★4755 楽天 実況15 かの国の法則で乱降下★

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241山師さん@トレード中
楽天、前期営業益3.2倍 2005/02/07, 01:30, 日経速報ニュース, 777文字

 楽天がプロ野球参入に伴う知名度向上効果や買収などで収益を急拡大させている。
2004年12月期の連結営業利益は前の期の3.2倍となる150億円前後と、最高益を大幅に
更新したようだ。本業は好調だったが、大型買収で償却負担が発生し、最終損益は100億円
規模の赤字(前の期は526億円の赤字)になったとみられる。
 連結売上高は2.4倍の440億円前後だったもよう。主力事業のインターネット上の仮想商店街
「楽天市場」が好調を持続した。プロ野球への参入で消費者に対する知名度が上がり、
出店が加速。前期末の楽天市場の店舗数は1万店を超え、出店料収入や店舗売り上げに
応じた手数料収入が増えた。
 前期は2003年秋に買収した宿泊予約サイト「旅の窓口(現楽天トラベル)」とオンライン証券の
「DLJディレクトSFG証券(現楽天証券)」が連結業績にフルに寄与した。宿泊予約サイトなどの
買収に伴う営業利益の押し上げ効果は70億―80億円だったとみられる。
 楽天市場や宿泊予約サイトを通じたネット上での商品・サービスの総取扱額は、昨年10―12月は
1000億円程度と前年同期の約5割増。クリスマス商戦をはさみ、最も繁忙なこの期間に総取扱額を
大きく伸ばした。
 一方、前期はあおぞらカード(現楽天クレジット)の買収や中国最大の旅行サイト運営会社への
資本参加などに約200億円を投じた。大型買収に伴い、買収金額から被買収企業の時価純資産を
差し引いた「のれん代」を特別損失に一括処理する。この結果、連結最終損益は大幅な赤字となり、
上場後初の連結最終黒字は来期以降に持ち越す。
 楽天は経営戦略の柱の一つに企業買収を据えており、2005年12月期も大型買収に踏み切る
可能性がある。過去の買収効果などで今期の連結営業利益はさらに最高を更新しそうだが、
買収規模次第で最終損益は大きく変動しそうだ。