男児にバッテリー液入り目薬、懲役6年
バッテリー液を混ぜた目薬を交際女性の双子の男児に点眼させて重傷を負わせたとして、傷害罪に問われた福島県白河市
旗宿、元トラック運転手伊藤保被告(48)の判決が6日、福島地裁郡山支部であった。
有賀貞博裁判長は「失明の危険性の高い行為を約半年間にわたり執拗に繰り返したもので、厳しい非難に値する」として、
懲役6年(求刑・懲役10年)を言い渡した。
判決によると、伊藤被告は昨年4〜10月、同県棚倉町の女性宅で、硫酸を含むバッテリー液を目薬に混入し、5歳の男児
2人の両目に角膜混濁などの重傷を負わせた。1人は右目がほぼ失明状態になった。