アメリカの経済学者 ラビ・バトラ博士
(インド出身 サザン・メソジスト大学経済学部教授 国際貿易理論 デリー大学卒)
「どんなに遅くとも2000年までに共産主義は断末魔の苦しい革命を経て崩壊し、
2010年までに資本主義は崩壊するだろう。
私の現時点(1978年)におけるこの予測は『経済60年周期説』に基づくものである。」
「わが恩師サーカー曰く、資本主義は『爆竹が弾けるようにして』崩壊する。
世界同時大恐慌の発生による『搾取的』資本主義の崩壊と共に、
『貨幣による支配』は終了するだろう。」
「『富の過剰な集中』が資本主義の崩壊を引き起こす。
少数の富裕層はひたすら貯蓄に励んでお金を使わず、
多数の貧困層はもともとお金が無いため消費できない。
この『消費の歯車』の停止が資本主義を崩壊させる。」
「『自由貿易』が資本主義の崩壊を引き起こす。
自由貿易による国際間の競争の激化のために生産者はコスト、
ひいては人件費を削減することになる。賃金を低く抑えれば、
結局消費は鈍化する。『消費の歯車』の停止が起こり資本主義は崩壊するのである。」
「将来、原油価格は投機バブルによって1バレル=100ドルを超えるだろう。
しかしその後、この『原油バブル』は崩壊するだろう。」
「世界同時大恐慌はアメリカ住宅バブル・原油バブルの2つの
投機バブルの崩壊から始まるだろう。NYダウは大暴落するだろう。
資本主義は花火のように爆発する。日本と世界は同時に崩壊するだろう。」
「世界は大恐慌による混乱期を経て
プラウト主義経済(均衡貿易、賃金格差の縮小、均衡財政、自国産業保護、終身雇用、
環境保護、銀行規制など)による共存共栄の社会へと徐々に移行して行くだろう。光は極東の日本から。」
「どんなに遅くとも2070年までにプラウト主義経済は崩壊するだろう。私の現時点(1978年)における
この予測は『経済60年周期説』に基づくものである。」
ラビ・バトラ博士ホームページ
http://www.ravibatra.com/