ヤクルト相川、骨折も強行出場決断

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3風吹けば名無し
阪神Vデイリー 相川、骨折も“強行出場”決断

 ヤクルト・相川亮二捕手(35)が29日、都内の病院でエックス線検査などの精密検査を受けた。
右手親指末節骨折にはく離骨折と亀裂骨折の部分が2ヵ所に見つかり、全治6週間の診断。だが優勝争いの正念場と
あって、“強行出場”決断した。
 この日の午前中に病院での検査を終え、神宮室内練習場で打撃練習とスローイング練習を敢行。「これなら勝負
できる」と手応えを口にした。チームは3連敗で2位と3.5ゲーム差。司令塔の離脱は、大きなダメージとなるだけに
「プレーできる可能性を探っていた」と相川。30日以降は患部をプラスチックカバーなどで固定し、痛み止めを打ち
ながら出場する。
 09年に同じく右手親指をはく離骨折しながら、チームをCS出場に導いた宮本は「こんなところで休むヤツじゃないよ」と
猛ゲキ。「足を引っ張るようなら、自分から引く」。並々ならぬ覚悟を胸に、相川が窮地のチームを支える。