【それは】映像の世紀 2【ﾌﾞﾀｴﾓﾝから始まった】

女の子が大喜びするのは、一番入場料の高いコンサートに行った後で彼女を高級レストランに誘うことだ、
などというのは、お話にならない古めかしさだ。
今日では、彼女の気を引くにも大学へ行きながらホストのバイトをすることが必要である。
その上、事業（虚業）を起こし、大学生活の最後を飾るためにその会社を上場させ、数十億の金を一気に手に入れて、
新しい彼女にスゲ替えなければならないというのだ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――当時の新聞記事より

本スレ
映像の世紀のガイドライン　第五集
http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/gline/1134151200/

過去スレ
【映像の世紀】歴史は繰り返す【世界は地獄を見た】
http://live19.2ch.net/test/read.cgi/stock/1113835583/
【映像の世紀】　世界は地獄を見た。
http://live9.2ch.net/test/read.cgi/stock/1084763362/
映像の世紀　2
http://live19.2ch.net/test/read.cgi/market/1137585103/

テンプレサイト
http://freett.com/2chimage/

通報しますた

【その他】

覚書サイト
http://www.gaia.h.kyoto-u.ac.jp/~saito/eizou/title.htm

映像の世紀メインテーマ　パリは燃えているか(midi)
ttp://navyblue.cside.com/musicfile/paris.mid

加古隆スレッド
http://bubble4.2ch.net/test/read.cgi/soundtrack/1123865128/

age

どうも退場者が増えている気がするので、再び立てます

あげー

あげー

そろそろ新ネタが色々出そうな頃なのに
誰も書かないなぁ

保守
月曜まで持つか？？

市況スレじゃなくて投資とか株板だろｗ　

だけど、前は市況に立ったよ？

消えたら株板の方に立ててみる

買い板を出すのは冷たい海に飛び込んでいくみたいでなんだか怖かった。
後場が始まって叫びながら板を見ると、追証の決済売りみたいな特売りがひゅうひゅう飛んでいる。
買い板を出せばすぐ約定するんじゃないかという気がする。
株価がどこにいてこれからどこにいくのかというトレンドが初めて見えてきた。
これは暴落なんだ。
僕は本当にこんなとこで狼狽売りしちまうかもしれない。
悪夢のようだった。
とにかくショックだった。

――ある個人投資家の回想より

また建っちゃったかｗｗｗ

確かに、俺たちは空売りされている。
不注意に買い板を出せば成売りがひゅっと買い板を掠める。
だけど、敵が見えない。
機関はどこかにいて俺たちを見ている。
機関は俺たちがどこで買いを入れるのかさえもちゃんとわかっている。
俺たちは常に機関の仕掛けた先物売りで犠牲を払っていたんだ。
注文を出すときは厚い板の上に出すんだ。
自分の保有する銘柄を見つめながら、今日はどの銘柄がS安にかかるだろうか、やられるのはどの銘柄だろう、と思っている。
精神がほんと、くたくたになる。

――あるデイトレーダーの回想より

あっちで、特売りだ、こっちで追証だ、ともう訳がわからなかった。
事情が飲み込めずにそばにいた人に尋ねると
「知らないのか？外人が手をひいたんだ。ココ電の勝利だ！」
といわれた。この時は目の前が真っ暗になった。

――あるアホルダーの回想より

株価ボードの到る所、炎上している銘柄が煌々とストップ安していました。
目の前にはモルガン、ＧＳ、リーマンの塊が売りの山と化し
その下から生き埋めになっている個人の悲痛な喘ぎ声が聞こえて
きました。
何もかも崩れ落ちていく・・・

アメリカ製の車、高価な腕時計、ローンの自宅、大事な思い出の品
そして、希望も・・・。 何もかも・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――Ｅトレ信用組の手記より

私は自己暗示をかけて、やっと売り豚になれた。
いわば、MSCBだった。

私達がやったことといえば、クリックしただけ。
私は自分が嵌め込んだ個人投資家は誰一人見ていない。
自分が成売りした板は見てもだ。

――GS爆撃機搭乗員の回想より

特売りも何もかも見ました。
胃がキリキリと痛むような、あんな光景は見たことがありませんでした。

あの人達は追証を覚悟していたんです。
私だって、約定した時は金を捧げる覚悟でした。
でも、あんなやり方では…

――多重債務者の回想より

アホルダーは自らが正しいと思う道、つまり、長期投資法を基にして戦っていました。
それは戦士の道。狼狽売りはありませんでした。

全く望みの無いS安特売りに直面しても、なお諦めようとしないアホルダー達。
実際に彼らと戦ってみなければ、とても理解出来ないことです。

アホルダーの誰かを助けようとすれば、その男は必ずナンピン買いを入れて、
自分自身はもちろん、証券会社まで死ぬことになるのです。
私達にとっては全くありえないことでした。

