする)
4時間足では仮想237.4Sのストップを、4時間足実体部の直近高値の少し上、238.3(Ask)まで引き下げ。
(エントリーの基準となる"直近高値/安値"についてはヒゲを含めたものとするが、ストップについては
 「ストップ近辺まで戻してくるだけの、ポジションを逆行する方向への買い/売り圧力がある」ということを重視し、
 ヒゲを含まないローソク足の実体部のみで考えることとする)
194Trader@Live!:2007/02/12(月) 19:59:59.33 ID:RrXfWs9S
時間足ベースの仮想ポン円ポジ取りのルール。


・時間足チャートパターンにおけるブレイクアウトでのエントリーとする。
 (ブレイクアウトの定義:「高値安値双方の切り上がり/切り下がり」または「6時間以上続いた持ち合いのブレイクアウト」)
・時間足チャートパターンにおける、ポジションと逆方向へのブレイクアウトでの手仕舞いとする。
・ポジションを取る方向は、4時間足でトレンド(高値/安値双方の切り上がり/切り下がり)が確認できた時は
 そのトレンドの方向のみに、トレーディングレンジ(レンジの定義は>>181とする)の時はLS双方で取るものとする。
・ストップトレイルは、「時間足チャートパターンによる直近安値/高値追い」と、「50%変則プロフィットリトレイスメントストップ
 (ポジションの含み益が、初期ストップでの損切り額以上になった場合、その時の直近安値と初期ストップとの
  ちょうど中間にストップを置く)」のうち、"その時点での価格に近い方"を採用する。


以下は結果報告フォーマット。

○現有ポジ
無し

○前回からの決済ポジ
無し

○通算勝敗数(勝率)
0勝0敗(--%)

○前回からの損益(通算損益)
±0pips(±0pips)


※勝敗に関して、スワップは考慮に入れず、手数料無料の業者を使っているものとする。
  スプレッドは8pipsあるものとし、
  http://www.dailyfx.com/FinanceChart.html
  の値をBid、それに8pips足したものがAskとして取り扱う。
195Trader@Live!:2007/02/12(月) 20:09:34.87 ID:RrXfWs9S
>>187の時間足ベースのユロ円仮想ポジは158.5(Bid)に置いたSエントリーが発動(同時に159に置いたLのエントリーオーダーは取り消し)。
現時点で「ポジションの含み益が初期ストップでの損切り額以上」になっているので、
プロフィットリトレイスメントストップを発動させ、現時点での直近安値157.9とストップ159との中間地点
158.45+スプレッド5pips=158.5(Ask)までストップを引き下げる。

同じく時間足ベースの仮想ユロスイSは状況に変化無し。
ストップ1.627(Ask)で引き続きホールドしつつ、「行き脚鈍いから、ぼちぼち逆行してくる頃かな」と思い始める時期。
196Trader@Live!:2007/02/12(月) 20:27:33.84 ID:RrXfWs9S
なお、時間足ベースの仮想ポン円ポジ取りの予定。

現時点では4時間足でトレンドが確認されていないため、LS双方でのエントリーとなる。
236.5までに下げ止まり>上げ戻し>再び下げとなった場合、
時間足での安値更新失敗気配が見られれば、Lのエントリー逆指値を置く。
ここから一気に236.5を割り込んだ場合、4時間足で下降トレンドが成立するので、当面Sのみのエントリーとなり、
時間足での押し目(安値更新失敗からの上昇トレンドあるいは持ち合い)を待って、Sのエントリー逆指値を置く。
197Trader@Live!:2007/02/12(月) 22:40:24.22 ID:RrXfWs9S
リアルポジ


・羊円は今日の上げ下げをスパイクと見なし、無かったものとすると、
 まだSエントリーの逆指値を引き上げるに足るチャートパターンを描いていないことになるので、
 94.1(Bid)から再び93.5(Bid)まで引き下げ。同時にポジションサイズ縮小。

・ユロドルは4時間足で下値探りの展開。 
 時間足で「上昇トレンド>下降トレンド」の形ができたので、Sポジのストップを1.304(Ask)に引き下げ。
 売り増しエントリーの逆指値は1.291(Bid)のまま。ストップは1.304(Ask)に引き下げ。

・キウイドルは4時間足で続伸、時間足で高値安値の切り上げが見られたので、
 4時間足チャートパターンで安値が切り上がったことになり、
 売り増しエントリーの逆指値を0.677(Bid)から0.6795(Bid)へ引き上げ。ストップは0.689(Ask)のまま。
198Trader@Live!:2007/02/13(火) 00:08:38.13 ID:AYNIJ7+q
寝る前のポン円。


夕方からの下げはひとまず236.7までで反発。
10分足MACDヒストグラムが強気の乖離を見せた後、微妙な形ながらチャートパターンで高値安値を更新し、
この辺りから少し上げ戻してくる可能性を示唆している。
時間足ではいまだ弱気なので、大きくは上げ戻さないかもしれないが、
4時間足でのレンジ形成を視野に入れれば、この辺りが当面の底となる可能性は十分にある。

時間足ではチャートパターンが出来ていないので基本的には静観寄りだが、
「レンジ形成の可能性&ここで跳ね返れば4時間足で軽く上昇トレンド」という状況を受けて、
数時間前の小反発を直近の高値と見なし237.6(Ask)にLの逆指値、ストップ236.6(Bid)で待ち構えることにする。
ここから時間足チャートパターンで高値安値が下に更新されたり、6時間を越えるような持合い状況になれば、
その都度エントリーオーダーとストップオーダーを引き下げ。
10分足では、一旦調整下落が入るのを待って、直近高値の辺りでLを待ち構えたいところ。


今日はここまで。



<<仮想ポン円(時間足ベース)>>

○現有ポジ
無し(237.6L待ち構え中)

