【いっぱい】外国為替証拠金取引Part2【おちえて】

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323Trader@Live!

■クロスペア(ポンスイ)上昇から反転下落のサイクルに関する仮説

ここではGBP/CHFを例にして、クロスペアの上昇開始から反転にいたる
仮定をモデルを使って考えてみます。

クロスペアはドルストレートペアの計算結果にすぎません。
ポンスイのレートを観察することは、ポンドドルとドルスイスの動きを
知ることにほかならないと考えます。
英国とスイスは、欧州諸国として、ファンダメンタルに共通する部分が多いですから、
基本的にドルに対して同じ様な動きをするでしょう。

まずはじめにドル買いドル売りが均衡している状態から、
ドル買いの流れが始まったとします。
以下@からEまで、欧州から米国への資金還流がはじまり、その流れ終了し、
今度は欧州へ資金還流が反転するとします。
@からEの各ステージでポンドルとドルスイのレートをまず考え、
そのかけ算の結果としてポンスイのレートを算出します。

金利差は英国>米国>スイスですから、まずスイスから米国への資金還流が、
英国から米国への資金還流に先んじて生ずるでしょう。@の状態です。
ドルスイの上昇にともない徐々にポンスイが上がっていき(BC)、
資金還流の流れがピークに達することでポンスイの最高値となり(D)反転と
急落(E)がはじまる。

現実の相場を整合するかどうかはわかりませんが、
こういうイメージをもつことで自分には悪い結果はでていません。
ひとつの仮説としてご覧ください。

ここではポンドとスイスを例にしましたが、ポンドとユロ、ポンドと円との組み合わせでも
基本的には同じことが妥当するとおもいます。

クロスペアのサイクルについては、ある人は移動平均を使って説明し、
また別の人はMACDとスローストキャを使う。
一見別の説明をしているように見えますが、実は同じことの説明の仕方に差異があるだけで、
それぞれの論者が頭に描くイメージは共通していると思います。

  続く