【不正会計:日興の上場維持・東証決定・組織的、確証なし】
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/economics/20070312/20070312_022.shtml 東京証券取引所は12日、執行役会を開き、不正会計を行った日興コーディアルグループ
の株式について、不正が組織ぐるみで行われた確証が得られなかったとして、上場を維持
することを全員一致で決めた。
有識者でつくる日興の特別調査委員会は今年1月、旧経営陣の不正会計への組織的関与を
認定した報告書を公表。東証は、報告書を重くみていったんは上場廃止の判断を固めたも
のの、関係者からの聞き取り調査などの結果、有村純一前社長らの関与を裏付けるだけの
十分な証拠を得られなかった。
西武鉄道やカネボウ、ライブドアなど有力上場企業の粉飾決算が相次ぎ、「市場の番人」で
ある取引所への信任は揺らいでいる。「灰色」を理由に日興株の上場維持を決めた東証の判
断の妥当性が今後、議論を呼ぶ可能性がありそうだ。
記者会見した東証の西室泰三社長は、日興の不正会計について
(1)組織的、意図的とまでは言えない
(2)経常利益などの訂正幅が前例と比べて小さい
(3)西武鉄道やカネボウと比べて悪質さの度合いが低い
などと説明。
不正などの影響が重大な場合に上場廃止とする取引所の基準に該当しないと判断した。
金融庁などから上場維持を迫る圧力はなかったという。日興株は、昨年12月の不正会計
発覚を受けて、上場廃止の恐れがあるとして監理ポストに割り当てられていたが、東証は
13日付で解除。
■難易度の高い判断
川村雄介・長崎大学経済学部教授(証券市場論)の話
上場維持は、東京証券取引所として極めて難易度の高い判断を求められた末の結論なのだ
ろう。ともあれ企業経営には、不正行為のリスクがつきまとう。
こうした不祥事の発生を100パーセント防ぐのは難しい。だからこそ、起きてしまった
ときに経営トップが適切迅速に対処する努力がいかに重要かということを、上場維持の議
論とは別に見せつけられたケースではないだろうか。
自由な競争が許される資本市場のゲートキーパー(監視役)である証券会社には、通常の
市場参加者以上に厳しい規律が求められる。日興コーディアルグループは日本の三大証券
の一角として、市場の健全な発展により努力していただきたい。
(西日本新聞朝刊2007年03月13日)
日興上場維持決定w
日経オワッタw
外資の日本株叩き売りの背景には日本企業の会計不信が背景にあるというのに。
JASDAQは腐りきった巨神兵みたいなもんだが。
東証まで腐ってるとはな。
これで外資の日本株叩き売りが加速する。
日本経済バブル崩壊第二波襲来確定だな。
東証氏ねよ