野獣先輩

「つ、付き合ってっくださいっ」

「無理」

冷たすぎる、先輩に恋をしました

「そんなに付き合いたいの？」

―なら、脱いでよ―

野獣先輩は、手強い

「見てみてっ！！やばぁー…かっこいいよ…ね！かっこいい！」
「うん！かっこいいなぁー」
放課後、わたしたちはある人物を観戦中。
「まぁちゃん…野獣先輩…かっこいいよ…」
「ん！わかるー！」
「まぁちゃん、彼氏いるじゃんー」
「いるよ？でもこれとは別よ。目の保養よ、保養。」
わたしたちが、キャッキャッと騒ぐと同時に、周りの子もキャッキャッと騒ぐ。
「しずもそうなんでしょー？」
わたしは、小さく頷いた。

でも、わたしは憧れなんかじゃない。憧れもあるけど、本当に好きなんだもん。
「…はぁ、」
わたしの学校には、めちゃくちゃモテる先輩がいる。
３年の、野獣先輩はこの学校ではアイドルだ。
めちゃくちゃ背が高いくせに、スラリと伸びる腕。キリッとした目に、整った顔。
少し茶色の髪も、よく似合う。
バスケ部のエースで、わたしは一目惚れした。

ただ、野獣先輩は…
「これ、今日も良かったよ」
「サンキュ」
モテる…から。
モテる…から。
わたしには、入る隙なんてない。今だって、ほら…
マネージャーから飲み物もらって、仲よさそうだ。真っ直ぐな、その瞳に…
どうしても、映りたかった。

「まぁちゃん…」
「ん？」
「わたし…矢野先輩の彼氏になりたい」
どうしても、なりたい。
どうしても。
わたしは、告白を決めた。

ワロタンゴwwwwwwwwwww

また馴れ合いスレか壊れるなぁ

そう・・・

野獣先輩最高だなwwwwwwwwwww

野獣先輩は、部活が終わると直ぐに男子に囲まれる。
嫌がる様子でも、ないけど…
「ね、一緒に帰ろ」
「あー…いいよ、別に」
来るもの拒まず、の精神らしい。
彼氏がいる、とは聞いたことはないけれど
よくいろんな男の子といる…。
これはまず、わたしの存在を知ってもらわないと！
わたしは次の日から、野獣先輩を落とす作戦を決行することに、した。

竹達彩奈ちゃん！

「や、野獣先輩っ…」
放課後は、沢山の男の子がいる。
だから、わたしは朝に、野獣先輩に会いにきた。
教室の前まで待ってるわたしはストーカーだろうか。
野獣先輩が、怪訝そうにわたしを見た。
はじめて、
はじめてわたしを見てくれた。
それだけで、胸がギュッとなる。

え、なにこれは・・・

「…だれ、あんた」
野獣先輩はやっぱりかっこいい。
もう、かっこいい。
バクバクして、手が震えて言うことを忘れた。
「えっと…」
「えっと、じゃなくて。名前、聞いてんの」
冷たすぎる彼に、一気に現実に戻された。
「…あの…名前は…加藤…しずおです」
野獣先輩は、わたしの名前を聞くと、無視して教室に入った。
…え。

これ、おう・・・

ヤバイw最高w

カマホモ嫌い

野獣！野獣！
先輩！最高！

…キツイ。結構…キツイ。
名前言ったのに、無視された。
そりゃ…初対面だったわけだけど。
キツイよキツイ。
「しずお、顔やばいよ？なしたのよ」
「…野獣先輩に…無視された…」
「は？あんた、アタックしてんの？無理だってーなにしてんのよ。ばか」
まぁくんに、ボロクソ言われ、更に落ち込んだ。
だって、好きなんだもん。他に、好きな人が出来ないんだもん。
部活一生懸命で、一生懸命で
好きになっちゃうじゃん…。

やじゅーwww

野獣先輩最高やなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

その日の、放課後。
わたしは野獣先輩に会いにいく。
いや…沢山いたんだけど。男の子はね。
でも、でも…
「かっこいいなぁ…」
野獣先輩、かっこいい。
冷たくされても、かっこいい。やっぱり好きだって思う。

読むのめんどくせぇゾ〜

続き早く！(笑)

>>23
よんどけよーよんどけよー(迫真)

「野獣先輩っ！」
わたしは、沢山の男子の中、声をかけた。
野獣先輩はチラッとわたしを見ただけで直ぐに無視して歩いていく。
…完敗…かな。
でも！
少し…見てくれた…よね。
みて、くれたよね。
ポジティブに、考えるしかない。わたし…本当はネガティブだけど
でも好きなんだもん。

俺は読んでないけど野獣先輩の文字だけで爆笑してるから(迫真)

なぜ野獣先輩なんだ

ちょこちょこ、一人玄関を出た。
野獣先輩…わたしのこと…嫌いだよね。
やっぱり、諦めようかな…
そう、思った瞬間
「あんた邪魔」
「っ」
後ろから、急に声がした。

つまんねえからホモは死ねよ

チンパオﾆｷオッス!オッス!

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Wwww
Waw
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>>31
おつますおっす

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Waw
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W

「野獣先輩…」
後ろには野獣先輩。もちろん男の子はいない。
…どして？
ギュッと、胸が痛い。
さっき無視されたばかりだし…
上目遣いで、野獣先輩を見つめた。
「邪魔」
野獣先輩はそれだけ言うと、またわたしの前を通り過ぎた。

「あ、あの！」
こんな、チャンス…滅多にない。
そう、思った。
わたしは、ギュッと手に力をいれて、めんどくさそうにわたしを見る先輩に言った。
「つ、付き合ってっ…ください」
はじめまして、の告白。
でも、野獣先輩はふっとばかにしたように笑った。
「無理」
「っ」
「めんどくさい」

ダイナモ感覚！ダイナモ感覚！

>>35
ヲイヲイ
野獣先輩どうなるんだーxww.wwwwxxxwwwwxww