【1731】ペイントハウス4【ロータスの自作自演】
平成17 年8 月30 日
各 位
株式会社ペイントハウス
代表取締役社長 田子 和則
( J A S D A Q ・コード1 7 3 1 )
問い合わせ先
取締役企画管理部長 小林 由一
電話 0 4 2 − 7 7 7 − 7 1 1 1
130%コールオプション条項付第1回無担保転換社債の社債権者集会
決議の認可決定に対する即時抗告申立に関するお知らせ
平成17年8月3日に開催しました社債権者集会の決議に関する平成17年8月22日付横浜地方裁判所
相模原支部の認可決定に対し、即時抗告の申立がなされましたので、下記の通りお知らせいたしま
す。
記
1.認可決定事項
株式会社ペイントハウス130%コールオプション条項付第1回無担保転換社債(転換価額下
方修正条項および転換社債間限定同順位特約付)(以下、「本社債」といいます。)につき、社
債管理会社である株式会社ユーエフジェイ銀行に対し、株式会社ペイントハウスとの間で、本社
債権者集会決議の認可決定が確定した場合に、同確定日に以下内容の和解契約を締結することを
授権する件
@ 社債権者と当社とは、当社が、本社債について元金130 億円及びこれに対する平成14 年3月
26 日から償還期日まで年0.3 パーセントの割合による利息金(但し、既に支払われた利息分
を除く。)の支払義務のあることを確認する。
A 社債権者は、当社に対し、株式会社ユーエフジェイ銀行が第3項に基づき当社から平成17
年8月末日限り第1項の元金13 億円を受領するのと引換に、第1項のその余の支払義務を
免除する。
B 当社は、株式会社ユーエフジェイ銀行に対し、平成17 年8月末日限り、第1項の元金のう
ち金13 億円を支払う。
C 社債権者と当社との間には、本社債につき、本和解条項に定めるほか何らの債権債務のない
ことを相互に確認する。
2.即時抗告の内容
現在調査中であり、判明次第お知らせいたします。
3.即時抗告による影響
(1)即時抗告が認められた場合
本件の社債権者集会における決議が、一旦無効となります。当社としてはその場合には、異議
申立を行う予定です。
(2)即時抗告が棄却もしくは却下された場合
一定期間を経て認可決定が確定し、同日、株式会社ユーエフジェイ銀行と当社の間で、和解契
約を締結いたします。現在のところ、認可決定の確定日は未定です。
但し、申立が取り下げられた場合には、平成17 年8 月30 日付で確定いたします。
4.認可決定の確定時期による決算等への影響
(1)認可決定の確定日が、仮に平成17年8月31日の当社決算日を超えた場合でも、認可決定による効
力そのものは、平成17年8月22日に既に発生していることから、認可決定の確定日が平成17年8月
31日を越えたこと自体は、当社平成17年8月期決算の発表までに確定することなど一定の要件のも
とに平成17年8月期決算における債務免除益の計上に影響を及ぼさないことを、当社会計監査人に
確認をしております。
(2)認可決定事項の1.A及びBにおいて、平成17 年8 月末日限り当社は元金のうち13 億円を株
式会社ユーエフジェイ銀行に支払い、株式会社ユーエフジェイ銀行が13 億円の受領と引換にその
余の支払義務を免除するとの内容になっておりますが、仮に認可決定の確定日が平成17 年8 月末
日を越え、13 億円の支払が同日限りでなされないことによって、決議自体が無効になることはご
ざいません。
5.認可決定の確定日以降の予定
現在のところ、認可決定の確定日以降の予定については変更ございません。
社債権者の皆様には大変ご迷惑をお掛け致しておりますが、皆様のご支援、ご理解、ご協力により
再建に邁進する所存であります。
また、株主の皆様の皆様におかれましても、ご理解、ご協力をお願い申し上げます。
以 上