――HANAGEの回想より

age

その日は雪がちらついていて、身を切るような寒さだった

豚が見える・・・生け捕りにされて傷ついた者の、長い長い
豚だった。くねくねと長いやつ 。

拘置所に向かって一列に進んでゆく。どれが先頭なのか見分け
がつかない。

列の後ろの方に、道に倒れて動けなくなったライブドアのホリエ
がいた。ホリエは豚のような声で泣き叫ぶんだ

ターボリナックス、待ってくれ。ダイナシティ、見捨てないでくれっ。

関連会社は肩を竦めて離反していく・・・ 。一度も振り返らずにね。

452 名前：水先案名無い人 投稿日：2006/02/19(日) 14:30:58 ID:hfHUmcmf0
実業のない会社は決して勝たない、負けて目覚めることが最上の道だ。
ライブドアは実業ということを軽んじ過ぎた。

社長の利益や株価にこだわって、真の実業を忘れていた。
敗れて目覚める、それ以外にどうしてライブドアが救われるか。
俺達はその先駆けとなるのだ。

ライブドアの新生にさきがけて散る、まさに本望じゃないか

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――社長就任時　平松庚三の言葉



「ライブドアはもはや会社ではない。
　日中は退職願いと無断欠勤がもうもうと立込め、一寸先も見えない。
　炎に照らし出された巨大な炉のようだ。
　それは焼けつくように熱く、殺伐として耐えられないので、
　熊でさえ粉飾で告発され、必死で塀の中にたどり着こうとした。
　従業員たちはこの地獄から逃げ出す。
　どんなに硬い意思でも、いつまでも我慢していられない。
　経営陣だけが耐えるのだ。ナベツネよ、なぜ我等を見捨てたもうたのか。」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――平松庚三の手記より

「フランス軍兵士の証言」より

新興市場はまさに悪夢だった
余力0まで維持率確保に使った建て玉の中
我々は今すぐにでも売り込んできそうな外人を待ち受けていた
彼らはいつも同じやり方だ
まず小型株成長ファンドが売りポジを抱えたまま突っ込んでくる
続いて売り崩しの嵐の中を　資金を持ったGSたちが先物を使って襲い掛かる
そして最後に個人の提灯たちが成り売りを乱射する
外人の売り崩しは絶え間なく続いた
我々はホールドするしかできなかった

age

俺達は自分達がどう嵌め込まれてるのか、示したかっただけさ。
つまり、俺達が外人の日本売りで追証に追われてるってことをさ。

あの機関の連中は、うまいことやって三十分の時間差を利用して
先物売り爆弾だなんてやりたい放題だ。
まるで自分達が相場を動かしているかのようだ。

奴等が成売りする権利のあることは認める。
しかし、個人投資家を嵌めこむような行為は絶対に許すことは出来ない。

　　　　　　　　　　　　　　――ダヴィンチ高値掴みホルダーの証言より

株価を表示する黒板の前には、いつも人だかりが出来ていました。
あまりに株価が乱高下するので、そこで卒倒する人もいたほどです。
でも、彼らはそう心配していませんでした。
結局株価は上昇カーブを描き、実際みんな儲けているからますます買おうとする。
実態は信用貸しでした。
10万ドルの現金しか手元に無いのに100万ドルの株を買う。
90万ドルはブローカーか銀行から簡単に借りられたのです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――ウォール街の株仲買人の証言より

すまん、おもしろいな

個人投資家の株式投資先である
新興不動産企業がファンドを使って
こうした綺麗なビルを作ったのです

このビルの40階に人がいます
何をたくらんでいるのでしょう

自殺です

何のために夢も希望もない個人投資家が
不動産会社に投資する必要があったのでしょう

　　　　――プロパガンダ映画（社会民主党制作）より

暴落の瞬間、辺りは真空状態の様に感じられた。
全てが死に絶えたように静まり返った。
そして猛烈に明るい売り板。
僕はとっさに手で目を覆った。
だがまるでX線を浴びた様に特売り気配が透けて見えた。
その後12時半とともに先物から激しく売りが浴びせられた。
信用ナンピン買いをしても成り売りが続き、頭が破裂しそうだった。
買い板を見上げると巨大な成り売りが僕達ちょうどの真上にあった。
外人売りを知るまで僕は健康的で無邪気な17歳のデイトレーダーだった。
しかし暴落の瞬間、僕は機関の存在を想い以前の自分では無くなってしまった。
相場は個人投資家の世界と大人の世界からできている。それらは薄い膜で隔てられている。
僕はその膜を突き破り、大人の世界を覗いてしまったのだ。

