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風吹けば名無し:
「まずは粗い200番台で削り、徐々に大きな番号の紙ヤスリで整えていく」
畜生は笑顔だった。私は買ってきた紙ヤスリを彼に渡した。
紙ヤスリは筒状に丸められると、世界一刺激的なオナホとなった。筒に入る前から畜生の性器はだらしなくカウパーが流れている。
液体まみれのペニスを、カッスはティッシュで拭き取った。畜生にしては珍しく清潔だなと驚いたが
どうやら「せっかく紙ヤスリを使うのに、濡れていると摩擦が減ってしまう」ということで拭いたらしい。
キンタマと言えどもこういう徹底した姿勢には尊敬できる。カッスは何事にも手を抜かない。
少しの痛みや死亡くらいでは手を緩めない。シャカシャカと上下する右手、飛び散る血。
そして星が燃え尽きるような、盛大な量の射精。いつも後片付けする身としては迷惑極まりない。
しかし精子をたくさん飛ばせて満足そうなカッスの死に顔を真っ先に見れるのは、悪くないかもしれない。
巨人小笠原家の執事の一日は、まだ始まったばかりだ。