【野球】オランダ代表新監督にジャンセン氏

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1風吹けば名無し
 オランダ王立野球・ソフトボール協会(KNBSB)は、6月30日から7月7日にかけてロッテルダムにおいて開催される、ワールドポートトーナメントに参加するオランダ代表の新監督として、スティーブ・ジャンセン投手コーチ(41)を抜擢したことを発表しました。

 ベルギー出身のジャンセン氏は、今春のWBC前にオランダ代表を離れたブライアン・ファーレイ前監督を引き継いで、新監督に就任することになります(WBCでは、ジャイアンツのヘンスリー・ミューレンス打撃コーチが指揮官を務めました)。
現役時代は捕手だったという、投手コーチとしては変わり種の経歴を持つ同氏は、2003年から2005年までの3年間と、2010年から2013年までの4年間にわたり、オランダ代表の投手たちを指導してきました。
WBCではブルペンコーチに回り、投手コーチに就任した元殿堂入り投手バート・ブライレブン氏と組んで、チームのベスト4入りに大きく貢献しています。

 代表チームのスタッフとして入閣する前には、オランダとベルギーの両国でクラブチームの指導者として経験を積みました。
これまで指導したチームは、DOORネプチューンズ、スパルタ・フェイエノールト、DOORトリデンツ(ネプチューンズの二軍チーム)、そして母国ベルギーのブラスチャート・ブレーブスと4球団にわたります。
さらには2007年、当時所属していたベルギー野球・ソフトボール連盟で、テクニカルディレクターとしての任にも就いていました。

 ファーレイ氏の辞任を受けて、急きょ新監督としてタクトを振るうことになったジャンセン氏。投手陣を対象とする専門職から、チーム全体を俯瞰する役割へと配置転換された彼が、どのようにチームを引っ張っていくのかに注目したいところです。
ttp://www.mister-baseball.com/steve-janssen-head-coach-dutch-nt-wpt-provisional-roster/