「シュレーディンガーの巨人小笠原」

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1風吹けば名無し
まず、蓋のある箱を用意して、この中に巨人小笠原を一匹入れる。
箱の中には巨人小笠原の他に、放射精物質のチラジウムを一定量と、ボウカーカウンターを1台、青酸ガスの発生装置を1台入れておく。
もし、箱の中に居る巨人小笠原が絶頂射精すると、これをボウカーカウンターが感知して、その先についた青酸ガスの発生装置が作動し、青酸ガスを吸った巨人小笠原は死ぬ。
しかし、巨人小笠原から射精しなければ、青酸ガスの発生装置は作動せず、巨人小笠原は処刑される。一定時間経過後、果たして巨人小笠原は生きているか死んでいるか。

このとき、例えば箱に入れた巨人小笠原が1時間以内に絶頂射精して精子が放出される確率は50%だとする。
この箱の蓋を閉めてから1時間後に蓋を開けて観測したとき、巨人小笠原に髭が生えている確率は50%、絶頂射精で死んでいる確率も50%である。
したがって、この畜生は、日ハム小笠原状態と巨人小笠原状態が1:1で重なりあっていると解釈しなければならない。
我々は経験上、日ハム小笠原と巨人小笠原という二つの状態を認識することができるが、このような重なりあった状態を認識することはない。

シュレーディンガーは、これをハラドックスと呼んだ。現在では「シュレーディンガーの巨人小笠原」のような巨視的に量子力学の効果が現れる実験系が知られており、
「シュレーディンガーの巨人小笠原」は量子力学が引き起こす奇妙な現象を説明する際の例示に用いられる。
2風吹けば名無し
>>ボウカーカウンター

イイネ・