○前回からの決済ポジ
無し

○通算勝敗数(勝率)
0勝0敗(--%)

○前回からの損益(通算損益)
±0pips(±0pips)
199Trader@Live!:2007/02/13(火) 07:41:05.87 ID:AYNIJ7+q
朝のポン円。


夜のうちに上げ戻してきて再び237台に乗せる。
時間足で上昇トレンドが確認できるも10分足でMACDヒストグラムに軽い弱気の乖離。
午前中から午後にかけて237を割り込む展開になれば、237前後で時間足ベースのレンジあるいは
やや売り優勢になる可能性が高いと見る。
逆にここから237.5を踏み上げて238をうかがう展開になれば、4時間足ベースのレンジ形成により
時間足ベースではやや買い優勢になる可能性が高いと見る。


この状況を受けてのポジション取りは、
10分足では基本的に待ち。上方ブレイクアウトを想定して237.6(Ask)にLの逆指値、ストップ237.2(Bid、暫定)で待ち構えるか、
直近安値が確認されてからSで待ち構えるかはお好みで。

時間足では237.6(Ask)に置いた逆指値が約定してエントリーしている形。
ストップを237(Bid)に引き上げて様子見。
ここからいきなり237を割り込んでくれば、時間足で「高値安値更新の不一致」ができるので、一時的に静観。
上げ戻してくればストップを引き上げ。
(ブレイクアウトを狙うのであれば、237.7辺りの方が良かったかもしれないが、
 それはあまり気にしないことにする)

<<仮想ポン円(時間足ベース)>>

○現有ポジ
237.6L(ストップ236.9)

○前回からの決済ポジ
無し

○通算勝敗数(勝率)
0勝0敗(--%)

○前回からの損益(通算損益)
±0pips(±0pips)
200Trader@Live!:2007/02/13(火) 07:48:48.18 ID:AYNIJ7+q
間違い。


<<仮想ポン円(時間足ベース)>>

○現有ポジ
237.6L(ストップ237)

○前回からの決済ポジ
無し

○通算勝敗数(勝率)
0勝0敗(--%)

○前回からの損益(通算損益)
±0pips(±0pips)


なお、時間足での直近高値+多少の余裕+スプレッドを考慮すれば、
237.6(Ask)は若干タイトなエントリーだったかもしれないが、
基本的には「その辺りまで押し返してくるだけの買い圧力がある」ことの方が重要なので気にしない。
201Trader@Live!:2007/02/13(火) 12:24:02.31 ID:lWdekyYN
昼のポン円。時間がないので簡単に。

237を割り込んでさらに下落。
時間足MACDヒストグラムに軽い強気の乖離発生気配。


仮想237.6Lはストップ237で損切り。
チャートを見直してみて、ややエントリーの逆指値がタイトではあったが
「時間足ブレイクアウトでのエントリー」「逆方向ブレイクアウトでの手仕舞い」と
ルールに則っているので問題なし。
次のポジション取りは、235.5を割り込むまではレンジ相場を想定するので
ひとまず下げ止まりを待ってのL狙い。
夜まで様子を見て、時間足チャートで直近高値が確認されるか、
長い持合い状況になっていればエントリーの逆指値を置く。
ここから235.5を割り込んだ場合は、4時間足・日足で下降トレンドが成立するので
押し目を待ってのS狙いのみとなる。



<<仮想ポン円(時間足ベース)>>

○現有ポジ
無し

○前回からの決済ポジ
237.6L→237.0

○通算勝敗数(勝率)
0勝1敗(0%)

○前回からの損益(通算損益)
-60pips(-60pips)
202Trader@Live!:2007/02/13(火) 12:33:35.53 ID:lWdekyYN
その他の時間足ベース仮想ポジ

・ユロ円S
時間足チャートパターンで直近高値が下に更新されたので
ストップを158.5(Ask)→158.2(Ask)へ引き下げ。

・ユロスイS
特に変わりなし。時間足で安値更新失敗>反転の気配が漂ってきたので
ストップを1.627(Ask)から1.626(Ask)へ引き下げ。



リアルポジは>>197から変わりなし。
203Trader@Live!:2007/02/13(火) 19:02:25.02 ID:lWdekyYN
18:30のポン円

時間足MACDヒストグラムで強気の乖離が発生し、
4時間足でのレンジ形成の想定から言ってそろそろ反転してもおかしくないので、
237.4(Ask)にLの逆指値、ストップ236.4(Bid)で待ち構え・・・と思っていたら
指標を受けて急下落したのでいきなり見通し修正を迫られる。

当面のポイントは、「この急落がスパイクかどうか」であり、
ここから数時間以内に236.8前後まで上げ戻してくれば、
売り買い拮抗状態と見て「なかったこと」に近い扱いをすることになる
ただし、確かに良い結果では無かったとはいえ、
「指標を受けてこれだけ急落する」という事実そのものが、
潜在的に大きな売り圧力が存在する可能性を示唆するため、
現時点での見通しは若干弱気寄りに修正されることになる。

時間足での仮想ポジに関しては、とりあえず
「この下落がスパイクで、再び上昇基調になった場合」を想定して
237.4(Ask)にLの逆指値、ストップ236.4(Bid)で待ち構えておき、
「235.5を割り込むまではレンジ相場を想定」の原則に従い、
時間足での高値を追ってエントリーとストップを引き下げていくことにする。
このまま235.5を割り込むか、反転上昇>下落>再反転の展開で
238に届かず下落してくるようであれば、レンジを下に抜けたと判断し、
時間足での押し目を待ってSとする。

・・・と言ってるうちにさらに下落。見通しがさらに弱気寄りに。
スパイクの可能性が消えたわけではないの、
ひとまずLのエントリー逆指値は出しておく(ことにする)が、
基本的にはここから半日程度様子を見て、4時間足と時間足のチャートパターンを
見極めてから動くつもりで。



