【4751】サイバーエージェント【モルガンVS大和】

モルガンサイド

サイバー 145000 0 08/03 13:52
サイバー 145000 0
四半期決算発表を受け、ＪＰモルガンでは投資判断「Underweight」、妥当株価12
万円を継続したようだ。3四半期累計での営業利益進捗は46％、会社予想の達成は
自然体では厳しいだろうと。
(FISCO)



大和サイド

［東京　４日　ロイター］　サイバーエージェント<4751.T>が反発している。大和総研がレーティング「１」を継続、目標株価を３０万円としたことが材料視されている。
　同総研によると、バリュエーション面では「誤解」とさえ言える水準だという。同総研予想の来期修正ＰＥＲは２５倍。ネット広告業界平均は４６倍と大きくかい離している。仮に投資育成事業を利益全体の２０％とし、それを除いたとしても３２倍となる。
　アメーバブログ事業の黒字化（単月ベースでは今年１２月予定）に対する確信を株式市場が持てないことが大きな理由と考えられ、逆に確信を持てるきっかけさえつかめれば、業界平均並みに向かってのバリュエーション修正が起きる、と同総研は予想している。

三菱UFJを忘れてた


2006/08/04
4751 サイバーエージェ CHART 業績

サイバーＡ−大幅反発　三菱ＵＦＪでは投資判断を「4」に引き下げ
　サイバーエージェント<4751.T>は14.9万円+1万と大幅反発。三菱ＵＦＪでは、
既存事業の媒体価値が上がっていない可能性があるとして、投資判断を「4」に
引き下げた。

　同社が8月2日に発表した３Ｑ（10-6月期）決算は、売上高が前年同期比38.8％増
の417億円、営業利益は同32.6％増の18.3億円で着地。通期計画に対する進捗率は、
売上高：69.5％、営業利益：45.8％に留まった。会社側では４Ｑには投資育成事業
が会社予想（通期で10億円、３Ｑまでの累計が6.7億円）以上に見込めるため、通期
予想の営業利益は達成可能であることを示唆した。同社は2006年9月期をブログメデ
ィア「Ameba（アメブロ）」を高収益な自社媒体に育成するための先行投資期間と位
置付けている。7-9月期にサービス・機能を追加し、2006年10-12月期が黒字のター
ゲットであると明言。足元では、「Ameba」の損益分岐点とされている月商2.0億円
に対して、4月：1億2000億円、5月：8400万円、6月：1億1000億円に留まっている。

　三菱ＵＦＪでは、「Ameba（アメブロ）」が来2007年9月期以降の収益を支えるだ
けの媒体価値を持つのかどうかがポイントと指摘。さらに、既存事業に利益を牽引
する主力媒体がない、あるいは「Ameba」に注力しているため、既存事業の媒体価値
が上がっていない可能性があることには注視が必要と指摘。投資判断を「3」→
「4」へ引き下げ、フェアバリューを7万円〜12.9万円のレンジとした。