僕達は暴落の後前進し、強い日本売りの中に入っていった。
この暴落からまもなくして、僕の信用維持率は30%を割った。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――信用全力組の回想より

「魔の30分」
当時小学生だった私は、その意味が解らなかった。
ただ、覚えているのは両親が夜通し話し合っていたこと、
そして、急に家財の整理を始めた事だった。

この期におよんで私は、おこずかいで全力買いしていた
ＬＤ株の事を心配していた。

　　　　　　　　　　――小学生トレーダーの回想より

平蔵の性器

私はあなた方機関投資家に悪意を持っているわけではございません。
あなた方機関投資家は日経平均年末には二万という崇高な希望を持っていました。
しかし今ではそれも個人投資家嵌め込みの野望に過ぎません。
そしてまんまと高値売りぬけをして
日本株式市場を解体する張本人となってしまうかもしれません。
散々煽って個人投資家が群がったところに
ババを押し付けるというのがあなた方機関投資家の野望でした。
しかし、それは30分の時間差を利用して先物売りを仕掛けたり、
後付だらけの目標株価を設定することによって実現するものではないはずです。
あなた方はいかなる訴えにも耳を傾けようともなさらない、
ただ金にのみ耳を貸す民族だと聞いています。
それが大きな誤解でありますように。
あなた方の友 デイトレーダーより

　　　　　――「すべての機関に」より 信用全力組の公開状2006年

六本木ヒルズはバカでかくて、やかましくて、ネオンサインや自動車がやたら多くて、
熱気がムンムンしていて息がつまりそうな街だった。
巨大な富と贅沢。その一方に恐るべき粉飾決算が同居していた。
カップルが必ず見物するというテレビ朝日ビルにも行ったが、
テレビ局などというものはどれも同じようなものだった。

乙部綾香という、この特殊な秘書については何と言ったらよいだろう。
はっきり言ってしまえば、まったく淫らなものだ。
言い換えれば、
性欲処理のようなものだった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――特捜部の回想より

私がライブドアを買ったのは、この株で資産が何十倍にもなると聞いたからでした。
しかしここを買って三つのことを知りました。

まず第一に､
この株では資産は増えないということ、
次に、
そもそも十分割で小学生のお小遣いでも買える金額になってしまうということ、
そして最後に気付いたのは、
この株を買い煽る役目は私に課せられているのだということでした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　SBからの移民の手記より

私はじろじろ見られていた。
職員は私がライブドアホルダーであることを確かめると、
「ちょっと来い。お前は樹海の方へ移るんだ。」と怒鳴りつけた。
私は東証上場の株式であると抗議した。
「駄目だ。お前は東証から出て行け。」
職員は無理やり私の腕を掴み、株券もろとも東証から放り出した。
身に凍みるような厳しい追証だった。
私は腰掛けたまま、震えていた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――ライブドアホルダー語録より

>>1
もう飽きた。
削除依頼出してこい


■■■■終了■■■■

ローリスクローリターン。ハイリスクハイリターン。
景気回復の気配と共に巷にはこの言葉が溢れていた。
郵便貯金にしかお金を預けなかった私達夫婦は、勇気を出してハイリスクに立ち向かって行ったわ。
だって、それが当時の国の政策だったんですもの。
主人の退職金。パートでためたお金。老後の資金。これを元に証券会社から融資も受けたわ。
そして私達はいやというほど思い知らされたわ。

本当はハイリスクノーリターンだったのよね。

――あいりん地区のとある夫婦より

sage

age

あげ

キーナン主席検察官

「個人投資家の半分以上の人々が
モルガン、GS、リーマンの売り浴びせによって
多大な量の資産を失い　計り知れないほどの追証強制決済を執行された
このデイトレーダーを巻き込んだ暴落の責任者を
裁判によって罰しないということがありえようか？」

ブレークニー弁護人

「先物爆弾による信用全力買い豚嵌め込みは罪ではない
先物取引は合法的であるからだ
この合法的な売り仕掛けは　いかに残忍で、非人道的でも
犯罪として責任を問われたことなかった
機関投資家による追証投げの地引網攻撃が証券取引法違反になるならば
小学生にライブドア株を小遣いで買わせた
主婦トレーダーの名も挙げなければならない」

日経平均の暴落が始まった頃、機関は市況の見通しに対して
強気な態度を見せていました。

しかし、新聞に日経平均連日下げの記事が多くなるにつれ、
機関投資家は私達個人投資家に向けて、成り売りを爆発させるようになりました。
「ばかやろう！」と先物100枚売りが頻繁に飛び出すようになり、
機関は傍若無人になっていったのです。

主人である大人が、ばかやろうの個人投資家を監視しなければならないという
態度に変わっていきました。

――デイトレーダーの回想より