<<仮想ポン円(時間足ベース)>>

○現有ポジ
無し

○前回からの決済ポジ
無し

○通算勝敗数(勝率)
0勝1敗(0%)

○前回からの損益(通算損益)
-60pips(-60pips)
204Trader@Live!:2007/02/13(火) 19:24:49.16 ID:lWdekyYN
その他の時間足ベース仮想ポジ

・ユロ円S
時間足MACDヒストグラムが軽い強気の乖離を見せているので、
ストップを158.2(Ask)→158.1(Ask)に引き下げ。
同時に「レンジ相場想定」に基づき、158.2(Ask)にLの逆指値、
ストップ157.6(Bid)で待ち構え。

・ユロスイS
いよいよ行き足が怪しいが、だからといって何ができるわけでもないので
引き続きストップ1.626(Ask)でホールド。


リアルポジは大きな変化は無し。
キウイドルが俗伸したので4時間足安値更新と見なし、
売り増しエントリーの逆指値を0.681(Bid)に引き上げ。
同時にポジションサイズ拡大。
205Trader@Live!:2007/02/13(火) 19:29:37.48 ID:lWdekyYN
余談。時間足ベースでのエントリーとトレードルールは>>200で書いた通りだが、
これはリアルでのルールと大きくは変わらない。
リアルルールは現在進行形で見直しをかけているところであり、
完成には程遠いが、原則的には↓のようになる。
(以下、「トレンド」=「高値安値双方の切り上がり/切り下がり」の意味)


1.週足におけるトレンドの確認
  週足にてトレンドが発生している場合、トレンドの順方向のみにエントリーする。
  ただし、価格が週足チャートにおけるEMA22から大きく離れており、
  かつMACDヒストグラムに強気/弱気の乖離が見られた場合は、
  トレンド転換を想定して逆方向にエントリーするものとする
  (ユロドル・キウイドルや羊円・ユロ円でSポジを取っている理由がこれ)  
  どちらにも当てはまらないトレーディングレンジにおいては、
  「レンジ相場になる前のトレンド方向」のみにエントリーする。
  (暫定ルール。時間足での検証結果によっては両方向エントリーも考慮することになる)

2.日足におけるトレンド発生、あるいはその可能性の確認
  1でエントリーの方向が確定した後、日足チャートパターンにおいて
  「(週足トレンドが上昇の場合)安値の切り上がり」か「(週足トレンドが下降の場合)高値の切り下がり」
  が見られるか、あるいはそれが予測される場合のみ、エントリーの逆指値を置くものとする。
  (現時点で、羊円にSエントリーの逆指値を置き、ユロ円では置いてない理由がこれ)
  また、視覚的チャートパターンでのトレンドの判断が難しい場合には、補助的に日足MACDヒストグラムを使い、
  価格ダブルトップ(ボトム)+弱気(強気)の乖離が発生している場合は、トレンド発生と同等の扱いとする。

3.4時間足によるチャートパターンの確認、及び逆指値のトレイル
  日足チャートがパターンを描いたかどうかの判定は、
   ・下位時間軸である4時間足が「上昇(下降)トレンド→下降(上昇)トレンド」の反転が確認される
    (羊円SやキウイドルS、ユロドル追加Sがこのパターン)
  あるいは
   ・日足チャートにおける直近安値を踏み下げた(直近高値を踏み上げた)後、反対方向へのトレンドが確認される
    (少し前のユロ円Sがこのパターン)
  によって行い、日足チャートがパターンを描いた(描く可能性がある)と判断されれば、
  4時間足チャートパターン(パターンを描いたかどうかの判定は時間足チャートで行う)の
  直近高値(直近安値)に10pips程度の余裕を持たせてエントリーの逆指値を置き、
  同時にその時点での日足直近安値(直近高値)にストップを置く。
  また、視覚的チャートパターンでのトレンドの判断が難しい場合には、補助的に4時間足MACDヒストグラムを使い、
  価格ダブルトップ(ボトム)+弱気(強気)の乖離が発生している場合は、トレンド発生と同等の扱いとする。
206Trader@Live!:2007/02/13(火) 19:30:45.31 ID:lWdekyYN
4.ストップトレイル
  エントリーした後、ストップトレイルを以下の条件で行う
   a.日足チャートパターンにおける直近安値(高値)追い
     日足チャートにおいて、直近の高値(安値)がポジションの方向に更新された後、さらに安値(高値)が更新されれば、
     更新された安値(高値)付近までストップを引き上げる(引き下げる)。
     (やや性急ではあったが、キウイドルSのストップ引き下げがこれに当たる)
     また、日足チャートにおいて、直近の高値(安値)を更新できない時点で、さらに4時間足チャートパターンで
     高値(安値)更新に失敗した場合、反転による手仕舞いを想定し、以下4時間足の安値(高値)を追って
     ストップを引き上げる(引き下げる)
     (ユロドルSのストップ引き下げがこれに当たる)
   b.応用型50%プロフィットリトレイスメントストップ
     初期ストップとエントリーしたレートとの差を1Rとし、ポジションの最大含み益(エントリー後、最も有利なレートにある
     時の含み益)が1Rを超えれば、初期ストップと最大含み益時点のレートとの中間地点まで
     ストップを引き上げる(引き下げる)ものとする。
     (これは「半値戻しが来れば、損にならない範囲で手仕舞いする」という考えであり、半値まで戻してくるという事実が
      「ポジションと逆の方向にそれなりに強い圧力があり、トレンドが十分に強くない」ことを意味するという認識に基づいている。
      一時的に1R以上の含み益を抱えながら、結局損切りすることになったユロ円Sにヒントを得ての新ルールであり、
      トレーディングレンジ対策の防衛的側面を担うことになる。仮想ユロ円Sの1回目のストップ引き下げがこれに当たる)
  上記a,bそれぞれで定まる地点のうち、その時点での価格により近い(有利な)地点にストップを引き寄せるものとする。


