【4974】タカラバイオ18【赤字拡大超絶有利子負債】
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山師さん@トレード中:
最も大きな夢は人類の夢である不老長寿につながるバイオ関連。しかし、ここバイオ関連は買わ
て来なかった。
それは業績が伴う銘柄が乏しかったからだ。だが、ここに来てバイオ関連に変化が出て来た。
業績回復・拡大の見通しが見えて来た企業が増えて来たことが、その背景だ。
タカラバイオ<4974.T>。年明け以降、人気が続いて来ていることから
「先取り」コーナーで取り上げるのが遅く感じられるかもしれないが、以下の理由であえて注目と
ておく。
それはあるテーマが買われる相場は「きちんとした背景、材料がある銘柄が引っ張る」ことが絶
対条件。
タカラバイオはバイオ関連相場を引っ張るだけの材料がある。
まず、5月15日付日本経済新聞がこう報じた。
「エイズウイルス(HIV)などの増殖に必要なRNA(リボ核酸)を破壊する酵素を使い、HIVに感染
した細胞と細胞中のウイルスを死滅させることに成功したと発表した。
HIVがどのように遺伝子変異を起こしても死滅させることができるという」
この続報として6月19日付の日経新聞は「中国の国立機関である中国疾病予防管理センター(北
京市)の邵一鳴教授らのグループとエイズ治療の共同研究を始める。
同社が開発したエイズウイルス(HIV)を死滅させる遺伝子治療技術の有効性を同センターのサル
を使った実験で2年以内に確認する計画」を報じた。
同社は年明け以降、多くの新材料を発表して来たが、このエイズ撲滅の材料は極めて大きな材料
と認定せざるを得ない。07年3月期は研究開発費用の重荷から経常赤字が続く見通しだが、
赤字は大きく縮小する。
株価は上昇トレンドに入っているものの、05年2月の86万円高値から見て、まだ水準は低い。
[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:(株)株式新聞社 (2006-07-03 13:04)