ライブドア子会社のソフト制作会社が、情報サービス会社から別会社を通じて購入した約100万社の
企業データの一部を契約に反して転売し、トラブルになっていることが26日、分かった。転売した子会社
の社長はライブドアの岡本文人取締役(37)で、堀江貴文社長(32)も社外取締役に就いていた。
関係者によると、岡本氏が当時社長だったソフト開発会社「アライブネット」は平成14年8月、情報サー
ビス会社「ランドスケイプ」から106万社の企業データを数百万円で購入。この際、データの転売や複製
を禁じる契約書を交わした。
ところが、15年11月ごろ、ライブドアの子会社のソフト制作会社「イーエックスマーケティング」がホーム
ページ上で、企業データの販売を告知しているのをランド社が見つけ、別会社を通じてサンプルデータを
購入し調べたところ、自社が売ったものと同一であることが分かったという。
http://www.sankei.co.jp/news/050327/sha030.htm