巨人小笠原、カッスラーの願いも虚しく死亡

カッス、間に合ってくれ―――。

5月1日のナイター、ファンの一人である東京都ぐう地区に住む虚粕オハムさんは今日もテレビに向かって応援をしていた。
テレビのなかの巨人小笠原はセカンドゴロに倒れてしまうが、「カッスのフルスイングが観れれば、それだけで嬉しいですから」と、虚粕さんは微笑む。
こうした熱心に巨人小笠原を応援するファンのことを巨人小笠原の愛称にちなんで『カッスラー』と呼ぶらしい。
カッスラーはカッスを貶めるようなスレッド(カッスレ)を掲示板に立てると同時に「次の試合にカッスが間に合いますように」と願いをこめる。
「カッスレのなかのカッスは何度も死亡するんです。でも、次の試合には間に合うんですよ」と、虚粕さん。
『牽制死』『併殺』『刺殺』、物騒な言葉が多い野球界のなかで、ランナーが還ることは『生還』と呼ぶ。
死亡と間に合うを繰り返すカッスは、アウトになることがあってもホームへ還って来て欲しいというファンの願いなのかもしれない。
ファンの声援とは裏腹に、カッスの不振は今年も続き『生還』は先月の26日以来なく、カッスは『死亡』し続けている。
この件について大正義原監督は「(ボウカーと亀井に)切り替えていく」とコメントし、カッスの二軍生活が長引くことが予想される。
なお次の試合には絶対に、絶対に、絶対に間に合う模様―――。

なおまにあわんもよう

スモールカッス終焉間近

カッスラーの願いがひしひしと伝わる

サンキューカッス

グッバイカッス

自分涙いいすか？

カッスへの愛が込められたカッスレ
334点