【4321】ケネディクス(Kenedix)【サービス業】

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830山師さん@トレード中
〜昨年9月増資時の経緯〜

新株発行登録のIRが出た翌日17日(木)には、意外にも前日終値45,150円より400円高く寄り付き、瞬間的に46,500円まで1,350円も騙し上げたため、絶好の処分売りチャンスも逃すヤシが続出。
しかし、騙し上げはすぐに終了。後はお決まりのナイアガラで、終わってみれば予想通りのS安で41,150円だった(笑)。

翌18日(金)も前日安の流れを引き継ぎ、GDスタート。でも、寄り付きS安ではなく、とりあえず2,000円安の39,150円で寄り付いたため、リバ厨たちが早くも揉み合い。
しかし結局は、またもやのナイアガラで、37,150円のS安まで追い込まれて、リバ厨たちに敗北感漂う(笑)。
ところが底這い後、昇竜拳が突如火を噴き、一時は前日終値にまであと1ティックと迫る41,100円にまで上昇。俄然、リバ厨たちに連休明けの反転期待を膨らませる。

連休明けの24日(木)、リバ厨の期待を背負った株価は400円高の40,200円と、始値から絶好の大台スタート。だが待ち受けていたのは前日昇竜拳組の戻り売りだったのか(笑)。
株価はまるで富士のスロープ降りるように転げ落ち、S安こそ逃れたものの前日比2,300円安と、リバ厨に不吉な予感を感じさせて、37,500円で終わった。

25日(金)、不吉なその予感は的中(笑)。予想をうらぎらない大GDの35,900円からのスタートで、わずかに寄りに350円だけ値を戻した後は、週末の手じまい売りまで加わって、いいとこなしの安値引け。
33,900円の終値は、もし週明けがS安なら、ついに2万円台突入ということを意味する。早掴みしすぎた早漏リバ厨と、大台割れ待ちの遅漏リバ厨が、悲喜こもごもの想いで週明けを待つのだった。

待ちに待った28日(月)。株価は早漏リバ厨にとどめをさすかのように、またも1,600円の大GDスタート。ついに矢尽き刀折れた早漏リバ厨の投げが始まったのか、株価はいきなりナイアガラ状態。
ただでさえ大GDの寄り付き後からも、あっという間にさらに1,000円下げての、まさに大台割れ目前。悲鳴を上げる早漏リバ厨に、ほくそ笑む遅漏リバ厨。

ところが、株価が31,300円に達した時、何かが起こった。
損切りに泣く早漏リバ厨と、大台割れ待ちの遅漏リバ厨があっけにとられる間もなく、株価は信じがたいほどの垂直上昇を続け、値幅にして6,500円ものリバを見せたのだった。


〜エピローグ〜

結局、これは実は最初から分かっていたことだが、株価が大底をつけた28日(月)は、16日(水)に出た新株発行登録のIRで、発行予定期間とされている平成21年9月27日(日)〜平成22年9月26日(日)の、実質的に最初の日だったのだ。
それ以降も株価は上下動を繰り返した、結局新株発行がなされる10月末まで、この日の安値を下回ることはなかった。

さて、今回の新株発行予定期間とされているのは、平成22年7月3日(土)〜平成23年7月2日(土)であるが、今回も実質期間入りの7月4日(月)が底になるのだろうか…。