これが、現時点ではまだ十分に煮詰められたとは言えないが、
とりあえずポジションを取る際にあれこれ迷わなくてすむ程度には
骨格が出来上がっている、リアルでのポジ取り&手仕舞いルールである。
基本的な考え方は、エルダー『投資苑』のトリプルスクリーン法に準じる、
「タイムスケールを長期(週足)-中期(日足)-短期(4時間足)の3段階に分け、
 長期に対して順張り、中期に対して逆張り、短期のブレイクアウトでエントリーとする」
というセットアップの方法、及び
「古典的チャートパターンに基づく安値追いのトレイリングストップ、
 及びプロフィットリトレイスメントストップの併用」
となる。補助的に使うテクニカル指標がEMAとMACDヒストグラムだが、
これらによってエントリーの判断をするわけではなく、
あくまでも今後の見通しを立てるための材料に過ぎない。
207Trader@Live!:2007/02/13(火) 19:32:39.03 ID:lWdekyYN
既に何回か損切りを繰り返していることからも分かるように、
「日足チャートパターンでトレンドが発生している時は、そのトレンドに乗る」
ことを目的として定めたルールなので、日足で狭い持合(4時間足で振幅の大きいトレーディングレンジ)に
なった時は必然的にパフォーマンスが落ちる。
(その対策の一つが、現在仮想ポジで行っている「適用タイムスケールの縮小」である)
つまり、ここ数回のユロドル・ユロ円・カナ円などのチャートを見直してみて、
それがトレーディングレンジを形成しているのであれば、
このところの損切りは気にする必要が無く、単に「不向きな相場だった」というだけのことである。
(そして、実際これらは4時間足で振幅の広いトレーディングレンジを形成している)
このトレードルールを評価するには、日足や週足で大きな(長期間にわたる)トレンドが発生した状態も含めて、
トータルでのパフォーマンスがどの程度なのかを考えなければならず、
そのためには、どう考えても半年や1年という時間が必要であり、
月に10回しか(条件が成立せずに)エントリーしないとしても、50回100回という取引回数をこなす必要がある。

そして、もしこのトレードルールが箸にも棒にもかからない、長期的に見て損失だけが
積もっていくようなものであれば(その可能性は否定できない)、
その100回の取引を通じて着実に資金が減っていくことになる。
それ以前に、仮に一般的なトレンドフォロースタイルにおける勝率(35〜40%程度)を
確保できたとしても、5連敗する確率が7%以上もある。
つまり、100回取引をすれば、少なくとも2回や3回は5連敗する可能性が高く、
連敗→1勝→また連敗というケースも想定すれば、取引10〜20回くらいの期間にわたる
「だんだん資金が減っていくスランプ状態」を考えておかなくてはいけないということである。
(これは決して悲観的な想定ではなく、「一般的なトレンドフォロー型トレードの勝率を用い、
 統計的にはじき出された可能性」でしかない。この想定を覆すためには、最低でも50%を超える勝率か、
 負けトレードにおける損失を大幅に削ることが出来るアイディアが必要であり、
 私は"自分のトレードルールがそんな驚異的なパフォーマンスを叩き出せる"と
 やる前から思い込むほど楽天的にはなれない)

このことから、必然的に、
「一つのポジションで取れる最大のリスクは、全資金の数%以下でなくてはならない」
という資金管理ルールが生まれる。
208Trader@Live!:2007/02/13(火) 19:34:42.94 ID:lWdekyYN
問:「10連敗する(またはそれに相当する資金のドローダウンを食らう)可能性が
   無視できないくらいある状態で、1つのポジションに全資金の1/10を賭けることは出来るか?」

中には出来る人もいるだろう。そのルールで5連敗して、資金の4割がなくなっても(1回に1/10ずつだとそうなる)、
平然とトレードを続けられる強靭な精神力を備えたトレーダーがいないとは思わない。
しかしながら、重要なのは「自分はそうではない」という事実である。
資金の4割を失った状態で、最初と同じように自分のルールを信じ、
最初と同じように10%のリスクを取る自信は、私には無い。
まず間違いなく「いたずらにトレードルールをいじりだす」か
「やけになってマーティンゲール戦略に溺れる」か、あるいは両方に該当することになる。

それを防ぐためには、1つのポジションで取れるリスクをもっと小さくするしかない。
5%ではまだ大きすぎる。10連敗相当のドローダウンがあれば、資金は半分になってしまっている。
2%ならまずまず悪くない、10連敗しても2割減だ。だが、今の私はトレードルールを構築するための
試行錯誤段階、言わば仮免許で路上教習に出ているようなものであり、
少しの失敗(ドローダウン)で頭に血が上る可能性はそれなり以上にある。
なにより、自分が用いようとしているトレードルールが「利益を上げるために有効である」という証拠は、
今のところ何一つとしてない(実際、ここしばらくは損切りの連続である)
1%?それなら大丈夫だ。10連敗しても1割減だし、同時に4つ5つのポジションを持っても、
トータルで4〜5%のリスクであればそれほど大きなプレッシャーは感じなくて済む。
「連敗時のドローダウンを比較的小さく保ちつつ、取引の回数を重ねる」という目的にはこの程度が妥当だろう。
(理想を言えばバーチャルがベストなのだが、「実際に資金をリスクにさらした時に感じる
 "欲と恐怖"を抑制するための心理的トレーニング」も兼ねているため、
 バーチャルだけというわけにはいかない。
 「新しいアイディアはとりあえず仮想ポジで検証する」というやり方は、
 いわばこのジレンマから生まれた折衷案である)

