【7270】富士重工業5【7月プラグインステラ電源ON】
日経産業新聞 7/7 22面
「富士重、「エコカー」出遅れ レガシィ頼み一段と トヨタとどう連携」
記事内容抜粋
・6月販売ランキング、東京ではレガシィは5位に入る
(※現場では「7月はインサイト抜いてみせる」と意気込み)
・だが全国的にみるとエコカー減税の流れに押され22位と「そこそこの売れ行き」(会社コメント)
・真価が問われるのは、8月末に新型を発売する北米市場
・1994年3月期の255億円連結最終赤字のときも、救ったのはレガシィ
・しかしレガシィに続くヒットが生まれず、技術偏重の商品展開も長年の経営課題
・株主総会「ハイブリッド版レガシィはいったいいつになったら出すのか」との質問も
・2010年前半からハイブリッド投入を社長が明言、
電池やモーターなど基幹部品の調達面でトヨタとの連携が不可欠だが、
プリウスの記録的ヒットにより部品の他社への供給余力が急速に縮む
・「プラグインステラ」の販売台数は年間200台前後とつつましいが、理由はベース車両の不在
・トヨタ出資比率拡大は「軽から撤退」が条件で、生産停止時期未定だが、ゆくゆくはダイハツOEM供給。
数年内に電気自動車のベース車両を自社生産できなくなり、
ダイハツOEMの転用は、生産効率の観点から「非現実な選択肢」(EV事業推進室長談)
・固定客をきちんとつかむことで安定していたが、一段の成長を見込むには
エコカーを中心にどこまでトヨタと連携できるかが焦点