【4680】ラウンドワン【ファイッ!】

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706山師さん@トレード中
連日、史上最安値、年初来安値を更新している「新興3市場」。
東証株価も1万7400円と冴えないが、
新興市場の低迷ぶりは異常だ。「年内は絶望的」という声まで出始めた。

新興3市場は今週、「東証マザーズ」と「ジャスダック」が史上最安値を記録、
「大証ヘラクレス」も年初来安値を更新した。
直接の原因は会計監査の厳格化だ。

「新興市場には1300社が上場しているが、いい加減な会社が少なくない。
厳しく会計検査されたら、債務超過に陥る会社が続出しても不思議じゃありません。
5月の決算発表が終わるまで怖くて手が出せない状況です」(兜町関係者)

実際、新興市場には、業績予想を毎回毎回、下方修正する企業が続出している。
なかには高値で株式公開しながら、その直後、投資家をだまし討ちするかのように下方修正する企業まである。

「企業が上場する時は、大株主に6カ月間、売却を禁じる『ロックアップ条項』を設定するのが普通です。
上場後、大株主が大量売却すると暴落してしまうからです。
ところが、新興市場には条項を設定しない企業が多い。あのミクシィもそうです」(アナリスト)

これでは、投資家がソッポを向くのも当然。問題は、いつ新興市場は上向くのかだ。

「新興市場の売買は、個人投資家が7〜8割を占めます。
外国人や機関投資家が主流の東証とは決定的に違う。
それだけに、カギを握るのは個人投資家の動向。
しかし、ライブドアショックで大損をし、さらに昨年末に『ここが底値だ』と
新興市場株の買いに入ったがまた今回の最安値で損失と、短期間に2度もヤケドしている。
もう買い余力は残っていない。
もし、上がるとしたら、5月の決算発表で 不良企業が一掃され、
さらに夏のボーナスでサラリーマンの懐が温かくなる7月。
ここで上昇しないと、しばらく低迷したままでしょう」(大手証券マン)

 素人はうかつに手を出さないほうが無難そうだ。