市況1板一行小説リレー

「あ、た、し。来ちゃった」

「ハチノス」を手みやげにドアに寄りかかったホルモンヌは、紅潮した頬を隠そうともせずにニコリと笑った。

異臭を放つハチノス。
株安に苛つくタケシはホルモンヌを睨みつけ、言い放つ。
「お前のせいで株がさがった。二度と顔をみせるな。」

「そこでナンピン買いですよ」テレビからこんな声が聞こえた

全力二階建追証タケシは・・・ふと思った・・・

ホルモンヌの...「コブクロ」が...喰いたい...。
ウマ...カユ...。

ﾀｹｼはとりあえず社長の担保株大量売却をやめさせようと銀行に直談判に行った。

しかし、一歩踏み出したはずだったタケシの「膝から下の足」は、既に独立した只の物体として背後に静かに佇んでいた。

「おいっ！どうした俺の脚！」

筒井康隆「佇む人」
安部公房「デンドロカカリヤ」

タケシは、ふと上記の作品を思い出した。

しかし間を取って尾崎豊を選んでしまったのである。

おもむろにバナナを頬張り

今日全力ナンピンを決行した新興不動産の行方に
思いを馳せるのであった

前日にスピードレーサーをみて脳内リミッターを外した甲斐があったぜ、とほくそ笑むﾀｹｼ

よく考えたら、おれの名前はタケシじゃなくてキヨシじゃん。ちなみに姓は伊東。

「ﾀｹｼよ、ﾀｹｼよ　ＳＢＩが安くなったぞ」天の声が聞こえた・・・空耳だろうか

そんな幻聴に襲われながらも、タケシは、ホルモンヌの「コブクロ」を口の端から垂らしつつ、失ってしまった「膝から下の足」を、沸騰した鍋に入れて調理し始めた。

香ばしい香りが鍋から上ってきた　もう足は焼けたのだ

と、含み損からの現実逃避でカニバリズム妄想→吐き気を覚え、現実世界に引き戻される。

そんな文字列が掲示板に並んでいるのを見付け、なにかしらのデジャブ感を感じながらも、タケシはコクのある「肉」を美味しく頂いていた。

タケシの脳内にまたも毒電波がささやき続ける、

イチヤを買え。

嫌、私にだって見る目があるわ。啓子はそうつぶやいた。

たまたまだが、タケシのアパートのそばにあるコンビニの店長はイチヤの若社長であった。

さすがのタケシもイチヤには目もくれず堺化学本社前に立っていた・・・・

あんたが大将！あんたが大証！と絶叫するタケシの目の前に現れた男それは

ああ。何てことでしょう！北浜だったのです。

不動産買推奨＆全力売の神コンボにギラギラしたオーラを放つ北浜！

そして 奴が帰って来た・・・

霧の中から現れた黒い改造マスタングは北禿をはね飛ばした。
「あぶないとこだったぜ。もうだいじょうぶ。」
内藤財団のマイケル・内藤だ。

「祝、祝、祝。」北浜の声が遠ざかっていった。

すると「僕のマスタングのほうが黒いよ」チヨコボウル向井登場〜

イチヤたすイチヤは・・・二や！タケシは腰に手を当ててＶサインを決めた！

その時、ふとモニタを見ると持ち株がことごとくストップ安だった。

クマだと気付いたタケシは、オチンチンビローンとクマスレに書き子

全てが嫌になったタケシは、「マイケル・内藤」「チヨコボウル向井」とトリオを組み、レッドカーペットに出場することを思いつく。

ナンピンすれば大丈夫！

マンチンすれば大丈夫

モテようとしてナンピンでマンチン言ってる男がいたんですよ〜。何いぃ？ やっちまったなぁ！男は黙ってアホールド

すると

「>>509 あると思います。」株式詩吟師範代が近づいてきた。

ゴミ箱をからにしますか？

きれぎれになって腐敗していて

・・・・・タケシの妄想は脳の腐敗と共にゴミ箱へ、そして我にかえる。

チンチンが陰金だったのだ。。。。

そして珍ポコをかきむしりながら
8107と9712を成買いしたのだった

陰金の痒みでトランス状態に陥ったタケシは「タン麺、ノンタン、キムラタン」朽ち果てた。

目が覚めるとディスプレイに追証発生の文字が映っていた。タケシは困り果て、

オナニーを始めた

ぴゅっ〜

しかしてザーメンは、ホルモンヌのマンコに命中した