というわけで、最終的に
「1つのポジションで取れるリスクは全資金の1%まで」
というルールが出来上がり、同時に
「全てのポジションで取れるリスクは全資金の6%まで」
「月初めから1割資金が減ったらその月のトレードはやめて、ルールを遵守していたかどうかと
 ルールそのものの見直しを行う」
というルールを定める。
これらのディフェンシブな資金管理ルールによって、一月に最低でも10回のトレードのチャンスが与えられ、
3ヶ月連続で10連敗(計30連敗)したとしても、3割弱のドローダウンで済む。
よほど出来の悪いトレードルールでない限り、少なくとも「トレードを続ける」ことについては
まず問題はないと考えていいだろう。
そして、そうやってトレードを続けていきながら、ルールの見直しと試行錯誤を繰り返し、
損失を減らしていくことが出来るようにば、理の当然として、
利益は後からついてくる(損をしなければ、得をする。当たり前である)。

「1つのポジションで取れるリスクを増やす」ことを考えるのは、そうやって利益を上げられるようになり、
自分のトレードに対する自信がついてからでも、決して遅くは無い。
209Trader@Live!:2007/02/13(火) 19:35:38.81 ID:lWdekyYN
>>205訂正
×時間足ベースでのエントリーとトレードルールは>>200で書いた通りだが
○時間足ベースでのエントリーとトレードルールは>>194で書いた通りだが
210Trader@Live!:2007/02/13(火) 19:38:54.87 ID:lWdekyYN
今日はここまで。
211Trader@Live!:2007/02/14(水) 07:40:42.31 ID:VQxlhf5M
リアルポジから。

夜のうちにユロドルがストップ1.304(Ask)、キウイドルがストップ0.689(Ask)で
それぞれ手仕舞い。チャートを見直してみると、キウイドルのストップ引き下げは
やはりルールから外れており、本来ならプロフィットリトレイスメントストップが
指し示す0.691(Ask)に置いておくべきだが、20pips程度なら誤差範囲であり、
そもそも「0.670近くまで上げ戻してくるだけの買い圧力がある」ことの方が
重要なので特に問題無しとする。(そもそも、仕掛けなおしを前提とすれば、
利確域におけるストップの引き上げは、殆どの場合無条件に正しい)

ユロドルは1.293(Bid)にS逆指値、ストップ1.307(Ask)で、
キウイドルは0.681にS逆指値、ストップ0.692(Ask、暫定)で
再度待ち構え。
212Trader@Live!:2007/02/14(水) 07:51:41.23 ID:VQxlhf5M
朝のポン円。


結局昨晩から235.5〜236辺りで持ち合い。
時間足で見るとやや上向きのトライアングルを描いており、
早ければ今日の午前中か、午後辺りには反発してくる可能性を示唆しているが、
上位時間軸の4時間足で軽く下降トレンド気味のチャートパターンを描いており、
かつMACDヒストグラムが依然弱気のままであることと、
またタイムスケールを下位に落とすと、10分足MACDヒストグラムに
微妙ながら弱気の乖離らしきものが見受けられることを考えあわせると、
大きな上げ戻し(4時間足でのレンジ継続)の見通しを、やや下寄りに変更する必要があるかもしれない。

とはいえ、前にも言ったように、その見通しとポジ取りとは殆ど何も関係無いのであって、
235.5を明確に割り込まなかった以上、一応4時間足レンジ継続の想定に基づき、
現在の持ち合いの上方ブレイクアウトとなる236.2(Ask)にLの逆指値、ストップ235.4(Bid)で待ち構え。
ここから235.4を割り込みさらに下がっていった場合はエントリー取り下げ、
それ以降は時間足での反発局面を待ってSのみのエントリーとする。


<<仮想ポン円(時間足ベース)>>

○現有ポジ
無し(236.2L待ち構え中)

○前回からの決済ポジ
無し

○通算勝敗数(勝率)
0勝1敗(0%)

○前回からの損益(通算損益)
-60pips(-60pips)
213Trader@Live!:2007/02/14(水) 07:57:55.59 ID:VQxlhf5M
その他の仮想ポジ

・ユロ円Sは状況に変化無し。引き続きストップ158.1(Ask)でホールドしつつ、
 158.2(Ask)にLのエントリー逆指値、ストップ157.6(Bid)で待ち構え。


・ユロスイSはストップ1.626(Ask)で決済された形。
 4時間足で見るとここでMACDヒストグラムが弱気の乖離を描く気配があるので、
 レンジ継続の想定を維持し、1.622(Bid)にSの逆指値、ストップ1.628(Ask、暫定)で待ち構え。
214Trader@Live!:2007/02/14(水) 12:53:32.26 ID:VQxlhf5M
昼のポン円。

基本的には持ち合いを継続しつつ、一時的に上へブレイク。
仮想236.2Lがここでエントリー。その後はお決まりの「エントリー後の逆行」
エントリー後の上がりの弱さを考えると、結局だましのブレイクアウトに
引っかかっただけとなる可能性はそれなりに高いが、
エントリーの逆指値を263.3以上にしておけば良かったのかというと、
結局のところどこに置いたところで「そこで上げどまり」となる可能性はあるわけで、
チャネルブレイクアウトを狙うことによりストップをタイトに置けるメリットと、
だましのブレイクアウトにかかるデメリットはトレードオフなのだから気にする必要は無く、
現時点でやれることと言えば、
「初期ストップ235.4にかかってもそれほど大きなダメージを受けないようにポジションサイズを制限しておくこと」
「行き脚が鈍いのでストップを235.6(Bid)に引き上げること」
の二つだけである。

また、ここから下に抜けた場合のために、235.4(Bid)にSの逆指値、ストップ236.1(Ask、暫定)を置いて
ドテンSを構えておく手も悪くはないが、これは「ルールに無い」ので保留。
(基本的には、あくまでも時間足での押し目を狙うのが筋であり、チャネルブレイクアウトを狙うのは、
 「上位時間軸で明確なトレンドが発生している時(この場合は235.5を明確に割り込んだ後)」か、
 「上位時間軸でレンジが想定される場合の反転狙い(236.2Lがそれに当たる)」でのみ許される)


