【4346】ネクシィーズ

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634山師さん@トレード中
 【 失敗と一時的な敗北から成功への教訓を学ぶ 】

 『悪い事をした子供を責めてはいけません。その子をきちんと躾なかった
 大人を責めましょう。』


ラルフ・ウォルドー・エマースン[訳注]は、「人生で一番必要なのは、
できる事を行うよう教えてくれる人の存在である」と言っています。当然な
がら、子供は自覚していないのですが、特に人格形成の時期には、躾が必要
なのです。

躾は、子供にとって行動規準となり、安全をもたらします。またそれは、
親の愛情の積極的な表現方法でもあるのです。一番重要なのは、躾とは、“
大人になってから経験する試練に備える為のもの ” であるという点です。

自分の子供時代が完璧なものではなかったとしても、今はあなたに良い友
達がいるはずです。時に困難に遭遇したり、失敗を経験するのは、ほとんど
の人が通る道なのです。

幼少期の環境があなたのパースナリティーの形成に大きな影響を及ぼして
いるのは確かですが、安心してください。それだけが唯一の決定的要因とい
うわけではありません。あなたがどんな人間になるのか、その選択はすべて
あなたにかかっているのです。そして、それを決定することができるのは、
あなたしかいません。

[訳注]ラルフ・ウォルドー・エマースン(1803−1882)
アメリカの詩人、思想家。ハーバード大学で神学を学び、牧師となる。自由
信仰のため教会を追われ渡欧、ワーズワース、カーライルらと交わる。帰国
後は個人主義を唱え、アメリカの文化の独自性を主張した。