【3807】フィスコ【黒岩の要塞】

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1山師さん@トレード中:2006/06/08(木) 16:56:24 ID:uJw25x8d
http://www.fisco.co.jp/

株式クロージングコメント
http://market.fisco.co.jp/update/comment/s_comment.jsp

2ch主席アナリスト
黒岩 泰
http://fisco.jp/report/analyst/index.html
2山師さん@トレード中:2006/06/08(木) 17:11:21 ID:40yp/3+P
黒岩氏ね
3日経底打ち宣言出ました
下方の窓に到達、一旦下値不安は後退へ

 本日の日経平均は462.98円安の14633.03円で取引を終了した。朝方から米国株式相場の
下落などを嫌気し、売り優勢の展開。信用買い方の処分売りなどを巻き込み、その後は下
値を試す展開となった。米国の景気減速懸念が強い状況に加え、全世界的な株安が嫌気さ
れる状況。外国人投資家の売り姿勢も鮮明になっており、後場に入ってから一段と下落幅
が拡大した。ただ、大引けにかけてはやや下げ渋る動きとなり、ローソク足では下ひげが
出現する状況。日経平均の下方に空いていた窓(14500円付近)にも到達しており、目標
達成感の強いチャート形状になっている。業種別東証株価指数では全セクターが下落。鉄
鋼セクターなどを筆頭に、多くの業種が大幅安となった。
 本日の急落によって、相場には“売り一巡感”が強まっている。出来高が急増したと同
時に日経平均の下方の窓(14500円)に到達しており、下値不安が一気に後退している。
信用買い方の投げも一巡したと見られ、短期的な処分売りの動きは収束に向かう見通し。
一時的にリバウンドする可能性が高まっており、短期的な押し目買いポイントを迎えたと
言えそうだ。
 ただ、米国株式相場が不安定な状況であり、今晩の海外市場の動向が気になるところ。
明日のSQに対する波乱懸念も燻っており、安易な買い転換は禁物と言えそうだ。個人投
資家の投資マインドもかなり悪化しており、国内機関投資家の買い意欲も後退している。
“買い手不在”の状況が続く可能性があり、もう一段安を警戒する必要がありそうだ。ロ
ーソク足による明確な底入れのサインを待ちたいところである。
 目先のポイントは、明日、本日の下落で埋め残した下方の窓(14448.75円−14496.96
円)を埋めるかどうかということ。明日一時的にその水準に達した場合には、そこが“押
し目買いポイント”となる。その際目標となるのは、本日の下落で空けた上方の窓
(14990.04円−15095.15円)であり、500円程度のリバウンドが見込める状況となる。本
格的な上昇相場に突入する可能性は低いが、突っ込んだ銘柄の押し目買いは有効となろ
う。なお、今晩の米国株式相場が急落し、シカゴ日経平均先物9月物が大証終値(14600
円)と比べて大幅安となった場合には、依然下落相場は継続していると解釈したい。すべ
ては米株次第と言った感じか・・・。
 (黒岩 泰)