<<仮想ポン円(時間足ベース)>>

○現有ポジ
236.2L(ストップ235.6)

○前回からの決済ポジ
無し

○通算勝敗数(勝率)
0勝1敗(0%)

○前回からの損益(通算損益)
-60pips(-60pips)
215Trader@Live!:2007/02/14(水) 13:03:59.55 ID:VQxlhf5M
その他の仮想ポジ

・ユロ円Sはストップ158.1(Ask)で決済。
 時間足・4時間足では先行き不透明なので日足を見ると、
 「MACDヒストグラムが強烈な弱気の乖離をたたき出し、やや下げだした直後」
 ルールが許せばリアルでSエントリーしたいくらいである。
 というわけで現状の持ち合いからの下方ブレイクアウトを想定して
 157.6(Bid)にSの逆指値、ストップ158.1(Ask)で待ち構え、成行きを見守る。
 (ユロ円Sとポン円Lを同時にポジるのは、円の売り買いという意味では矛盾しており、
  リアルでは基本的にそういうことはしないのだが、
  この場合は時間足チャートがそうしろと言ってるので仕方ないものとする。
  もしかしたら、ユーロとポンドの違いがチャートパターンとして現れるタイムスケールが
 「時間足以下」ということなのかもしれない)

・ユロスイSは変化無し。引き続き1.622(Bid)にSの逆指値、ストップ1.628(Ask、暫定)で待ち構え。
216Trader@Live!:2007/02/14(水) 18:58:41.40 ID:VQxlhf5M
18:30のポン円。

一度236.7まで上昇した後、再び236まで下落、そしてやや乱高下。
現時点では売り買い拮抗の可能性を示唆。
もしかしたら仮想Lポジの絶好の手仕舞い場を逃したかもしれないが、
それは時間足チャートパターンを使う以上不可抗力なので仕方なく、
上げの弱さに思わずストップを引き上げたくなるが、
時間足ベースでは引き上げの条件が整ってないのでそれは許されない。出来るのは
「ここから時間足で続伸したら、ストップを235.9(Bid)まで引き上げる」ことだけ。

仮想とは言えLポジを持っているとついつい「ポジションに不利な方向の想定」寄りに
なってしまうが、リスク管理という観点からはそれでいいはずである。
一応、時間足では「持ち合いから安値高値を切り上げつつ上方ブレイクアウト」の形なので、
ノーポジ状態であれば強気の想定、236.8(Ask)にLの逆指値、ストップ235.9(Bid)で
待ち構えたいところである(というか、基本的にはここが仮想ポジのエントリー逆指値を構えるタイミング)。
なお、ここから時間足で「反転上昇→236.7に届かず再下落」の展開になれば、
236.7が当面の天井となる可能性を想定して235.9(Bid)にSの逆指値、ストップ236.7(Ask)で待ち構え。
ここから一気に落ちていった場合は、次の反転あるいは持ち合いを待ってSエントリーの準備。

10分足では少し難しい。基本的には上抜けを想定して236.5(Ask)にLの逆指値、
ストップ236.05(Bid)あたりで待ち構えたいところだが、MACDヒストグラムが
軽い弱気の乖離を描いていることもあって、ちょっと静観したい感じ。



<<仮想ポン円(時間足ベース)>>

○現有ポジ
236.2L(ストップ235.6)

○前回からの決済ポジ
無し

○通算勝敗数(勝率)
0勝1敗(0%)

○前回からの損益(通算損益)
-60pips(-60pips)
217Trader@Live!:2007/02/14(水) 19:05:35.62 ID:VQxlhf5M
その他の仮想ポジ。

・ユロ円は大きく上昇しつつも、現時点では4時間足での直近安値159には届かず上げどまり気配。
 同時に4時間足で高値切り下がりあるいはMACDヒストグラム弱気の乖離を形成しつつあるので、
 引き続きS狙いを継続。ここから159を大きく踏み越えたら撤回。
 少し前の乱高下の下値を時間足ベースの当面の安値と見なし、
 エントリーの逆指値を158.2(Bid)、ストップを158.7(Ask)にそれぞれ引き上げる。

・ユロスイSは変化無し。
218Trader@Live!:2007/02/14(水) 19:18:26.32 ID:VQxlhf5M
リアルポジ。と言っても殆どポジってないが。

・羊円は昨日からの上昇によって4時間足でMACDヒストグラム弱気の乖離を形成し、
 日足でヘッドアンドショルダーを描く可能性が高いと見て、
 93.6(Bid)にSの逆指値、ストップ94.9(Ask)で引き続き待ち構え。
 なお、結果論ではあるが、チャートパターンが十分に描かれていないと見て
 エントリーの逆指値を94.1から93.5に引き下げたおかげで、不要な(ルール外)エントリーと、
 その結果としての「十分に納得がいかない損切り」を免れたことは良しとする。
 (何度も言っているように、損切り自体は常に問題ない)

・ユロドルは大きく上昇、4時間足MACDヒストグラムも引き続き強気であり、
 とりあえず1.293(Bid)で待ち構えているSエントリーのストップを1.31(Ask)まで引き上げ。
 同時に逆相関にあるドルスイLポジの手仕舞いを想定。といっても既にストップを1.237(Bid)まで
 引き上げてあるので、現時点ではやれることは無し。
 ここから4時間足で反転すれば、ストップを1.241(Bid)まで引き上げる。

・キウイドルは特に変わり無し。引き続き0.681(Bid)にSの逆指値、
 ストップ0.692(Ask)で待ち構え。
219Trader@Live!:2007/02/14(水) 19:19:24.44 ID:VQxlhf5M
余談。再び逆マーティンゲール戦略について。

