東京 15日 ロイター] 与謝野経済財政・金融担当相は15日、参議院予算委員会で市川一朗委員(自民)の質問に答え、
最近の株安は海外要因による一時的な現象との認識を示し、投資家には冷静な対応を求めた。
与謝野担当相は世界同時株安が進行するなかでの投資家行動に関して、強気の相場をブル・マーケット、
弱気の相場をベア・マーケットというと市場用語を披露した後、「ベアは熊のこと。ハイキングの途中で熊にあったときは
大声を出したり騒いだりしてはいけない。また、背中を見せて逃げ出してもいけない。静かに行動すべきだとのエピソードが雑誌に載っていた。
今の株式市場に対する投資家の皆さんも、このハイキングのルールを忘れずにやってもらいたい」と述べ、冷静な対応を求めた。