日本高野連は5日、全国の野球部の部員数と加盟校数(5月末現在)の調査結果を発表し、硬式部員数は昨年より1219人増えて16万8144人で、3年ぶりの増加となった。加盟校数は19校減の4071校で、7年連続で減少した。
都道府県別では部員増加が30、減少が17で、最も部員が増えたのは埼玉で294人だった。
最も減ったのは宮城の382人で、宮城県高野連の佐藤秀之理事長は「断定はできないが、沿岸部の学校では新入生が定員割れしたところもあり、震災の影響があったと想像できる」と話した。福島は94人の減少だった。
1年生がその後進級して3年生になった時の残留の割合を示した「継続率」は過去最高の86・0%(昨年84・9%)だった。
軟式の部員数は3年連続の減少で、昨年より186人少ない1万797人となった。
http://www.sanspo.com/baseball/news/20120705/hig12070518000001-n1.html