日経225先物オプション実況スレ2206

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616山師さん@トレード中
ゴールドマン:三井住友FG株501億円相当取得、優先株の権利行使で

5月1日(ブルームバーグ):ゴールドマン・サックスは30日、保有している三井住友フィナンシャル
グループ優先株の普通株取得請求権を行使、501億円相当の普通株を取得した。
2003年に引き受けた優先株1503億円のうち3分の1を普通株に振り替えた形になる。
三井住友FGサイトの4月30日付資料によると、ゴールドマンは今回取得した株式を市場で
売却する予定はないとしている。
三井住友FG株の4月30日終値は前営業日比1000円(0.1%)安の89万5000円。

取得価格は1株当たり31万8000円で、普通株15万7151株を新たに発行した。前日の終値
89万5000円で計算すると1407億円となり、価値は501億円から3倍近くに膨らんでいる。
機関投資家などの貸し株市場から借りた普通株をいったん売却し、今回の転換で取得した
株式を返済に回して利益を確定した可能性もある。

ゴールドマン広報担当の岩立澄子氏は1日、転換後の普通株は借り株の返済に充てることを
明らかにした上で、「転換した三井住友の株式を市場で売却する計画はない。残りの優先株に
ついては転換せず継続して保有する予定だ」と説明した。

ゴールドマンは03年2月、三井住友FGを支援するため、普株転換権付き優先株1503億円(
発行済み普通株の7%に相当)を引き受けた。転換可能時期を迎えた05年2月、ゴールドマンの
デービッド・ビニアー最高財務責任者(CFO)は三井住友FGの優先株について、価値が目減り
するリスクを「時間をかけて」ヘッジしていく可能性が高いと述べていた。