《HS主幹事》3346 21LADY《シュークリーム屋》

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276山師さん@トレード中
当分は手出し無用だな



あこぎで強欲な資本政策
2004/10/29 9:07
メッセージ: 678 / 681

投稿者: kabuko21
皆さん、主幹事証券とか名証など外部要因が災いしたという見解が多い
ですが、今回の惨敗の本質は、この会社の経営者が、市場メカニズムを
全く理解せず、「絵に描いた餅」の強欲な資本政策を実施してきたこと
ですね。

目論見書によれば、2000年3月の創業時に広野氏は
発行単価@50,000円×200株、合計1000万円を払い込むやいなや
発行価格1円で1:3の有償割当を繰り返し、この200株を資金投入なく
8000株まで膨らませています。そしてその直後の3月末に第一回の第三者
割り当て増資により、17社から@50,000円×2000株調達し、この時点で
資本金は1億1000万円に。

画期的技術開発を背景にしたハイテクベンチャーならいざ知らず、
単なるFCコンサル業で、創業時にこんなでたらめがまかり通るなんて
聞いたことがありませんね。

その後は、売り上げも数千万円レベルだというのに一株@30万円で
引き受ける奇特な投資ファンドが出現、以後、@30万円〜40万円で
数十社から毎月のように増資を繰り返しています。
277山師さん@トレード中:04/10/29 09:44:12 ID:LMZJcHMb
この経緯から明らかになることは

1.最初から強引に異様なまでに自己の株数を膨らませておき、早期に
上場させマーケットで売り抜けたいという欲望が見え見え。

2.株価の割高感をごまかすため、一社1000万円程度の小口で
多数の投資ファンドから調達…これが戦術だったのだと思う。
一度@30万円で調達した事例があるので次もそれが基準となり、
かなり高いかもしれないが金額自体は多額ではないので、「他社も
乗っているから…」とお付き合い感覚で応じ易い。

3.証券会社は今回の引き受けに苦慮したものと思われる。
当初、目標を@135,000に設定していたのは、40万円で増資に応じた
基準値からの計算でしょう(@40万円÷3=@133000)。
しかし、ブックビルディングで人気が無かったので、下方修正された。
278山師さん@トレード中:04/10/29 09:44:17 ID:h6hQU3oZ
もうすぐシュークリームが買える値段で株も買えます。
279一株@416円:04/10/29 09:45:54 ID:LMZJcHMb
結論は、最初の「有償割当」やらで、200株を8000株に膨らませたこと!
これが全ての歪みの原点ですね。
だって彼女は実質1000万円(200株分)しか払い込んでいないのだから、
一株@1250円でしょ、実態は。

3分割したから、実際は更に低く@416円ですね。

それを、11万円で公募したんだから、実に自己投下資金の260倍の
ゲインを狙っていたわけで、いくらなんでも利益水準数千万円の会社では
まかり通るはずがないですね。