【△△△】日経平均株価予想レンジ2014【▼▼▼】

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11予想れんじクン ◆SNcM7KTw/c
来年は
財政の壁、今年もまた持ち越され2月に野党・共和党が交渉なしで上限引き揚げを認めるか、まずは注目ですね。
そしてなんといっても、QE。
これについてはFRB議長バーナンキが12/19のFOMCの記者会見にて、
自身が始めた金融緩和策の縮小開始をようやく正式に発表し退任後の方向性を示しました。
半年以上前からずっと囁かれ続けてきたことで、このテーパリングに対する市場コンセンサスは
真逆に変化し向かい風から追い風として相場に反映されるようになりました。
要した時間や経済指標の良好な結果もさることながら、
最後の記者会見となったバーナンキによる、細心の注意を払った発言の賜物かもしれません。

QEによって潤っていたBRICsやアジアなどの新興国は、春の縮小示唆によって、
世界から投資マネーが引き揚げられることにより大打撃を受け、これから正念場を迎えます。
(中韓を除くASEAN、東南アジア各国は安倍政権との経済協力で、必ずしも暗いとは言えませんね。)
またQE開始以降、インフレ懸念から安全資産として脚光を浴びたゴールドは、
毎年歴史的高騰を見せていたわけですが、2000jを目前にして天井をつけ、
春のQE縮小示唆が金のインフレ対策としての価値を下げダウントレンドを決定づけました。
そして先日のテーパリング開始発表で二番底をつけましたね。
2013ラインの1211jを割ったときは驚愕しましたが、GSはさらに下を見ているようです。
かくもグローバル市場に多大な影響を与えているQEは、2014年も注目せざるをえないテーマです。
12予想れんじクン ◆SNcM7KTw/c :2013/12/23(月) 15:01:41.87 ID:SaCPmDLz0
ダメは新年を迎えるとともに1月には、FRB議長がイエレンに交代任命され、
テーパリング処理も滞りなく引き継がれるでしょうし、失業率もリーマン前水準に戻ってるし、
オイルシェールでまさかの原油産出国になるし、財政の壁も回避できそうだし、明るい材料が多いです。
日本にとってもそれは追い風ですが、2年目に突入しているアベノミクスは、
4月に消費税8%実施という最難関を控えています。
一部で増税実施と同時に黒田日銀砲が吠えるだろうとも言われていますが、
財務省がこの利権拡大の絶好の機会を逃がすとは思えません、
10%、さらにおかわり増税煽り宣伝を展開しかねません。
外資はこの官僚政治が日本の不治の病と認識しているので、
投資の長期的定着は相変わらず期待できないでしょうね。
ただ、ダメがテーパリングを開始しても、日本は金融緩和を続けます、
またGPIFがリスク資産運用の比重を高めたり、NISAも始まったり、
さきほど麻生財務相が日本の目標GDPを1.1→1.4%(名目3.1→3.3%)上方修正で閣議了承したり、
決してお先真っ暗ってばかりじゃないの鴨ですね。
そしてEUやシナ、ビットコインからも(マイナス要因としてですが)、目が離せません。
TPPは年内妥結は断念、次回会合が2月に延期になった模様ですが、
情報がディスクローズされないので市場への影響を予測するのは難しいですよねえ。
13予想れんじクン ◆SNcM7KTw/c :2013/12/23(月) 15:03:01.20 ID:SaCPmDLz0
最後にQEと今年の相場つきですが
QE縮小について当初の反応は、忘れもしないあの5.23ショック…。
前夜の23日にFRBが初めて出口戦略について示唆されたことから市場の地合は一転、
翌24日AM10:30に発表されたシナPMI悪化をきっかけに急転直下地獄へ真っ逆さま、CB発動。
5.23につけた15942天から3日連続陰線13700底、5/28に1000円戻して14700まで戻り翌5/29からまた下落、
4日連続陰線12900底、6/4に13700まで戻して2日連続下落し調整大底12300をつけほぼ半値戻し。
(野田の解散宣言当日8653底から快進のアベノミクスでつけた高値15942、半値12297。)
CB発動すると指数は数千円切り下げその重しは数ヶ月続くというアノマリーどおりの展開でした。
(CB発動したのは2001.9月、2008年10月、2011.3月そしてこの2013.5月。すべてこの展開)
あのころ市場が注目していのが、まさに金融相場の見切りと業績相場へ転換で、
あの日先物を大量に売っていたのがGSです。売り仕掛けは見事なものでしたね。
22日東京市場では、黒田日銀がダメリカを始め世界に遅れて開始した鮮烈な倍々金融緩和によって
金利が安定していることを発表、それで日経はさらに引き揚げられ年初来高値を更新したとこでした。
衝撃的だったので、よく覚えています。

それから年末までの上下の動きは日米ともに連動するものの、プライスの意味は違いました。
押しては史上最高値更新、を続けてきたダメ(ダウ)。一方日経は、
わずか2週間で5000円もの歴史的下落をかまし、15000に蓋をされたまま下値を1000円ずつ切り上げ、
11月の雇用統計で市場の空気が好転、15000円がレジからサポにかわり、
このFOMCでようやく年初来高値まで迫り、今年最後の今週どうなるかってとこですね。

今年も深い洞察力のみなさんから日経平均の予測を承りたいと思います!
どしどしどーぞです!