今日は野村に行ってきた。特に買う物無かったんだけど
野村の窓口のフロアで酔っ払いの爺さんがいた。
そのフロアには座席の端で座ってる俺と爺さん以外は殆ど女性。
20代〜40代くらいかな。
その爺さんが、周りの女性客達に絡み始めた。
最初に若い女性に絡んだんだが、その人はすごい気が強くて
爺さんを一喝して次の買い入れてさっさと帰っていった。
その時、俺は迷惑な奴だなぁとチラチラ様子を見てた。
爺さんは次に俺の座っている座席に来て、真ん中らへんに
座ってるおばさん数人に絡み始める。
「携帯で注文したらただじゃおかねーぞ」
みたいなこと言ってビビらせてたと思う。
おばさん達は(´・ω・`)←こんな感じで押し黙ってしまった。
なんか長くなりそう。
つづきまだー?
証券会社男?
303 :
山師さん@トレード中:04/05/30 09:27 ID:Vj1nz6L8
おばさん達はそのままじっと下向いて
「カネボウは買わない方が良い」という感じだった。
すると、爺さんはまた訳の分からないことをわめきつつ
「買い豚は黙って寄りで買ってりゃいいんだよ」
みたいなことを言って、手をおばさんの顔に持っていって顎を掴んだ。
俺はさすがにマズいと思って、勇気を振り絞ってちょっと叫んだ
「おい、買い煽りやめろよ!」と。きっと声震えてた。
俺、信用とかしたことなかったし。
それでも爺さんに聞こえてなかったらしく、反応無し。
「おい!あんただよ!やめろっていってるぎうこhくえほpふじこ!」
必死にもう一度叫ぶ。そこでおばさんが「カネボウいいから、大丈夫だから」と
立ち上がった俺を制する。爺さんはようやく気付いたらしく
俺の方を向く。
「さっきから気配ジロジロ見やがって…」
と睨み付けられた。
千鳥足で俺の座席の前までやってくる。
「あぁん、お前種幾つだ?」
「22だ!」
「俺はなぁ丸石60こいえホールドおヴぃえそいv」
何言ってるかよく分からなかったけど、大体「デイトレのくせに生意気な」
みたいな感じのことを言ってきた。
「なんだ?売るのか?売るのか?」
爺さんはもう喧嘩腰だった。
「ハア?何をですか?追証あびますよ」
「追証でもなんでも呼べじょふげg」
そうのたまりながら、手を振りかざしてきた。
手元が狂ったらしく、俺の隣に座ってる女性に手が当たった。
と言っても、平手がかすったくらいだけど。
どうやって文章って短くするんですか…?(´・ω:;.:...。
わくわくw
「キャッ!」とその女性客が後ろに退いた。
俺は無我夢中で立ち上がってGモード高値で掴んだ。
その隙におばさん達の一人がボーダフォンを指しに行ったのが見えた。
その時、騒ぎに気が付いた中国の相場にいた20代後半くらいの
リーマンが助けに来てくれた。揉み合う俺とGさんを見るなり
Gさんを後場から買占めにする。
「あぁ、わかったわかった。そんなデイトレに絡むなよ」
さすが人生の先輩だった。刺激せずになだめる事を知ってる。
「俺がホールドしてるから、君はもう売りなさい」
俺もかなり興奮してたから、そのリーマンについでに
なだめられてしまった。Gさんはそのリーマンには
全然買い煽りかけないでやんの。自分より強いと思ったからなんだろうな
俺は嵌められてたんだなと何故か悔しくなるヽ(`Д´)ノ
俺が座る隣の女性が
「迷惑な売り豚ですね」
と、俺に声をかけてきた。
「本当爆下げです」
もっと気の利いたこと言えよ俺。_| ̄|○
疲れた…_| ̄|○
それで、それで
本当にそんな感じだったよ…
カッコ悪いよ俺。
気配イイよリーマン。
しばらくすると東証さんが来た。
「とりあえず、丸石は警察に引き渡すので次の相場で降りて下さいね」
とGさんに言うと、またわめきだす。
丸石は停止扱いにするということで、次の上場で
俺と、隣の女性と、おばさん達、Gさんが降りた。
すると東証さん
「ちょっとお巡りさん呼んでくるから、その丸石株押さえててくれますか?」
と、どこかに消える。俺とGさんと女性陣を残して。頼りにならねぇと思った。
俺はGさんが逃げないように腕を捕まえていたんだが
「安値掴むんじゃねぇよ!売り逃げねぇよ!」
とわめき散らす。周りの香具師らも助けてくれないし…(´・ω・`)
それからずっと逃げようとするGさんをおさまえていると
ちょっとしてようやく、警察官が2、3人やってきた
「このおGさん?」
と俺に聞く。はいと答えると、物凄い勢いで
Gさんを証券取引所に連れ込んで行く。俺らも後に付いて行く。
そこで全員の資産証明をした後に
「これ、上場にします?」
と女性陣に問うと、全員
「いや、いいです」
との答え。俺は一応約定もされてないと答えておいた
308 :
山師さん@トレード中:04/05/30 09:50 ID:gH8N9usk
禿ワラ
うまいね
約定にしなくても、何か書類を書かないといけないらしくて
女性陣と俺も一応後場まで付いて行くことになった。
その道中
「俺のせいで、大変な銘柄に巻きこんですいません」
と女性陣に謝った。本当はおばさん達はもっと先の売値で降りるはずだったので。
女性陣は
「いいんですよ」
と笑ってくれた。
後場に着くと、爺さんは交番の奥へ連行される。
わめき声と警察官の怒号が聞こえてきた。
「たっぷり油で儲けてやるからw」
とガイジンさんが笑った。
追証(?)をカリカリ書いている女性陣を見てて
俺はまた売らずにいられなくなって
ペコペコ指値下げながら売った。
あの時、売ってればこんな大損にならずに済んだのに
という思いで頭の中がいっぱいだったから。
「今時、あしぎんみたいな株、なかなかいませんよ」
と、おばさんの一人が言ってくれた。救われた様な気がした。
あともうちょい…
結末バレてるけど…
長編か?
楽しみになってきたw
311 :
山師さん@トレード中:04/05/30 10:00 ID:KMkb8CB8
続きはまだか?ガンガレ!
何を思ったか
「あ、僕はもう丸石売って良いんですか?」
俺はお巡りさんに言った。
「はい、もういいですよ。本当にありがとうございました」
とお礼まで言ってくれた。女性陣も深々と頭を下げて
「ありがとうございました」
と。
「良かったら、仕手の銘柄を教えてくれませんか?」
と、おばさんの一人が言った。
俺はおばさんの持ってたメモ帳に銘柄とチャートを書いておいた
「すいません…私もいいですか?」
隣に座ってた女性にも書いておいた。
すると
「是非、今度便乗買いさせて下さいね」
と言う。慌てふためいて
「いや、いいです、いいです」
と言ってしまった。すぐに
「では、嵌めこみすいませんでした」
と逃げるように去っていった
終わりです。
あとで気が付いたんだが
なんで俺、そこで相手の投資先聞かなかったんだ…_| ̄|○
俺、女の人に全力買いされたこと無かったから
焦っちまったよぉぉぉぉーーー