1 :
k:
【米国オプション】CME(シカゴ)を語ろう
2 :
k:2010/03/29(月) 15:40:37 ID:h86JJ70p0
無いから建てました。
なぜ、米国の先物オプションは、世界で最も魅力的なマーケットなのか?
3 :
CME:2010/03/29(月) 15:42:12 ID:h86JJ70p0
◆米国の先物オプションの魅力
1.世界一透明な市場である
→ 株式市場のように、不正なインサイダー取引が介入する余地がない
2.世界一オプションの取引量が多い先物市場である
→ 流動性が高く、取引を自由に行える
3.世界一選択肢が豊富な市場である
→ 「ミニ取引」の普及により、小額資金の投資家から大口の投資家まで、幅広い投資家が取引を行える
業者氏ね
5 :
CME:2010/03/29(月) 15:43:23 ID:h86JJ70p0
これに対して、国内のオプション市場には次のような問題があります。
◆日本のオプション市場の現状
1.実質的に一つの市場(日経225オプション)しかない
→ 有利な状況で取引できるチャンスが限られている
2.取引に必要な証拠金が多い
→ 多くの投資資金が必要
3.取引可能な限月・権利行使価格が少ない
→ オプションの売買戦略を自由に使えない
6 :
CME:2010/03/29(月) 15:44:15 ID:h86JJ70p0
米国の先物市場では、あらゆる分野の「先物」が一つの市場としてまとまっています。
金先物、米国長期債権先物(T-Bond)、ユーロ通貨先物、またはダウ平均ミニといった多種多様な市場において、投資家は垣根なくオプションを取引することができるのです。
さらに、資金の安全性にもまったく問題はありません。
米国の先物・オプション市場には、80年以上前から「クリアリング・ハウス」という仕組みがあり、投資家の利益が最優先で保護されるようになっています。
日本でのネガティブな印象とは対照的に、米国には非常に健全で、投資家のニーズに合った先物市場が存在しているのです。
7 :
CME:2010/03/29(月) 15:45:24 ID:h86JJ70p0
◆米国の先物・オプション市場の主な特徴
世界で最も活発な取引が行われている先物市場である
→ 一日平均で約2,000万枚の先物・オプションが取引されています。
世界で最も大きな影響力を持つ先物市場である
→ ニューヨークの原油価格が日本のガソリン価格を動かし、シカゴの小麦価格は日本の食卓にも影響しています。
世界で最も多くのオプションが取引されている先物市場である
→ オプションが活発に取引されている市場が30以上もある。
8 :
CME:2010/03/29(月) 15:46:36 ID:h86JJ70p0
■ オプションが活発に取引されている先物市場
・シカゴの先物市場(CMEグループ)
S&P 500 Index(S&P500指数先物)
E-mini S&P 500(S&P500ミニ)
DJIA(ダウ工業平均先物)
DJIA mini(ダウ工業平均先物ミニ)
NASDAQ 100 mini(ナスダック 100ミニ)
Russell 2000 mini(ラッセル 2000ミニ)
T-Bond(米国長期債権30年物)
T-Note 10yr(米国中期債権10年物)
T-Note 5yr(米国中期債権5年物)
Eurodollar(ユーロドル)
Japanese Yen(日本円)
Euro FX(ユーロ通貨)
British Pond(英ポンド)
Canadian Dollar(カナダドル)
Australian Dollar(オーストラリアドル)
Swiss Franc(スイスフラン)
Live Cattle(生牛)
Feeder Cattle飼育牛)
Lean Hog(豚)
Corn(とうもろこし)
Soybean(大豆)
Soybean Meal(大豆ミール)
Soybean Oil(大豆オイル)
Wheat(小麦)
9 :
CME:2010/03/29(月) 15:47:23 ID:h86JJ70p0
◆米国の先物オプション 豊富な選択肢による3つのメリット
1.30以上の市場から、オプションの売買対象を自由に選ぶことができる。
→ トレードの選択肢が豊富。売買チャンスを見つけやすい。
2.30以上の市場の中には、取引単位が小さいものから大きいものまで揃っている。
→ 小額の資金から取引を始められる。 また、大口の取引も行える。
3.取引可能な権利行使価格、および限月が多い。
→ オプションのスプレッド戦略を組みやすい。
10 :
CME:2010/03/29(月) 15:49:02 ID:h86JJ70p0
30以上の市場で取引できる米国の先物オプション市場では、オプションの
売り手(または買い手)にとって有利な状況が必ずどこかに存在します。
それは小麦オプションであったり、原油オプションであったり、またはS&P
500オプションかもしれませんが、有利な市場を選んで取引するという選択
肢が、トレーダー側にあるのです。
例えば、オプションの売りを行うトレーダーは、なるべくオプションが高
値で取引されている市場(インプライド・ボラティリティが高い市場)を
選びたいと考えるでしょう。 そのような市場では、買われ過ぎとなってい
るアウト・オブ・ザ・マネーのオプションを、比較的低いリスクで売ること
ができるからです。
一方、市場が日経225オプションだけに限定されている日本市場ではどう
でしょうか?
日経225オプションのボラティリティが、1年、2年と低水準で推移すると、
その間はオプションの売り手にとって「有利な状況」が全く現れないこと
になります。 つまり、日本のオプション市場だけで取引していた場合、
「有利なトレードを選ぶ」という選択肢そのものが存在しないのです。
11 :
CME:2010/03/29(月) 15:50:21 ID:h86JJ70p0
「状況に応じて戦略を変える」という対応が可能であることもオプションの
利点ではあります。
しかし、なぜたった一つの市場の値動きだけを見て、オプションを取引しな
ければいけないのでしょうか? より多くの選択肢の中から、自分が得意とす
るオプション戦略(売り、買い、スプレッド)を最も有効に使える市場を選
んで取引できた方が、トレーダーにとってはるかに有利ではないでしょうか?
もし、「一つの市場だけでも問題ない」と考えているトレーダーがいましたら、
この点について十分に検討されることをおすすめします。
12 :
CME:2010/03/29(月) 15:51:29 ID:h86JJ70p0
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