米下院が金融規制改革法案を可決

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1山師さん@トレード中
米下院は11日、システミックリスクを監視する省庁横断型の協議会創設や、ヘッジファンドや各付け会社に対する規制などを柱とする金融規制改革法案を可決した。
 下院での法案可決を受け、オバマ大統領は声明を発表し「この法案は、明確な規則の導入、規則の組織的で整合性のある適用、さらに、より強化された安定的な金融システムの構築のための包括的な金融改革に向けた、重要な一歩だ」と述べた。
 採決は賛成223票に対し、反対202票。下院の全共和党議員と、民主党議員27人が反対票を投じた。 
 同法案の下では、消費者金融保護庁(CFPA)が設立され、連邦準備理事会(FRB)の金融政策が議会による監査の対象となる
2山師さん@トレード中:2009/12/14(月) 01:01:08 ID:EOv5mEbz0

どうなるの?
3山師さん@トレード中:2009/12/14(月) 11:34:04 ID:HGkhhF5m0
すごく過疎ってるねw
4山師さん@トレード中
◎システミックリスクの監督
 *米財務長官が議長を務める省庁横断的組織である、金融サービス監督協議会(FSOC)を創設。
 *協議会は、経営難の金融機関あるいは金融の安定を脅かす危険性があると判断される金融機関に対する規制を強化できる。
 *協議会は、米連邦準備理事会(FRB)、米証券取引委員会(SEC)、米商品先物取引委員会(CFTC)、他の銀行監督当局などで構成される。
 *金融機関のバランスシート強化策の一環として、資本に対する負債比率は15対1を上限とし、関連会社以外の企業に対する信用エクスポージャーを株主資本の25%以下に制限。
 *協議会は、緊急時に株式に転換可能な長期のハイブリッド債を保有するよう金融機関に命令できる。
 *協議会は、特に緊急性が高まった場合、金融機関に対し、事業の再構築、幹部報酬の制限、事業売却あるいは分割を命令できる。
 *100億ドル以上の資産分割の命令については財務長官、1000億ドル以上の資産分割の命令は大統領の承認を受けなければならない。
 *リスクの高い機関は毎年「ストレステスト(健全性審査)」を受け、破たん時の段取りをまとめた「リビングウィル(生前遺言)」の提出が義務付けられる。
 *FRBの金融政策が、初めて議会による監視対象となる。
 上院案の見通し:上院案ではより強力な権限を持った横断的組織の創設が提案され、リスク監督に対するFRBの役割はより縮小される見通し。