96 :
的:
おはようございます。
それにしても、予想通りに狭いレンジのヨコヨコですなぁ。
まぁ、ジョイントの決算の悪影響ですかな。
今日決算のアーバンには良い海馬を提供してくれたという結果なれば良いのだが。。。
<クレジットの話> 興味が無い人は読み飛ばしてくだされっ
@iTraxx Japan
クレジット・デフォルト・スワップのマーケットインデックス。値が高ければ、貸し出しリスク忌避度が高まっている状態。
3月中旬には250程度まで上昇。平常時は50弱。金詰り、貸し渋りインデックスと脳内変換してくれ。急速に改善中。
ACMBS(北米の商業用不動産担保証券)のインデックス
不動産向け貸付債権を吐き出すところ。日本のノンリコースローンのメジャープレイヤーのMS、MLなんかは、
基本的にオンバランスでローン債権持たないで、外部売却する。ここの市場は、簡単に言うとお便所みたいなもの。
お便所が機能してくれないと、モノは食べれない。ここも正常化方向。
Bサブプライムのインデックス
サブプライムローン債権の価格下落で多額の欧米の金融機関評価損や売却損を計上。自己資本比率の悪化を招いた。
増資が無ければ、自己資本比率向上のため、最悪ちょっと前の日本のように貸し剥がしってことも。
増資進んで、マーケットも反転上昇。
日本の不動産市況(除くマンション)は、空室率、賃料の観点からは、非常に好ましい状況。なので今回の混乱は、
欧米のレンダーが急速に貸し渋ったため(自己資本比率悪化、便所崩壊)。なので、ここが正常化すれば、
日本の不動産は、急速に回復するのは自明。