はじめに、これからする話は、嘘でもなければ希望的観測でもなく、
数学的に正しく計算された結果であることをお断りしておく。

何故わざわざこんなことを言うのかというと、今から示す結果を見た人は、まず間違いなく、
計算の方法に何か誤りがあるか、前提条件が異なっているか、それとも結果を捏造しているか、
まあ理由はなんでもいいが、とにかく「これは嘘だ!」と思うからである。
まあ実際、嘘としか思えないような数字が出てくるのだから、一見して嘘と思うのは当然である。
初めてこのことを知った時の自分もそうだった。
しかしながら、それでもやはり、今から示す結果は紛れも無く
「確率統計の理論に基づいて正しく計算された結果」であり、
それがどれほど信じられないものであっても、確かに「そういう結果になる」のである。


以下本題。
一人のトレーダーがいる。彼はトレンドフォロー型に属するルールに基づいてトレードを行っていて、
彼のトレード実績は以下のようなものである。

「初期ストップで損切った時の損失額=1R」として
2回に1回は1R(初期ストップ)の損切り。確率50%
5回に1回は0.5R(初期ストップの半分だけ引き寄せた位置)の損切り。確率20%
10回に1回は0R(損益分岐点)で決済。確率10%
10回に1回は1Rの利益。確率10%
20回に1回は2Rの利益。確率5%
33回に1回は10Rの利益。確率3%
50回に1回は20Rの利益。確率2%

彼の方法の勝率は、損益分岐点での決済を勝利と見なしても30%しかない。
10回のうち7回は損をし、そのうち5回はなすすべもなく初期ストップで損切っている。
利益を上げられるのは10回のうち僅かに2回しかなく、
利益の殆どは、20回に1回の割合でものにする10R、20Rという大きな利益が生み出している。


さて、このトレーダーは現時点で300万円の資金を持っており、一月に20回ポジションを取り、
これから10年間、破産しない限りトレードを続け、その成績は上の実績と変わらないものとする。
ここで、彼がポジションを取る時に、「1つのポジションで取るリスク(初期ストップでの損切り額)」について
1.常に「初期資金の1%」(3万円)
2.常に「その時の資金の1%」(但し10000円単位で端数は切り下げる。
つまりその時の資金が290万円なら2万円、550万円なら5万円)
3.最初は「初期資金の1%」(3万円)で、負けるたびにそれを倍にしていく(マーティンゲール法)
の3つのうちのどれかを選択した場合、10年後彼はどうなっているだろうか。

以下に示すのは、計算ソフトを使って、
「上記の勝率とリターンを持つルールを用い、1〜3の賭け方で10年間(2400回)トレードを行った」状態を
1〜3それぞれについて1000回ずつシミュレートした結果(1000回分を統計処理したもの)である。
なお、資産が一度でもマイナスになれば(300万円以上の損失を出したら)破産と見なす。
220Trader@Live!:2007/02/14(水) 19:19:58.12 ID:VQxlhf5M
まず、"1.常に「初期資金の1%」(3万円)を賭ける"場合。

 ・10年後の資産(原資に対する割合):平均2455万5300円(819%)、最大4447万5000円(1483%)、最小0円(0%)
 ・10年間の勝率(損益分岐点での決済は負けと見なす):平均20%、最大22.8%、最小17.3%。
 ・破産率:0.2%(1000回中2回)

なかなか悪くない。平均して10年で8倍になるのであれば十分な成果と言えるし、
破産してしまう危険性も、500回に1回程度なら無視しても構わないだろう。



次に、"3.最初は「初期資金の1%」(3万円)で、負けるたびにそれを倍にしていく"場合(マーティンゲール法)。

 ・10年後の資産(原資に対する割合):平均5084万6445円(1695%)、最大146億3863万5000円(487955%)

これを見て、「1よりいいじゃないか。やっぱりマーティンゲール法は正しいんだ」と思った人がいるかもしれないが、
果たして次の数字を見ても同じことを言えるだろうか。

 ・破産率:99.1%(1000回中991回)
 ・破産するまでの平均期間:約6.3ヶ月
 ・1年以内に破産する確率:89.2%(1000回中892回)
 ・10年間の勝率:10年間生き残ったケースが殆ど無いので算出できず。生き残った9回の平均は約20%。

これを見てなお、マーティンゲール法を採りたいと言う人がいるのなら、別に止めはしない。
ただ、その人が「1年(トレード240回)以内に約9割が破産する危険を潜り抜け、利益(生き残った時の利益は大きい)を
得られるだけの強運」を持ち合わせていることを祈るだけである。
221Trader@Live!:2007/02/14(水) 19:20:25.51 ID:VQxlhf5M
順番が前後したが、最後に"2.常に「その時の資金の1%」を賭ける"場合(一種の逆マーティンゲール法)。
この結果を見た人のほぼ全員が「嘘だ!」と言うことを私は確信しているが、
それでもやはり、これは「均等分布にしたがって発生するランダム変数を用い、数学的に正しく計算された結果」であり、
"1つのポジションで取るリスク"以外の条件は、上の2つと全く同じである。

 ・10年後の資産(原資に対する割合):平均28億9468万9020円(96490%)、最大1161億2019万円(387万673%)、最小488万5000円(163%)
  ただしこれは、一部の「巨大な利益を出したケース」が平均を押し上げていて正確性に欠けるため、
  中央値(1000回のうちの500番目の値)と95%値(950番目の値)も併記しておく。
    中央値(上から500番目):8億3126万7500円(27709%)、95%値(上から950番目):6865万円(2288%)
 ・破産率:0%(1000回中0回)
 ・10年間の最小資産(原資に対する割合):平均267万3525円(89.1%)、最小141万円(47%)
 ・10年間の最小資産が240万(原資の80%)以上である確率:83.5%(1000回中835回)
 ・10年間の最小資産が150万(原資の50%)以上である確率:99.9%(1000回中999回)
 ・10年間の勝率(損益分岐点での決済は負けと見なす):平均20%、最大22.5%、最小16.7%。


