◆ 信念と希望を持ち続ける ◆
『信念を持つには、その拠り所となる土台が必要ですが、恐怖は根拠なしに
現れます。』
すべての宗教に共通する最も基本的な教義の一つは、“ 信じること ” です
。皮肉や不信を捨て去らなければ、“ 絶対的な存在 ” を受け入れることは不
可能です。それは、自分自身や自分の脳力を信じることや、自分が崇拝する “
絶対的な存在 ” を信じることに関しても言えることです。
自分自身や自分の信念を支えるためには、その土台を築かなければいけませ
ん。土台がしっかりしていれば、信念を揺るがせようとする不安や恐怖を簡単
に追い払うことができます。
自分が信じる様々な物事の本質をしっかり理解した上に築かれ土台でなけれ
ば、私たちを時折攻め立てる “ 猜疑心 ” や “ 恐怖 ” によって打ち砕か
れてしまいます。自分が何を信じるのか、どうしてそれを信じるのか、という
点をきちんと知っておけば、信念の土台が揺らぐことはないのです。