>>255 作文してみました
「うそつきお月さまとゆうかんなクマの話」
あるところに、人々が平和に暮らす国がありました。
大きな町の海のそばにはその国の古い霊山と同じ名前のお山があって、多くの人が見に訪れます。そこにはお月様がいて人々に沢山の石鹸、食べ物や飲み物を配っておりました。
ところがいつしか、石鹸も洗剤もあふれているというのに街はなんだか薄汚れてきたのです。
何かがおかしいとみんなが思っている時、一人の正直な少年が言いました。
「あれは本当のこの国のお山じゃない。もう見ません、^^ぐっばい」
そう、フジのお山はただの書き割りでお月様もニセモノだったのです!
たいそう怒ったお山の主はすぐに少年を追放しました。
けれども人々は気づいてしまいました。お山もお月様もうそつきで、配られたものの中には毒が入っていたんじゃないか。
心配になった人々が尋ねてみても、逆に脅されるか、いっそうひどい嘘で抗議の声は封じられます。
この国では朝の日の光さえも鈍くなって、本当の事を照らすことができなくなっていたのです。
そんな時、むかしからこの国に住んで人々を守っていたゆうかんなクマが立ち上がりました。
豊かでクリーミィ、ソフトなミルクが持ち味の牛やきれい好きのウサギ、元気の良いロケットも一緒です。
物語は、今はじまります。