もちろん、現実にはこんなにうまい話は無い。
年に240回のトレードを行い、かつ10R20Rの利益を何度も取ることは簡単なことではないし、
手数料やスプレッドなどのコストもある(取引回数が増えれば増えるほど、これらのコストは大きくなる)。
仮にうまく利益を上げられたとしても税金がかかってくる。
そもそも、どんなやり方であれ、「長期的に見てトータルで利益を上げられる手法」を用いない限り、
いくら"常に「その時の資金の1%」"を賭けていようと、出来るのは単に「損をするペースを落とす」だけであり、
回数を重ねた時に利益を上げることは決して出来ないのである。

とはいえ、それらの問題は「常に3万円を賭ける場合」であろうと「マーティンゲール戦略」であろうと
同じように降りかかってくるのであり(繰り返すが、シミュレーションにおける「1回に取るリスク」以外の条件は、全て同じである)、
逆マーティンゲール戦略の圧倒的な優位性がそれによって揺るぐことは、全く無い。

#話は少しずれるが、この「長期的に見てトータルで利益を上げられる手法」を自分のものにするためにこそ、
#"自らの内から発し、自らを十分に納得させる、ポジションを取り、閉じるための「強い理由」"が必要不可欠なのである。
#例えば、トレンドフォローのアプローチを取るのであれば、「10回に6〜7回は損をする」という状態に耐え、
#時に数十連敗しながらも(シミュレーションでは60連敗したこともあった。平均の最大連敗数は30)
#トレードのルールを頑なに守り、性急に利益を確定したがる"欲"や、損切りによって損失を確定することに対する"恐怖"を退け、
#連続して損失を出しても再びリスクを取る勇気を保ち、同じ方法でトレードを続けなければならないし、
#リミットを使い勝率を上げる方法であれば、ドローダウンから回復するのに
#想像以上の時間がかかることがあるのを覚悟し、その間同じ方法でトレードを続けなけれならない。
#それを可能にするのは、テクニカルやファンダメンタルといったツールでも、
#ましてやシステムや自己裁量といったインタフェースでもなく、ただ
#"自らの内から発し、自らを十分に納得させる、ポジションを取り、閉じるための「強い理由」"のみである。
222Trader@Live!:2007/02/14(水) 19:21:18.74 ID:VQxlhf5M
おまけ。"常に「その時の資金の10%」を賭ける"場合。

 ・10年後の資産:平均14京7044兆6124億2291万8000円(4901487080763%)、最大145807860000000000000円(4860262000000000%)
             ただし1000回中795回は資産10万以下になり、実質的に破産する。



さらに余談。こう言ったからといって、現在採用している
「複数の時間軸における古典的チャートパターンを使ったエントリーと手仕舞いの方法」が
「長期的に見てトータルで利益を上げられる手法」だと信じている、というわけではない。
むしろその逆で、この手法に対して一番懐疑的なのが自分自身だと言ってもいい。

もちろん、過去のチャートにおける感覚的な検討結果と、簡単なバックテストの結果は
「この手法はまずまず信頼を置くに足るものである可能性が高い」と告げており、
だからこそこの手法を(暫定的に)採用しているのだが、だからといってそれを盲目的に信じ込み、
いきなり資金の10%をリスクに晒すような度胸は、私には無い。
この手法が「長期的に見てトータルで利益を上げられる手法」だと納得するためには、
ある程度長い期間における何らかの形での検証と、自分のスタイルに合ったそれなりの最適化が必須である。
(その意味においても、「1つのポジションで取るリスクを資金の1%以内に抑える」のが重要であることは、>>205-208で書いた)

ここで書き散らかしているリアルと仮想のポジトークは、まさにその「検証と最適化」のプロセスそのもので、
本来は自分の取引日誌上か、せめてブログでやるべきことではあるが、
成り行きでこのスレを乗っ取ったので、とりあえず削除されるまでは続けさせてもらうことにする。
223Trader@Live!:2007/02/14(水) 19:29:06.53 ID:VQxlhf5M
ポン円仮想ポジ追加。

時間足チャートを見直していて、午前中の236.3を高値を見なし、
午後の上昇でそれが更新されたと見れば、やや変則的ながら
時間足チャートパターンで上昇トレンドが確認されたことになり、
Sエントリーの逆指値を構える条件が成立するので、
235.5(Bid)にS逆指値、ストップ236.7で待ち構える(ことにする)。
(この判断が早まったものであるかどうか、往復を食らって
損失を増やすだけの結果に終わるかどうかを試すための仮想ポジでもある)


<<仮想ポン円(時間足ベース)>>

○現有ポジ
・236.2L(ストップ235.6)
※235.5S待ち構え中

○前回からの決済ポジ
無し

○通算勝敗数(勝率)
0勝1敗(0%)

○前回からの損益(通算損益)
-60pips(-60pips)



今日はここまで
224Trader@Live!:2007/02/14(水) 19:54:11.75 ID:VQxlhf5M
さらに仮想ポン円追記。

現時点で10分足チャートが高値切り下がりあるいはMACDヒストグラム弱気の乖離を描こうとしており、
強烈に手仕舞いしてしまいたい欲求に駆られるが、ルール上それは許されていないので、
折衷案(「日和った」とも言う)としてプロフィットリトレイスメントストップを応用し、
Lポジのストップを236.2(Bid)まで引き上げることにする。
(リスク管理の観点からは、「とりあえず損益分岐点までストップを引き寄せる」のは
 割と有効な方法であり、ここでのストップ引き上げは
 「どの時点でそれを行うか」についての材料集めでもある)


今度は本当にここまで。
225Trader@Live!
5963。興味深く読ませてもらった。