【暴落】’10クソ株大賞審議スレ【記憶に残るIR】

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誤植もちょいちょい見つけたので、訂正しつつ、セイクレスト追加

■伝説 → JAL
※伝説は退場した殿堂銘柄のナンバーワンを決める部門
理由:2010年1月19日会社更生法申請。負債総額2兆3200億円、戦後4番目の規模の大型倒産となった。
    上位3つは協栄生命、リーマンブラザーズ、千代田生命であり、事業会社としては過去最大。   

■投資 →

■増資 → 東京電力
理由:東京電力が9月に29年ぶりとなる5000億近い(希薄化率17%)増資を発表。
    株価は2500円から1900円へ。ディフェンシブ銘柄の代表格であり長期保有者が多いこと、
    社債でも低金利で十分な資金調達ができるはずなのに公募増資に踏み切ったことから、株主軽視との批判を浴びる。

■IR  → 日本風力開発
理由:IR資料から引用 「当社は従来より政府による新エネルギー導入に対する補助金を活用した
    風力発電事業の展開を行って参りましたが、昨年後半以降、補助金の新規募集の制限・中断
    など、ビジネスモデル自体の存続に係わる状況が現出しております。」
    また、2011年3月期売上高予想380億円のうち320億円を占めていた海外売上高が除外される。

■社長 → 日本振興銀行
理由:実績作りのためにSFCG(2009年社長賞受賞)から貸出債権を買い取っていた。しかし債権の多くが
    回収不能となったことから、債券を一か月後に買戻すという条件を付加した不正融資に手を染める。
    7月に不正融資の証拠を隠したとして、役員が逮捕。資金流出が続き破たんとなった。
    これに伴い、本行からの融資を受けていた中小企業の財務繰りが急速に悪化、倒産した企業も現れた。

■IPO →

■監査法人 → やよい
理由:サハダイヤ、クオンツ、塩見HD等、ウィングパートナーズをほうふつとさせる素晴らしいクライアントの面々。
    5人中4人の直前所属監査法人は既に消滅、2人は懲戒処分の前歴。
    日本風力開発の騒動で、限りなく粉飾に近い有報を平然と承認。

■株価 → セイクレスト
理由:2010年株価下落率1位(上場廃止を除く)。売上より純損失のほうが大きい絶望的な状況。
    増資で8万株が300万株になっても債務超過状態。そんな中、20億円(530万株相当)の現物増資が!
    ・・・ただし和歌山の山林です(実際の価値は5-6億程度)。新手の原野商法と2ちゃんで話題に。

■特別 → インサイダー
理由:増資が行われる直前に大量の空売りが入るケースが続出。
    世界中の投資家から東証は信用できないとの評価を受ける。

■海外 → BP
理由:4月にメキシコ湾の油田が爆発、過去最大量の原油の流出を招いた。
    BPの負担は数兆円に上るとの観測もあり、株価は半値程度まで下落。

■クソ株大賞スレ住人特別賞 → ゼクス
理由:2009年12月中国民政部(厚生労働省みたいなもの)傘下中国老齢事業発展基金会と
    中国おけるシニアハウジング事業を提携とのIR発表。株価は5倍に。
    その後大量の売りが入り暴落、さらに5月に提携解消IR発表。その1週間後には
    有価証券報告書の提出断念のコンボ。ゼクサーたちの夢を打ち砕いた。

■2010年クソ株大賞 → FOI
理由:2009年3月期売上高は118億円としていたが、実際は2億円程度であった(架空取引)。
    新規上場から上場廃止までの期間、約半年というのは東証史上最短。
    上場審査時の粉飾情報により、特別態勢で審査したのに見抜けなかった東証も非難される。