プエルトリコ中心に取材した前回大会では感じなかったことなのだが、
今回メキシコシティからマイアミと回ってみて、取材メディアの極端な偏りがあることだ。
メキシコシティでは南アフリカはもちろんのこと、オーストラリアからやってきたメディアは誰1人としていなかったし、
マイアミでも快進撃で2次ラウンドに進出したオランダのメディアも皆無だった。
結局大会を通じてWBCを取材したのは、その規模の大小が異なっただけで、
普段MLBを取材している国だけに限られていたということだ。
ほぼ米国生まれが揃ったイタリアとか統治下のカリブ諸島出身が大半を占めるオランダのように
代表基準の曖昧さもあるだろうが、それ以上に参加国の中ですらWBCが認知されていないというのが真実なのではないか
http://number.goo.ne.jp/baseball/mlb/column/20090327-1-1.html