ITバブルも、小泉時代の量的緩和バブルも経験してますけど、当時の熱狂振りはまだまだこんなものじゃありませんでした。
特にITバブルが凄かったですね。
調整で回転しようとしたら100%失敗する狂乱相場でした。
気がついたら資産が倍々で増えているあの快感、株を買ってない人は馬鹿じゃないかと思ってしまうあの優越感、
あの頃の私はまさに人間のクズでしたねぇ。
今回の株価上昇の雰囲気は、小泉時代に似ていますね。
上昇のスピードは緩やかですが、徐々にそのスピードも上がっていくでしょう。
今回はまだまだバブルの入り口に過ぎません。ナイアガラに怯えるデフレ時のクセがまだ抜けていませんしね。
本気のバブルになったら、下がることなど考えられないほどの上昇が続き、調整局面で利確しようか迷ってる間に
上がってしまう状態になります。
ついでにバブルの終焉に向けた備えも考えておきたいところです。
今回の相場は小泉時代のものに似ているので、バブル崩壊の引き金は日本銀行の金融引き締めだと予想しています。
インフレ率が2%を超えると日銀が金融緩和を止めるので、そこで第一次バブルは終了するでしょう。
そこで、ホルダーはインフレ率をウォッチしておけば十分だと思いますが、それ以外にバブルのピークを肌で感じ
られる現象が有ります。
1.テレビに株長者が取り上げられ、時代の寵児に祭り上げられる
2.マネー関連の雑誌が書店に溢れる
3.株投資を始める主婦が続出して話題になる
ようは、普段は投資をしないような人まで株投資をするようになったら、バブル崩壊は近いと思って間違いないでしょう。
これは、不動産バブルのときもITバブルのときも、量的緩和バブルのときも見られた現象で、実際にそこがバブルの
ピークでした。
そこで利確して、下で拾うも良し。優良銘柄ならホールドを続けるも良し。